手作りハンバーグは、大人も子どもも大好きなおかず。一般的なレシピは、炒め玉ねぎを加えますが、筆者は面倒なので、みじん切りの生玉ねぎを混ぜ込んでいます。
【笠原将弘のハンバーグ】ほんのりオレンジ色♡「ニンジンハンバーグ」は旨味圧倒で人参の苦味レス!
YouTube『ホルモンしま田』のX(旧Twitter)がこちら!
【永久保存版】ハンバーグは玉ねぎでこんなに違うの?https://t.co/ceeNsO1Ivs pic.twitter.com/UdZ9St0TbS— ホルモンしま田 (@horumonshimata) December 22, 2024
ハンバーグに加える玉ねぎの形状を変えて、味の違いを確かめる実験。比較検証していたのは、チャンネル登録者数55万人のYouTubeチャンネル『ホルモンしま田』です。運営者は、群馬県前橋市と高崎市と桐生市、埼玉県熊谷市、東京都豊島区駒込で、「ホルモンしま田」というホルモン屋さんを営んでいる方でした。
ハンバーグの基本は、ひき肉、玉ねぎ、卵、パン粉、牛乳、調味料をよく捏ねて成形する、というもの。でも、各家庭によって、それぞれこだわりレシピがありますよね。
肉だねを作る段階で言うなら、玉ねぎの使い方に、作り手のオリジナリティが現れるように思います。
例えば、多くのレシピでは炒めた玉ねぎを加えますが、生のみじん切りやすりおろし玉ねぎを加えるレシピもあるなど。筆者は炒めるのが面倒なので、みじん切りの生玉ねぎを混ぜ込んで作ります。
そんな玉ねぎの使い方が気になった投稿主さんは、「生みじん切り」「炒めみじん切り」「生すりおろし」と、玉ねぎの形状を変えて材料を準備。さらには「玉ねぎなし」も加え、ハンバーグ4個の味わいを比較検証していましたよ。
ハンバーグの食材はひき肉と玉ねぎだけなので、玉ねぎの効果はかなり大きいはず!筆者も4個のハンバーグを作って実食してみます。
ハンバーグに加える玉ねぎはどれが正解?形状を変えて4種類作ってみた!
「生みじん切り」「炒めみじん切り」「すりおろし」「玉ねぎなし」と、4個のハンバーグを作って食べ比べしてみます。動画では詳しい分量紹介がなかったため、筆者が適量だと思う分量を用意しました。
【材料】(4個分)
合いびき肉…200g
玉ねぎ…1/3個(60g)
パン粉…大さじ2
牛乳…小さじ4
塩・こしょう…各適量
ナツメグ…適量
サラダ油…少々
1. 玉ねぎの2/3の量をみじん切りに、1/3の量をすりおろします。
みじん切りにした玉ねぎは半分に分け、半量だけ炒めます。
2. フライパンに油を引き、中火で熱します。1でみじん切りにした玉ねぎの半量を、あめ色になるまで炒めます。
今回は少量の玉ねぎなので、3分ほどで色付きました。
3. ボウルに合いびき肉、玉ねぎ、パン粉、牛乳、塩とこしょう、ナツメグを同量入れて、よく捏ねて成形します。
それぞれのボウルにひき肉50g、パン粉大さじ1/2、牛乳小さじ1、塩とこしょうとナツメグを適量入れました。
画像左下のボウルに「生みじん切り玉ねぎ」、右下のボウルに「炒めみじん切り玉ねぎ」、左上ボウルに「生すりおろし玉ねぎ」を入れ、右上のボウルは「玉ねぎなし」にしました。
それぞれ肉だねを捏ねて、小判型に成形。
玉ねぎなしの肉だねは、玉ねぎの水分がない分、少しだけ硬めに感じましたよ。
4. フライパンを中火で熱し、3を並べて底面に焼き色が付くまで焼きます。
4種類のハンバーグを同じフッ素樹脂加工のフライパンで焼きます。合いびき肉を使ったので、油は引かずに底面を3分ほど焼きました。
3分ほど焼いてひっくり返すと、画像下のみじん切り玉ねぎ入りのハンバーグ2個は、しっかりと焼き色が。画像上のすりおろし玉ねぎ入りと、玉ねぎなしのハンバーグには、うっすらと焼き色が付きました。
同じ火加減なのに、違いが出るのが面白い!
中までしっかりと火を通すため、フタをして弱火で7分ほど焼くことに。
7分後にフタを開け、念のため4個とも竹串を刺して、火の通りを確認すると、透明な肉汁が溢れました。
焼けた4個のハンバーグに味わいの違いがあるのか、食べ比べしてみましょう!
「生みじん」「炒めみじん」「生すりおろし」「玉ねぎなし」を食べ比べ!
フライパンで10分ほど焼いた、4種類のハンバーグが完成しました。
みじん切りの玉ねぎ入りハンバーグは、生も炒めも、焼き色がしっかりと付いています。また、固形の玉ねぎが入っていることで、やや大きめに焼き上がった印象。
一方、生すりおろし玉ねぎ入りと玉ねぎなしのハンバーグは焼き色が薄く、小ぶりに焼き上がりました。
弱火の蒸し焼きにしたことで、4個ともふっくらと焼け、おいしそうに仕上がっていますよ。それでは、ひとつずつ味わってみます!
【生みじん切り玉ねぎ入りハンバーグ】
断面を確認すると、肉だねの中にみじん切りにした玉ねぎが見え、ちゃんと存在感があります。
食べてみると、玉ねぎの歯ごたえが残っていて、噛むとフレッシュな風味が広がります。玉ねぎの味わいが、ひき肉に負けていません。筆者は普段、生みじん切りの玉ねぎを加えてハンバーグを作っているので、いつも通りの仕上がりという感じです。
【炒めみじん切り玉ねぎ入りハンバーグ】
こちらも断面を見てみると、ひき肉の色とやや似ていますが、玉ねぎのみじん切りが入っているのがわかります。
食べてみると、香ばしくて玉ねぎの甘さが広がるハンバーグ♪ひき肉と玉ねぎの旨味に一体感があり、濃厚な味わいに仕上がっています。
炒め玉ねぎを加えるハンバーグレシピが多いことに、納得!
【生すりおろし玉ねぎ入りハンバーグ】
すりおろした生の玉ねぎを加えたハンバーグの断面は、ひき肉だけしか入っていないような見た目。けれど、ひき肉がややふっくらと密着している印象です。
食べてみると、玉ねぎの形はないのに、フレッシュな風味がしっかりと残っています。食感はひき肉だけですが、玉ねぎの水分が含まれているので、単なるひき肉の固まりという印象はなし。
筆者は、初めてすりおろし玉ねぎを加えてハンバーグを作りましたが、この作り方はアリかも♪と思えましたよ。
【玉ねぎなしのハンバーグ】
最後は、玉ねぎを加えずに作ったハンバーグです。当然、断面を見てもひき肉しか見えません。
食べてみると、ひき肉の味のみ。パン粉と牛乳を少し加えましたが、ひき肉同士がぎゅっと密着していて、味わいも食感も肉感が一番強いです。ハンバーグというよりも、ひき肉を固めて焼いたものという印象。
玉ねぎが入っていない分、お肉らしさがダイレクトに伝わるので、肉好きには好まれそう。
以上、4種類のハンバーグを食べ比べた結果、加える玉ねぎの形状によって、明確に味わいの差を感じることが出来ました。
フレッシュな風味が好みなら「生」!甘さとコクを出すなら「炒め」で
YouTubeの料理系チャンネル『ホルモンしま田』で見つけた、玉ねぎの形状によるハンバーグの味わい比較検証。普段、玉ねぎの形状を変えてハンバーグを同時に作ることがないので、興味深い検証となりました。
みじん切り・すりおろし共に、玉ねぎを生のまま加えたハンバーグは、玉ねぎのフレッシュな風味を感じ、ひき肉の旨味を爽やかにしてくれる印象でした。
一方、炒めた玉ねぎを加えたハンバーグは、玉ねぎの甘味が強く、香ばしさもあり。ひき肉の旨味と一体感があり、重厚な味わいのハンバーグに仕上がりました。
また、みじん切りにすると玉ねぎの形が残るので、ハンバーグが少し大きめに焼けることもわかりましたよ!具として混ざるので、かさ増し効果があるというわけです。
今回の比較検証を受け、玉ねぎのフレッシュな風味を楽しみたいのか、甘さやコクを楽しみたいのかで、玉ねぎの形状を変えればいい、ということが判明しました!
同じ材料で作ってもハンバーグの味わいが変わるので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ところが先日、YouTubeの料理系チャンネル『ホルモンしま田』で、興味深い検証動画を発見。生みじん切り、炒めみじん切り、すりおろし、玉ねぎなしと、玉ねぎの形状を変えてハンバーグの比較検証をしていましたよ。味わいって…どれだけ変わるの!?
【笠原将弘のハンバーグ】ほんのりオレンジ色♡「ニンジンハンバーグ」は旨味圧倒で人参の苦味レス!
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【永久保存版】ハンバーグは玉ねぎでこんなに違うの?https://t.co/ceeNsO1Ivs pic.twitter.com/UdZ9St0TbS— ホルモンしま田 (@horumonshimata) December 22, 2024
ハンバーグに加える玉ねぎの形状を変えて、味の違いを確かめる実験。比較検証していたのは、チャンネル登録者数55万人のYouTubeチャンネル『ホルモンしま田』です。運営者は、群馬県前橋市と高崎市と桐生市、埼玉県熊谷市、東京都豊島区駒込で、「ホルモンしま田」というホルモン屋さんを営んでいる方でした。
ハンバーグの基本は、ひき肉、玉ねぎ、卵、パン粉、牛乳、調味料をよく捏ねて成形する、というもの。でも、各家庭によって、それぞれこだわりレシピがありますよね。
肉だねを作る段階で言うなら、玉ねぎの使い方に、作り手のオリジナリティが現れるように思います。
例えば、多くのレシピでは炒めた玉ねぎを加えますが、生のみじん切りやすりおろし玉ねぎを加えるレシピもあるなど。筆者は炒めるのが面倒なので、みじん切りの生玉ねぎを混ぜ込んで作ります。

そんな玉ねぎの使い方が気になった投稿主さんは、「生みじん切り」「炒めみじん切り」「生すりおろし」と、玉ねぎの形状を変えて材料を準備。さらには「玉ねぎなし」も加え、ハンバーグ4個の味わいを比較検証していましたよ。
ハンバーグの食材はひき肉と玉ねぎだけなので、玉ねぎの効果はかなり大きいはず!筆者も4個のハンバーグを作って実食してみます。
ハンバーグに加える玉ねぎはどれが正解?形状を変えて4種類作ってみた!
「生みじん切り」「炒めみじん切り」「すりおろし」「玉ねぎなし」と、4個のハンバーグを作って食べ比べしてみます。動画では詳しい分量紹介がなかったため、筆者が適量だと思う分量を用意しました。

【材料】(4個分)
合いびき肉…200g
玉ねぎ…1/3個(60g)
パン粉…大さじ2
牛乳…小さじ4
塩・こしょう…各適量
ナツメグ…適量
サラダ油…少々
1. 玉ねぎの2/3の量をみじん切りに、1/3の量をすりおろします。

みじん切りにした玉ねぎは半分に分け、半量だけ炒めます。
2. フライパンに油を引き、中火で熱します。1でみじん切りにした玉ねぎの半量を、あめ色になるまで炒めます。

今回は少量の玉ねぎなので、3分ほどで色付きました。
3. ボウルに合いびき肉、玉ねぎ、パン粉、牛乳、塩とこしょう、ナツメグを同量入れて、よく捏ねて成形します。

それぞれのボウルにひき肉50g、パン粉大さじ1/2、牛乳小さじ1、塩とこしょうとナツメグを適量入れました。
画像左下のボウルに「生みじん切り玉ねぎ」、右下のボウルに「炒めみじん切り玉ねぎ」、左上ボウルに「生すりおろし玉ねぎ」を入れ、右上のボウルは「玉ねぎなし」にしました。

それぞれ肉だねを捏ねて、小判型に成形。
みじん切り玉ねぎ入りの2個は、肉だねに玉ねぎが混ざりにくい印象でしたが、すりおろし玉ねぎ入りは、スムーズにまとまりました。
玉ねぎなしの肉だねは、玉ねぎの水分がない分、少しだけ硬めに感じましたよ。
4. フライパンを中火で熱し、3を並べて底面に焼き色が付くまで焼きます。

4種類のハンバーグを同じフッ素樹脂加工のフライパンで焼きます。合いびき肉を使ったので、油は引かずに底面を3分ほど焼きました。

3分ほど焼いてひっくり返すと、画像下のみじん切り玉ねぎ入りのハンバーグ2個は、しっかりと焼き色が。画像上のすりおろし玉ねぎ入りと、玉ねぎなしのハンバーグには、うっすらと焼き色が付きました。
同じ火加減なのに、違いが出るのが面白い!

中までしっかりと火を通すため、フタをして弱火で7分ほど焼くことに。
7分後にフタを開け、念のため4個とも竹串を刺して、火の通りを確認すると、透明な肉汁が溢れました。
焼けた4個のハンバーグに味わいの違いがあるのか、食べ比べしてみましょう!
「生みじん」「炒めみじん」「生すりおろし」「玉ねぎなし」を食べ比べ!

フライパンで10分ほど焼いた、4種類のハンバーグが完成しました。
みじん切りの玉ねぎ入りハンバーグは、生も炒めも、焼き色がしっかりと付いています。また、固形の玉ねぎが入っていることで、やや大きめに焼き上がった印象。
一方、生すりおろし玉ねぎ入りと玉ねぎなしのハンバーグは焼き色が薄く、小ぶりに焼き上がりました。
弱火の蒸し焼きにしたことで、4個ともふっくらと焼け、おいしそうに仕上がっていますよ。それでは、ひとつずつ味わってみます!
【生みじん切り玉ねぎ入りハンバーグ】

断面を確認すると、肉だねの中にみじん切りにした玉ねぎが見え、ちゃんと存在感があります。
食べてみると、玉ねぎの歯ごたえが残っていて、噛むとフレッシュな風味が広がります。玉ねぎの味わいが、ひき肉に負けていません。筆者は普段、生みじん切りの玉ねぎを加えてハンバーグを作っているので、いつも通りの仕上がりという感じです。
【炒めみじん切り玉ねぎ入りハンバーグ】

こちらも断面を見てみると、ひき肉の色とやや似ていますが、玉ねぎのみじん切りが入っているのがわかります。
食べてみると、香ばしくて玉ねぎの甘さが広がるハンバーグ♪ひき肉と玉ねぎの旨味に一体感があり、濃厚な味わいに仕上がっています。
炒め玉ねぎを加えるハンバーグレシピが多いことに、納得!
【生すりおろし玉ねぎ入りハンバーグ】

すりおろした生の玉ねぎを加えたハンバーグの断面は、ひき肉だけしか入っていないような見た目。けれど、ひき肉がややふっくらと密着している印象です。
食べてみると、玉ねぎの形はないのに、フレッシュな風味がしっかりと残っています。食感はひき肉だけですが、玉ねぎの水分が含まれているので、単なるひき肉の固まりという印象はなし。
想定外のおいしさでした。
筆者は、初めてすりおろし玉ねぎを加えてハンバーグを作りましたが、この作り方はアリかも♪と思えましたよ。
【玉ねぎなしのハンバーグ】

最後は、玉ねぎを加えずに作ったハンバーグです。当然、断面を見てもひき肉しか見えません。
食べてみると、ひき肉の味のみ。パン粉と牛乳を少し加えましたが、ひき肉同士がぎゅっと密着していて、味わいも食感も肉感が一番強いです。ハンバーグというよりも、ひき肉を固めて焼いたものという印象。
玉ねぎが入っていない分、お肉らしさがダイレクトに伝わるので、肉好きには好まれそう。
以上、4種類のハンバーグを食べ比べた結果、加える玉ねぎの形状によって、明確に味わいの差を感じることが出来ました。
フレッシュな風味が好みなら「生」!甘さとコクを出すなら「炒め」で

YouTubeの料理系チャンネル『ホルモンしま田』で見つけた、玉ねぎの形状によるハンバーグの味わい比較検証。普段、玉ねぎの形状を変えてハンバーグを同時に作ることがないので、興味深い検証となりました。
みじん切り・すりおろし共に、玉ねぎを生のまま加えたハンバーグは、玉ねぎのフレッシュな風味を感じ、ひき肉の旨味を爽やかにしてくれる印象でした。
一方、炒めた玉ねぎを加えたハンバーグは、玉ねぎの甘味が強く、香ばしさもあり。ひき肉の旨味と一体感があり、重厚な味わいのハンバーグに仕上がりました。
また、みじん切りにすると玉ねぎの形が残るので、ハンバーグが少し大きめに焼けることもわかりましたよ!具として混ざるので、かさ増し効果があるというわけです。
今回の比較検証を受け、玉ねぎのフレッシュな風味を楽しみたいのか、甘さやコクを楽しみたいのかで、玉ねぎの形状を変えればいい、ということが判明しました!
同じ材料で作ってもハンバーグの味わいが変わるので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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