昨夏の雨不足や長引いた暑さなどが原因で、みかんの価格は過去最高レベル(涙)。例年のように気軽にホイホイ食べられないので、なけなしのお金で買った貴重なみかんは、余すことなく楽しみたいところ。
コーティングの飴はパリッパリ♪噛めば甘酸っぱい果汁はじける~♡【屋台風 みかん飴の作り方】にトライ!
YouTubeチャンネル『料理教室のBonちゃん』のみかんの皮の活用法♪
「みかんの皮の食べ方」を紹介していたのは、24.3万人が登録するYouTubeチャンネル『料理教室のBonちゃん』。都内で料理教室「手作りキッチン工房Bonheur」を主宰するBonちゃん先生が運営しているチャンネルです。こちらでは、料理がもっと楽しくなるとっておきの料理術をレシピとともに紹介していますよ。
そんなBonちゃん先生は、みかんの皮は捨てずに乾燥させて、お茶にして飲んだり、お漬け物や料理にトッピングしたりして、楽しむそうです。
みかんの皮を乾燥させたものは、陳皮(ちんぴ)と呼ばれ、咳や痰を鎮める働きが期待出来、漢方では風邪薬に用いられるとか。ほかにも、冷えの改善や胃腸の調子を整える働き、リラックス効果なども期待出来るそうですよ。
みかんの皮がこんなに優秀だなんて、びっくり。今まで、捨てていたことをちょっと後悔しちゃいます。
ではさっそく、みかんの皮を陳皮にしてみましょう。
みかんの皮を「陳皮」に変身させよう!
用意するのは、みかんの皮(好きなだけ)。
みかんの皮は洗ったものを使用しますが、皮を剥いてから洗うのではなく、皮を剥く前にみかんごと、ぬるま湯や塩水で洗い、水気を拭き取ります。また、無農薬のものでなくても、きれいに洗えば使ってOKとのことです。
皮に付いているヘタを取り、天気のいい日に天日干しします。水分が抜けて、カサカサと音がするようになるまで乾燥させるのがポイント。
乾燥するとこんな感じ。
今回は、カサカサと音がするくらい乾燥するまで、3日ほどかかりました。
お急ぎの場合は、電子レンジ(600W)で、途中でひっくり返しながら3~5分加熱するといいそうです。
では、Bonちゃん先生が紹介していた「みかん茶」を作ってみましょう。
「陳皮」で「みかん茶」を作ってみた!
乾燥させたみかんの皮(陳皮)を5gほど、適当な大きさにちぎって急須などに入れます。
コップ1杯分くらいの熱湯を注ぎます。
熱湯を注ぐと、みかんの爽やかな香りがふわっと立ち上がります。リラックス~♪
フタをして3~5分蒸らして出来上がり。
湯呑に注いでみると…。
おっ、見た目は、ほぼ緑茶ですね。きれいな黄色。
みかんの香りはしないこともないですが、熟したみかんというより、ちょっと青っぽい”若さ”を感じさせる香りです。
飲んでみると…。
おっ、苦味のない緑茶みたい。摘みたての茶葉をお茶にしたような、爽やかさを感じます。みかんの甘味や酸味は特に感じませんが、すっきりした味わいで、わたしはけっこう好き♪
「陳皮」の楽しみ方いろいろ♪
「陳皮」をフードプロセッサーなどにかけて粉末状にすると、皮ごと食べることが出来て、また、香りや味が出やすくなるので活用範囲も広がるとのこと。
確かに、ちぎった陳皮より、香りを強く感じます。
では、Bonちゃん先生イチオシの、ヨーグルトに蜂蜜をかけ、粉末状の陳皮をトッピングするという食べ方を試してみることに。
白いヨーグルトに、陳皮のオレンジ色が映えますね。
では、いただきます!
うわっ、おいしっ♪
粉末状にしたことで、皮からみかんの爽やかな香りや甘味、ほのかな苦味を感じます。
蜂蜜の甘味を加えることで、苦味と甘味のバランスがちょうどよくなり、みかん味のフルーチェ風に。
そして、プチッと皮を噛むと、みかんの香りや甘味、苦味が弾けて、口の中に広がるところも◎。
では最後に、わたしのオリジナルアレンジを試してみることに。
ちょうど実家でスタバのドリップコーヒーをもらったので、陳皮をトッピングして、フレーバーコーヒー風に楽しんでみようと思います。
ちなみに、コーヒーは「カフェ ベロナ®」。ダークココアやカラメルシュガーを思わせる、豊かな味わいのコーヒーとのことです。
コーヒーにお湯を注いで、陳皮を入れます。
コーヒーの香ばしい香りに、みかんの爽やかな香りがプラスされ、華やかな香りになりました。
さて、お味はどうかな?
コクがあって苦味が強めのコーヒーだからか、陳皮の苦味より爽やかな酸味が際立つ印象です。
コーヒー通の方からすれば、もしかしたら「カフェ ベロナ®」に陳皮のトッピングはありえないのかもしれません。でも、わたし的には、コーヒーの苦味と陳皮の爽やかな酸味は、悪くない組み合わせかなと思います。
ただ、先ほどのヨーグルトでは、粉末にした陳皮のつぶつぶ感がおいしかったのですが、飲み物だと、このつぶつぶが気になります。
また、粉末にした陳皮の香りと味の豊かさを生かすなら、手づくりチョコレートやガトーショコラにトッピングするのもよさそう。チョコレートとみかんって、合いますもんね。それに、陳皮の鮮やかなオレンジ色もチョコレートに映えそうだし。次回、やってみようと思います。
ということで今回は、YouTubeチャンネル『料理教室のBonちゃん』を参考に、みかんの皮を陳皮にして、いろいろ楽しんでみました。これからわが家では、みかんの皮は”捨てない”ことに決定!おいしくて、体にもいいなんて最高ですよね。
ちなみに、粉末にした陳皮は、瓶に入れて冷蔵庫で1か月、冷凍庫で2~3か月くらい保存出来るそうですよ。
※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。
そこで本日は、YouTubeチャンネルで紹介していた「みかんの皮の食べ方」を試してみることに。天日干しして乾燥させるだけで、冷えの改善やリラックス効果が期待出来る生薬「陳皮(ちんぴ)」に変身するそうですよ。
コーティングの飴はパリッパリ♪噛めば甘酸っぱい果汁はじける~♡【屋台風 みかん飴の作り方】にトライ!
YouTubeチャンネル『料理教室のBonちゃん』のみかんの皮の活用法♪
「みかんの皮の食べ方」を紹介していたのは、24.3万人が登録するYouTubeチャンネル『料理教室のBonちゃん』。都内で料理教室「手作りキッチン工房Bonheur」を主宰するBonちゃん先生が運営しているチャンネルです。こちらでは、料理がもっと楽しくなるとっておきの料理術をレシピとともに紹介していますよ。
そんなBonちゃん先生は、みかんの皮は捨てずに乾燥させて、お茶にして飲んだり、お漬け物や料理にトッピングしたりして、楽しむそうです。
みかんの皮を乾燥させたものは、陳皮(ちんぴ)と呼ばれ、咳や痰を鎮める働きが期待出来、漢方では風邪薬に用いられるとか。ほかにも、冷えの改善や胃腸の調子を整える働き、リラックス効果なども期待出来るそうですよ。
みかんの皮がこんなに優秀だなんて、びっくり。今まで、捨てていたことをちょっと後悔しちゃいます。
ではさっそく、みかんの皮を陳皮にしてみましょう。
みかんの皮を「陳皮」に変身させよう!
用意するのは、みかんの皮(好きなだけ)。

みかんの皮
みかんの皮は洗ったものを使用しますが、皮を剥いてから洗うのではなく、皮を剥く前にみかんごと、ぬるま湯や塩水で洗い、水気を拭き取ります。また、無農薬のものでなくても、きれいに洗えば使ってOKとのことです。
皮に付いているヘタを取り、天気のいい日に天日干しします。水分が抜けて、カサカサと音がするようになるまで乾燥させるのがポイント。

みかんの皮

みかんの皮
乾燥するとこんな感じ。

みかんの皮
今回は、カサカサと音がするくらい乾燥するまで、3日ほどかかりました。

みかんの皮
お急ぎの場合は、電子レンジ(600W)で、途中でひっくり返しながら3~5分加熱するといいそうです。
では、Bonちゃん先生が紹介していた「みかん茶」を作ってみましょう。
「陳皮」で「みかん茶」を作ってみた!
乾燥させたみかんの皮(陳皮)を5gほど、適当な大きさにちぎって急須などに入れます。

みかんの皮
コップ1杯分くらいの熱湯を注ぎます。

みかんの皮
熱湯を注ぐと、みかんの爽やかな香りがふわっと立ち上がります。リラックス~♪
フタをして3~5分蒸らして出来上がり。
湯呑に注いでみると…。

みかんの皮

みかんの皮
おっ、見た目は、ほぼ緑茶ですね。きれいな黄色。
みかんの香りはしないこともないですが、熟したみかんというより、ちょっと青っぽい”若さ”を感じさせる香りです。
飲んでみると…。
おっ、苦味のない緑茶みたい。摘みたての茶葉をお茶にしたような、爽やかさを感じます。みかんの甘味や酸味は特に感じませんが、すっきりした味わいで、わたしはけっこう好き♪
「陳皮」の楽しみ方いろいろ♪
「陳皮」をフードプロセッサーなどにかけて粉末状にすると、皮ごと食べることが出来て、また、香りや味が出やすくなるので活用範囲も広がるとのこと。

陳皮

陳皮
確かに、ちぎった陳皮より、香りを強く感じます。

陳皮
では、Bonちゃん先生イチオシの、ヨーグルトに蜂蜜をかけ、粉末状の陳皮をトッピングするという食べ方を試してみることに。

ヨーグルト
白いヨーグルトに、陳皮のオレンジ色が映えますね。

ヨーグルト
では、いただきます!

ヨーグルト
うわっ、おいしっ♪
粉末状にしたことで、皮からみかんの爽やかな香りや甘味、ほのかな苦味を感じます。
蜂蜜の甘味を加えることで、苦味と甘味のバランスがちょうどよくなり、みかん味のフルーチェ風に。

ヨーグルト
そして、プチッと皮を噛むと、みかんの香りや甘味、苦味が弾けて、口の中に広がるところも◎。
では最後に、わたしのオリジナルアレンジを試してみることに。
ちょうど実家でスタバのドリップコーヒーをもらったので、陳皮をトッピングして、フレーバーコーヒー風に楽しんでみようと思います。

陳皮
ちなみに、コーヒーは「カフェ ベロナ®」。ダークココアやカラメルシュガーを思わせる、豊かな味わいのコーヒーとのことです。
コーヒーにお湯を注いで、陳皮を入れます。

陳皮
コーヒーの香ばしい香りに、みかんの爽やかな香りがプラスされ、華やかな香りになりました。

陳皮
さて、お味はどうかな?
コクがあって苦味が強めのコーヒーだからか、陳皮の苦味より爽やかな酸味が際立つ印象です。
コーヒー通の方からすれば、もしかしたら「カフェ ベロナ®」に陳皮のトッピングはありえないのかもしれません。でも、わたし的には、コーヒーの苦味と陳皮の爽やかな酸味は、悪くない組み合わせかなと思います。
ただ、先ほどのヨーグルトでは、粉末にした陳皮のつぶつぶ感がおいしかったのですが、飲み物だと、このつぶつぶが気になります。
飲み物に合わせるときは、粉末ではなく、手でちぎったものを入れて、風味をつけるだけの方がよさそうです。
また、粉末にした陳皮の香りと味の豊かさを生かすなら、手づくりチョコレートやガトーショコラにトッピングするのもよさそう。チョコレートとみかんって、合いますもんね。それに、陳皮の鮮やかなオレンジ色もチョコレートに映えそうだし。次回、やってみようと思います。
ということで今回は、YouTubeチャンネル『料理教室のBonちゃん』を参考に、みかんの皮を陳皮にして、いろいろ楽しんでみました。これからわが家では、みかんの皮は”捨てない”ことに決定!おいしくて、体にもいいなんて最高ですよね。
ちなみに、粉末にした陳皮は、瓶に入れて冷蔵庫で1か月、冷凍庫で2~3か月くらい保存出来るそうですよ。
※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。

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