新じゃがいもが店頭に並んでいますね~。小さくて皮ごとおいしく食べられるので普段とはちょっと違うレシピを作りたくなります。
【シェフ三國の簡単レシピ】重要なのは”振る”タイミング♪塩で旨味を引き出す「アスパラのポタージュ」に挑戦
三國清三シェフは長年日本のフランス料理界を牽引してきた一流シェフ。数々のフランスの有名レストランで働いたのちに帰国して、1985年「オテル・ドゥ・ミクニ」を開店。2022年に閉店し、YouTube「オテル・ドゥ・ミクニ」でも動画をたくさん配信していますが、SNSで「chef_mikuni」としてもショート動画でレシピ等を配信しています。
三國シェフの「新じゃがいものリソレ(Pomme de terre rissolées)」の材料と作り方
【材料】※4~6人分
新じゃがいも…400g(小粒がおススメ)
タイム(生)…2本
ローリエ(生)…1枚
にんにく…4かけ
パセリ(生)…1枝
塩…適量
白こしょう…適量
オリーブオイル…大さじ2
無塩バター…30g
にんにくは皮付きのまま使います。
パセリは茎も含めてざく切りにしておきます。
新じゃがはきれいに洗っておきます。
【作り方】※調理時間:25分
1. フライパンを中火で熱して新じゃがいもを入れ、オリーブオイルを加えます。
2. 軽く塩とこしょうを振ります。
3. にんにくを皮付きのまま加え、フライパンを回してじゃがいもを転がしながら5分程度炒めます。
4. ローリエとタイムを加え、弱火にしてフタをして時々回しながら、15分じっくり焼き色をつけます。
5. 中火にしてバターとパセリを加えます。
6. 塩とこしょうで味を整えます。
7. 器に盛りつけて、出来上がりです。
ハーブ以外は手に入りやすい材料ばかりのレシピですが、おいしそうな焼き目とパセリの緑がとても目を惹きます。普段のじゃがいもに比べると1/4から1/5くらいの小さな新じゃがいもを口へ運ぶと、にんにくやハーブの香りとバターの香り、そして塩の旨味が新じゃがいもを包んでいました。
小さなものはそのまま丸ごと口に入ってしまいますので、口の中でやわらかく潰れながら皮と中身の食感の違いも楽しむことができます。食べやすくするならにんにくの皮は剥いておいた方がいいようにも思えますが、皮のまま火を入れることで中身はホクホクに仕上がっていて、皮を剥いたときにあふれ出す香りがとても新鮮に感じられました。
三國シェフは最高の付け合わせだと説明していましたが、肉や魚でなくても生パセリのかすかな苦みがとてもよく合っていて、このまま白ワインとも合わせたい一品です。
ムニエルやポワレほど日本人には知られていませんが、食材の表面をこんがりと焼くことをリソレと言います。
わたしたちが例えばレシピの中で混ぜるとか泡立てるという言葉を使っているように、フレンチのレシピで使われる言葉のひとつだと考えると分かりやすいかなと思います。だったらこんがりと焼けば全部リソレなのかというとそうではなくて、焼くという表現ひとつとってもポワレとかグリエとかリソレとかに細かく分かれています。
もちろんフレンチのシェフには当たり前の知識なのですが、ちゃんと理解するには高いハードルですね。
このレシピでは皮付きのままで潰さずににんにくに火を入れていますので、4かけも入れたら匂いが大変だと思う人が多いと思います。ところがにんにくのあの気になる匂いの元であるアリシンはにんにくを刻んだり潰したりすることで生じるものですので、皮付きのまま包丁など入れずに火を通してしまえば匂いはかなり抑えることができるのです。
しかもアリシンは熱で分解されてしまいますので、焼肉店のメニューにあるにんにくのホイル焼きや韓国料理の鍋に丸ごと入っているにんにくは食べ過ぎさえしなければ、見た目ほど臭くありません。
このレシピでもにんにくの皮をはずして食べると、とてもホクホクしたにんにくのおいしさを味わうことができますのでおススメです。
とても簡単でおいしいじゃがいもが味わえますので、ぜひ旬のうちに作ってみてください!
じゃがいもを皮ごと食べる際の注意点
じゃがいもには、炭水化物やビタミンなどの栄養が豊富な反面、微量の天然毒素が含まれます。食中毒を防ぐために以下の点に注意してください。
1. 緑色に変色していたり、芽が出ていたりするじゃがいもはその部分を含めて大きめに取り除きます。全体に緑色だったりあちこち芽が出ていたりする場合は、食べないようにしましょう。
2. 体の小さな子どもは、大人より食中毒になりやすいので、皮つきのじゃがいもを食べさせないようにしましょう。
3. 皮つきのじゃがいもを大量に食べないように注意しましょう。
4. じゃがいもを買ったら長期保存せず、できるだけ早く食べるようにしましょう。
5. 家庭菜園や学校などで栽培したじゃがいもは、かならず皮を剥いてから食べましょう。
それに応えるかのように、三國シェフがYouTubeで「新じゃがいものリソレ」という聞き慣れないレシピを紹介していましたよ。どうやら新じゃがをフライパンで焼くだけのようです。では、リソレとはどんな意味なんでしょう…。それはさておき、簡単そうなのでさっそく作ってみました!
【シェフ三國の簡単レシピ】重要なのは”振る”タイミング♪塩で旨味を引き出す「アスパラのポタージュ」に挑戦
三國清三シェフは長年日本のフランス料理界を牽引してきた一流シェフ。数々のフランスの有名レストランで働いたのちに帰国して、1985年「オテル・ドゥ・ミクニ」を開店。2022年に閉店し、YouTube「オテル・ドゥ・ミクニ」でも動画をたくさん配信していますが、SNSで「chef_mikuni」としてもショート動画でレシピ等を配信しています。
三國シェフの「新じゃがいものリソレ(Pomme de terre rissolées)」の材料と作り方
【材料】※4~6人分
新じゃがいも…400g(小粒がおススメ)
タイム(生)…2本
ローリエ(生)…1枚
にんにく…4かけ
パセリ(生)…1枝
塩…適量
白こしょう…適量
オリーブオイル…大さじ2
無塩バター…30g

にんにくは皮付きのまま使います。
パセリは茎も含めてざく切りにしておきます。
新じゃがはきれいに洗っておきます。
【作り方】※調理時間:25分
1. フライパンを中火で熱して新じゃがいもを入れ、オリーブオイルを加えます。

2. 軽く塩とこしょうを振ります。

3. にんにくを皮付きのまま加え、フライパンを回してじゃがいもを転がしながら5分程度炒めます。

4. ローリエとタイムを加え、弱火にしてフタをして時々回しながら、15分じっくり焼き色をつけます。

5. 中火にしてバターとパセリを加えます。

6. 塩とこしょうで味を整えます。

7. 器に盛りつけて、出来上がりです。

ハーブ以外は手に入りやすい材料ばかりのレシピですが、おいしそうな焼き目とパセリの緑がとても目を惹きます。普段のじゃがいもに比べると1/4から1/5くらいの小さな新じゃがいもを口へ運ぶと、にんにくやハーブの香りとバターの香り、そして塩の旨味が新じゃがいもを包んでいました。
小さなものはそのまま丸ごと口に入ってしまいますので、口の中でやわらかく潰れながら皮と中身の食感の違いも楽しむことができます。食べやすくするならにんにくの皮は剥いておいた方がいいようにも思えますが、皮のまま火を入れることで中身はホクホクに仕上がっていて、皮を剥いたときにあふれ出す香りがとても新鮮に感じられました。
三國シェフは最高の付け合わせだと説明していましたが、肉や魚でなくても生パセリのかすかな苦みがとてもよく合っていて、このまま白ワインとも合わせたい一品です。
ムニエルやポワレほど日本人には知られていませんが、食材の表面をこんがりと焼くことをリソレと言います。
わたしたちが例えばレシピの中で混ぜるとか泡立てるという言葉を使っているように、フレンチのレシピで使われる言葉のひとつだと考えると分かりやすいかなと思います。だったらこんがりと焼けば全部リソレなのかというとそうではなくて、焼くという表現ひとつとってもポワレとかグリエとかリソレとかに細かく分かれています。
もちろんフレンチのシェフには当たり前の知識なのですが、ちゃんと理解するには高いハードルですね。
このレシピでは皮付きのままで潰さずににんにくに火を入れていますので、4かけも入れたら匂いが大変だと思う人が多いと思います。ところがにんにくのあの気になる匂いの元であるアリシンはにんにくを刻んだり潰したりすることで生じるものですので、皮付きのまま包丁など入れずに火を通してしまえば匂いはかなり抑えることができるのです。
しかもアリシンは熱で分解されてしまいますので、焼肉店のメニューにあるにんにくのホイル焼きや韓国料理の鍋に丸ごと入っているにんにくは食べ過ぎさえしなければ、見た目ほど臭くありません。
このレシピでもにんにくの皮をはずして食べると、とてもホクホクしたにんにくのおいしさを味わうことができますのでおススメです。
とても簡単でおいしいじゃがいもが味わえますので、ぜひ旬のうちに作ってみてください!
じゃがいもを皮ごと食べる際の注意点
じゃがいもには、炭水化物やビタミンなどの栄養が豊富な反面、微量の天然毒素が含まれます。食中毒を防ぐために以下の点に注意してください。
1. 緑色に変色していたり、芽が出ていたりするじゃがいもはその部分を含めて大きめに取り除きます。全体に緑色だったりあちこち芽が出ていたりする場合は、食べないようにしましょう。
2. 体の小さな子どもは、大人より食中毒になりやすいので、皮つきのじゃがいもを食べさせないようにしましょう。
3. 皮つきのじゃがいもを大量に食べないように注意しましょう。
4. じゃがいもを買ったら長期保存せず、できるだけ早く食べるようにしましょう。
5. 家庭菜園や学校などで栽培したじゃがいもは、かならず皮を剥いてから食べましょう。
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