「何のマーク?」と子供に聞かれて声が詰まった…どうやら障害者に関するマークみたい…わかりますか?
警視庁災害対策課公式X(旧Twitter)の段ボール系ライフハック
「段ボールを使ったイスの作り方」を紹介しているポストはこちら。
以前、「段ボールで作るイスやベット」を紹介しましたが、今回は別の方法で再度イスを作ってみました。蓋の長辺を切り、中央から内側に折り(紐で結べばより固定されます)、残った蓋を折り合わせて完成です。簡単で大人が座っても十分な安定感でした。大きな段ボールで作れば机にもなります! pic.twitter.com/w7Oj6EaKn7— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) January 7, 2019
ポストには、「ナイスアイデア」「これはすぐ使える」「素晴らしい」と称賛するコメントが続々と。
ほかにも、「この段ボールのイス、災害時だけでなく、コミケの行列の時にも重宝します。会場に入ったら、折り畳んでゴミ回収に持って行けば、荷物にならずに済みますし」「わが子のために小さいイスを検討していましたが、一時的にしか使わないので、どうしようかなと思っていました。段ボールなら、不要になれば簡単に処分出来るのが本当にいい」など…。災害時以外にも使いたいというコメントも、届いていました。
確かに行列に並ぶ時など、一時的に使用したい時にも使えそう。
では、実際に作って、座り心地を検証してみましょう。
果たして、わたしの大きなお尻にも耐えてくれるイスなのでしょうか?(笑)
災害時にもコミケにも使える「段ボールイス」を作ってみた!

【材料】
段ボール…1個
ひも…適量
カッター1本
今回使用した段ボールのサイズは、約37cm×31cm×20cm。
【作り方】
1. 段ボールのフタの長辺を切り取ります。

底も同様に長辺を切り取ります。

2. 段ボールの長辺の真ん中から内側に折り込み、ひも、もしくはテープで留めます。

今回は、ひもで留めました。

3. フタの短辺を折り合わせます。
フタがぴったり合わない場合は、カットして調整しましょう。
フタがパカパカしないよう、ガムテープで留めました。

これで、段ボールイスの完成。

めちゃめちゃ簡単です。

裏返すと、こんな感じ。

三角形を組み合わせた、トラス構造風?なので、加重を分散してくれている?
座ってみるとこんな感じ。夫に座ってもらいました。

イスの幅は21cmほど。夫のお尻には、ちょっと小さめかな。

では、わたしも座ってみよう。
夫よりお尻の大きなわたしでも、座れるかしら?
いざ。
お~、わたしの大きなお尻をのせて、全体重をかけてもビクともしません。
すご~い。
しっかりしているものの、段ボールなので、ほどよい弾力があり、お尻をのせても痛くありません。
座り心地も、なかなかのもの♪
作る時間も労力もかからないので、緊急時に使えそうです。
それに、今回はガムテープで留めてしまいましたが、ガムテープを使わなければ、ひもをほどくだけで、元の形に戻せるところも◎。
使わない時は、ひもをほどいて平らにしておけば、邪魔にもなりませんよね。
今回使った段ボールの高さは、20cmのもの。もう少し高さのある段ボールを使えば、さらにイスらしくなりそうです。
また、サイズの大きい段ボールで作ればテーブルになり、段ボールイスを何個も組み合わせれば、ベットになるところもいいですよね。
段ボールのポテンシャル、恐るべし。
ちなみに、夫は「背もたれが欲しい…」だって(笑)。なんてぜいたくな。
ということで、今回は警視庁災害対策課公式X(旧Twitter)で紹介していた、「段ボールイス」を作ってみました。段ボールながら大人でも安心して座れる丈夫なイスでしたよ。いざという時に備えて、一度、作ってみてはいかがでしょう。