人気和食店「賛否両論」の店主である笠原将弘さん。1月28日放送の『ノンストップ!』では、笠原さんが「長ねぎのハッシュドビーフ」を作っていました。
ハッシュドビーフは玉ねぎとマッシュルームで作るのが一般的ですが、長ねぎと舞茸に変え、サワークリームも豆腐で再現。笠原さんのアイデアがてんこ盛りでしたよ!和食の料理人が考案したハッシュドビーフは、どんなお味かしら?長ねぎが旬なので作ってみよう。

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『ノンストップ!』公式X(旧Twitter)がこちら!

今朝のESSEは#笠原将弘 さんのおかず道場#長ネギのハッシュドビーフ

トマトジュース&オイスターソースで
コクうまソースに
豆腐+粉チーズ、レモン汁で
サワークリーム風に

笠原の眼#万能ネギみそ
みじん切りにした長ネギの青い部分に
味噌、砂糖、ゴマ油を混ぜるだけ

お試し下さい pic.twitter.com/evIooMmFYf— 【公式】『ノンストップ!』 (@nonstop_fujitv) January 28, 2025

『ノンストップ!』の公式X(旧Twitter)に、2025年1月28日放送回の「笠原将弘のおかず道場」で作っていた、料理2品の画像がポストされていました。

笠原将弘さんが手にしている料理が、「長ねぎのハッシュドビーフ」です。一般的なハッシュドビーフは、玉ねぎとマッシュルームを使いますが、笠原さんは長ねぎと舞茸を使っていました。

X(旧Twitter)に書かれているように、ソースには赤ワインにトマトジュースやオイスターソースなど、複数の調味料を加えて作るそう。さらに、豆腐で作ったサワークリーム風のソースも添えていました。

いたるところに笠原さんのアイデアが光る、「長ねぎのハッシュドビーフ」。おいしそうなので作ってみます。

長ねぎと舞茸をイン!「長ねぎのハッシュドビーフ」を作ってみた!

番組では4人分の分量を紹介していましたが、今回は2人分で作ってみます。

【笠原流はやっぱり和風】長ねぎと舞茸で!?サワクリ代わりに豆腐クリーム!?「シン・ハッシュドビーフ」作ろう


【材料】(2人分)
長ねぎ…1と1/2本
牛薄切り肉…200g
舞茸…1パック(100g)
木綿豆腐…75g
粉チーズ…大さじ1
オリーブオイル…小さじ1/2
レモン汁…小さじ1/2
有塩バター…10g
塩・こしょう…各適量
薄力粉…大さじ1
赤ワイン…100ml
無塩トマトジュース…100ml
水…100ml
オイスターソース…大さじ1
みりん…大さじ1
砂糖…大さじ1/2

ご飯…適量

【作り方】
1. キッチンペーパーで豆腐を包んで重石をして、15分ほどおきます。

【笠原流はやっぱり和風】長ねぎと舞茸で!?サワクリ代わりに豆腐クリーム!?「シン・ハッシュドビーフ」作ろう


豆腐は粉チーズ、オリーブオイル、レモン汁を混ぜてクリームにするので、出来るだけ水分を取り除きます。
「長ねぎのハッシュドビーフ」が出来るまで、重石をしておきました。

2. 長ねぎを斜め薄切りに、舞茸を手でほぐします。

【笠原流はやっぱり和風】長ねぎと舞茸で!?サワクリ代わりに豆腐クリーム!?「シン・ハッシュドビーフ」作ろう


長ねぎは3mm幅程度の斜め切りにし、舞茸を細かめに手で裂きました。

3. フライパンにバターを入れて、中火で熱します。バターが溶けたら牛肉を入れ、塩とこしょうを振り、色が変わるまで炒めます。

【笠原流はやっぱり和風】長ねぎと舞茸で!?サワクリ代わりに豆腐クリーム!?「シン・ハッシュドビーフ」作ろう


中火で3分ほど炒めると、牛肉の色が変わりました。バターで炒めるので、洋食を作っているような香りがします。

4. 2を加えてしんなりとするまで炒めあわせてから、薄力粉を振り入れて粉っぽさがなくなるまで炒めます。

【笠原流はやっぱり和風】長ねぎと舞茸で!?サワクリ代わりに豆腐クリーム!?「シン・ハッシュドビーフ」作ろう


たっぷりの長ねぎと舞茸を加えて、2分ほど炒めるとしんなりとしました。

【笠原流はやっぱり和風】長ねぎと舞茸で!?サワクリ代わりに豆腐クリーム!?「シン・ハッシュドビーフ」作ろう


薄力粉は、ダマにならないよう茶漉しでふるって加えて、1分ほど炒め合わせました。

5. 赤ワインを加えてひと煮立ちさせ、トマトジュース、水、オイスターソース、みりん、砂糖を加えてかき混ぜながら、とろみが付くまで煮込みます。

【笠原流はやっぱり和風】長ねぎと舞茸で!?サワクリ代わりに豆腐クリーム!?「シン・ハッシュドビーフ」作ろう


赤ワインを2分ほど加熱して、アルコールを飛ばしました。


【笠原流はやっぱり和風】長ねぎと舞茸で!?サワクリ代わりに豆腐クリーム!?「シン・ハッシュドビーフ」作ろう


トマトジュース、水、オイスターソース、みりん、砂糖を加えて煮込みます。複数の調味料を加えるとソースが赤っぽい色に変わり、赤ワインの香りも控えめに。

【笠原流はやっぱり和風】長ねぎと舞茸で!?サワクリ代わりに豆腐クリーム!?「シン・ハッシュドビーフ」作ろう


適度に混ぜながら8分ほど煮込むと、とろみが付きました。

6. 豆腐クリームを作ります。1に粉チーズ、オリーブオイル、レモン汁を加えてよく混ぜます。

【笠原流はやっぱり和風】長ねぎと舞茸で!?サワクリ代わりに豆腐クリーム!?「シン・ハッシュドビーフ」作ろう


水切りしておいた豆腐に、粉チーズ、オリーブオイル、レモン汁を混ぜ合わせるだけなので、簡単♪お皿にご飯を盛り付け、5をかけます。そこに豆腐クリームを乗せたら、完成。20分くらいで作れました♪

舞茸がコリコリ♪あっさり味で牛肉の旨味が広がる~!

【笠原流はやっぱり和風】長ねぎと舞茸で!?サワクリ代わりに豆腐クリーム!?「シン・ハッシュドビーフ」作ろう


和食の料理人・笠原将弘さん考案の「長ねぎのハッシュドビーフ」が、完成しました♪赤ワインとトマトジュースを使ったので、赤茶色のソースに仕上がっていますね。

見た目は洋食のハッシュドビーフ風ですが、大きめの舞茸と上に乗せた豆腐クリームに目が留まります。

【笠原流はやっぱり和風】長ねぎと舞茸で!?サワクリ代わりに豆腐クリーム!?「シン・ハッシュドビーフ」作ろう


長ねぎの青い部分も使ったので、玉ねぎで作ったハッシュドビーフとは、異なる雰囲気。口に入れると、牛肉の旨味が広がっておいしい♪

舞茸はコリコリとしていて、特有の強い旨味があり、和風っぽさを感じさせます。ソースは、ワインやトマトの味わいだけが突出することもなく、ちょうどいいバランスです。
筆者は赤ワインを使ったハッシュドビーフがあまり得意ではないのですが、これは、あっさりとしていて、食べやすいおいしさ。

ソースに赤ワイン、トマトジュース、水を同量ずつ加えているので、バランスのよい味わいになっているのでしょうね。

【笠原流はやっぱり和風】長ねぎと舞茸で!?サワクリ代わりに豆腐クリーム!?「シン・ハッシュドビーフ」作ろう


豆腐クリームを食べてみると、ほんのり粉チーズとレモンの軽い酸味が広がります。サワークリームの代わりに作ったというレシピの狙いが、伝わってきました。

この豆腐クリームだけでもおいしくて、白和えなどにも使いたいくらい。豆腐なので、たっぷり加えてもヘルシーなところもイイ♡食べ応えも出る、うれしいトッピングでした。

玉ねぎ→長ねぎ&マッシュルーム→舞茸に変えてもおいしく作れる♪

【笠原流はやっぱり和風】長ねぎと舞茸で!?サワクリ代わりに豆腐クリーム!?「シン・ハッシュドビーフ」作ろう


1月28日放送の『ノンストップ!』で、和食の料理人・笠原将弘さんが作っていた「長ねぎのハッシュドビーフ」。これは、定番の具材である玉ねぎとマッシュルームを長ねぎと舞茸に変えて作る、笠原さん流のハッシュドビーフでした。

長ねぎを使うので、玉ねぎほどの強い甘味はありませんでしたが、その分、あっさりと軽やかな味わいに。和風っぽいハッシュドビーフに仕上がりましたよ。

舞茸も風味がよく、マッシュルームよりもコリコリとした食感が出るので、具としての存在感はバツグン。ハッシュドビーフに少量かけるサワークリームを、ほんのりと酸味のある豆腐クリームに変えているところにも、手を抜かない笠原さんのプロ意識を感じました。


赤ワイン、トマトジュース、水を同量加えて作るソースは、まろやかでクセがなく、筆者はとても気に入りました。

煮込み時間も少なくて、20分ほどでおいしく作れたので、忙しい日のメニューにぴったりです!冬は長ねぎがおいしいので、ぜひ作ってみてくださいね。
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