キッシュはフランスの北東部、アルザス=ロレーヌ地方の郷土料理。型にパイ生地を敷いて、野菜などの具や卵液を詰めてオーブンで焼きますが、アイデア料理がお得意なかっちゃんさんは、餃子の皮で作れるキッシュをYouTube『kattyanneru』で紹介していました。
具は旬の新じゃがいも、玉ねぎ、ソーセージ。冷凍パイシートは400円以上しますが、餃子の皮なら100円程度♪お安くおしゃれな一品を作れそうなので、挑戦してみます。

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かっちゃんさんのX(旧Twitter)がこちら!

【パイ生地不要・餃子の皮でお手軽・簡単!】型に入れて焼くだけ「新じゃがいもキッシュ 」の作り方 https://t.co/miljpvMkGN @YouTubeより pic.twitter.com/DdwIcU2Wuc— kattyanneru/かっちゃんねる 一般人 (@_yuka1011) April 24, 2025
餃子の皮でお手軽に作れるという「新じゃがいものキッシュ」の画像を、かっちゃんさんのXで見られますよ。表面がこんがりと焼けていて、とてもおいしそう。

レシピ考案者のかっちゃんさんは、料理愛好家としてYouTubeの料理チャンネル『kattyanneru』を運営。簡単でおいしいアイデアレシピや節約レシピを、紹介しています。チャンネル登録者数は153万!筆者も『kattyanneru』のレシピを参考に、日々の献立においしい家庭料理を取り入れていますよ。

今回作ってみる「新じゃがいものキッシュ」も餃子の皮で作るアイデアレシピ。パイ生地で作るのが一般的ですが、冷凍パイシートは少しお値段が張るので、餃子の皮で作れるのならお安く作れてうれしいです♪

キッシュは華やかさがあって、特別な日にはぴったりな料理。新じゃがいもが出回っているので、餃子の皮で作れるキッシュに挑戦してみます!

餃子の皮で作れる!「新じゃがいもキッシュ」を作ってみた!

動画では底が抜ける直径18cmのタルト型を使っていましたが、同じ型を持っていないため、今回は直径15cmの底が抜けるケーキ型で焼いてみます。

【パイ生地不要!え、餃子の皮!?】型に敷き詰めて焼くだけ!「新じゃがキッシュ」作ろう!皮でフレンチ♡


【材料】(直径18cmのタルト型1個分)
餃子の皮…14枚ほど
新じゃがいも…1個(150g)
玉ねぎ…1/4個(60g)
ウインナーソーセージ…2本
ピザ用チーズ…30g
卵…2個
牛乳…大さじ3
コンソメ(顆粒)…小さじ1
塩・こしょう…各少々
乾燥パセリ…お好みで適量
サラダ油…少々

1. 新じゃがいもの皮をきれいに洗って皮ごと1cm角のさいの目切りに、玉ねぎを薄切りに、ソーセージを縦半分に切って斜め薄切りにします。

【パイ生地不要!え、餃子の皮!?】型に敷き詰めて焼くだけ!「新じゃがキッシュ」作ろう!皮でフレンチ♡


新じゃがいもは皮が薄いので剥く手間を省けますよ。
玉ねぎとソーセージは細長く切りました。

2. 耐熱容器に新じゃがいも、玉ねぎの順に入れてラップをかけ、電子レンジ(600W)で2分30秒加熱します。

【パイ生地不要!え、餃子の皮!?】型に敷き詰めて焼くだけ!「新じゃがキッシュ」作ろう!皮でフレンチ♡


新じゃがいもと玉ねぎにあらかじめ火を通しておきます。

3. 溶きほぐした卵に牛乳、コンソメ、塩、こしょうを加えて混ぜ合わせます。

【パイ生地不要!え、餃子の皮!?】型に敷き詰めて焼くだけ!「新じゃがキッシュ」作ろう!皮でフレンチ♡


コンソメ、塩、こしょうでほんのりと味付けします。こしょうは多めに振るのがおすすめです。

4. 型の内側にサラダ油を薄く塗り、中央に餃子の皮を1枚置き、型の高さに合うように皮を重ねながら敷き詰めます。

【パイ生地不要!え、餃子の皮!?】型に敷き詰めて焼くだけ!「新じゃがキッシュ」作ろう!皮でフレンチ♡


型から外しやすいように、底と側面にサラダ油を薄く塗ります。

【パイ生地不要!え、餃子の皮!?】型に敷き詰めて焼くだけ!「新じゃがキッシュ」作ろう!皮でフレンチ♡


動画では直径18cmのタルト型を使っていたので側面の高さが2~3cm程度でしたが、今回は直径15cmのケーキ型を使ったので高さ4cmくらいになるように餃子の皮を敷き詰めました。

餃子の皮が重なる部分は水を少し付けて貼り付け、側面に隙間がある部分は皮を重ねて敷き詰めます。今回は皮を11枚使うとまんべんなく敷き詰められました。

5. 2と1のソーセージを均等に入れてチーズを乗せ、3を流し入れて200℃に予熱したオーブンで20分ほど焼きます。


【パイ生地不要!え、餃子の皮!?】型に敷き詰めて焼くだけ!「新じゃがキッシュ」作ろう!皮でフレンチ♡


動画ではチーズを乗せてから卵液を注いでいましたが、間違えて卵液を先に注いでしまいました。

卵液が具材よりも少し下くらいまでしか無かったので、後からチーズを乗せても問題ありませんでした。

200℃に予熱したオーブンで表面に焼き色が付くまで、今回は17分焼きました。

6. 焼けたら型と皮の隙間に竹串を入れて張り付いている部分を剥がし、型から外します。

【パイ生地不要!え、餃子の皮!?】型に敷き詰めて焼くだけ!「新じゃがキッシュ」作ろう!皮でフレンチ♡


焼き上がったキッシュがこちら。卵液が固まるので餃子の皮と型の隙間が少し空いたように焼き上がりました。くっついている数か所を竹串で剥がすだけで済みました。

タルト型で焼く場合は側面が波打った形状になっているので、竹串で慎重に剥がしてくださいね。

【パイ生地不要!え、餃子の皮!?】型に敷き詰めて焼くだけ!「新じゃがキッシュ」作ろう!皮でフレンチ♡


今回は底が抜けるケーキ型を使ったので、粗熱が取れたら型をビンの上に乗せて側面を外しました。

底の型が付いたままお皿に乗せても構いませんが、今回は底面にも竹串を慎重に差し込んで張り付いている皮を剥がし、すべての型を外しました。お好みで乾燥パセリを振りかけたら完成です。

皮がサクサク!餃子の皮は甘くないのでキッシュのまろやかさが引き立つ♪

【パイ生地不要!え、餃子の皮!?】型に敷き詰めて焼くだけ!「新じゃがキッシュ」作ろう!皮でフレンチ♡


かっちゃんさん考案の「新じゃがいものキッシュ」が焼き上がりました♪今回はケーキ型を使ったので、側面が波型ではなく平面になりましたが、それでもキッシュらしい仕上がりに。


表面にはソーセージだけがうっすらと見えていますが、中には角切りの新じゃがいもと薄切りの玉ねぎが入っていますよ。表面より上にはみ出た皮がこんがりと焼け、餃子の皮を使ってもとてもおいしそうに作れました。

【パイ生地不要!え、餃子の皮!?】型に敷き詰めて焼くだけ!「新じゃがキッシュ」作ろう!皮でフレンチ♡


4等分にしたキッシュがこちら。断面を見ると、角切りの新じゃがいもが入っているのが見えますよ。

【パイ生地不要!え、餃子の皮!?】型に敷き詰めて焼くだけ!「新じゃがキッシュ」作ろう!皮でフレンチ♡


乾燥パセリを振ってフォークを入れるとキッシュがボロッと崩れ、角切りの新じゃがいもがコロコロとこぼれてしまいました。

食べてみると、卵、チーズ、ソーセージ、新じゃがいも、玉ねぎのおいしさが組み合わさり、やさしいおいしさ。ピザなどでもこの組み合わせは定番なので、想像通りの味ですが、今回はこしょうが少なめだったようで、とても穏やかな味わいに感じました。

新じゃがいもがホクホクとしていて、ソーセージの旨味と塩味がアクセントになっています。

底や側面の餃子の皮はそれほどパリパリ感を感じませんが、上部のこんがりと焼けた部分はチップスを思わすサクサク感!香ばしさもあって、小麦のおいしさを感じます。

キッシュはパイ生地で作るのが一般的ですが、餃子の皮はバターが含まれていないので甘くなく、生地も極薄なので、具材のまろやかさやボリューム感が引き立ちました。

餃子の皮ならパイ生地よりもリーズナブル♪油分が含まれないので生地がヘルシー

【パイ生地不要!え、餃子の皮!?】型に敷き詰めて焼くだけ!「新じゃがキッシュ」作ろう!皮でフレンチ♡


YouTubeの料理系チャンネル『kattyanneru』で見つけた、「新じゃがいものキッシュ」。パイ生地ではなく、餃子の皮でおいしく作れるアイデア料理でした。


キッシュの中身は、一般的なキッシュと同じ作り方でしたが、新じゃがいもを角切りにして使うことでホクホクとしたおいしさになりました。

今回は底が抜けるケーキ型で作りましたが、タルト型でなくてもきれいに焼け、側面の波打った形にこだわらなければ、焼き上がった後も側面を剥がしやすいメリットがありました。

冷凍パイシートよりも餃子の皮の方が圧倒的にお安いので、リーズナブルにキッシュを作れますよ!小さい型を使えば餃子の皮の枚数も少なく済むので、余った餃子の皮を活用しても作れます。ぜひ、挑戦してみてくださいね。

じゃがいもを皮ごと食べる際の注意点

じゃがいもには、炭水化物やビタミンなどの栄養が豊富な反面、微量の天然毒素が含まれます。食中毒を防ぐために以下の点に注意してください。

1. 緑色に変色していたり、芽が出ていたりするじゃがいもはその部分を含めて大きめに取り除きます。全体に緑色だったりあちこち芽が出ていたりする場合は、食べないようにしましょう。

2. 体の小さな子どもは、大人より食中毒になりやすいので、皮つきのじゃがいもを食べさせないようにしましょう。

3. 皮つきのじゃがいもを大量に食べないように注意しましょう。

4. じゃがいもを買ったら長期保存せず、できるだけ早く食べるようにしましょう。

5. 家庭菜園や学校などで栽培したじゃがいもは、かならず皮を剥いてから食べましょう。
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