揚げ物の衣といえば小麦粉か片栗粉、米粉あたりが定番ですが、それ以外の食材でもくっつきさえすれば衣にできるのはご存じでしょうか?今回はあの笠原シェフがYouTubeで、手軽なおつまみの定番として親しまれている「柿の種」を衣にしたレシピを紹介していました。お店でも出しているようですよ。
『この餡は覚えておくといろいろ使えるよ』 笠原さんの「町中華風あんかけ焼きそば」に挑戦!とろみが命♡
「正月屋吉兆」で9年間修業したあとご実家の焼き鳥店を継ぎ、2004年、恵比寿に自身の店「賛否両論」を開店した笠原将弘さん。笠原さんのYouTubeチャンネル『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』では、これまでに培った料理の知識やテクニックを惜しげもなく紹介しています。
笠原シェフの「鶏むね肉とアボカドのおかき揚げ」の材料と作り方
【材料】※3~4人分
柿の種…150g
鶏むね肉…1枚
アボカド…1個
卵…1個
レモン(国産)…1/4個
マヨネーズ…適量
塩…適量
薄力粉…適量
【下準備】
柿の種:ミキサーで粉状になるまで細かく砕きます。
アボカド:皮を剥いて一口大に切ります。
鶏むね肉:皮を取って1cm厚さのそぎ切りにします。
【作り方】※調理時間:15分
1. ボウルに鶏肉とアボカドを入れ、薄力粉をつけます。
2. 別のボウルに卵を入れ、溶き卵を作ります。そこに1を入れて、溶き卵をまとわせます。
3. 別のボウルに柿の種を入れ、2をしっかりと付けます。
4. 160~170℃の油で、鶏むね肉とアボカドを2~3分揚げます。
5. 器に盛り、レモン、塩、マヨネーズを添えて出来上がりです。
「茶色は正義」の言葉通り、盛り付けた鶏むね肉とアボカドがとんでもなくおいしそうに見えます。
我慢できずにまず鶏むね肉の唐揚げを口へ運ぶと、サクッとした食感の後に、粉状になったとはいえ柿の種の味がしっかりと感じられました。
食感のせいなのか、むね肉だからさっぱりしているのか、普通の唐揚げよりも軽く感じられるのが不思議です。続いてアボカドを食べてみると、サクッとした直後に口の中で溶けてなくなりました。でもちゃんとアボカドの味がして、揚げたことで温かくなり、これまで知らなかったアボカドに出会うことができました。
鶏むね肉とアボカドの対比も楽しいですが、とにかくどちらもおいしいです。
アボカドはメキシコ原産といわれていますが、日本に入って来たのは案外古く大正時代でした。だとしたら子どもの頃から見慣れていてもいいように思いますが、一般に普及したのはずっと後で、わたしが認識したのも、大人になってからだったような気がします。今では森のバターとも呼ばれて、栄養価の高い食材として有名です。サラダに入っていたり、わさびとしょうゆで食べたり、ワカモレにして食べたりとなんとなくバリエーションもありますが、一番困るのは選別が難しいことです。買うときは皮の色や持ったときのやわらかさなどで選ぶしかないのですが、つい先日2つ選んで買ったアボカドは切ってみたら、中までほぼ真っ黒で、とてもがっかりしました。みなさんも選ぶときは気をつけてください。
柿の種と同様に、薄焼き煎餅なども砕くと揚げ物の衣に使えます。他にもアーモンドやかっぱえびせん、もっといじるとそうめんやそばなども衣になります。くっつけ方や砕き方でも仕上がりが変わりますし、アボカドの代わりに長いもやパプリカなどを使っても、味や食感が変わっておいしくできます。柿の種がどのくらい必要かは使う食材の量によっても変わりますので、もし余ったら小さい密閉容器などに乾燥剤と一緒に入れて保存して、なるべく早く使うようにしましょう。
味も食感もいつもとは違った揚げ物ができますので、ぜひ作ってみてください!
揚げ物にするとあの味とあの食感がどのように変化するんですかねぇ。とっても気になりましたので、作ってみました!
『この餡は覚えておくといろいろ使えるよ』 笠原さんの「町中華風あんかけ焼きそば」に挑戦!とろみが命♡
「正月屋吉兆」で9年間修業したあとご実家の焼き鳥店を継ぎ、2004年、恵比寿に自身の店「賛否両論」を開店した笠原将弘さん。笠原さんのYouTubeチャンネル『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』では、これまでに培った料理の知識やテクニックを惜しげもなく紹介しています。
笠原シェフの「鶏むね肉とアボカドのおかき揚げ」の材料と作り方

【材料】※3~4人分
柿の種…150g
鶏むね肉…1枚
アボカド…1個
卵…1個
レモン(国産)…1/4個
マヨネーズ…適量
塩…適量
薄力粉…適量
【下準備】
柿の種:ミキサーで粉状になるまで細かく砕きます。
アボカド:皮を剥いて一口大に切ります。
鶏むね肉:皮を取って1cm厚さのそぎ切りにします。
【作り方】※調理時間:15分
1. ボウルに鶏肉とアボカドを入れ、薄力粉をつけます。

2. 別のボウルに卵を入れ、溶き卵を作ります。そこに1を入れて、溶き卵をまとわせます。

3. 別のボウルに柿の種を入れ、2をしっかりと付けます。

4. 160~170℃の油で、鶏むね肉とアボカドを2~3分揚げます。

5. 器に盛り、レモン、塩、マヨネーズを添えて出来上がりです。

「茶色は正義」の言葉通り、盛り付けた鶏むね肉とアボカドがとんでもなくおいしそうに見えます。
我慢できずにまず鶏むね肉の唐揚げを口へ運ぶと、サクッとした食感の後に、粉状になったとはいえ柿の種の味がしっかりと感じられました。
食感のせいなのか、むね肉だからさっぱりしているのか、普通の唐揚げよりも軽く感じられるのが不思議です。続いてアボカドを食べてみると、サクッとした直後に口の中で溶けてなくなりました。でもちゃんとアボカドの味がして、揚げたことで温かくなり、これまで知らなかったアボカドに出会うことができました。
鶏むね肉とアボカドの対比も楽しいですが、とにかくどちらもおいしいです。
アボカドはメキシコ原産といわれていますが、日本に入って来たのは案外古く大正時代でした。だとしたら子どもの頃から見慣れていてもいいように思いますが、一般に普及したのはずっと後で、わたしが認識したのも、大人になってからだったような気がします。今では森のバターとも呼ばれて、栄養価の高い食材として有名です。サラダに入っていたり、わさびとしょうゆで食べたり、ワカモレにして食べたりとなんとなくバリエーションもありますが、一番困るのは選別が難しいことです。買うときは皮の色や持ったときのやわらかさなどで選ぶしかないのですが、つい先日2つ選んで買ったアボカドは切ってみたら、中までほぼ真っ黒で、とてもがっかりしました。みなさんも選ぶときは気をつけてください。
柿の種と同様に、薄焼き煎餅なども砕くと揚げ物の衣に使えます。他にもアーモンドやかっぱえびせん、もっといじるとそうめんやそばなども衣になります。くっつけ方や砕き方でも仕上がりが変わりますし、アボカドの代わりに長いもやパプリカなどを使っても、味や食感が変わっておいしくできます。柿の種がどのくらい必要かは使う食材の量によっても変わりますので、もし余ったら小さい密閉容器などに乾燥剤と一緒に入れて保存して、なるべく早く使うようにしましょう。
味も食感もいつもとは違った揚げ物ができますので、ぜひ作ってみてください!
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