ハンバーグ、オムライス、チリコンカン…などなど、玉ねぎのみじん切りはいろいろな料理に大活躍。しかーし!玉ねぎのみじん切りをすると、目が痛くなるわ、涙がポロポロこぼれるわ、鼻水がジュルジュル出るわで、顔中が大変なことに。
切り方変えると目に沁みない!?「涙が出にくい玉ねぎの切り方」に挑戦!トントンじゃなくてシュッシュッ⁉
そもそも…なぜ玉ねぎを切ると涙が出るのか?
実際に裏ワザを試す前に、なぜ、玉ねぎを切ると涙が出るのかについて、確認しておきます。
玉ねぎを切ると涙が出るのは、鼻や目にツーンとした刺激を与える、「硫化アリル」という成分が原因だそうです。
画像出典:イラストAC
玉ねぎを切ることで、玉ねぎの細胞が破壊され、硫化アリルが空気中に漂い、目や鼻の粘膜を刺激して、涙が出るそうです。
ということは、「硫化アリルをいかに発生させないか」もしくは「発生した硫化アリルをいかに鼻や目の粘膜に触れないようにするか」。この2つのポイントが、玉ねぎの涙対策になりそうですよね。
そこで、SNSやネットで話題になっている数多くの「玉ねぎを切るときに”涙が出ない”裏ワザ」の中から、「硫化アリルをいかに発生させないか」という観点から2つ。そして、「硫化アリルをいかに鼻や目の粘膜に触れないようにするか」という観点から2つ。合計4つの裏ワザを、(わたしの独断と偏見で)ピックアップしました。
まずは、「硫化アリルをいかに発生させないか」という観点から選んだ裏ワザを、2つ試してみることに。
”硫化アリルを発生させない系”の裏ワザ2つ試してみた!
まずは、YouTubeチャンネル『飲食道』で紹介している「玉ねぎ一刀みじん切り」。
玉ねぎの”切り方”で、硫化アリルの発生を出来るだけ抑えようという方法です。
【やり方】
1. 玉ねぎの芽が出る方の先を、少し切り落として皮を剥きます。
2. 根(おしり)の方も、少し切り落とします。
3. おしりを上にして、まな板の上に玉ねぎを置きます。中心から1cmくらい離れたところから包丁を縦に入れ、3mm間隔で繊維に沿って、時々回転させながらカットしていきます。
縦に包丁を入れるので、玉ねぎの繊維が壊れにくいとのこと。
繊維が壊れにくいということは、硫化アリルの発生を軽減させられるというわけです。
また、切れない包丁を使うと、繊維が壊れやすいので、研ぐなどしてよく切れるようにしておくのも大切だそうですよ。
今回は、1/2個分をみじん切りにするので、半周切り込みを入れたら、半分にカットし、断面を下にして置きます。
4. 間隔が広いなと感じる部分に切り込みを入れます。
反対側のおしりの方からも間隔が広いところに切り込みを入れます。
ちなみに、スライス玉ねぎにする際は、ここでおしりを切り落とせばOKとのことです。
今回は、みじん切りなので、さらに作業を進めます。
5. 4の側面に4か所、まな板と平行に包丁を入れます。
6. 右側から細かくカットします。刃渡り21cm以上の牛刀があるといいそうですが、そんな本格的なものはわが家にはないので、いつもの包丁で。
出来るだけ細かい間隔で包丁を入れ、包丁の切れ味だけで繊維を断ち切るように切るのがポイント。
玉ねぎの繊維を押しつぶしながら切ると、硫化アリルが発生しやすくなります。慣れないうちはゆっくりでいいので、繊維を押しつぶさないよう、作業を進めましょう。
これで、みじん切り完了。
一般的なみじん切りは、包丁の刃先を押さえて固定し、包丁の柄の方を上下にトントンとリズミカルに動かして何度も刻む必要がありますが、これだと何度も刻むことなく、みじん切りが完了するので、硫化アリルを必要以上に発生させずに済むところもポイントです。
そして、「玉ねぎ一刀みじん切り」を実際にやってみた結果…。
なんということでしょう!
玉ねぎのツンとした香りを多少感じはしましたが、最初から最後まで、ぜーんぜん目が痛くならず!涙も鼻水も、一滴も出ませんでした。出る気配すらなし。
わたしの独断と偏見ではありますが、5点満点で点数をつけるとしたら、文句なしの5点です。
続いて試すのは、カゴメの公式HPで紹介していた「玉ねぎを冷蔵庫で冷やす方法」。
揮発性(常温で蒸発しやすい性質)の高い硫化アリルは、温度が低いと飛びにくくなります。そのため、切る前に冷やすと効果があるそうです。
やり方は、皮を剥いた後、乾燥しないようラップで包み、冷蔵庫へ入れるだけ。
急ぎの場合は、冷凍庫でもOKとのこと。ただし冷やしすぎは好ましくないため、30分程度が目安。また、常温の空気に触れるとすぐに硫化アリルが出てくるので、冷蔵庫から出して冷たいうちに切るのがいいそうです。
今回は、30分冷蔵庫で冷やした玉ねぎをみじん切りにすることに。
おお~、これも優秀。涙も鼻水も一滴も出ないし、出る気配すらありません。
硫化アリルが少しだけ目を刺激する感じもしなくはないですが、問題ないレベル。
これは、4.5点かな。高得点ですが、先ほどの「玉ねぎ一刀みじん切り」に比べると、ちょっとだけ目に刺激を感じたので、0.5点マイナスにしました。
さて、ここからは、「発生した硫化アリルをいかに鼻や目の粘膜に触れないようにするか」という観点でチョイスした、2つの裏ワザを試します。
”硫化アリルを鼻や目の粘膜に触れないようにする系”の裏ワザ2つ試してみた!
まずは、YouTubeチャンネル『裏ワザ倶楽部』で紹介していた「鼻の穴にティッシュ」。
硫化アリルが鼻から入って来ないように、両方の鼻の穴にティッシュを詰めるという方法。
やり方は…ずばり、ティッシュを鼻の穴に詰めるだけ!(笑)
画像出典:イラストAC
実際にやってみると…。
おお~、これも優秀。涙も鼻水も一滴も出ません。
※画像のティッシュは実際に鼻に入れたものではありません。あくまでイメージなので、ご安心を(笑)。
ただ、鼻への刺激はないものの、目への刺激はあるので、ちょっと目が痛い感じ。
ということで、これは4点。
最後は、ボーナムさんのX(旧Twitter)で紹介していた「扇風機で風を送る方法」。以前、テレビでやっていた方法らしいです。
以前テレビで見た、玉ねぎのみじん切りをする時に扇風機を置くと目が痛くないやつ、今試してみたら驚愕するほど痛くなくて感動してます。 pic.twitter.com/v5QdWDnqPX— ボーナム (@spdkm) December 15, 2020
玉ねぎを切るときに扇風機で風を送り、発生した硫化アリルを目や鼻とは違う方向に吹き飛ばすという方法です。
卓上のミニ扇風機があればお手軽ですが、わが家にはないので、普通の扇風機を使うことに。
扇風機を、まな板の横あたりにセット。硫化アリルを右側に吹き飛ばすイメージです。
強風にして、いざ、みじん切り。
おお~、涙も鼻水も出ないし、出る気配もない。そして、玉ねぎのツンとした臭いすらしません。
ひとつ欠点があるとしたら、風を送るので、冬は寒い!冬は、温風が出るファンヒーターで代用出来るかもしれませんね。やってみないとわからないけど。
扇風機で風を送る方法は、寒い日には出来ないというデメリットがありつつも、わたし的には、5点満点!
今回、試した中で、玉ねぎのツンとした臭いすらしなかったところが衝撃でした。目も鼻もいたって普段通り。なんの違和感もなく、みじん切りが出来ました。
玉ねぎを刻んで目が痛くなるのは◯◯の証!?
ということで今回は、SNSやネットで話題になっている数多くの「玉ねぎを切るときに”涙が出ない”裏ワザ」の中から、4つ選んで試してみました。いずれも、涙も鼻水も一滴も流れないという、すばらしい効果が得られる裏ワザでしたよ。それに、どの方法も面倒くさくないところが、よかったです。
最高点の5点を叩き出したのは、「玉ねぎ一刀みじん切り」と「扇風機で風を送る」の2つでした。この2つが最強の裏ワザということになりますかね。
念のため、普通に玉ねぎをみじん切りにしてみると、開始1分も経たないうちに目が痛くなり、涙と鼻水が出て来ました。なので、今回試した裏ワザは、「有効である」と言っていいと思います(個人差があるかもしれませんが…)。少なくとも、わたしには効果てきめんでした。
ちなみに、興味深い研究結果を見つけたので、最後にご報告。
国内のある大学の研究で、20代から50代までの人に玉ねぎに含まれる硫化アリルを与え、その刺激に”耐えられる時間”を比較したところ、20代がほかの年代に比べて、明らかに耐えられる時間が短かったそうです。
この研究結果が何を意味するかというと、玉ねぎを切って涙が出たり、目が痛くなったりするのは、若い証拠、若さの証というわけです。反対に、玉ねぎを切っても涙が出なくなるのは、歳を重ねて料理の腕が上がったわけではなく、単に、目の表面の感覚が低下してきた老化現象なんだそうです。
若い証拠、若さの証なんて言われたら、玉ねぎを切って涙が出るのも悪くないかな~と、おばさんのわたしは思ってしまいますね。単純(笑)。
画像出典:photoAC
<参考文献>
『カゴメ公式サイト~もう泣かされない!タマネギの切り方[涙予防]編~』
https://www.kagome.co.jp/vegeday/eat/201702/6728/
『貴晶会戸田リウマチ科クリニック~タマネギを切って涙が出るのは若い証拠です~』
https://toda-hiza-seikei.com/medianews/
そこで、SNSやネットで話題になっている、玉ねぎを切るときに”涙が出ない”裏ワザをいろいろお試し!わたしの”ベストオブベスト”を見つけようと思います。それでは、検証開始♪
切り方変えると目に沁みない!?「涙が出にくい玉ねぎの切り方」に挑戦!トントンじゃなくてシュッシュッ⁉
そもそも…なぜ玉ねぎを切ると涙が出るのか?
実際に裏ワザを試す前に、なぜ、玉ねぎを切ると涙が出るのかについて、確認しておきます。
玉ねぎを切ると涙が出るのは、鼻や目にツーンとした刺激を与える、「硫化アリル」という成分が原因だそうです。

玉ねぎ
画像出典:イラストAC
玉ねぎを切ることで、玉ねぎの細胞が破壊され、硫化アリルが空気中に漂い、目や鼻の粘膜を刺激して、涙が出るそうです。
ということは、「硫化アリルをいかに発生させないか」もしくは「発生した硫化アリルをいかに鼻や目の粘膜に触れないようにするか」。この2つのポイントが、玉ねぎの涙対策になりそうですよね。
そこで、SNSやネットで話題になっている数多くの「玉ねぎを切るときに”涙が出ない”裏ワザ」の中から、「硫化アリルをいかに発生させないか」という観点から2つ。そして、「硫化アリルをいかに鼻や目の粘膜に触れないようにするか」という観点から2つ。合計4つの裏ワザを、(わたしの独断と偏見で)ピックアップしました。
まずは、「硫化アリルをいかに発生させないか」という観点から選んだ裏ワザを、2つ試してみることに。
”硫化アリルを発生させない系”の裏ワザ2つ試してみた!

玉ねぎ
まずは、YouTubeチャンネル『飲食道』で紹介している「玉ねぎ一刀みじん切り」。
玉ねぎの”切り方”で、硫化アリルの発生を出来るだけ抑えようという方法です。
【やり方】
1. 玉ねぎの芽が出る方の先を、少し切り落として皮を剥きます。

玉ねぎ
2. 根(おしり)の方も、少し切り落とします。

玉ねぎ
3. おしりを上にして、まな板の上に玉ねぎを置きます。中心から1cmくらい離れたところから包丁を縦に入れ、3mm間隔で繊維に沿って、時々回転させながらカットしていきます。

玉ねぎ
縦に包丁を入れるので、玉ねぎの繊維が壊れにくいとのこと。
繊維が壊れにくいということは、硫化アリルの発生を軽減させられるというわけです。
また、切れない包丁を使うと、繊維が壊れやすいので、研ぐなどしてよく切れるようにしておくのも大切だそうですよ。
今回は、1/2個分をみじん切りにするので、半周切り込みを入れたら、半分にカットし、断面を下にして置きます。

玉ねぎ
4. 間隔が広いなと感じる部分に切り込みを入れます。

玉ねぎ
反対側のおしりの方からも間隔が広いところに切り込みを入れます。

玉ねぎ
ちなみに、スライス玉ねぎにする際は、ここでおしりを切り落とせばOKとのことです。

玉ねぎ
今回は、みじん切りなので、さらに作業を進めます。
5. 4の側面に4か所、まな板と平行に包丁を入れます。

玉ねぎ
6. 右側から細かくカットします。刃渡り21cm以上の牛刀があるといいそうですが、そんな本格的なものはわが家にはないので、いつもの包丁で。

玉ねぎ
出来るだけ細かい間隔で包丁を入れ、包丁の切れ味だけで繊維を断ち切るように切るのがポイント。
玉ねぎの繊維を押しつぶしながら切ると、硫化アリルが発生しやすくなります。慣れないうちはゆっくりでいいので、繊維を押しつぶさないよう、作業を進めましょう。
これで、みじん切り完了。

玉ねぎ
一般的なみじん切りは、包丁の刃先を押さえて固定し、包丁の柄の方を上下にトントンとリズミカルに動かして何度も刻む必要がありますが、これだと何度も刻むことなく、みじん切りが完了するので、硫化アリルを必要以上に発生させずに済むところもポイントです。
そして、「玉ねぎ一刀みじん切り」を実際にやってみた結果…。
なんということでしょう!
玉ねぎのツンとした香りを多少感じはしましたが、最初から最後まで、ぜーんぜん目が痛くならず!涙も鼻水も、一滴も出ませんでした。出る気配すらなし。
わたしの独断と偏見ではありますが、5点満点で点数をつけるとしたら、文句なしの5点です。
涙も出ないうえ、みじん切りも簡単に出来ました。すばらしい。
続いて試すのは、カゴメの公式HPで紹介していた「玉ねぎを冷蔵庫で冷やす方法」。
揮発性(常温で蒸発しやすい性質)の高い硫化アリルは、温度が低いと飛びにくくなります。そのため、切る前に冷やすと効果があるそうです。
やり方は、皮を剥いた後、乾燥しないようラップで包み、冷蔵庫へ入れるだけ。

玉ねぎ
急ぎの場合は、冷凍庫でもOKとのこと。ただし冷やしすぎは好ましくないため、30分程度が目安。また、常温の空気に触れるとすぐに硫化アリルが出てくるので、冷蔵庫から出して冷たいうちに切るのがいいそうです。
今回は、30分冷蔵庫で冷やした玉ねぎをみじん切りにすることに。

玉ねぎ
おお~、これも優秀。涙も鼻水も一滴も出ないし、出る気配すらありません。
硫化アリルが少しだけ目を刺激する感じもしなくはないですが、問題ないレベル。
これは、4.5点かな。高得点ですが、先ほどの「玉ねぎ一刀みじん切り」に比べると、ちょっとだけ目に刺激を感じたので、0.5点マイナスにしました。
さて、ここからは、「発生した硫化アリルをいかに鼻や目の粘膜に触れないようにするか」という観点でチョイスした、2つの裏ワザを試します。
”硫化アリルを鼻や目の粘膜に触れないようにする系”の裏ワザ2つ試してみた!
まずは、YouTubeチャンネル『裏ワザ倶楽部』で紹介していた「鼻の穴にティッシュ」。

玉ねぎ
硫化アリルが鼻から入って来ないように、両方の鼻の穴にティッシュを詰めるという方法。
やり方は…ずばり、ティッシュを鼻の穴に詰めるだけ!(笑)

ティッシュ
画像出典:イラストAC
実際にやってみると…。
おお~、これも優秀。涙も鼻水も一滴も出ません。

玉ねぎ
※画像のティッシュは実際に鼻に入れたものではありません。あくまでイメージなので、ご安心を(笑)。
ただ、鼻への刺激はないものの、目への刺激はあるので、ちょっと目が痛い感じ。
涙は出ないものの、ほんの少しだけ涙が出てきそうな気配を感じます。
ということで、これは4点。
最後は、ボーナムさんのX(旧Twitter)で紹介していた「扇風機で風を送る方法」。以前、テレビでやっていた方法らしいです。
以前テレビで見た、玉ねぎのみじん切りをする時に扇風機を置くと目が痛くないやつ、今試してみたら驚愕するほど痛くなくて感動してます。 pic.twitter.com/v5QdWDnqPX— ボーナム (@spdkm) December 15, 2020
玉ねぎを切るときに扇風機で風を送り、発生した硫化アリルを目や鼻とは違う方向に吹き飛ばすという方法です。
卓上のミニ扇風機があればお手軽ですが、わが家にはないので、普通の扇風機を使うことに。

扇風機
扇風機を、まな板の横あたりにセット。硫化アリルを右側に吹き飛ばすイメージです。
強風にして、いざ、みじん切り。
おお~、涙も鼻水も出ないし、出る気配もない。そして、玉ねぎのツンとした臭いすらしません。
最高。

扇風機
ひとつ欠点があるとしたら、風を送るので、冬は寒い!冬は、温風が出るファンヒーターで代用出来るかもしれませんね。やってみないとわからないけど。
扇風機で風を送る方法は、寒い日には出来ないというデメリットがありつつも、わたし的には、5点満点!
今回、試した中で、玉ねぎのツンとした臭いすらしなかったところが衝撃でした。目も鼻もいたって普段通り。なんの違和感もなく、みじん切りが出来ました。
玉ねぎを刻んで目が痛くなるのは◯◯の証!?
ということで今回は、SNSやネットで話題になっている数多くの「玉ねぎを切るときに”涙が出ない”裏ワザ」の中から、4つ選んで試してみました。いずれも、涙も鼻水も一滴も流れないという、すばらしい効果が得られる裏ワザでしたよ。それに、どの方法も面倒くさくないところが、よかったです。
最高点の5点を叩き出したのは、「玉ねぎ一刀みじん切り」と「扇風機で風を送る」の2つでした。この2つが最強の裏ワザということになりますかね。
念のため、普通に玉ねぎをみじん切りにしてみると、開始1分も経たないうちに目が痛くなり、涙と鼻水が出て来ました。なので、今回試した裏ワザは、「有効である」と言っていいと思います(個人差があるかもしれませんが…)。少なくとも、わたしには効果てきめんでした。
ちなみに、興味深い研究結果を見つけたので、最後にご報告。
国内のある大学の研究で、20代から50代までの人に玉ねぎに含まれる硫化アリルを与え、その刺激に”耐えられる時間”を比較したところ、20代がほかの年代に比べて、明らかに耐えられる時間が短かったそうです。
この研究結果が何を意味するかというと、玉ねぎを切って涙が出たり、目が痛くなったりするのは、若い証拠、若さの証というわけです。反対に、玉ねぎを切っても涙が出なくなるのは、歳を重ねて料理の腕が上がったわけではなく、単に、目の表面の感覚が低下してきた老化現象なんだそうです。
若い証拠、若さの証なんて言われたら、玉ねぎを切って涙が出るのも悪くないかな~と、おばさんのわたしは思ってしまいますね。単純(笑)。

玉ねぎ
画像出典:photoAC
<参考文献>
『カゴメ公式サイト~もう泣かされない!タマネギの切り方[涙予防]編~』
https://www.kagome.co.jp/vegeday/eat/201702/6728/
『貴晶会戸田リウマチ科クリニック~タマネギを切って涙が出るのは若い証拠です~』
https://toda-hiza-seikei.com/medianews/
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