疲れたときや食欲がないときは、胃にやさしい食べ物が欲しくなりますよね。そんなときにぴったりなレシピを、NHK「きょうの料理」で見つけました。
【リュウジの痩せ飯】あなたは「沼」という料理をご存じか?炊飯器で作る地味な「完全食」が最強ウマい話
「ひき肉雑炊」を教えてくれるのは、北京出身の料理研究家 パン・ウェイさん
今回紹介するのは、中国・北京生まれの料理研究家、パン・ウェイさんのレシピ。パンさんは、四季に合わせた食生活を提案しながら、東京・代々木公園で薬膳や中国家庭料理の教室を主宰しています。
そんなパンさんが教えてくれる「ひき肉雑炊」は、ご飯とひき肉があれば簡単に作れるのに、驚くほど奥深い味わいなのだとか。日本の雑炊では、なかなか豚ひき肉は使いませんよね。しかも、薬味は長ねぎではなく香菜(シャンツァイ)!一体どんな味になるのでしょうか?さっそく作ってみましょう。
本格中華「ひき肉雑炊」の材料と作り方
【材料】(2人分)
水…800ml
豚ひき肉…50g
ご飯…茶碗1杯分
紹興酒または酒…大さじ1
鶏がらスープの素(顆粒)…小さじ2
香菜(シャンツァイ)…小さじ2
黒こしょう…4つまみ
【作り方】
下ごしらえ:シャンツァイをみじん切りにする。
1. 鍋にご飯と水、鶏がらスープの素を入れ、中火で加熱する。ご飯が好みのやわらかさになるまで煮込む。
今回は20分ほど煮てみました。
2. ひき肉をボウルに入れ、キッチンペーパーで包み込むようにして余分な水分を取る。
ひき肉の水分を拭き取ると、臭みが抑えられて仕上がりがぐっとおいしくなるのだそう。
3. 1の鍋に、ひき肉を手でほぐしながら少しずつ加える。紹興酒(または酒)を入れ、時々かき混ぜながら約4分煮込む。
ひき肉を加える際は、かたまりにならないよう手でほぐしてくださいね。
4. 火を止めたら、黒こしょうを加えて混ぜる。器に盛り付け、仕上げにシャンツァイを乗せる。
こんな雑炊はじめて!滋味深いおいしさに癒されます…
見た目は、実にシンプル。かすかにシャンツァイの香りが漂っています。
スプーンですくって、まずはひと口…。
ご飯のやわらかな甘味と、豚肉のコクがじんわり広がります。派手さはないけど、素材の旨味がしっかり引き出されていて、滋味深い味わい。
豚肉は下処理でしっかり水分を取ったので、臭みはまったく気になりません。水分と一緒に旨味が落ちていないか少し心配でしたが、まったく問題なし。しっかりコクがあって、スープの旨味とも絶妙にマッチしています。
そして驚いたのが、シャンツァイの存在感!爽やかで華やかな香りが、全体の味をぐっと引き締めて、とってもいい仕事をしています。黒こしょうの刺激とも好相性で、シンプルな雑炊にキリッとしたアクセント。
実はわたしはシャンツァイが苦手なのですが、とってもおいしい!この雑炊では、シャンツァイが”味の決め手”といってもいいかもしれません。
シンプルなのに、しみじみおいしい。体にじんわり染み渡るようなやさしい味わいで、風邪をひいたときや二日酔いの朝はもちろん、ちょっと疲れたときにもぴったり。最後のひと口までしっかり味わって…ごちそうさまでした!これはまた食べたくなる味。ご自身や家族がお疲れのときに、ぜひ作ってみてくださいね。
それが、パン・ウェイさんの「ひき肉雑炊」。豚ひき肉の旨味がじんわり溶けだし、それが鶏がらスープと相まって、体にやさしく染み渡る味わいなのだとか。これから疲れが出やすい季節に突入です。体も心も癒してくれそうなこの雑炊を、さっそく試作してみましょう♪
【リュウジの痩せ飯】あなたは「沼」という料理をご存じか?炊飯器で作る地味な「完全食」が最強ウマい話
「ひき肉雑炊」を教えてくれるのは、北京出身の料理研究家 パン・ウェイさん
今回紹介するのは、中国・北京生まれの料理研究家、パン・ウェイさんのレシピ。パンさんは、四季に合わせた食生活を提案しながら、東京・代々木公園で薬膳や中国家庭料理の教室を主宰しています。
そんなパンさんが教えてくれる「ひき肉雑炊」は、ご飯とひき肉があれば簡単に作れるのに、驚くほど奥深い味わいなのだとか。日本の雑炊では、なかなか豚ひき肉は使いませんよね。しかも、薬味は長ねぎではなく香菜(シャンツァイ)!一体どんな味になるのでしょうか?さっそく作ってみましょう。
本格中華「ひき肉雑炊」の材料と作り方

【材料】(2人分)
水…800ml
豚ひき肉…50g
ご飯…茶碗1杯分
紹興酒または酒…大さじ1
鶏がらスープの素(顆粒)…小さじ2
香菜(シャンツァイ)…小さじ2
黒こしょう…4つまみ
【作り方】
下ごしらえ:シャンツァイをみじん切りにする。

1. 鍋にご飯と水、鶏がらスープの素を入れ、中火で加熱する。ご飯が好みのやわらかさになるまで煮込む。

今回は20分ほど煮てみました。
2. ひき肉をボウルに入れ、キッチンペーパーで包み込むようにして余分な水分を取る。

ひき肉の水分を拭き取ると、臭みが抑えられて仕上がりがぐっとおいしくなるのだそう。
3. 1の鍋に、ひき肉を手でほぐしながら少しずつ加える。紹興酒(または酒)を入れ、時々かき混ぜながら約4分煮込む。

ひき肉を加える際は、かたまりにならないよう手でほぐしてくださいね。
4. 火を止めたら、黒こしょうを加えて混ぜる。器に盛り付け、仕上げにシャンツァイを乗せる。
こんな雑炊はじめて!滋味深いおいしさに癒されます…
見た目は、実にシンプル。かすかにシャンツァイの香りが漂っています。

スプーンですくって、まずはひと口…。
ご飯のやわらかな甘味と、豚肉のコクがじんわり広がります。派手さはないけど、素材の旨味がしっかり引き出されていて、滋味深い味わい。
噛むほどにスープを吸ったご飯がジュワッと旨味を放って、体に染み渡ります♡
豚肉は下処理でしっかり水分を取ったので、臭みはまったく気になりません。水分と一緒に旨味が落ちていないか少し心配でしたが、まったく問題なし。しっかりコクがあって、スープの旨味とも絶妙にマッチしています。
そして驚いたのが、シャンツァイの存在感!爽やかで華やかな香りが、全体の味をぐっと引き締めて、とってもいい仕事をしています。黒こしょうの刺激とも好相性で、シンプルな雑炊にキリッとしたアクセント。

実はわたしはシャンツァイが苦手なのですが、とってもおいしい!この雑炊では、シャンツァイが”味の決め手”といってもいいかもしれません。
シンプルなのに、しみじみおいしい。体にじんわり染み渡るようなやさしい味わいで、風邪をひいたときや二日酔いの朝はもちろん、ちょっと疲れたときにもぴったり。最後のひと口までしっかり味わって…ごちそうさまでした!これはまた食べたくなる味。ご自身や家族がお疲れのときに、ぜひ作ってみてくださいね。
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