家庭の味といえば肉じゃがと言われるほどポピュラーな料理ですが、煮込みは時間がかかるし面倒だからとちょっと敬遠されがちでもありますよね。その和食の基本でもある肉じゃがの作り方をあの笠原シェフがYouTubeでとても分かりやすく紹介していましたので、さっそく作ってみました!
【笠原将弘は”揚げるのがお好き”】片栗粉×薄力粉のハイブリッド衣でサクッ♪「アスパラの唐揚げ」作ろう
「正月屋吉兆」で 9年間修業後、 2004年、恵比寿に自身の店「賛否両論」を開店した笠原将弘さん。
笠原シェフの「肉じゃが」の材料と作り方
【材料】※2~3人分
じゃがいも(男爵)…4個
玉ねぎ…1/2個
いんげん…6本
しらたき…1袋
じゃがいもは皮を剥き、水にしばらく浸けて水を切ってから大きめの一口大に切っておきます。
玉ねぎは芯を取って、くし切りにしておきます。
いんげんはヘタを切ってから半分に切っておきます。
しらたきは沸いた湯で3分ほど下茹でし、ザルに上げ水を切っておきます。
※アク抜き不要なしらたきの場合は、洗って水を切っておきます。
牛切り落とし肉…200g
サラダ油…大さじ1
砂糖…大さじ2
酒…大さじ3
しょうゆ…大さじ3
水…300ml
だし昆布…3g(あれば)
【作り方】※調理時間:40分
1. フライパンにサラダ油をひいて中火にかけ、玉ねぎとしらたきを炒めます。
2. 油が馴染んだら真ん中をあけて牛肉を入れます。
3. 牛肉に砂糖をかけて、溶けるまで炒めます。
4. 牛肉に酒をかけて、軽く炒めます。
5. 牛肉にしょうゆをかけて軽く炒め、全体を混ぜ合わせます。
6. じゃがいもを加え、軽く混ぜ合わせます。
7. 水とだし昆布を加え、落しブタかアルミ箔をかぶせて中火で10分ほど煮ます。
8. じゃがいもに火が通ったらいんげんを入れて、さらに2分ほど煮ます。
9. いんげんと昆布を取り出し、全体をやさしく混ぜて火を止めて落しブタをして10分ほどおきます。
10. 器に盛りつけていんげんを乗せ、細かく切った昆布を添えて出来上がりです。
いんげんで緑を添えるところなどいかにも和食の盛り付けだなと思いましたが、まずじゃがいもを口へ運ぶとちゃんと味を含んでいる上にほっこりとした食感でした。続けて玉ねぎ、しらたき、牛肉と食べてみましたが、どれも濃くなくてだしが効いていてやさしい味でした。それぞれが違う素材なのに、どれもバランスよく食感や味がしっかりしているのが驚きです。和食で煮込みは特に時間をかけるものと認識していましたので、本格的な肉じゃががこれだけの手間でできるというのは脱帽ものです。
今回しらたきを買ったとき、前回しらたきをいつ買ったかが思い出せませんでした。しらたきを使うレシピはいろいろあるものの、そういえば自分から進んでしらたきを買うことはほとんどないことに気づきました。肉じゃがやすき焼き、おでんといった主役級の料理以外にも、たらこ和えやチャプチェなど副菜のバリエーションもあることは分かっているものの、たぶん子どもの頃に給食にいっぱい出てきて飽きたので敬遠しているのかもしれません。
YouTubeの中で笠原さんが「豚よりも牛で作るとうまい」と言っていましたが、子どもの頃に家で食べた肉じゃがも給食で出てきた肉じゃがも肉はどれも豚バラ肉だったように記憶しています。安価なことや脂が煮物に合うといった理由はあるものの、「肉じゃがの肉は豚バラ肉」というお約束が自分の中に出来上がっていたようにも思います。豚肉には豚肉の、牛肉には牛肉のおいしさがありますので、どちらで作るのが正解といったことはないと思うのですが、地域によってしょうゆが違ったりカレーに入れる肉が違ったりするように同じ肉じゃがでもいくらでもバリエーションがあっていいと思います。肉じゃががよく「家庭の味」と言われるのも、きっと味や具の好みがその家庭で代々伝わって変化してきたからなのかもしれません。
とても簡単で本格的な肉じゃがが出来ますので、ぜひ作ってみてください!
【笠原将弘は”揚げるのがお好き”】片栗粉×薄力粉のハイブリッド衣でサクッ♪「アスパラの唐揚げ」作ろう
「正月屋吉兆」で 9年間修業後、 2004年、恵比寿に自身の店「賛否両論」を開店した笠原将弘さん。
東京・恵比寿にある日本料理店「賛否両論」のオーナー兼料理人。YouTubeチャンネル『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』では、料理人歴30年以上の笠原さんが、これまでに培った料理の知識やテクニックを、惜しげもなく紹介しています。
笠原シェフの「肉じゃが」の材料と作り方
【材料】※2~3人分
じゃがいも(男爵)…4個
玉ねぎ…1/2個
いんげん…6本
しらたき…1袋

じゃがいもは皮を剥き、水にしばらく浸けて水を切ってから大きめの一口大に切っておきます。
玉ねぎは芯を取って、くし切りにしておきます。
いんげんはヘタを切ってから半分に切っておきます。
しらたきは沸いた湯で3分ほど下茹でし、ザルに上げ水を切っておきます。
※アク抜き不要なしらたきの場合は、洗って水を切っておきます。
牛切り落とし肉…200g
サラダ油…大さじ1
砂糖…大さじ2
酒…大さじ3
しょうゆ…大さじ3
水…300ml
だし昆布…3g(あれば)

【作り方】※調理時間:40分
1. フライパンにサラダ油をひいて中火にかけ、玉ねぎとしらたきを炒めます。

2. 油が馴染んだら真ん中をあけて牛肉を入れます。

3. 牛肉に砂糖をかけて、溶けるまで炒めます。

4. 牛肉に酒をかけて、軽く炒めます。

5. 牛肉にしょうゆをかけて軽く炒め、全体を混ぜ合わせます。

6. じゃがいもを加え、軽く混ぜ合わせます。

7. 水とだし昆布を加え、落しブタかアルミ箔をかぶせて中火で10分ほど煮ます。

8. じゃがいもに火が通ったらいんげんを入れて、さらに2分ほど煮ます。

9. いんげんと昆布を取り出し、全体をやさしく混ぜて火を止めて落しブタをして10分ほどおきます。

10. 器に盛りつけていんげんを乗せ、細かく切った昆布を添えて出来上がりです。

いんげんで緑を添えるところなどいかにも和食の盛り付けだなと思いましたが、まずじゃがいもを口へ運ぶとちゃんと味を含んでいる上にほっこりとした食感でした。続けて玉ねぎ、しらたき、牛肉と食べてみましたが、どれも濃くなくてだしが効いていてやさしい味でした。それぞれが違う素材なのに、どれもバランスよく食感や味がしっかりしているのが驚きです。和食で煮込みは特に時間をかけるものと認識していましたので、本格的な肉じゃががこれだけの手間でできるというのは脱帽ものです。
今回しらたきを買ったとき、前回しらたきをいつ買ったかが思い出せませんでした。しらたきを使うレシピはいろいろあるものの、そういえば自分から進んでしらたきを買うことはほとんどないことに気づきました。肉じゃがやすき焼き、おでんといった主役級の料理以外にも、たらこ和えやチャプチェなど副菜のバリエーションもあることは分かっているものの、たぶん子どもの頃に給食にいっぱい出てきて飽きたので敬遠しているのかもしれません。
しらたきと糸こんにゃくがほぼ同じものと知ったときも衝撃でしたが、わたしにとってはなんとも不思議な立ち位置の食材のような気がします。
YouTubeの中で笠原さんが「豚よりも牛で作るとうまい」と言っていましたが、子どもの頃に家で食べた肉じゃがも給食で出てきた肉じゃがも肉はどれも豚バラ肉だったように記憶しています。安価なことや脂が煮物に合うといった理由はあるものの、「肉じゃがの肉は豚バラ肉」というお約束が自分の中に出来上がっていたようにも思います。豚肉には豚肉の、牛肉には牛肉のおいしさがありますので、どちらで作るのが正解といったことはないと思うのですが、地域によってしょうゆが違ったりカレーに入れる肉が違ったりするように同じ肉じゃがでもいくらでもバリエーションがあっていいと思います。肉じゃががよく「家庭の味」と言われるのも、きっと味や具の好みがその家庭で代々伝わって変化してきたからなのかもしれません。
とても簡単で本格的な肉じゃがが出来ますので、ぜひ作ってみてください!
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