管理栄養士のともゆみです。ちょっと変わった卵かけご飯をショート動画で見かけました。
ご飯1膳に卵を2個使用し、1個はゆでて、1個は生で、それらを混ぜてご飯にかけるというもの。そんな2種類の卵を使った面白い作り方を披露していたのは、YouTube『魔理沙のズボラ飯』。作ってみたらなかなかおいしかったので紹介しますね。

圧倒的に旨い【感動のたまごかけごはん】の作り方だと!?その核心は…醤油代わりに極上のタレを作る!?

YouTube『魔理沙のズボラ飯』は、なるべく簡単に料理を作ることを目指したチャンネル。丼やチャーハンなど主食となるものの料理が多く配信されています。卵かけご飯もこの1つだけでなく、バラエティーに富んださまざまな卵かけご飯の作り方をショート動画で紹介しています。

「卵かけご飯」の材料と作り方

【材料】
ご飯…1膳(150g)
卵…2個
キユーピーマヨネーズ…多め ※今回は大さじ1使用
めんつゆ…適量 ※今回は3倍濃縮のものを大さじ1/2使用
長ねぎ(小口切り)…適量 ※今回は10g使用

【卵2個で爆誕】マヨだくの白身に追いゆで卵!?ぐちゃぐちゃ混ぜて卵黄のせたら「最強卵かけご飯」出来た!
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【作り方】
1. 卵は、2個のうち1個はゆで卵に、1個は生のまま使います。1個目の卵は、卵の殻に穴あけ器で穴をあけ、沸騰した湯に入れて10分ゆでます。冷水にとり、殻を剥きます。

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2. もうひとつの卵は卵黄と卵白に分けます。卵白をボウルに入れてよく混ぜてから、マヨネーズを加えてさらに混ぜます。

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3. 2の卵白に1のゆで卵を入れて潰しながら混ぜます。
めんつゆも入れてさらに混ぜます。

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4. 茶碗によそった熱々のご飯に長ねぎをのせます。3をかけて2で分けた卵黄を真ん中にのせて出来上がりです。

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卵黄を広げていただきます。

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なかなかおいしい♡

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あ、なかなかおいしいです。タルタルソースと卵かけご飯を同時に食べている感覚ですね。普通のタルタルソースと比べてさらっとしていてやわらかいので、ご飯に絡みやすいです。上にのせた卵黄が混ざると、まろやかで濃厚な味わいになりますね。長ねぎが入ることで、さっぱりさせてくれるのと、辛さのアクセントが加わります。ねっとりとした卵黄に、ゆでた白身がプリプリ、長ねぎはシャキッとしていて、さまざまな食感が混ざり合っています♪卵かけご飯とはいえ、立派な1品になりました。

コレステロールって何?

卵はコレステロールが多い食材のひとつですが、コレステロールって聞くといいイメージがないかもしれません。コレステロールとはいったい何なんでしょう?体の中でどんなことをするのでしょうか?

コレステロールは脂質の一種。
体内でエネルギーにならずに細胞膜や胆汁酸などの原料になります。血液中のコレステロールは、たんぱく質に包まれる形によってLDLコレステロールやHDLコレステロールなどとよばれます。LDLコレステロールは肝臓中のコレステロールを全身の血管に運び、逆にHDLコレステロールは血管のコレステロールを肝臓へ回収します。コレステロールを血液中に運び出すばかりだと動脈硬化の原因のひとつにもなるため、LDLコレステロールは悪玉として扱われていますが、どちらも大切な役割をしています。

ただし、LDLコレステロール値の高い人は動脈硬化になるリスクが高まります。青魚や野菜、海藻、きのこなどの食品は、コレステロールの吸収を抑えてくれるので、積極的に摂ることが望まれます。

ちょっと変わった卵かけご飯でしたが、なかなかおいしかったです。タルタルソースの好きな人にはたまらないでしょう。よかったら作ってみてくださいね。

参考文献:
かしこく摂って健康になる くらしに役立つ栄養学 監修 新出真理 ナツメ社
最新改訂版 知っておきたい栄養学 監修 白鳥早奈英 学研プラス
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