梅沢富美男さんの「のり卵弁当」に挑戦♪卵焼きじゃな…ふわふわ「炒り卵」が敷き詰められた逸品♡
梅宮辰夫さんは1958年に東映ニューフェイスという東映のオーディションに合格しスターとして売り出され、「仁義なき戦い」や「不良番長シリーズ」などの作品で大人気になりました。1975年のテレビドラマ「前略おふくろ様」以降は多くのドラマに脇役として出演する一方、若い頃からの美食三昧の経験を活かして料理人としても有名になりました。惜しくも2019年に81歳でお亡くなりになりましたが、いまだに多くのファンがいる名優であり料理人です。
梅宮辰夫さんの「ウメミヤ」の材料と作り方
【材料】※3~4人分
鶏もも肉(骨付き)…2本
豚バラ肉(塊)…450g
鶏もも肉はぶつ切りにして、熱湯を回しかけておきます。
豚バラ肉は食べやすい大きさの角切りにしておきます。
穀物酢…100ml
しょうゆ…100ml
にんにく…5かけ
うま味調味料…少々
赤唐辛子…5本
ブロッコリー…1個
ブロッコリーは小房に分けておきます。
【作り方】※調理時間:1時間
1. 豚肉を鍋に入れ、たっぷりの水(分量外)を加えてアクを取りながら30分煮ます。
2. 別の鍋に1の煮汁を100ml入れ、穀物酢、しょうゆ、にんにく、うま味調味料、 赤唐辛子、水100ml(分量外)を加えます。
3. 鶏肉と豚肉を入れて強火にかけ、沸騰したら弱火にしてコトコトと煮ます。
4. 全体に汁が行きわたるように肉をときどき動かして、中に火が通るまで煮ます。
5. ブロッコリーを中火で数分、色よく茹でます。
※レシピに記載はありませんが、茹でただけでは味が染みないので1の残り汁に塩をひとつまみ(分量外)加えて茹でています。
6. 器に盛りつけて、出来上がりです。
茶色い肉がゴロゴロしている中にブロッコリーの緑がやさしく見えますが、器に盛られた「ウメミヤ」はなんともボリューム感のすごい食べ応えがありそうなビジュアルです。まず鶏肉を一口かじってみると、案外さっぱりとした酢の香りと唐辛子のしつこくない辛さが広がる中にしょうゆと鶏肉自体の旨味が感じられました。次に豚肉もかじってみると、プリっとした弾力と一緒に酢の香りと辛さが広がって鶏肉とはまた違った食感と旨味がありました。2種類の肉を一緒に入れる意味が分かったような気がします。レシピには記載がありませんでしたが、茹で汁と塩で茹でたブロッコリーは色も鮮やかですが肉の強い味と好対照なやさしくておいしい味で、箸休めのようにも思えました。けっこうな量ができましたが、酸味のせいなのかたっぷりと食べられました。
2012年、読売新聞の掲示板サイトに「ウメミヤを探して…」という投稿がありました。梅宮さんがテレビで紹介していた「鶏ももと豚バラ(塊)のさっぱり煮」のレシピを探しているという内容でしたが、料理名が曖昧だったため「ウメミヤ」と呼んでいたそうです。この投稿に多くの反響があった結果、梅宮さん本人に取材して明らかになったレシピとのことです。
梅宮さんが言うには元々は「トリとブタの酢煮(フィリピン風)」というレシピで、記憶は定かではないが奥さんから教わったのかもしれないとのことでした。
それから10年以上経過しましたが、テレビ朝日の深夜方法「キッチンカー大作戦」に娘の梅宮アンナさんが出演し「ウメミヤ」の話題が取り上げられました。「ウメミヤ」とはどんな料理なのかということで予約3年待ちの人気飲食店「五反田トダカ」の主人・戸高雄平さんがキッチンカーメニューとして再現し、討論が繰り広げられるという内容でした。不良おやじとしても有名で映画やドラマの人としてずっと人気だった梅宮辰夫さん、81歳で亡くなるまで娘のアンナさんや孫にはとてもやさしいおじいちゃんだったそうですが、自分が作ったレシピが亡くなってからも多くの人に愛されていると知ったらいったいどんな顔で笑うんだろう?と思わず思い浮かべてしまいました。改めてご冥福をお祈り申し上げます。
ボリュームはありますがとても食べやすくおいしいレシピですので、ぜひ作ってみてください!









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