4月1日放送『ノンストップ!』の料理コーナー「笠原将弘のおかず道場」では、春が旬の鯛を使った、「鯛のソテー マイタケソース」を紹介していました。鯛は、青のり入りの薄力粉をまぶして焼くだけ。
舞茸は、焼いて酢とこしょうで和風の味付けにするだけ。別々に調理した2品をひと皿に盛り付ける料理で、名前にある”ソース”らしきものはありません。これ、お味はいかに?気になるので作ってみます。

【笠原将弘は”揚げるのがお好き”】片栗粉×薄力粉のハイブリッド衣でサクッ♪「アスパラの唐揚げ」作ろう

生活情報番組『ノンストップ!』公式X(旧Twitter)がこちら!

今朝のESSEは#笠原将弘 さんのおかず道場#鯛のソテーマイタケソース を紹介

青のりで磯の香りをプラス
酢コショウでさっぱりマイタケソース

笠原の眼#マイタケのおかかみそあえ
バターで焼き色がつくまで炒めたマイタケを味噌、砂糖、水、カツオ節とあえるだけ

ぜひ作ってみてください pic.twitter.com/WT8EYs5UAf— 【公式】『ノンストップ!』 (@nonstop_fujitv) April 1, 2025
2025年4月1日の放送回で紹介されていた「鯛のソテー マイタケソース」の画像が、『ノンストップ!』の公式X(旧Twitter)にポストされていますよ。笠原さんが手にしているのが、その料理。

右上の画像は「鯛のソテー マイタケソース」を拡大したもの。料理名にマイタケソースと書かれているので、液体のソースがかかっているのかと思いましたが…。舞茸に酢とこしょうを効かせた調味料を含ませて、食べるソースのように仕上げるのがポイントだそう。

鯛は塩焼きくらいしか思い付かないので、笠原さんの鯛レシピに挑戦してみます!

舞茸が食べるソースに!「鯛のソテー マイタケソース」を作ってみた!

番組では4人分で紹介していましたが、今回は2人分で作ってみます。

【笠原流 旬な魚料理】鯛は青のりで磯の香りをオン♪舞茸は酢胡椒でさっぱりと!交互に食べるのが良き


【材料】(2人分)
鯛…2切れ ※今回は210g使用
塩…少々
薄力粉…大さじ1
青のり…小さじ2
サラダ油…大さじ1

(マイタケソース)
舞茸…1パック
青ねぎ…2と1/2本
酒…大さじ1
酢…大さじ1
しょうゆ…大さじ1/2
みりん…大さじ1/2
こしょう…小さじ1/4
有塩バター…5g

【作り方】
1. 舞茸を手で大きめにほぐし、青ねぎを小口切りにします。薄力粉と青のりは、混ぜ合わせておきます。

【笠原流 旬な魚料理】鯛は青のりで磯の香りをオン♪舞茸は酢胡椒でさっぱりと!交互に食べるのが良き


舞茸は、大きめに裂くのがポイントです。
青のりは薄力粉と混ぜ、鯛の衣にします。

2. キッチンペーパーで鯛の水分を拭き取って塩を振り、1の粉をまぶします。

【笠原流 旬な魚料理】鯛は青のりで磯の香りをオン♪舞茸は酢胡椒でさっぱりと!交互に食べるのが良き


鯛の余分な水分を拭き取って塩を振り、青のり入りの薄力粉をまぶします。青のりで磯の香りを付けるのがポイントです。

3. フライパンに油を引き、中火で熱します。皮目を下にして2を入れ、こんがりと焼き、ひっくり返して身側も焼きます。

【笠原流 旬な魚料理】鯛は青のりで磯の香りをオン♪舞茸は酢胡椒でさっぱりと!交互に食べるのが良き


皮目をこんがり焼くと、香ばしさが付いておいしくなりますよ。焼くと身が反り返るので、フライ返しで押さえながら3分ほど焼きました。

【笠原流 旬な魚料理】鯛は青のりで磯の香りをオン♪舞茸は酢胡椒でさっぱりと!交互に食べるのが良き


皮目を3分ほど焼くと、こんがり焼き色が付きました。ひっくり返して1分30秒ほど焼き、側面も1分ほどずつ焼いて、中まで火を通しました。

焼けたらお皿に盛り付けておきます。同じフライパンで舞茸を焼くので、鯛から出た脂は、キッチンペーパーで拭き取っておいてくださいね。


4. 3のフライパンにバターを入れて中火で溶かし、1の舞茸を入れ、焼き色が付くまで炒めます。

【笠原流 旬な魚料理】鯛は青のりで磯の香りをオン♪舞茸は酢胡椒でさっぱりと!交互に食べるのが良き


舞茸にしっかりと焼き色を付けるのが、ポイントです。焼き色が付きやすいようにあまり触らず、6分ほど焼くと…。

水分が抜け、舞茸のいい香りが広がりました♪

5. 少し火を弱め、酒、酢、しょうゆ、みりん、こしょう、1の青ねぎを加えて煮絡めます。

【笠原流 旬な魚料理】鯛は青のりで磯の香りをオン♪舞茸は酢胡椒でさっぱりと!交互に食べるのが良き


酢とこしょうでさっぱりとした味付けにするのが、笠原さん流です。レシピでは調味料を順に入れるようでしたが、今回は合わせ調味料にして、一度に加えました。

舞茸の量に対し、合わせ調味料はそれほど多くないので、30秒ほどで煮詰まりました。焼いた鯛に添え、残った煮汁を回しかけたら完成です。

淡泊な鯛は青のり風味!旨味が強い舞茸は酢じょうゆ風味♪

【笠原流 旬な魚料理】鯛は青のりで磯の香りをオン♪舞茸は酢胡椒でさっぱりと!交互に食べるのが良き


和食の料理人・笠原将弘さん考案の「鯛のソテー マイタケソース」が完成しました。マイタケソースという料理名ですが、液体のソースではありません。しっかり味を含ませた舞茸を、ソース代わりにいただくお料理ですよ。

青のりをまぶして焼いた鯛をお箸で切ってみると、皮がパリッと焼けています。
口に入れると、青のりの風味と皮の香ばしさが広がり、鯛の白身がほろっと崩れます。

鯛は淡泊な味わいなので、青のりの衣が好相性!皮と身の食感のコントラストも、とてもおいしいです♪

【笠原流 旬な魚料理】鯛は青のりで磯の香りをオン♪舞茸は酢胡椒でさっぱりと!交互に食べるのが良き


舞茸は調味料が絡んでいて、見た目にソースっぽさはありません。食べてみると酢の酸味が効いている!香ばしい舞茸の旨味としょうゆの味わいで、中華っぽい印象です。

ちなみに酢とこしょうを効かせる味付けは、餃子のたれから思い付いたとのこと。中華っぽい印象なのも頷けますね。

鯛が青のり風味の上品な味わいだったので、濃厚な旨味のある舞茸に酸味を効かせると、確かにソース代わりにピッタリ。両方を交互に食べると、立体感のある味わいになりました。

淡泊な鯛は上品に、旨味が強い舞茸は濃厚に♪鯛の焼き物が新鮮な味わい

【笠原流 旬な魚料理】鯛は青のりで磯の香りをオン♪舞茸は酢胡椒でさっぱりと!交互に食べるのが良き


4月1日放送の『ノンストップ!』で、和食の料理人・笠原将弘さんが作っていた「鯛のソテー マイタケソース」。この料理名を聞いて、焼いた鯛に、舞茸入りの液体状のソースをかけるのかと思いましたが…。

作ってみると、焼き魚と副菜の2品が出来上がるお料理でした。

淡泊な鯛に青のりで風味を付け、舞茸に酢とこしょうを効かせる味付けは、料理人ならではのアイデアだと感心しました。

鯛は、塩焼きにするくらいしか思い付かない筆者。
青のり入りの薄力粉をはたいてフライパンで焼く「鯛のソテー」は、簡単で風味がよく、これからも作りたい!と思えました。

今回は、レシピ通りに1つのフライパンで調理しましたが、舞茸をしっかり焼くには、結構時間がかかります。フライパンを2つ用意して同時に調理すると、同じくらいのタイミングで仕上がり、鯛が冷めずに盛り付けられそうでした。

鯛も舞茸も焼くだけですが、プロのアイデアが盛り込まれた味付けに感動。いつもとは違うおいしさに、仕上がりますよ!鯛は春が旬なので、ぜひ作ってみてくださいね。
編集部おすすめ