暑い時期によく食べられるという、南仏の家庭料理「ラタトゥイユ」。野菜の切り方や炒め方など、家庭によって作り方は様々だそう。
【志麻さんの夏中華】香ばしく焼いた焼きそば麺の「ジャージャー麺」に挑戦!濃い目の肉味噌でガッツリ
ソースと野菜を別に作るのがポイント♡「志麻さん流ラタトゥイユ」
動画では4人分以上の材料で紹介していましたが、今回は半量にして作ってみます。また、レシピに書かれている野菜はすべてそろっていなくても作れるので、入手しやすい野菜をご用意くださいね。
【材料】(2~3人分)
玉ねぎ…1個
なす(小)…2本
ズッキーニ…1本
パプリカ(赤)…1/2個
パプリカ(黄)…1/2個
ピーマン…1~2個
にんにく…1かけ
トマト缶…1缶
タイムやローリエ、乾燥ハーブなど…あれば適量 ※今回はローズマリー(生)を使用
塩・こしょう…各適量
オリーブオイル…適量
1. 玉ねぎとにんにくを、お好みの大きさに切ります。
野菜を大きく切ると、水分が抜けにくいのでジューシーな仕上がりに。小さく切ると、水分が抜けて野菜の味が凝縮するのだそう。筆者はいつも大きめに切るので、今回は2cm程度の角切りにして作ってみます。
にんにくは、細かく切るほど香りが立つとのこと。今回は厚めの薄切りにしました。
2. なす、ズッキーニ、パプリカ、ピーマンをお好みの大きさに切ります。
今回は、すべての野菜を2cm角くらいに切りました。
3. 煮込み用の鍋にオリーブオイルを引き、1の玉ねぎとにんにく、塩をひとつまみ加え、強めの中火で炒めます。パチパチと音がしたら弱火にして、玉ねぎが透き通るまで炒めます。
「志麻さん流ラタトゥイユ」はソースと野菜を別の鍋で加熱し、旨味を凝縮させてから合わせます。玉ねぎとにんにくは煮込み用の鍋で炒めてくださいね。
弱火で7分ほど炒めると、玉ねぎが透き通りました。
4. 3の鍋に、トマト缶、ハーブ、水(適量・分量外)を加えて強火にして煮立たせ、温まったらふつふつとするくらいの火加減で、野菜に火が通るまで煮込みます。
水は、トマト缶をゆすぐ程度の量を加えました。ハーブは生でも乾燥でも構わないとのこと。加えると爽やかな香りが付いて南仏料理らしくなりますよ。今回は、ローズマリー(生)の小枝を加えることに。
全体を混ぜ合わせ、煮込んでいきます。
5. フライパンに多めのオリーブオイルを引き、中火で熱します。2の野菜と塩を4つまみ程度加え、中火から強火で焼き色が付くまで炒めます。
塩を振って野菜をしっかり炒め、水分を抜くのがポイントです。オリーブオイルのコクをまとわせることで、濃厚な味わいのラタトゥイユに仕上がりますよ。
動画では4人分を作っていたので、パプリカ、ズッキーニ、なす、ピーマンの順にそれぞれを炒めて、都度ソースに野菜を加えていました。ですが、半量で作る場合はフライパンに入る量を一度に炒めていいとのこと。そこで今回は、4種類の野菜を一度に炒めます。
赤、黄色、緑、紫…夏野菜らしいカラフルな色合いが、目に鮮やか!
野菜を炒めながら、ソースが焦げないようにかき混ぜます。野菜はあまり触らずに炒めると、焼き色が付きやすいですよ。
強めの中火で10分ほど炒めると焼き色が付き、野菜の水分が抜けてかさが減りました。特になすは火がよく通り、一番やわらかくなっていましたよ。
6. 5の野菜を4の鍋に加え、全体を混ぜます。フタをして、ふつふつとするくらいの火加減で15~20分ほど煮ます。
ソースも13分ほど煮込んでいたので、水分が減ってどろっとしていました。そこに、炒めた野菜を合わせます。
味見して、塩味が足りなければ足すとのこと。塩味が薄くても野菜の旨味がしっかりとしているので、今回は塩を加えませんでした。
野菜の切り方や炒め方によって野菜に含まれる水分量が異なるので、5分ほど煮たら様子を見て、水分が多いようならフタを外して煮詰めてくださいね。
煮詰まると底が焦げやすいので、適度に混ぜて煮込みました。
15分ほど煮た状態がこちら。ソースと野菜に一体感が出て、最初から一緒に煮たような仕上がりです。味見して、塩とこしょうで味を調えたら完成です。
野菜の旨味が濃くハーブの香りが爽やか♪水分が少なく濃厚なラタトゥイユ
野菜を細かく切って作った、「志麻さん流ラタトゥイユ」が完成しました♪
ソースを作り始めてから煮込み終わるまで、35分ほど加熱していた計算です。
食べてみると、野菜の旨味が濃い!トマトはもちろん、炒めた角切り野菜も味わいが濃くなっています。全体的にくったりとしたやわらかい食感ですが、肉厚なパプリカはジューシーさがあり、ズッキーニはシャクッとした食感。一方、なす、ピーマン、玉ねぎはとろとろ。
塩とこしょうを少量を使っただけなので、ほぼ野菜の味わいですが、旨味が凝縮していて、とても濃厚。物足りなさを感じません。動画では、仕上げにお好みでオリーブオイルをかけてもよいと紹介していましたが、なくても十分なおいしさ。
野菜の栄養をおいしく吸収出来るような、体が喜ぶ食べ心地のラタトゥイユでした。
野菜を炒めてからソースに加えると…水分が抜けて旨味が凝縮!
タサン志麻さんのYouTube『タサン志麻』で見つけた、「志麻さん流ラタトゥイユ」。トマトをはじめ、夏野菜を煮込むだけの料理かと思いきや…。トマトソースと野菜は別々に加熱し、それぞれの旨味を凝縮させてから合わせて煮込む作り方でした。
筆者流のラタトゥイユは、大きめに切った野菜を炒め、トマト缶を加えて煮込むというもの。
志麻さんは「本場のラタトゥイユは、トマト煮込みとは違う料理。水分をしっかりと飛ばして凝縮させ、オリーブオイルのコクもある」と、動画で語っていましたよ。
そのコメント通り、こちらのレシピだと、野菜の旨味が凝縮した本場のラタトゥイユに仕上がるなと思います。今回は温かいままいただきましたが、暑い季節なら冷やして食べてもおいしいとのこと。
たっぷりと作っておけば、肉や魚料理の付け合わせにしたり、ハンバーグソースにしたりと、アレンジが利くそうです。炒めて煮込むだけですが、志麻さんのレシピで作ると、本場の味わいに近づけますよ!
今回はYouTube『タサン志麻』で紹介していた「志麻さん流ラタトゥイユ」に挑戦!野菜は小さめ、トマトソースと野菜を別の鍋で作って合わせるという作り方。筆者はいつも野菜を大きく切って炒め、そこにトマトの水煮缶を加えて煮込んでいたのですが…。味わいに、どんな違いが出るかしら?
【志麻さんの夏中華】香ばしく焼いた焼きそば麺の「ジャージャー麺」に挑戦!濃い目の肉味噌でガッツリ
ソースと野菜を別に作るのがポイント♡「志麻さん流ラタトゥイユ」
動画では4人分以上の材料で紹介していましたが、今回は半量にして作ってみます。また、レシピに書かれている野菜はすべてそろっていなくても作れるので、入手しやすい野菜をご用意くださいね。

【材料】(2~3人分)
玉ねぎ…1個
なす(小)…2本
ズッキーニ…1本
パプリカ(赤)…1/2個
パプリカ(黄)…1/2個
ピーマン…1~2個
にんにく…1かけ
トマト缶…1缶
タイムやローリエ、乾燥ハーブなど…あれば適量 ※今回はローズマリー(生)を使用
塩・こしょう…各適量
オリーブオイル…適量
1. 玉ねぎとにんにくを、お好みの大きさに切ります。

野菜を大きく切ると、水分が抜けにくいのでジューシーな仕上がりに。小さく切ると、水分が抜けて野菜の味が凝縮するのだそう。筆者はいつも大きめに切るので、今回は2cm程度の角切りにして作ってみます。
にんにくは、細かく切るほど香りが立つとのこと。今回は厚めの薄切りにしました。
2. なす、ズッキーニ、パプリカ、ピーマンをお好みの大きさに切ります。

今回は、すべての野菜を2cm角くらいに切りました。
大きめの乱切り、輪切りなど、お好みの形や大きさに切ってくださいね。
3. 煮込み用の鍋にオリーブオイルを引き、1の玉ねぎとにんにく、塩をひとつまみ加え、強めの中火で炒めます。パチパチと音がしたら弱火にして、玉ねぎが透き通るまで炒めます。

「志麻さん流ラタトゥイユ」はソースと野菜を別の鍋で加熱し、旨味を凝縮させてから合わせます。玉ねぎとにんにくは煮込み用の鍋で炒めてくださいね。
弱火で7分ほど炒めると、玉ねぎが透き通りました。
4. 3の鍋に、トマト缶、ハーブ、水(適量・分量外)を加えて強火にして煮立たせ、温まったらふつふつとするくらいの火加減で、野菜に火が通るまで煮込みます。

水は、トマト缶をゆすぐ程度の量を加えました。ハーブは生でも乾燥でも構わないとのこと。加えると爽やかな香りが付いて南仏料理らしくなりますよ。今回は、ローズマリー(生)の小枝を加えることに。

全体を混ぜ合わせ、煮込んでいきます。
ソースを煮込んでいる間に他の野菜を炒めます。
5. フライパンに多めのオリーブオイルを引き、中火で熱します。2の野菜と塩を4つまみ程度加え、中火から強火で焼き色が付くまで炒めます。

塩を振って野菜をしっかり炒め、水分を抜くのがポイントです。オリーブオイルのコクをまとわせることで、濃厚な味わいのラタトゥイユに仕上がりますよ。
動画では4人分を作っていたので、パプリカ、ズッキーニ、なす、ピーマンの順にそれぞれを炒めて、都度ソースに野菜を加えていました。ですが、半量で作る場合はフライパンに入る量を一度に炒めていいとのこと。そこで今回は、4種類の野菜を一度に炒めます。
赤、黄色、緑、紫…夏野菜らしいカラフルな色合いが、目に鮮やか!

野菜を炒めながら、ソースが焦げないようにかき混ぜます。野菜はあまり触らずに炒めると、焼き色が付きやすいですよ。

強めの中火で10分ほど炒めると焼き色が付き、野菜の水分が抜けてかさが減りました。特になすは火がよく通り、一番やわらかくなっていましたよ。
6. 5の野菜を4の鍋に加え、全体を混ぜます。フタをして、ふつふつとするくらいの火加減で15~20分ほど煮ます。

ソースも13分ほど煮込んでいたので、水分が減ってどろっとしていました。そこに、炒めた野菜を合わせます。

味見して、塩味が足りなければ足すとのこと。塩味が薄くても野菜の旨味がしっかりとしているので、今回は塩を加えませんでした。

野菜の切り方や炒め方によって野菜に含まれる水分量が異なるので、5分ほど煮たら様子を見て、水分が多いようならフタを外して煮詰めてくださいね。
煮詰まると底が焦げやすいので、適度に混ぜて煮込みました。

15分ほど煮た状態がこちら。ソースと野菜に一体感が出て、最初から一緒に煮たような仕上がりです。味見して、塩とこしょうで味を調えたら完成です。
野菜の旨味が濃くハーブの香りが爽やか♪水分が少なく濃厚なラタトゥイユ

野菜を細かく切って作った、「志麻さん流ラタトゥイユ」が完成しました♪
ソースを作り始めてから煮込み終わるまで、35分ほど加熱していた計算です。
野菜の水分がかなり抜け、炒め煮にした野菜に濃厚なトマトペーストが絡まったような仕上がりになりました。
食べてみると、野菜の旨味が濃い!トマトはもちろん、炒めた角切り野菜も味わいが濃くなっています。全体的にくったりとしたやわらかい食感ですが、肉厚なパプリカはジューシーさがあり、ズッキーニはシャクッとした食感。一方、なす、ピーマン、玉ねぎはとろとろ。
塩とこしょうを少量を使っただけなので、ほぼ野菜の味わいですが、旨味が凝縮していて、とても濃厚。物足りなさを感じません。動画では、仕上げにお好みでオリーブオイルをかけてもよいと紹介していましたが、なくても十分なおいしさ。
野菜の栄養をおいしく吸収出来るような、体が喜ぶ食べ心地のラタトゥイユでした。
野菜を炒めてからソースに加えると…水分が抜けて旨味が凝縮!

タサン志麻さんのYouTube『タサン志麻』で見つけた、「志麻さん流ラタトゥイユ」。トマトをはじめ、夏野菜を煮込むだけの料理かと思いきや…。トマトソースと野菜は別々に加熱し、それぞれの旨味を凝縮させてから合わせて煮込む作り方でした。
筆者流のラタトゥイユは、大きめに切った野菜を炒め、トマト缶を加えて煮込むというもの。
ごろごろ野菜入りのトマト煮込み風な仕上がりになっていました。
志麻さんは「本場のラタトゥイユは、トマト煮込みとは違う料理。水分をしっかりと飛ばして凝縮させ、オリーブオイルのコクもある」と、動画で語っていましたよ。
そのコメント通り、こちらのレシピだと、野菜の旨味が凝縮した本場のラタトゥイユに仕上がるなと思います。今回は温かいままいただきましたが、暑い季節なら冷やして食べてもおいしいとのこと。
たっぷりと作っておけば、肉や魚料理の付け合わせにしたり、ハンバーグソースにしたりと、アレンジが利くそうです。炒めて煮込むだけですが、志麻さんのレシピで作ると、本場の味わいに近づけますよ!
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