鶏肉を生クリームで煮込む、フランスの家庭料理「フリカッセ」。以前、リュウジさんは、20代の頃から作っている自慢のチキン料理として、本場のフリカッセに近づけた「チキンのクリーム煮」を紹介していましたが…。
【リュウジのおフランス家庭料理】こう見えて生クリームは不使用!牛乳で「鶏ときのこのフリカッセ」作ろう
リュウジさんのX(旧Twitter)がこちら!
【生クリーム不要】安い鶏むね肉と牛乳で作る魔法のレシピ、鶏むね肉のミルク煮 pic.twitter.com/DOudnby3p6— リュウジ@料理のおじさんバズレシピ (@ore825) April 3, 2025
”鶏むね肉と牛乳で作れる魔法のレシピ”と紹介されている、「鶏と牛乳ときのこのフリカッセ」。調理工程をショート動画でポストしているので、どんな仕上がりになるのか、わかりやすいです♪
「フリカッセ」とは、鶏肉と野菜を生クリームで煮込む、フランスの定番家庭料理。筆者は以前、本場の「フリカッセ」に近い食材で作れる、リュウジさんの「チキンのクリーム煮」を試したことがあります。今回のお料理は、それよりもリーズナブルに作れるとのこと。
生クリームを牛乳に、鶏もも肉を鶏むね肉に変えて食材費をグッと抑え、かつ、濃厚なおいしさを損なわない工夫をしているんですって。なるほど…。クリーム煮ならぬ、「チキンのミルク煮」というわけですね。
生クリームは常備していませんが、牛乳なら大体いつも冷蔵庫に入っています。これはぜひ、マスターしたい!
生クリーム不要♪「鶏と牛乳ときのこのフリカッセ」を作ってみた!
【材料】(1~2人分)
鶏むね肉…300g
ブラウンマッシュルーム…1パック(130g)
にんにく…10g
塩・こしょう…適量
薄力粉…適量 ※今回は大さじ1/2使用
牛乳…280ml
鶏ガラスープの素(顆粒)…小さじ2/3
塩…1つまみ
ホワイトペッパー…5振り+適量 ※普通のこしょうでも可
オリーブオイル…大さじ1
有塩バター…20g
【作り方】
1. マッシュルームを薄切りに、にんにくをみじん切りにします。
マッシュルームは3mm幅くらいに切りました。きのこは、旨味の強い舞茸やしいたけに変えてもいいとのこと。
2. 薄く切った鶏肉の両面に、塩とこしょう、薄力粉を振ります。
鶏むね肉は煮込むと硬くなりやすいので、薄く切るのがポイントです。薄力粉をまぶすことで、ソースにとろみも付きますよ。
3. フライパンにオリーブオイルを引いて、中火で熱します。2を広げ、両面が薄く色付く程度に焼きます。
鶏肉は後で煮るので、この段階で中まで火を通してしまうと、硬くなる原因に。今回は、片面1分ずつ、全体が白っぽくなるくらいまで焼きました。
焼いた鶏肉は、お皿に取り出しておきます。
4. 3のフライパンにバターとにんにくを入れ、中火で香りが立つ程度に炒めます。マッシュルームを加え、しっとりとするまで炒めます。
フリカッセは生クリームを使うのが一般的ですが、今回は牛乳でリーズナブルに作るレシピ。バターを多めに使って、コクを出すのがポイントです。
にんにくは、1分ほど炒めると香りが立ちました。
マッシュルームを加え、4分ほど炒めるとエキスが出てきて、しっとりしました。
5. 牛乳、鶏ガラスープの素、塩、こしょう(5振り)を加えて沸騰させ、シリコンベラでかき混ぜながら、強火で煮詰めます。
しっかりと煮詰めるのがポイント。牛乳とバターを一体化させ、生クリームのような味わいに近づけるそう。
フリカッセは白い料理なので、焦げ付かないように絶えず混ぜながら、煮詰めていきます。
8分ほど強火にかけていたら、シリコンベラで混ぜたときにフライパンの底が一瞬見えるくらいまで、煮詰まりました。
6. 煮詰まったら弱火にし、3を加えて和えます。こしょう(適量)で味を調えます。
先に焼いた鶏肉を加えて2分ほど加熱し、こしょうで味を調えました。
マッシュルームの旨味が濃厚!牛乳を使っても生クリームに近いおいしさ♪
リュウジさん考案の「鶏と牛乳ときのこのフリカッセ」が、完成しました。マッシュルームからだしが出て、ソースがベージュっぽい色に仕上がっています。
鶏肉を口に入れると、むね肉なのにとってもソフト。肉質がぎゅっと詰まったような硬さやパサつき感はなく、ジューシーでおいしい♪
マッシュルームは、つるんとなめらか。程よい噛み応えもあり、濃厚な旨味を感じます。にんにくの風味もふわっと香り、ソースにメリハリが付いていますよ。
食材は鶏肉とマッシュルームだけですが、どちらもおいしくて大満足!
ソースは、とろみがあまり付かずサラリとした飲み口。牛乳の甘さ、バターのコク、マッシュールームのだしが合わさって、生クリームで作ったのかと思うような味わいです。
動画では、もう少しとろみが付いているように見えましたが、今回は鶏肉にまぶした薄力粉の量が少なかったよう。ただ、サラッととしたソースでも濃厚な味わいを楽しめたので、問題なし♪
常備している牛乳で作っても、味わいが淡白になることなく、具材もソースもおいしく仕上がるレシピでした。
牛乳と鶏むね肉に置き換えても…濃厚でおいしいフリカッセに!
リュウジさん考案の「鶏と牛乳ときのこのフリカッセ」。鶏もも肉と生クリームを使って作ることの多い「フリカッセ」ですが、鶏むね肉と牛乳に変更しても、濃厚なおいしさに仕上がるお役立ちレシピでした。
火を通すと硬くなりがちな鶏むね肉も、薄く切ってサッと火を通すことで、とってもやわらかくてジューシーに仕上がります。コストカットしたとは、気づかれない一品です!
牛乳の煮詰め具合で、ソースのおいしさは多少変わりそうですが、旨味が強いきのこを一緒に煮込むことで、深みのある味わいに。
マッシュルームを舞茸やしいたけにすれば、さらにリーズナブルに作れそう。おいしいひと皿に仕上がるので、ぜひ!
なんと、今回はおいしさを損なわず、もっとお安く作れるレシピを考案したそう!生クリームを牛乳に、鶏もも肉を鶏むね肉に変えることで、まかないに出てきそうなフリカッセにしたんですって。お安くなるのにおいしくなるとは、作るしかないでしょ♪
【リュウジのおフランス家庭料理】こう見えて生クリームは不使用!牛乳で「鶏ときのこのフリカッセ」作ろう
リュウジさんのX(旧Twitter)がこちら!
【生クリーム不要】安い鶏むね肉と牛乳で作る魔法のレシピ、鶏むね肉のミルク煮 pic.twitter.com/DOudnby3p6— リュウジ@料理のおじさんバズレシピ (@ore825) April 3, 2025
”鶏むね肉と牛乳で作れる魔法のレシピ”と紹介されている、「鶏と牛乳ときのこのフリカッセ」。調理工程をショート動画でポストしているので、どんな仕上がりになるのか、わかりやすいです♪
「フリカッセ」とは、鶏肉と野菜を生クリームで煮込む、フランスの定番家庭料理。筆者は以前、本場の「フリカッセ」に近い食材で作れる、リュウジさんの「チキンのクリーム煮」を試したことがあります。今回のお料理は、それよりもリーズナブルに作れるとのこと。
生クリームを牛乳に、鶏もも肉を鶏むね肉に変えて食材費をグッと抑え、かつ、濃厚なおいしさを損なわない工夫をしているんですって。なるほど…。クリーム煮ならぬ、「チキンのミルク煮」というわけですね。
生クリームは常備していませんが、牛乳なら大体いつも冷蔵庫に入っています。これはぜひ、マスターしたい!
生クリーム不要♪「鶏と牛乳ときのこのフリカッセ」を作ってみた!

【材料】(1~2人分)
鶏むね肉…300g
ブラウンマッシュルーム…1パック(130g)
にんにく…10g
塩・こしょう…適量
薄力粉…適量 ※今回は大さじ1/2使用
牛乳…280ml
鶏ガラスープの素(顆粒)…小さじ2/3
塩…1つまみ
ホワイトペッパー…5振り+適量 ※普通のこしょうでも可
オリーブオイル…大さじ1
有塩バター…20g
【作り方】
1. マッシュルームを薄切りに、にんにくをみじん切りにします。

マッシュルームは3mm幅くらいに切りました。きのこは、旨味の強い舞茸やしいたけに変えてもいいとのこと。
2. 薄く切った鶏肉の両面に、塩とこしょう、薄力粉を振ります。

鶏むね肉は煮込むと硬くなりやすいので、薄く切るのがポイントです。薄力粉をまぶすことで、ソースにとろみも付きますよ。
3. フライパンにオリーブオイルを引いて、中火で熱します。2を広げ、両面が薄く色付く程度に焼きます。

鶏肉は後で煮るので、この段階で中まで火を通してしまうと、硬くなる原因に。今回は、片面1分ずつ、全体が白っぽくなるくらいまで焼きました。
焼いた鶏肉は、お皿に取り出しておきます。
4. 3のフライパンにバターとにんにくを入れ、中火で香りが立つ程度に炒めます。マッシュルームを加え、しっとりとするまで炒めます。

フリカッセは生クリームを使うのが一般的ですが、今回は牛乳でリーズナブルに作るレシピ。バターを多めに使って、コクを出すのがポイントです。
にんにくは、1分ほど炒めると香りが立ちました。

マッシュルームを加え、4分ほど炒めるとエキスが出てきて、しっとりしました。
5. 牛乳、鶏ガラスープの素、塩、こしょう(5振り)を加えて沸騰させ、シリコンベラでかき混ぜながら、強火で煮詰めます。

しっかりと煮詰めるのがポイント。牛乳とバターを一体化させ、生クリームのような味わいに近づけるそう。

フリカッセは白い料理なので、焦げ付かないように絶えず混ぜながら、煮詰めていきます。
8分ほど強火にかけていたら、シリコンベラで混ぜたときにフライパンの底が一瞬見えるくらいまで、煮詰まりました。
6. 煮詰まったら弱火にし、3を加えて和えます。こしょう(適量)で味を調えます。

先に焼いた鶏肉を加えて2分ほど加熱し、こしょうで味を調えました。
マッシュルームの旨味が濃厚!牛乳を使っても生クリームに近いおいしさ♪

リュウジさん考案の「鶏と牛乳ときのこのフリカッセ」が、完成しました。マッシュルームからだしが出て、ソースがベージュっぽい色に仕上がっています。

鶏肉を口に入れると、むね肉なのにとってもソフト。肉質がぎゅっと詰まったような硬さやパサつき感はなく、ジューシーでおいしい♪
マッシュルームは、つるんとなめらか。程よい噛み応えもあり、濃厚な旨味を感じます。にんにくの風味もふわっと香り、ソースにメリハリが付いていますよ。
食材は鶏肉とマッシュルームだけですが、どちらもおいしくて大満足!

ソースは、とろみがあまり付かずサラリとした飲み口。牛乳の甘さ、バターのコク、マッシュールームのだしが合わさって、生クリームで作ったのかと思うような味わいです。
動画では、もう少しとろみが付いているように見えましたが、今回は鶏肉にまぶした薄力粉の量が少なかったよう。ただ、サラッととしたソースでも濃厚な味わいを楽しめたので、問題なし♪
常備している牛乳で作っても、味わいが淡白になることなく、具材もソースもおいしく仕上がるレシピでした。
牛乳と鶏むね肉に置き換えても…濃厚でおいしいフリカッセに!

リュウジさん考案の「鶏と牛乳ときのこのフリカッセ」。鶏もも肉と生クリームを使って作ることの多い「フリカッセ」ですが、鶏むね肉と牛乳に変更しても、濃厚なおいしさに仕上がるお役立ちレシピでした。
火を通すと硬くなりがちな鶏むね肉も、薄く切ってサッと火を通すことで、とってもやわらかくてジューシーに仕上がります。コストカットしたとは、気づかれない一品です!
牛乳の煮詰め具合で、ソースのおいしさは多少変わりそうですが、旨味が強いきのこを一緒に煮込むことで、深みのある味わいに。
フランスの家庭料理を思わせるフリカッセが楽しめると思います。
マッシュルームを舞茸やしいたけにすれば、さらにリーズナブルに作れそう。おいしいひと皿に仕上がるので、ぜひ!
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