こんにちは!鹿児島県でとうもろこし・西洋野菜を栽培する農家の瀬川知香です。値段が上がったままなかなか戻ってくれないキャベツ。
だから、手に入ったときは大事に大事に食べたいものですよね~。そんなとき、オススメのレシピは「豚キャベツ鍋」。みそベースのとろりとしたスープと、たっぷりの豚肉でじっくり煮込めば、ツヤツヤとろとろに仕上がります♡ゴマもたっぷり入っているので風味も極上ですぞ♪

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キャベツの選び方と保存方法

キャベツを選ぶ際は、葉と葉の間にすき間がなく、巻きがしっかりとしたものがオススメです。軽く押して巻き具合を確認しましょう。カットしてあるものは、断面を見て芯が上まで伸びていないものを選びましょう。
保存方法は、最初に芯をくり抜きます。そこに湿らせたキッチンペーパーなどを詰め、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存します。こうすることで、瑞々しさを保つことができます。カットしてあるものは、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存してください。

キャベツひと玉が秒でなくなる!「豚キャベツ鍋」

【キャベツがツヤとろの宝石に♡】脂と味噌でコーティングする「豚キャベツ鍋」作ってみた!【農家直伝】


材料(2人分)
豚こま切れ肉…150g
キャベツ…200g
もやし…200g
木綿豆腐…350g
ぶなしめじ…100g

【キャベツがツヤとろの宝石に♡】脂と味噌でコーティングする「豚キャベツ鍋」作ってみた!【農家直伝】


[調味料]
おろしにんにく(チューブ)…小さじ1
ゴマ油…大さじ2
みそ…大さじ2
鶏がらスープの素(顆粒)…大さじ1
白すりゴマ…大さじ2
みりん…大さじ1
水…40ml

作り方
1.キャベツはざく切り、木綿豆腐はひと口大に切る。ぶなしめじは石づきを落として、小房に分ける。

【キャベツがツヤとろの宝石に♡】脂と味噌でコーティングする「豚キャベツ鍋」作ってみた!【農家直伝】


【キャベツがツヤとろの宝石に♡】脂と味噌でコーティングする「豚キャベツ鍋」作ってみた!【農家直伝】


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2.ボウルに、みそ、白すりゴマ、鶏がらスープの素、みりん、水を入れてよく混ぜ合わせる。


【キャベツがツヤとろの宝石に♡】脂と味噌でコーティングする「豚キャベツ鍋」作ってみた!【農家直伝】


3. 鍋にゴマ油、にんにくを入れて弱火で香りが出るまで炒める。豚肉を加えたら中火にし、火が通るまで炒めて一旦取り出す。

【キャベツがツヤとろの宝石に♡】脂と味噌でコーティングする「豚キャベツ鍋」作ってみた!【農家直伝】


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豚肉は炒め過ぎると硬くなるので、一旦取り出しましょう。

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4.鍋に2を入れて、煮立たせる。

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5.キャベツ、もやし、ぶなしめじ、豆腐を鍋に入れて、火が通るまで煮る。

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6.3の豚肉を戻し入れ、3分ほど煮たら完成。

【キャベツがツヤとろの宝石に♡】脂と味噌でコーティングする「豚キャベツ鍋」作ってみた!【農家直伝】


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すりゴマとゴマ油のダブルの香ばしさで食欲倍増!
豚肉の旨味とみそのコクで、ご飯が進みます。
とろとろに煮えたキャベツは、いくらでも食べられるほどのおいしさです。〆には、雑炊がオススメ♪だし汁に染み出た旨味を余すことなく味わえますよ。
みなさんも「キャベツ鍋」で、甘味マシマシの貴重なキャベツをたっぷりいただきましょう!

束の間の「ご褒美時間」

【キャベツがツヤとろの宝石に♡】脂と味噌でコーティングする「豚キャベツ鍋」作ってみた!【農家直伝】


自身で古民家宿を運営するほど古民家が好きなわたしですが、福岡県みやま市に何度も足を運びたくなる素敵なお宿があります。
国産線香花火の製造で有名な、筒井時正玩具花火製造所(株)が運営する「山の家」は、自然の恵みと線香花火を楽しむために誕生したお宿です。
広い縁側からは庭の木々の景色を眺められ、広々とした空間を1棟貸し切りで贅沢な時間を過ごすことができます。

わが家も農閑期に伺わせていただくのですが、日々の疲れが癒され、心がリセットされるのを感じます。
みなさんも、懐かしい原風景を体感しにいらしてみてはいかがでしょう。

今後も農家として、また宿の女将として、畑の様子・宿やまちの様子を鹿児島からお届けしていきます!

★「畑旅」についてはこちら
ご利用案内 - 鹿児島県南九州市頴娃町の暮らしの宿 福のや、
https://www.fukunoya-ei.com/guide/

【キャベツがツヤとろの宝石に♡】脂と味噌でコーティングする「豚キャベツ鍋」作ってみた!【農家直伝】
頴娃のお福分け瀬川知香(せがわ ちか)さん

鹿児島生まれ、鹿児島育ち。高校卒業後、旅行業界を志し、大阪の旅行系専門学校に進学。大阪の旅行代理店、高知県の観光協会、鹿児島県内の観光系NPO法人勤務を経て2015年に南九州市頴娃町に移住。これまでの観光業での経験を活かし、宿泊施設の運営や農業体験プログラム「畑旅(はたたび)」の企画等を行う。2018年にとうもろこし農家に嫁ぎ農業にも従事するようになる。農業と観光の連携に邁進する。

★暮らしの宿 福のや、(宿泊施設案内)
https://www.fukunoya-ei.com/
★大野岳の麓 茶や、(宿泊施設案内)
https://chaya-ei.jimdofree.com/
★頴娃のお福分け(畑の様子や農産物の案内)
https://eino-ofukuwake.jimdofree.com/
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