トマトベースで具だくさんのスープと言えば「ミネストローネ」。イタリアの家庭で作られるスープで、使う野菜に決まりはなく、複数の野菜、豆、ショートパスタなどを煮込んで作られるそうです。
YouTubeの料理系チャンネル『森シェフ』では、レストランで教わったという「ミネストローネ」を紹介していました。特に難しい工程はなく、ほぼほったらかしでOK。冬は具だくさんのスープが食べたくなるので、作ってみよう♪

とろっ♡ぽってりとした飲み心地♪【レストランで教わった”ほうれん草のポタージュ”】作ろう!コクまろ~

森シェフのX(旧Twitter)がこちら!

レストランで教わったおいしいミネストローネ

【材料】4~5人分
ベーコン…..150g
ニンニク…..1片
じゃがいも…..1個
にんじん…..1/2個
玉ねぎ…..1/2個
キャベツ…..1/4個
ミックスビーンズ…..100g
カットトマト…..200g(1/2缶)
ローリエ…..1枚
オリーブオイル…..大さじ2
塩…..少々… pic.twitter.com/MO4hdd4qwr— 森シェフ (@yohtaro007) December 4, 2024

森シェフが、レストランで教わったという「ミネストローネ」の作り方を、ショート動画でX(旧Twitter)にポストしていますよ。

ベーコンと細かく切った野菜がたっぷりと入っていて、食べ応えがありそう♪

レシピ考案者の森シェフは、料理人歴15年の経歴。洋食、和食、イタリアンで腕を磨き、料理長も務めたそうですよ。YouTubeでは、家庭にある食材や入手しやすい食材で、簡単においしく作れる料理を紹介しています。

今回作ってみる「ミネストローネ」は、王道な作り方。ただし煮込む前に、厚切りベーコンに焼き色を付ける、香味野菜を炒めて白ワインで風味を付ける、などの工夫をしていました。

このひと手間が、レストランの味わいを生むポイントのようです。冬は具だくさんのスープを食べたくなるので、作ってみよう♪

弱火でじっくりと煮込むのがポイント♪「ミネストローネ」を作ってみた!

【シェフがレストランで教わった】「おいしいミネストローネ」作ろう!弱火で40分ほったらかしで優勝なの♡


【材料】(4~5人分)
じゃがいも…1個
にんじん…1/2本
玉ねぎ…1/2個
キャベツ…1/4個
ミックスビーンズ(水煮または蒸し豆)…100g
にんにく…1かけ
厚切りベーコン…150g
白ワイン…大さじ2 ※なくても可
水…800ml
カットトマト缶…200g(1/2缶)
コンソメ(顆粒)…大さじ1
ローリエ…1枚 ※なくても可
塩…少々
黒こしょう…適量
パセリの葉…適量 ※今回は乾燥パセリで代用
オリーブオイル…大さじ2+適量

【作り方】
1. じゃがいもとにんじんを1cm角のさいの目切りに、玉ねぎを1cm角に、キャベツをざく切りに、ベーコンを1cm厚さに切って2cm角程度に切ります。

【シェフがレストランで教わった】「おいしいミネストローネ」作ろう!弱火で40分ほったらかしで優勝なの♡


じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、キャベツの硬い部分は同じくらいの大きさに、ベーコンは大きめに切りました。

2. オリーブオイル(大さじ2)を引いたフライパンを中火で熱し、ベーコンと皮を剥いたにんにくを入れて、ベーコンに焼き色を付けます。


【シェフがレストランで教わった】「おいしいミネストローネ」作ろう!弱火で40分ほったらかしで優勝なの♡


ひっくり返しながら5分ほど焼くと、ベーコンに焼き色が付きました。焼けたら、スープを煮る鍋に入れておきます。

3. 2のフライパンにじゃがいも、にんじん、玉ねぎを入れて塩を振り、にんじんがやわらかくなるまで炒めます。白ワインを加え、水分がなくなるまで炒めます。

【シェフがレストランで教わった】「おいしいミネストローネ」作ろう!弱火で40分ほったらかしで優勝なの♡


野菜を6分ほど炒めると、にんじんに竹串を刺せるくらいに火が通りましたよ。白ワインを加えて2分ほど炒め、水分を飛ばしました。このひと手間で、野菜に白ワインの風味が付きます。

炒め終わったら、鍋に移します。

4. べーコンと野菜を入れた鍋に水、ミックスビーンズ、カットトマト、ローリエ、コンソメを加え、フタをして弱火で20分煮込みます。

【シェフがレストランで教わった】「おいしいミネストローネ」作ろう!弱火で40分ほったらかしで優勝なの♡


キャベツ以外の具と水、カットトマト、コンソメ、ローリエを加えて、中火で10分ほど加熱して煮立たせました。

【シェフがレストランで教わった】「おいしいミネストローネ」作ろう!弱火で40分ほったらかしで優勝なの♡


沸騰するとアクが出たので、取り除きました。

【シェフがレストランで教わった】「おいしいミネストローネ」作ろう!弱火で40分ほったらかしで優勝なの♡


フタをして、弱火で20分煮込みます。
煮込んでいる間は何もすることがないので、他の料理に手を回せますよ。

5. キャベツを加えて弱火でさらに20分煮込みます。

【シェフがレストランで教わった】「おいしいミネストローネ」作ろう!弱火で40分ほったらかしで優勝なの♡


20分煮込んだスープにキャベツを加え、さらに弱火で20分煮込みました。この20分間も、特にすることはありませんでした♪

【シェフがレストランで教わった】「おいしいミネストローネ」作ろう!弱火で40分ほったらかしで優勝なの♡


合計40分煮込んだスープが、こちら。キャベツもとろとろに煮えていました♪味見してお好みで塩で味を調えるとのことですが、コンソメの塩味で十分なので、塩は加えず仕上げることに。

器に注ぎ、オリーブオイルを適量回しかけ、黒こしょうとパセリを振ったら完成です。

コンソメの旨味とキャベツの甘味&トマトの酸味のバランスが絶妙♪

【シェフがレストランで教わった】「おいしいミネストローネ」作ろう!弱火で40分ほったらかしで優勝なの♡


森シェフの「ミネストローネ」が、完成しました♪ごろっとしたベーコンとたくさんの野菜が入っていて、食べ応えがありそう!

「ミネストローネ」は、トマトスープっぽい真っ赤なイメージがあった筆者。でも、森シェフのレシピで作ると、コンソメスープとトマトスープの中間のような、半透明なスープに仕上がりました。

【シェフがレストランで教わった】「おいしいミネストローネ」作ろう!弱火で40分ほったらかしで優勝なの♡


スープは具だくさん!角切りにした小さい野菜と大きく切ったベーコンが、スプーンいっぱいにすくえました。

食べてみると、野菜がくったりと煮えていてやわらかい♪特にじゃがいもとミックスビーンズは口の中でほろっと崩れます。キャベツもとろとろに煮えていて、甘ーい♡

スープはコンソメの味わいが効いていて、トマトの酸味は穏やか。全体的に野菜のやさしい味わいが広がりますが、ベーコンの旨味がアクセントになっています。
あっさりとしながらも満足感のある、体に染み入る「ミネストローネ」を堪能出来ました。

40分煮込めば野菜のおいしさが広がる!体が喜ぶ「ミネストローネ」に

【シェフがレストランで教わった】「おいしいミネストローネ」作ろう!弱火で40分ほったらかしで優勝なの♡


YouTubeの料理系チャンネル『森シェフ』で見つけた「ミネストローネ」は、弱火で野菜をじっくりと煮込むのがポイントでした。

特に難しい工程はなく、ベーコンに焼き色を付け、香味野菜を炒めてから煮込むといった程度のひと手間でOK。あとは鍋を火にかけておくだけで作れる、簡単レシピでした。

具だくさんなうえ、あっさりとしながらも野菜のおいしさがぎゅっと詰まったスープで、軽やかにいただけます。

たくさん作っておけば、忙しい時でもこのひと皿だけで、野菜がたっぷりとれる献立に!煮込んでいる間は手が空くので、他の料理を同時に作れるメリットもありました♪

煮込み時間は必要ですが、ほぼほったらかしで済むのでおすすめですよ!具だくさんの温かいスープは寒い日にぴったりなので、ぜひ作ってみてくださいね。

参考文献:

『BACCHETTE E POMODORO~一番基本のミネストローネ~』
https://bacchetteepomodoro.com/ja/minestrone-2/
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