1月30日放送の『あさイチ』の料理コーナー「みんな!ゴハンだよ」には、韓国料理研究家のコン・チュリョンさんが登場。冬に人気の韓国風鍋物「たらこと豆腐のチゲ」を紹介していました。
ちなみに「チゲ」とは韓国語で、「鍋料理」の意味だとか!具はたらこ、豆腐、えのき、長ねぎと、ヘルシーなものばかり。おだしは煮干しだしを使用し、唐辛子も使わないので、あっさりと食べられそうなのもいいですよ♪

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煮干しだしがポイント!「たらこと豆腐のチゲ」を作ってみた!

【こう見えて“たらこ”が主役です】韓国風「たらこと豆腐のチゲ」作ろう!澄んだ味の秘密は…煮干しだし♡


【材料】(2~3人分)
たらこ…120g ※今回は切り子を使用
木綿豆腐…1丁(350g)
えのきたけ…100g
長ねぎ…30g ※今回は1/2本使用
三つ葉…適量
煮干し…30g
水…800ml
塩…少々

1. 煮干しの頭とわたを取り除きます。鍋に入れて水を注ぎ、20分ほど浸します。

【こう見えて“たらこ”が主役です】韓国風「たらこと豆腐のチゲ」作ろう!澄んだ味の秘密は…煮干しだし♡


魚卵のたらこに合わせ、煮干しで取っただしを使います。海鮮風の味わいになりそうですよ♪

今回は苦みのほとんどない、食べられる煮干しを使ったので、頭とはらわたを取らずに、水に20分浸しました。

2. えのきは根元を取り除き、長さを半分にカット。長ねぎは小口切り、三つ葉は3cm長さ、豆腐は2cm角に切ります。

【こう見えて“たらこ”が主役です】韓国風「たらこと豆腐のチゲ」作ろう!澄んだ味の秘密は…煮干しだし♡


豆腐はみそ汁に入れるくらいのサイズ、三つ葉は茎だけを3cm長さに切りました。筆者のように切り子ではなく、一本物のたらこを使う場合は、ぶつ切りにしてくださいね。

3. 1を中火で熱し、煮立ったらアクを取り除いて、弱火で4~5分煮ます。

【こう見えて“たらこ”が主役です】韓国風「たらこと豆腐のチゲ」作ろう!澄んだ味の秘密は…煮干しだし♡


中火で8分ほど加熱すると沸騰し、アクが少し出たので取り除きました。弱火で5分ほど煮てだしを取り、煮干しを引き上げました。


4. 3に豆腐、えのき、長ねぎを加えて、野菜に火が通るまで煮込み、塩で味を調えます。

【こう見えて“たらこ”が主役です】韓国風「たらこと豆腐のチゲ」作ろう!澄んだ味の秘密は…煮干しだし♡


豆腐、えのき、小口切りの長ねぎは比較的火が通りやすいので、豆腐がしっかりと温まるように5分ほど煮ました。最後にたらこを加えるので、たらこの塩分も考慮し、塩は少しだけ加えることに。

5. 強火にしてたらこを加え、ふわっとしたら火を止めます。

【こう見えて“たらこ”が主役です】韓国風「たらこと豆腐のチゲ」作ろう!澄んだ味の秘密は…煮干しだし♡


最後にたらこを加え、強火で3分ほど加熱。味見すると、煮干しだしのやさしい味わいと、たらこのほのかな塩味が付いていたので、塩は足さずに仕上げました。

器に盛り付け、三つ葉を散らせば完成です。

やさしい味わいのだしにたらこの塩味と旨味が!豆腐と野菜でヘルシー

【こう見えて“たらこ”が主役です】韓国風「たらこと豆腐のチゲ」作ろう!澄んだ味の秘密は…煮干しだし♡


韓国料理研究家、コン・チュリョンさん直伝の「たらこと豆腐のチゲ」が、完成しました。煮干しのだしが澄んでいて、すまし汁のような雰囲気に仕上がっています。

ひと口食べてみると、煮干しのだしが、やさしいおいしさ。今回は食べる煮干しを使ったので、魚っぽい味わいが控えめで、とてもまろやかです。

たらこは火が通っているので、プチプチとした舌触り。
スープに塩味が染み出たようで、生のまま食べる時よりも塩味を感じず、たくさん食べられます♪

豆腐とえのきがたっぷりで、たくさん食べても罪悪感がないのはうれしい!三つ葉の清涼感のある香りもいいアクセントに。豆腐が入っているので、食べ応えも十分です。

【こう見えて“たらこ”が主役です】韓国風「たらこと豆腐のチゲ」作ろう!澄んだ味の秘密は…煮干しだし♡


食べる煮干しは苦みがほとんどないので、今回作っただしは、とてもやさしい味わいでした。そこで、だしを取った後のくったりと煮えた煮干しもトッピング。

スープや具と一緒に食べると、煮干しの旨味が加わって、魚介の深みがアップ。だし用の煮干しを使ったような、少し濃厚なおいしさも楽しめました。

たらこが鍋の具とは新鮮!プチプチ食感が楽しいすまし汁風のお鍋に

【こう見えて“たらこ”が主役です】韓国風「たらこと豆腐のチゲ」作ろう!澄んだ味の秘密は…煮干しだし♡


1月30日放送の『あさイチ』の料理コーナー「みんな!ゴハンだよ」で、韓国料理研究家のコン・チュリョンさんが紹介していた「たらこと豆腐のチゲ」。これは、煮干しのやさしいだしのおいしさが広がる、ヘルシーな鍋料理でした。

たらこは生のままか焼いて、ご飯のお供に食べることがほとんど。そのため、鍋の具にするというアイデアは新鮮でした。お鍋のだしも、かつおや昆布を使うのが定番で、煮干しのレシピは珍しいように思います。試してみる価値ありですよ!

たらこは少しお高めですが、豆腐、えのき、長ねぎ、三つ葉はお安く購入出来るはず。
リーズナブルかつ、ヘルシーに作れるので、ぜひ鍋料理のレパートリーに加えてみてくださいね。
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