里芋といえば、煮っころがしなどの煮物にするのが定番。ねっとり食感に味がしみ込んだ里芋は濃厚で食べごたえがあります。
でも今回、そんなイメージを覆すレシピを、愛媛県の農家に教わりました。なんと、里芋を「酢の物」にしちゃうんです。ねっとり里芋に、シャキシャキきゅうり、ツルツル春雨などを合わせることで、いろんな食感が楽しめるそう。さっそく試してみます♪

【魅惑のシャキシャキ食感】千切り大根をふんだんに入れた「つくね」作ってみた!これ、ハマる♡【農家直伝】

だしの使い方がキモ!「里芋の酢の物」材料と作り方

【じゃない食べ方】里芋で「酢の物」作ってみた!ねっとりシャキシャキ新食感♪さっぱり食べられる♡【農家直伝】


材料(4人分)
里芋…2個(今回使用したのは175gでした)
きゅうり…1本
乾燥わかめ…適量(2g程度)
春雨…適量(8g使用)
卵…3個
ハム…2~3枚
かつおだし…小さじ1 ※今回は白だしを使用
つけもの酢…大さじ2 ※今回は穀物酢を使用
しょうゆ…少々

作り方
1.里芋は皮を剥いて1cm角に切り、茹でて洗っておく。

【じゃない食べ方】里芋で「酢の物」作ってみた!ねっとりシャキシャキ新食感♪さっぱり食べられる♡【農家直伝】
null


里芋は、お箸がスッと通るくらいを目安に、約12分茹でました。その後、ザルにあげてさっと流水で洗います。

2.1をボウルに入れ、かつおだしで味付けして冷蔵庫で冷やしておく。

【じゃない食べ方】里芋で「酢の物」作ってみた!ねっとりシャキシャキ新食感♪さっぱり食べられる♡【農家直伝】
null


煮物は「冷める時に味が染みる」と言われますよね!
なので、里芋がまだ温かいうちに手早くだしを絡めて、冷蔵庫で冷やしました。

その間に他の材料の準備です!

3.きゅうりとハムは細切り、わかめと春雨は湯で戻し、卵はスクランブルエッグにする。

【じゃない食べ方】里芋で「酢の物」作ってみた!ねっとりシャキシャキ新食感♪さっぱり食べられる♡【農家直伝】


きゅうりとハムは、春雨と馴染みやすいように、3mm程度の細切りに。

春雨はすでに短くカットされた小分けタイプを使用し、パッケージの表記通りに戻しました。
長いものを使う場合は、キッチンばさみで食べやすい長さにカットしてくださいね。


わかめは、最初5g戻したのですが…多すぎました(笑)。2gくらいで十分だと思いますが、量はお好みで調整してください。

卵は、このあと全体の味付けがあるので、ひとつまみ強の塩と砂糖少々(ともに分量外)を加えて、ほんのり味が付く程度のスクランブルエッグにしました。

これで、材料がすべて揃いました!出来上がりが楽しみ♪

4.2と3の材料をつけもの酢で和える。

【じゃない食べ方】里芋で「酢の物」作ってみた!ねっとりシャキシャキ新食感♪さっぱり食べられる♡【農家直伝】
null


ボウルの中に材料をすべて入れ、酢を加えて和えます。
わかめやハムはくっついていると混ざりにくいので、ほぐしながら入れるのがオススメです。
このとき、きゅうりは分量が多く感じたので、2/3に量を減らしました。お好みで調整してくださいね。

  
5.香りづけにしょうゆを少々入れ、味を調えて、出来上がり。

【じゃない食べ方】里芋で「酢の物」作ってみた!ねっとりシャキシャキ新食感♪さっぱり食べられる♡【農家直伝】
null


しょうゆは香りづけなので、様子を見ながら小さじ1/4から加えて、小さじ1/2程度入れました。
最後に、塩(分量外)で味を調えます。里芋の下味やハムの塩気もあるので、お好みで加減してくださいね。


【じゃない食べ方】里芋で「酢の物」作ってみた!ねっとりシャキシャキ新食感♪さっぱり食べられる♡【農家直伝】


彩りに切ったミニトマト(分量外)も添えてみました!よりカラフルになって、かわいい♡

ねっとり、シャキシャキ!異なる食感が奏でるハーモニー♪

それでは、さっそくいただきま~す♪

【じゃない食べ方】里芋で「酢の物」作ってみた!ねっとりシャキシャキ新食感♪さっぱり食べられる♡【農家直伝】
null


里芋のねっとりした食感に春雨、わかめ、きゅうりの異なる食感が加わり、噛むたびに変化があって楽しい!
ハムや卵の塩気とだしの旨味が絶妙に絡み合い、奥深い味わいになっています。里芋に下味をつけているので、味がぼやけることなく、最後までおいしくいただけます。

酢の物といっても、それほど酸味が強くないので、酸っぱいものが苦手な人でも楽しめるはず。あっさり系のお味なので、食卓にもう一品加えたいときにもよさそうですね。

ゴママヨでサラダ風にアレンジしてみた!

【じゃない食べ方】里芋で「酢の物」作ってみた!ねっとりシャキシャキ新食感♪さっぱり食べられる♡【農家直伝】


先ほどと同様の具材を、酢(大さじ1)、マヨネーズ(大さじ1~2)、白すりゴマ(大さじ2)を混ぜ合わせたもので、和えました!

見た目は少しサラダっぽい仕上がりに。酢を半分に減らして、マヨネーズと白ゴマのコクを加えたことでマイルドになり、子どもや酸っぱいものが苦手な人でも食べやすい味になりましたよ。

里芋は煮物や汁物にするイメージが強いですが、こんな風に酢の物やサラダに使えるとは、目からウロコでした!コロコロと小さく切ることで、他のお料理にも出番が増えそうです。

里芋の新しい食べ方、ぜひお試しください♡

★今回のレシピは、JA越智今治女性部からの提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://x.gd/5GPaz
編集部おすすめ