あの伝説の家政婦志麻さんが、NHK「きょうの料理」で紹介していた「オムライス」が気になるんです。「タサン志麻の小さな台所」というシリーズで紹介していたのですが、子どもたちだけで作れるくらい簡単なんですって!新生活が始まる春に、タサン家の食卓で活躍するレシピなんだとか。
ポイントは調味料使い。メリハリをつけることが重要なのだとか。どのタイミングで、どんな味付けをしたらおいしくできるのか…よし作ってみよう!志麻さんの作るオムライスなら、絶対においしいはず!

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伝説の家政婦志麻さん考案「オムライス」を作ってみた♪

タサン志麻さんは、フランスの三つ星レストランで修業経験もある料理のプロ。フランスで家庭料理などを勉強し日本に帰国したのち、フリーランスの家政婦として仕事をしていたそうです。冷蔵庫にある食材で1週間分の作り置きを3時間で仕上げる仕事ぶりが評判となり「予約が取れない伝説の家政婦」として有名に。その後は日本テレビ『沸騰ワード10』やNHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』などに出演されています。

そんな志麻さんがNHK『きょうの料理』で紹介していた「オムライス」。味付けはケチャップがメインだと思いますよね⁉志麻さんの「オムライス」は違うんです!鶏肉と野菜はしっかりと塩・こしょうで味をつける。ご飯はほんのり、卵はあえて味をつけずに味にメリハリをつける!この味付けのタイミングが決め手なんですって!いつものオムライスとどう違うのか、さっそく作ってみたいと思います♪

志麻さんの「オムライス」の作り方

【志麻さんのオムライス】優勝のカギは…調味料使いにメリハリつけろ!さすれば味に奥行きが出る出る!


【材料】(3~4人分)
ご飯…茶碗4杯分
鶏もも肉…1枚(300g)
玉ねぎ…小1個
にんじん…小1/2本
ピーマン…3個
ウインナーソーセージ…5本
卵…6個
サラダ油…大さじ1
塩…小さじ1/2(鶏肉の重量の約1%)
黒こしょう…適量
トマトケチャップ…大さじ4~5

【作り方】
1. 玉ねぎ、にんじん、ヘタと種を除いたピーマンは1cm角に切ります。

【志麻さんのオムライス】優勝のカギは…調味料使いにメリハリつけろ!さすれば味に奥行きが出る出る!


2. ウインナーソーセージと鶏もも肉も1cmほどの大きさに切り、鶏肉には塩小さじ1/2と黒こしょうをふっておきます。

【志麻さんのオムライス】優勝のカギは…調味料使いにメリハリつけろ!さすれば味に奥行きが出る出る!


3. フライパンにサラダ油を引き弱火で熱し、玉ねぎとにんじんに塩ひとつまみ(分量外)をふってじっくり炒めます。
じっくり炒めることで野菜の甘みが出るそうです!

【志麻さんのオムライス】優勝のカギは…調味料使いにメリハリつけろ!さすれば味に奥行きが出る出る!


4. しんなりしてきたら、鶏肉を加えて炒めます。
鶏肉にしっかりと下味をつけておくことが大事なんです!そうすることで味がぼやけず、メリハリのある味付けになるそうですよ!

【志麻さんのオムライス】優勝のカギは…調味料使いにメリハリつけろ!さすれば味に奥行きが出る出る!


5. 鶏肉に火が通ったらウインナー、ピーマンを加えてサッと炒め合わせます。ピーマンは食感と風味を生かしたいのでサッと炒めるのがコツです!

【志麻さんのオムライス】優勝のカギは…調味料使いにメリハリつけろ!さすれば味に奥行きが出る出る!


6. ご飯を加え、味をみながら塩(分量外)、黒こしょうをふってほんのりと味がつくくらいに調えます。

【志麻さんのオムライス】優勝のカギは…調味料使いにメリハリつけろ!さすれば味に奥行きが出る出る!


7. トマトケチャップを加え、均一になじむまで炒め合わせます。ケチャップだけで味をつけると重たくなるので、ほんのりと塩、こしょうで味をつけてからケチャップで調えるのが大事なポイント!

【志麻さんのオムライス】優勝のカギは…調味料使いにメリハリつけろ!さすれば味に奥行きが出る出る!


8. 大きめのフライパンにサラダ油大さじ1(分量外)を引き、強めの中火で熱し、溶いた卵を流し入れて広げます。卵の縁が固まってきたら菜箸で大きく混ぜ、半熟状になったら火を止めます。

【志麻さんのオムライス】優勝のカギは…調味料使いにメリハリつけろ!さすれば味に奥行きが出る出る!


9. お皿に7を盛り、その上に8をのせ、好みでトマトケチャップを適量かけたら完成です♪

【志麻さんのオムライス】優勝のカギは…調味料使いにメリハリつけろ!さすれば味に奥行きが出る出る!


味にメリハリがあって食べやすい♪

志麻さんのオムライス、やさしい味なのにパンチ力もあって、なぜか最後まで飽きないんです!やさしい味に感じたのは、味付けのメリハリとじっくり炒めた野菜の甘さです。あとで志麻さん直伝のポイントをおさらいしますが、「あれもこれも」と味付けをしては志麻さんのオムライスにはならないんです!

わたしはいつもお肉にも、ご飯にも、卵にも味をつけて作っていたのですが、そうすると全体的に味が濃くて、食べている途中で飽きてきちゃうんですよね。でも志麻さんのレシピはケチャップだけに頼るのではなく、お肉に下味をしっかりつけたり、野菜をじっくり炒めて甘みを出したりと、ケチャップ以外の味付け部分がポイントになっているように感じました。そうやって作ってみると、味にメリハリができて食べ飽きないんです。

そしてこのオムライスには黒こしょうのパンチ力が必須なんだと感じましたよ♪全体的にはやさしい味付けなんですが、たまにピリッとした黒こしょうの刺激がやってくるんです!それがふわふわの卵に包まれて、相性抜群♪卵に味付けしたり、バターを使ったりしなくても、全く物足りなさは感じませんでした!

志麻さん直伝のポイントをおさらいすると…

●鶏肉にいちばんしっかり味をつける
●玉ねぎ、にんじんはじっくり炒めて甘みを出す
●ピーマンは食感と風味を生かしたいのでサッと炒める
●ご飯はケチャップだけで味をつけると重たくなるので、ほんのりと味をつけてからケチャップで調える
●鶏肉と野菜はしっかり味をつけて、ご飯はほんのり、卵はあえて味をつけずにメリハリをつける

これさえ守れば、志麻さんのオムライスが再現できますよ♡
味にメリハリのある、おいしいオムライスになりました♪半熟の卵もたまりませんよね!
いつものオムライスが、味付けとタイミングでこんなに変化するとは驚きでした。
ぜひみなさんも志麻さんのオムライス、作ってみてください♡
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