【冷凍シーフードミックスの超解凍術】縮まずプリプリになる裏ワザを試そう!臭みを完封する調理テクも
冷凍食品でおなじみのニチレイフーズは、ホームページ内に『ほほえみごはん』という食サイトを運営しています。さまざまな食品の保存方法やおいしく食べる方法などが掲載されています。
今回はその中から、焼いたホットーケーキの冷凍保存方法について学んでいきたいと思います。
ホットケーキは、市販のホットケーキの素を使って、パッケージに書かれている通りに作りました。
ホットケーキの冷凍保存は焼きたてをラップで包むのがベスト
焼いたホットケーキを冷凍保存する場合、ふわふわの食感を保つには、水分を逃さないようにすることが秘訣です。そのためには焼きたてのうちにラップで包むのがベストな方法です。焼きたてのホットケーキを、熱々のうちに1枚ずつ耐熱用のラップに包みます。やけどに気を付けて、ラップは耐熱性の高い(130~140℃)のものを使います。
粗熱がとれたら冷凍用保存袋に入れて冷凍します。冷凍庫で10日程度保存可能です。
ホットケーキが冷めてしまった場合の冷凍保存方法
焼いてから時間が経ったホットケーキは水分が抜けている状態なので、このまま冷凍するとパサパサになってしまいます。そこで両面に霧吹きで水を吹きかけ、水分を補います。表面がしっとりとする程度(スプレータイプの霧吹きで片面3~4回プッシュ)吹きかけることで、解凍した時に焼きたてに近い水分量となります。その後ラップに包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。こちらも冷凍庫で10日程度保存可能です。
ホットケーキの解凍方法
冷凍庫から出したカチコチのホットケーキをラップに包んだまま耐熱皿にのせ、1枚(100g)あたり600Wの電子レンジで50~60秒加熱します。冷たいと感じた場合は、10秒単位で様子を見ながら加熱します。温めすぎるとホットケーキの外側がかたくなってしまうので気を付けます。
600Wの電子レンジで60秒加熱してみました。
見事にふわふわ食感になりました。ベストな加熱時間でした。 表面は少しシワシワになりやすいそうですが、シワもなく、ふっくらとしています。
おやつやごはんに! トッピングアイデア
チョコバナナ
斜め切りにしたバナナ適量をホットケーキにのせて、チョコレートソースをかけ、お好みでシナモンをふります。
おいしそうなデザートになりました。これは子どもが喜びそう。バナナとチョコソースは間違いない組み合わせですね。ホットケーキとバナナでボリュームたっぷり、お腹も満たせます。
小倉アイス
ホットケーキにバニラアイスとあんこを適量をのせて、お好みできな粉をふります。
甘甘の組み合わせ、甘党の筆者にはうれしいです。あんこときな粉で和風に、溶けかかったアイスとふわふわホットケーキは至福ですね。
ハム&チーズ
ホットケーキに、レタス、ロースハムスライス、スライスチーズをそれぞれ適量挟み、サンドイッチ風にします。
冷凍ホットケーキを使えば、あっという間。
アボカド&ツナ&マヨネーズ
ツナとマヨネーズそれぞれ適量を混ぜ合わせてホットケーキにのせ、スライスしたアボカド1/4個分をトッピング。
旨味の強いツナとクリーミーなアボカドが、ホットケーキとよく合います。
炭水化物の消化吸収プロセス
炭水化物は含まれる糖の種類によって主に「糖類」「少糖類」「多糖類」の3つに分類できます。今回使ったホットケーキの主成分は小麦粉。小麦粉は「多糖類」に属します。米やパン、麺類などの炭水化物もでんぷんを多く含むため「多糖類」になります。食べ物中のでんぷんは、体内で徐々に分解され最終的に単糖のブドウ糖となって体に吸収されます。砂糖などの「糖類」は「多糖類」に比べて分解に時間がかからないため、消化吸収が早いのが特徴です。すぐにエネルギーとして利用できる反面、急激に血糖値が上がるため、摂りすぎると糖尿病や動脈硬化のリスクが高くなってしまいます。
焼いたホットケーキは冷凍してもパサつきにくく、おいしく食べられることがわかりました。また、チンするだけと簡単なので、ストックしておくのもアリだなと思いました。バターとメープルシロップで食べるホットケーキもおいしいですが、デザート系からおかず系までいろいろなアレンジで楽しめるんですね。ホットケーキの楽しみ方が広がりました。参考にしてみてくださいね。
参考文献:
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社









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