こちら、見た目は地味(?)でシンプルな構成の料理ですが、実はあるテーマを追求して仕上げられている「鶏だんご」なのです。それは、「心地良い歯ごたえ」。
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NHK『きょうの料理』で披露されていた「料理研究家土井善晴」さんのレシピ
今回のレシピは、NHK『きょうの料理』で「料理研究家土井善晴」さんが紹介していたもの。「おいしいもの研究所」代表である土井さんは、大学でも「食事学」や「料理学」を教えているんだそう。一見シンプルながらどこか特別感のある逸品に仕上がる土井さんのレシピは、改めて作ること、食べることの楽しさを再認識させてくれるようなお料理なんです。ちなみに、長年愛され続けている料理番組『きょうの料理』は、実は番組誕生から67年なんだとか…!すごいですね。
シンプルだけどごちそう感!「鶏だんごの照り煮」に挑戦
【材料】(2~3人分)
(鶏団子)
鶏ひき肉…150g
卵…1個
小麦粉…大さじ1
(煮汁)
水…1/2カップ
砂糖…大さじ1
みりん…大さじ1
しょうゆ…大さじ1と½
ほうれん草(茹でて食べやすく切ったもの)…適量
【作り方】
1. ボウルに鶏肉、卵、小麦粉を入れ、なめらかになるまでよく練り混ぜる。
初めはさらっとした肉だねで、形を形成出来るのか不安になりました。
しかし、練っていくほどに粘度が出て扱いやすくなったので、安心して練ってみてください。
2. 小さめの鍋に水を入れ中火にかけ、1をスプーンで丸く形作りながら加える。
鶏だんごは、肉だねを手のひらに取り、親指と人さし指でギュッと絞り出し、スプーンですくい取るようにして鍋に加えます。難しく感じても慣れれば上手く出来るとのこと。
3. 鍋底に鶏だんごがくっつかないように少し転がし、砂糖、みりん、しょうゆを加える。
4. 弱めの中火で、煮汁がほぼなくなるまで煮詰める。
少量の煮汁で手早く煮ることで、しっかりとした心地よい歯ごたえのある鶏だんごになるんだとか。少ない煮汁でしっかり味がつく、完璧に計算された量です。
汁気が減ると、てりが出てきます♪
5. 煮詰まったらお皿に盛り付け、ほうれん草を添えて完成。
てりってりで甘辛!ふっくらしつつも食べ応えがある”心地よい歯ごたえ”に!
てりってりの見た目がおいしそう。パクッと食べられる大きさもいいですね!
食べてみると、想像以上のやわらかさに驚きました。思わず目を丸くしたほどです!レシピに「心地よい歯ごたえ」と表現されていたので固めなのかと想像しましたが、心地よいとはまさにこのこと。ふっくらしつつも食べごたえがあります。
この料理は控えめな見た目からは想像だにできない、普段着のごちそう感がありますよ。
ポイントはよく練ることと、大胆に形成すること
実際に作ってみて感じたポイントは、肉だねをよく練ることと、だんごを形成する際は勢いよく大胆に絞ってすくい取ること。特にだんごを形成する際は、恐る恐るやっていると手の温度で肉だねがやわらかくなってしまい難易度が増します。また、鍋の中で重なってしまうとくっついて形も崩れてしまうため、出来る限りくっつかないように、鍋にスペースがない場合は、先に入れた鶏だんごが軽く固まってからずらして入れることをおすすめします。
特に具材は入っていなくとも、ごちそう感があるのはよく練ったおかげかな。味わいもあるのかな。
鍋にたくさんのお湯を沸かしたりする必要もなく、小鍋でサっと出来てしまうのも魅力的ですよね。
ぜひ作ってみてください。
この1点を叶えるために少しの手間と長い料理歴の知見が盛り込まれた、”普段着のごちそう”なんですね。「そうそう、こういうのがいいだよ♪」という声が聞こえてきそうな逸品。紹介してくれたのは、料理研究家の土井善晴さんです。実際に作ってみて、筆者は思わず目を丸くしました。ぜひ試してみてください。
何これ、はんぺん!?想定外のふんわり弾力にビビる「カリッとふわりチキンボール」に挑戦!食感の秘密はあの野菜
NHK『きょうの料理』で披露されていた「料理研究家土井善晴」さんのレシピ
今回のレシピは、NHK『きょうの料理』で「料理研究家土井善晴」さんが紹介していたもの。「おいしいもの研究所」代表である土井さんは、大学でも「食事学」や「料理学」を教えているんだそう。一見シンプルながらどこか特別感のある逸品に仕上がる土井さんのレシピは、改めて作ること、食べることの楽しさを再認識させてくれるようなお料理なんです。ちなみに、長年愛され続けている料理番組『きょうの料理』は、実は番組誕生から67年なんだとか…!すごいですね。
シンプルだけどごちそう感!「鶏だんごの照り煮」に挑戦

【材料】(2~3人分)
(鶏団子)
鶏ひき肉…150g
卵…1個
小麦粉…大さじ1
(煮汁)
水…1/2カップ
砂糖…大さじ1
みりん…大さじ1
しょうゆ…大さじ1と½
ほうれん草(茹でて食べやすく切ったもの)…適量
【作り方】
1. ボウルに鶏肉、卵、小麦粉を入れ、なめらかになるまでよく練り混ぜる。

初めはさらっとした肉だねで、形を形成出来るのか不安になりました。

しかし、練っていくほどに粘度が出て扱いやすくなったので、安心して練ってみてください。
2. 小さめの鍋に水を入れ中火にかけ、1をスプーンで丸く形作りながら加える。

鶏だんごは、肉だねを手のひらに取り、親指と人さし指でギュッと絞り出し、スプーンですくい取るようにして鍋に加えます。難しく感じても慣れれば上手く出来るとのこと。
3. 鍋底に鶏だんごがくっつかないように少し転がし、砂糖、みりん、しょうゆを加える。

4. 弱めの中火で、煮汁がほぼなくなるまで煮詰める。

少量の煮汁で手早く煮ることで、しっかりとした心地よい歯ごたえのある鶏だんごになるんだとか。少ない煮汁でしっかり味がつく、完璧に計算された量です。

汁気が減ると、てりが出てきます♪
5. 煮詰まったらお皿に盛り付け、ほうれん草を添えて完成。

てりってりで甘辛!ふっくらしつつも食べ応えがある”心地よい歯ごたえ”に!

てりってりの見た目がおいしそう。パクッと食べられる大きさもいいですね!
食べてみると、想像以上のやわらかさに驚きました。思わず目を丸くしたほどです!レシピに「心地よい歯ごたえ」と表現されていたので固めなのかと想像しましたが、心地よいとはまさにこのこと。ふっくらしつつも食べごたえがあります。
タレだけなめるとみたらし団子のような比較的甘めの味ですが、鶏肉の旨味と相まって、ちょうどいい甘辛さに。ちょうど旬を迎えたほうれん草で、箸休めが出来ます。甘みのある濃いほうれん草のシンプルな味わいとバランスがいいですね!
この料理は控えめな見た目からは想像だにできない、普段着のごちそう感がありますよ。
ポイントはよく練ることと、大胆に形成すること

実際に作ってみて感じたポイントは、肉だねをよく練ることと、だんごを形成する際は勢いよく大胆に絞ってすくい取ること。特にだんごを形成する際は、恐る恐るやっていると手の温度で肉だねがやわらかくなってしまい難易度が増します。また、鍋の中で重なってしまうとくっついて形も崩れてしまうため、出来る限りくっつかないように、鍋にスペースがない場合は、先に入れた鶏だんごが軽く固まってからずらして入れることをおすすめします。
特に具材は入っていなくとも、ごちそう感があるのはよく練ったおかげかな。味わいもあるのかな。
鍋にたくさんのお湯を沸かしたりする必要もなく、小鍋でサっと出来てしまうのも魅力的ですよね。
ぜひ作ってみてください。
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