【笠原将弘のハンバーグ】ほんのりオレンジ色♡「ニンジンハンバーグ」は旨味圧倒で人参の苦味レス！

常に人気おかずの上位にランクインする、ハンバーグ。肉だねを捏ねて焼くだけですが、具材や味付けで千差万別の仕上がりに。今回は、朝の情報番組『ノンストップ！』で和食の料理人・笠原将弘さんが紹介していた、「ニンジンハンバーグ」にトライ。すりおろしたにんじんを加えると、ふっくらやわらかになるそう。付け合わせもにんじんのカレーマリネと、にんじん尽くしですが、にんじん嫌いな方もおいしく食べられるんですって！

【ハンバーグ革命】ハンバーグなのに”口溶けの良さ”アピール!?肉汁と出汁が溶けてふわふわ♡飲めるぞ

生活情報番組『ノンストップ！』の公式X(旧Twitter)がこちら！

今朝のESSEは#笠原将弘 さんのおかず道場#ニンジンハンバーグ

肉ダネにケチャップ＆醤油でしっかり味
付け合わせの隠し味にカレー粉で
ニンジンの甘みを引き立てる

笠原の眼#ピリ辛ニンジンソース
すりおろしたニンジンに
ゴマ油、醤油、砂糖、酢、豆板醤を
合わせるだけ

お試し下さいpic.twitter.com/FchciVT4K2— 【公式】『ノンストップ！』 (@nonstop_fujitv) April 22, 2025

2025年4月22日の放送回で作っていた「ニンジンハンバーグ」の画像が、『ノンストップ！』の公式X(旧Twitter)にポストされていました。笠原さんが手にしているのがその料理。右上の画像で「ニンジンハンバーグ」を詳しく見られますよ。

ハンバーグがふっくらと、おいしそうに焼けていますね！

ハンバーグににんじん1本、付け合わせにもにんじん1本を使っていますが、にんじんが苦手な方でもおいしく食べられるとのこと。

ハンバーグにはすりおろしにんじん、ケチャップ、しょうゆを加えて、ソースなしでもおいしく食べられる味付けに。付け合わせはカレー粉を加えて、にんじんの甘味を引き出せるように工夫を凝らしているんですって。

すりおろしたにんじんをハンバーグに加えると、ふわっとやわらかい食感になるとのことで、さっそく作ってみます。

すりおろしにんじんがポイント！「ニンジンハンバーグ」を作ってみた！



【材料】(4人分)
にんじん…1本　
玉ねぎ…1/4個
合いびき肉…300g
卵…1個
パン粉…30g
牛乳…1/4カップ(50ml)
ケチャップ…大さじ3
しょうゆ…小さじ2
塩…小さじ1
こしょう…少々
粗びき黒こしょう…少々
有塩バター…10g
サラダ油…大さじ1



(付け合わせ)
にんじん…1本
サラダ油…大さじ2
酢…大さじ2
しょうゆ…大さじ1
砂糖…大さじ1
カレー粉…小さじ2

【作り方】
1. にんじんは、ハンバーグ用として1本はすりおろします。もう1本は付け合わせのマリネ用なので、4cm長さ程度、マッチ棒くらいの細切りにします。玉ねぎは、みじん切りにしておきます。



すりおろしたにんじんはハンバーグに、細切りにしたにんじんは付け合わせに使いますよ。

2. ボウルに、1で細切りにしたにんじん、サラダ油、酢、しょうゆ、砂糖、カレー粉を入れ、しんなりとするまで揉み込みます。



カレー粉を使うのがポイントです。にんじん独特の香りが抑えられて、にんじんが苦手な方でも食べやすくなるそう。

よく揉みましたが、にんじんには水分が少ないので、それほどしんなりとしませんでした。カレー粉入りの調味液に、にんじんを浸けて味を染み込ませておきます。

3. ボウルにひき肉、卵、パン粉、牛乳、ケチャップ、しょうゆ、塩、こしょうを入れてよく練ります。



すりおろしたにんじんと玉ねぎを加えると水分が出てしまうので、先にひき肉と調味料をよく練っておきます。ケチャップとしょうゆを加えると、ハンバーグにしっかりと味が付き、ご飯に合うおかずになりますよ。

4. 1のすりおろしたにんじんとみじん切りの玉ねぎを加えて、軽く混ぜ合わせます。肉だねを4等分にして、小判型に成形します。



すりおろしたにんじんを加えるとふわっと焼き上がり、にんじんが苦手な方でもおいしく食べられるそうです。にんじんを1本すりおろしたので、たっぷりの量！



さっくりと混ぜ合わせ、にんじんと玉ねぎが肉だねにまんべんなく混ざるようにしました。肉だねを4等分にして成形すると、1個が手のひら全体に乗るくらいのビッグサイズに。

均一に火が通るよう、中央を少しへこませて成形しました。

5. フライパンにバターと油を引き、中火で熱します。4の両面に焼き色が付くまで焼きます。



にんじんとバターは相性がいいので、バターも加えて焼くのがポイントです。焼ける香りがするまで4分ほど焼きました。



4分ほど焼いてひっくり返すと、いい焼き色が♪反対の面も4分ほど焼きました。

6. 水(100ml程度・分量外)を加えてフタをし、弱火で5～6分焼きます。



ハンバーグが大きいので、中までしっかりと火が通るように蒸し焼きにします。水を100ml加えると、ハンバーグの底が1cmほど浸かるくらいの量でした。



弱火で6分ほど蒸し焼きにし、念のため竹串を刺して確認してみると、透明な肉汁がジュワジュワと流れ出てきました。

今回はハンバーグに味付けしているので、ケチャップなどのソースは不要。お皿にハンバーグを乗せて肉汁をかけ、2のにんじんマリネを添えたら完成です。

すりおろしにんじんの効果でふっくら肉厚＆ジューシー！ご飯に合う～♡



和食の料理人・笠原将弘さん直伝の「ニンジンハンバーグ」が、完成しました！蒸し焼きにしたことでハンバーグがふっくらとし、厚みはなんと約3.5cm!!ボリューム感満点の仕上がりになりました。

付け合わせは、もちろんパッと見て”にんじんサラダ”とわかります。けれど、ハンバーグの方は見ただけだと、にんじん入りとはわかりません。ただ、いつも作るハンバーグよりも少しオレンジ色が強めかな？



切ってみると断面のところどころに、にんじんのすりおろしが見えました！

食べてみると、なめらかでふっくら＆やわらかい♪肉だねにケチャップとしょうゆを混ぜたので、何も付けなくても十分においしいです。すりおろしにんじんと蒸し焼きの効果で、とにかく厚みがあってボリューム満点！

にんじんの味はわからないので、にんじんが苦手な子どもでも、ペロリと完食出来るはず。肉汁のソースにはバターのまろやかさもあり、家庭料理のハンバーグの域を遥かに超えています！



付け合わせは、にんじんの形そのまま。ですが、食べてみると、ほんのり甘酢を感じるカレー液がしっかりと絡み、こちらもにんじん独特の味はわかりません。

ポリポリという歯ごたえのよさだけが、”にんじんらしさ”を感じさせます。ハンバーグがやわらかいので、しっかりと歯ごたえのある付け合わせで、食感のメリハリまで計算されているんだなと思いました。

ハンバーグにも付け合わせにも、にんじんがたっぷり使われていますが、にんじんそのものの味わいはほとんど感じず。にんじん嫌いな方でも、おいしく食べられるひと皿でしたよ。

2本使ってもにんじんの味わいレス!?ふっくら食感で家庭のハンバーグ超え♡



4月22日放送の『ノンストップ！』で、和食の料理人・笠原将弘さんが作っていた「ニンジンハンバーグ」。一般的なハンバーグと作り方はほぼ同じですが、すりおろしたにんじんを1本分加えるだけで、ふっくらやわらか！ボリューミーに仕上がる、絶品ハンバーグでしたよ。

作る前は、苦手な野菜を細かくしてハンバーグに混ぜる方法はありがちでは？と思っていましたが…。食べてみると、にんじんの味わいを隠すというより、食感をふっくらさせるために加えたのだとわかる仕上がりでした。

付け合わせもにんじんの形がダイレクトに見えますが、食べてみると、にんじんではなく、カレードレッシングのような味わいが口に広がります。にんじんらしさを感じるのは、ポリポリ食感だけでした。

にんじんは、緑黄色野菜の中でもトップクラスのβ-カロテンの含有量だとか。免疫力アップに役立つ栄養が豊富なので、にんじんが苦手な方でもおいしく食べられる「ニンジンハンバーグ」は、お役立ちレシピになること間違いなしですよ！

家庭料理のハンバーグが劇的に変わるので、ぜひお試しくださいね。

＜参考文献＞
WEB

『JAグループとれたて大百科～春・冬の旬野菜ニンジン～』
https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=9