名古屋テレビの夕方のニュース情報番組『ドデスカ+』。4月24日の放送では「笠原さんの食卓の魔法」という特集が組まれ、同局の公式YouTubeチャンネル『メ~テレニュース』でレシピを見れました。
作っていたのは「新じゃがのおかか和え」。茹でて断面に焼き目をつけた新じゃがいもに甘辛いたれを絡め、かつお節、すりゴマを和えるのですが、最後に粉さんしょうをぱらり。じゃがいもに山椒は初めて見た味付け!興味があるので挑戦!

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粉山椒がポイント!「新じゃがのおかか和え」を作ってみた!

【笠原流“新じゃがをホクホクに焼く”秘訣】旨味凝縮!「新じゃがのおかか和え」作ろう!山椒使いも意外!


【材料】(2~3人分)
新じゃがいも(小)…10個
かいわれ菜…1/2パック
酒…大さじ3
みりん…大さじ2
しょうゆ…大さじ1
かつお節…5g
白すりゴマ…大さじ1
粉さんしょう…少々
ゴマ油…大さじ1

【作り方】
1. 新じゃがいもをきれいに洗い、沸騰したお湯でやわらかくなるまで茹でます。かいわれ菜を3等分に切ります。

【笠原流“新じゃがをホクホクに焼く”秘訣】旨味凝縮!「新じゃがのおかか和え」作ろう!山椒使いも意外!


新じゃがいもは皮つきのまま調理するので、表面の汚れをきれいに落とします。

【笠原流“新じゃがをホクホクに焼く”秘訣】旨味凝縮!「新じゃがのおかか和え」作ろう!山椒使いも意外!


新じゃがいもを丸ごと茹でます。中火で18分ほど茹でると、竹串がスッと入りました。かいわれ菜はトッピングに使うので、よけておいてくださいね。

【笠原流“新じゃがをホクホクに焼く”秘訣】旨味凝縮!「新じゃがのおかか和え」作ろう!山椒使いも意外!


茹で上がったらしっかりと湯切りし、触れるくらいになったら半分に切ります。

2. ゴマ油を引いたフライパンを中火で熱し、断面を下にして新じゃがいもを並べ、2~3分かけて焼き色がつくまで焼きます。

【笠原流“新じゃがをホクホクに焼く”秘訣】旨味凝縮!「新じゃがのおかか和え」作ろう!山椒使いも意外!


ゴマ油で焼き目をつけるのがポイント。新じゃがいもに油分が加わると格段においしくなるそうです。


3. 余分な油を拭き取り、弱火にして酒、みりん、しょうゆを加えて煮絡めます。

【笠原流“新じゃがをホクホクに焼く”秘訣】旨味凝縮!「新じゃがのおかか和え」作ろう!山椒使いも意外!


今回は新じゃがいもがゴマ油を吸って、余分な油は残りませんでした。弱火にして酒、みりん、しょうゆを加えて煮絡めます。

【笠原流“新じゃがをホクホクに焼く”秘訣】旨味凝縮!「新じゃがのおかか和え」作ろう!山椒使いも意外!


たれが染み込むように、ひっくり返しながら煮絡めました。なんだか煮っころがしを作っている気分。

4. 白すりゴマとかつお節を加えて混ぜ合わせ、粉さんしょうをかけます。

【笠原流“新じゃがをホクホクに焼く”秘訣】旨味凝縮!「新じゃがのおかか和え」作ろう!山椒使いも意外!


2分ほどでたれがほぼ無くなったので、白すりゴマとかつお節をまぶしました。新じゃがいもにたれが絡んでいるので、粉っぽい衣でもしっかりとまざりました。

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最後に粉さんしょうで爽やかな香りをプラスするのがポイント。今回は3振り加えました。大人向けの味つけになるため、子どもも食べる場合は加えずに仕上げても良いそうです。

お皿に盛りつけて1のかいわれ菜とかつお節を散らせば完成!

爽やかなさんしょうの香りがふわっ♪旨味があるおかか衣でお箸が進む!

【笠原流“新じゃがをホクホクに焼く”秘訣】旨味凝縮!「新じゃがのおかか和え」作ろう!山椒使いも意外!


和食の料理人・笠原将弘さん直伝の「新じゃがのおかか和え」が完成しました。
皮つきの新じゃがいもも、おかか衣も茶色いので、かいわれ菜を乗せたら一気に華やかさが増しました。

小ぶりな新じゃがいもを半分に切ったので、パクッと食べられるサイズ感なのもおかずにぴったりです♪

【笠原流“新じゃがをホクホクに焼く”秘訣】旨味凝縮!「新じゃがのおかか和え」作ろう!山椒使いも意外!


全体におかか衣がついていて、今まで作ったことがないじゃがいも料理になりました。どんなおいしさなのか、食べるのが楽しみ。

【笠原流“新じゃがをホクホクに焼く”秘訣】旨味凝縮!「新じゃがのおかか和え」作ろう!山椒使いも意外!


お箸で切ってみると中はほっくりとしていて、明るい黄色。食欲をそそられます。

食べてみると、おかかのやさしい旨味と新じゃがいもの甘味、そして、さんしょうの爽やかな風味がふわっと広がります。煮物のじゃがいものようなほっくりとしたやわらかさながら、噛むとパンッと弾ける薄い皮の張り感も絶妙。

さんしょうの爽やかさが広がるので、少しピリ辛のかいわれ菜との相性がとても良いです。

全体的にはやさしい味つけですが、かつお節の旨味とさんしょうの香りがとても豊かで、洗練された味わいの新じゃがいものおかずになりました。

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【笠原流“新じゃがをホクホクに焼く”秘訣】旨味凝縮!「新じゃがのおかか和え」作ろう!山椒使いも意外!


名古屋テレビのニュース公式YouTubeチャンネル『メ~テレニュース』で見つけた、和食の料理人・笠原将弘さん直伝の「新じゃがのおかか和え」。

途中までは、じゃがいもの煮っころがしのような一品だと思いながら作っていましたが、食べてみると、和食のじゃがいも料理で味わったことがないような、大人っぽい旨味と爽やかさを感じるおいしさでした。

たれは酒、みりん、しょうゆなのでおなじみの味つけですが、最後にかつお節と白すりゴマ、粉さんしょうを加えることで、旨味も風味もグンとアップしますよ。


ただ、かつお節とさんしょうの風味が強いので、白すりゴマの味わいは分かりませんでした。でも白すりゴマの質感でほろほろとした和え衣になりますよ。

味わいはまったく違いますが、炒めたじゃがいもにクミンを合わせる「クミンポテト」に似た雰囲気を感じ、爽やかな香りと刺激的な辛味がある粉さんしょうを新じゃがいもに組み合わせるところが、料理人ならではだと感心しました。

素人には思いつかない味つけだと思うので、作ってみる価値ありですよ!新じゃがいもが絶品おかずになるので、ぜひ。

冷めても味がしっかりとついていたので、お弁当のおかずにもなりそうです♪

じゃがいもを皮ごと食べる際の注意点

じゃがいもには、炭水化物やビタミンなどの栄養が豊富な反面、微量の天然毒素が含まれます。食中毒を防ぐために以下の点に注意してください。

1. 緑色に変色していたり、芽が出ていたりするじゃがいもはその部分を含めて大きめに取り除きます。全体に緑色だったりあちこち芽が出ていたりする場合は、食べないようにしましょう。
2. 体の小さな子どもは、大人より食中毒になりやすいので、皮つきのじゃがいもを食べさせないようにしましょう。
3. 皮つきのじゃがいもを大量に食べないように注意しましょう。
4. じゃがいもを買ったら長期保存せず、できるだけ早く食べるようにしましょう。
5. 家庭菜園や学校などで栽培したじゃがいもは、かならず皮を剥いてから食べましょう。
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