【シェフ脇屋の高級中華!?】お、フカヒレ春巻き!?いえいえ、味付けした春雨で「フカヒレ風春巻き」作ろう!
YouTube『おうちで中華 / dejima cooking 本格中華の基本・コツ』は、中華料理研究家のチョウさんが、本格中華の基本・コツを紹介しているチャンネルです。本格的な中華料理なので、普段は使わない調味料があったり、工程も多かったりするのですが、その分、本場の味が味わえます。今回は中国の朝食の定番である油條に挑戦してみたいと思います。
「油條」の材料と作り方
【材料】
中力粉…500g
塩…8g
ベーキングパウダー…4g
食用重曹…4g
卵…1個
油…大さじ1
水…280ml~300ml
油…大さじ1~1杯半(ボウルと生地にかけるため)
打ち粉…適量
揚げ油…適量
【作り方】
1. ボウルに中力粉、塩、ベーキングパウダー、重曹を入れて軽く混ぜます。そこへ溶いた卵と油を入れてよく混ぜます。
2. 水を数回に分けて入れ、菜箸で混ぜます。小麦粉はメーカーによって吸水率に差があるそうで数回に分けて入れて水の分量を調整します。今回は初めて作るので、どの程度の硬さにするかわからなかったので、水は300ml入れました。
3. 手でまとまる程度になったら捏ねます。生地に粘りが出てきたら手に油(分量外)を塗ると捏ねやすくなります。
4. 15分経ったら、シリコンベラを使って生地が滑らかになるまで2分くらい捏ねます。
5. 一旦生地を取り出して、ボウルに少し油を塗ります。生地の表面を手でなでるようにして滑らかに整えてからボウルに入れ、生地の上からも油を塗り、ラップをかけて冷蔵庫に入れて1晩寝かせます。
6. まな板に打ち粉をして、生地を置きます。表面には打ち粉はしません。生地を2等分にします。
7. 生地を手で軽く伸ばします。ひとつにつき、幅10cm厚さ0.5cm程度に伸ばします。生地がやわらかくとてもよく伸びます。
8. 両端を切り落としてから2~3cm幅に切ります。
9. 1番右の生地を隣の生地に重ねます。表面が向き合うように重ねます。他の生地も同じようにして重ねます。濡らした箸で真ん中を縦に押さえつけながら2枚を密着させます。さらに両端を手でしっかり押さえるとより確実にくっつきます。
10. 大きめの鍋にたっぷりの油を入れ180~200℃にします。9の生地の両端を軽くひっぱり伸ばして、真ん中の部分からゆっくりと油の中へ入れます。
11. 生地が浮いてきたら、均等に火が通るように手早くひっくり返し、200℃の油の中でコロコロさせながら揚げます。
12. 生地の大きさが2倍くらいになり、全体がこんがりきつね色になったら取り出します。揚げ時間は1分半~2分くらいです。
13. 皿に盛り付け完成です。
揚げたてサクサク、中やわらか
切ってみると中に空洞がたくさんできていて、ふっくらしています。それではいただきます。揚げたてなので、外側はサクサクです。中はやわらかくふわんふわんです。食べ進めると少しもちっとした食感があり塩分が効いています。砂糖などの甘味がないので、小麦粉本来の味が楽しめますね。油っこさがなく軽やかであっさりと食べられますよ。
小麦粉について
小麦粉は小麦を製粉したもの。水を加えて捏ねるとたんぱく質であるグルテンが粘性と弾力性を増し、パンの膨らみやめんのコシを生じさせます。たんぱく質の含有量によって、強力粉・中力粉・薄力粉などに分類されます。
100g中のたんぱく質量
強力粉…11.0g
中力粉…8.3g
薄力粉…7.7g
生地を捏ねる過程は難しくなく順調でしたが、生地を伸ばして揚げるときに生地がでろーんと伸びてしまったり、曲がってしまったり、揚げるときも均一に膨らまなかったりと苦労しました。きれいな形に揚げるには、修練が必要だなと思いました。今回作った油條も軽さはありましたが、以前食べたことのある油條は、これよりももっと軽やかだったような気がします。それでも揚げたてだったしおいしかったです。今回は上記の量で10本できました。余った分は冷凍してトースターで軽く温めると揚げたてと同じ食感が楽しめます。油條は作ろうと思えば家でも何とか作れることがわかりました。参考にしてみてください。
参考文献:
新食品成分表FOODS 2023 東京法令出版
八訂 食品成分表 2025 監修 香川明夫 女子栄養大学出版部









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