2024年11月6日放送のNHK『きょうの料理』に人気料理家・土井善晴さんが登場。「土井善晴のふつうにおいしいもん」として、季節を感じてほっとする味わいの炒め物を2品紹介していました。
そのひとつが、「豚まいたけ」。豚バラ肉はカリッと焼かずに、舞茸の水分で蒸すように火入れしていくんですって!普段、何気なく作る炒め物も、火入れの仕方によって異なる味わいが生まれるとのことで、興味津々。筆者も挑戦してみます!

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『みんなのきょうの料理』公式X(旧Twitter)がこちら!

【「きょうの料理」放送レシピまとめ】
11月4日(月)~6日(水)に、「きょうの料理」の番組で放送されたレシピをご紹介!長芋やれんこんのレシピに、土井善晴さんの豚肉とまいたけの手軽な炒め物レシピです。https://t.co/p5XM6cx7Uu#きょうの料理 #レシピまとめ #レシピ #みんなのきょうの料理— みんなのきょうの料理 (@m_kyounoryouri) November 9, 2024
11月6日放送の『きょうの料理』で土井善晴さんが作っていた「豚まいたけ」の画像が、『みんなのきょうの料理』の公式X(旧Twitter)にポストされていました。

料理名通り、豚肉と舞茸のシンプルな炒め物に見えますが…。よく見ると豚肉の色が薄い!こんがりとした焼き色が付いていません。

土井さんは、炒める時に舞茸の水分を利用して、豚肉に焼き色を付けないように火入れしていましたよ。こうすることで、普段作る炒め物とはひと味違う仕上がりになるそうです。

炒め物は強めの火力でパパッと炒めるイメージがありますが、そうではない作り方もあるのですね!興味があるので、作ってみます。

焼き色を付けないのがポイント!「豚まいたけ」を作ってみた!

【教えて土井先生】お肉は舞茸の水分で蒸し焼き♡だからモッチモチ♡旨味出まくりな「豚まいたけ」作ろう


【材料】(2人分)
豚バラブロック肉…120g
舞茸…100g
塩…小さじ1/2
酒…大さじ1
砂糖…小さじ1 ※お好みで
しょうゆ…小さじ1/2 ※お好みで
酢…大さじ1 ※お好みで
粉山椒…適宜
サラダ油…大さじ1/2

【作り方】
1. 舞茸は、手で食べやすい大きさに裂きます。豚肉は5mm厚さほどのそぎ切りにして、塩を振ります。

【教えて土井先生】お肉は舞茸の水分で蒸し焼き♡だからモッチモチ♡旨味出まくりな「豚まいたけ」作ろう


豚肉にしっかりと塩を振って、下味を付けます。


2. フライパンに油を引き、舞茸と豚肉を並べて中火に点火。ゆっくりと混ぜながら、焼き色が付かないように4~5分焼きます。

【教えて土井先生】お肉は舞茸の水分で蒸し焼き♡だからモッチモチ♡旨味出まくりな「豚まいたけ」作ろう


菜箸や木べらで内から外へ、返すように動かしつつ、舞茸から出る水分を行き渡らせながら、豚肉に火を通すのがポイントです。舞茸の水分で蒸すイメージで火入れすると、豚肉がやわらかく仕上がるそう。

混ぜながら5分ほど炒めると、豚肉の色が変わりました。

3. 酒を振り、お好みで砂糖、しょうゆ、酢を加えて、混ぜながら煮詰めます。

【教えて土井先生】お肉は舞茸の水分で蒸し焼き♡だからモッチモチ♡旨味出まくりな「豚まいたけ」作ろう


豚肉にしっかりと塩を振っているので、酒を振り入れるだけでもおいしく仕上がるとのこと。味付けは砂糖、しょうゆ、酢をすべて入れても、お好みのもの1つで味付けしても、いいそうです。

【教えて土井先生】お肉は舞茸の水分で蒸し焼き♡だからモッチモチ♡旨味出まくりな「豚まいたけ」作ろう


今回は砂糖、しょうゆ、酢をレシピの分量通りに加え、2分ほど煮詰めて仕上げました。炒めて調味料を加えるだけなので、簡単に作れましたよ。お皿に盛り付け、お好みで粉山椒を振りかけたら完成です。

豚肉が硬くならずに程よい弾力♪舞茸もコリコリでさっぱり甘酢しょうゆ味

【教えて土井先生】お肉は舞茸の水分で蒸し焼き♡だからモッチモチ♡旨味出まくりな「豚まいたけ」作ろう


『きょうの料理』で土井善晴さんが作っていた、「豚まいたけ」が完成しました。
料理名通りに、豚肉と舞茸だけのシンプルな炒め物。でも、塊の豚バラ肉を切って使ったので、豚肉の存在感がありますよ。

【教えて土井先生】お肉は舞茸の水分で蒸し焼き♡だからモッチモチ♡旨味出まくりな「豚まいたけ」作ろう


豚肉と舞茸を一緒に食べてみると、厚みのある豚肉ですが、硬くなり過ぎず&肉厚さも感じる、もっちりとした噛み応え。舞茸はコリコリとしていて食感の違いを感じられ、おいしく仕上がっています♪

今回はレシピに書かれていた砂糖、しょうゆ、酢を加えて味付けしたので、甘めの酢じょうゆ味でさっぱり♪酢を加えることで、脂身の多い豚バラ肉でも、軽やかにいただけますよ。

さらに粉山椒も振っているので、和の爽やかな風味が広がります。豚肉と舞茸だけの炒め物でも、上品なおいしさのおかずになりました。

舞茸の水分で豚肉を蒸すイメージで火入れすればもっちり仕上げに♪

【教えて土井先生】お肉は舞茸の水分で蒸し焼き♡だからモッチモチ♡旨味出まくりな「豚まいたけ」作ろう


『きょうの料理』で土井善晴さんが、「土井善晴のふつうにおいしいもん」として紹介した「豚まいたけ」は、豚肉と舞茸で簡単においしく作れる、炒め物でした。

豚バラ肉はこんがり焼くのが、定番だと思っていた筆者。舞茸の水分を利用して、蒸し焼きのようにやわらかく火入れする調理法には、目からウロコでした。

炒めることで水分の出る舞茸と、混ぜ合わせながら豚肉を焼くことで、肉に焼き色が付かず、しっとりと火が通ります。もちっとした弾力と、さっぱりとした豚肉のおいしさを楽しめました。

日常的に作る料理として紹介していただけに、食材は2つだけ、調味料も普段使いのものを少量だけと、材料レスで作れるのも魅力的。
パパッと簡単に作れるので、ぜひ普段の献立に取り入れてみてくださいね。
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