牛乳を温めると表面に出来る、”白い膜”。みなさん、どうしていますか?取り除いてしまう…なんて方もいらっしゃるかもしれませんが、実はあの”白い膜”、牛乳に含まれるたんぱく質や脂肪などが固まったもの。
【卵はパックごと冷蔵庫へ】が令和の常識だが…「開封するとパカパカする」問題をどうする!?こうする!
全農広報部公式X(旧Twitter)の牛乳ライフハック♪
「白い膜を作らない牛乳の温め方」を紹介しているポストは、こちら。
牛乳を温めようとしているあなたへ
お砂糖を入れて混ぜ混ぜしてからレンチンすると膜ができにくいです。
これまで人生ウン十年にわたる膜との格闘の歴史はなんだったのかと呆然としている私より pic.twitter.com/CxCMVgADzE— 全農広報部【公式】日本の食を味わう (@zennoh_food) December 16, 2020
”白い膜”が出来ないようにするには、「砂糖を入れて混ぜてから温める」。たったそれだけ!手軽に試せるライフハックですよね。
では、本当に膜は出来ないのか、さっそく試してみましょう。
「白い膜を作らない牛乳の温め方」を試してみた!
【やり方】
1. マグカップに牛乳と砂糖を入れて、混ぜ混ぜします。
砂糖の量は特に言っていなかったので、牛乳150mlに小さじ1/2の砂糖を入れました。
2. 1を電子レンジで温めます。加熱時間などの指示はなかったので、500Wで1分30秒温めることに。ラップはせず。
さて、どうかしら?
お~、膜がまったく出来ていません。
ただぁ~!
甘くないホットミルクを飲みたいときは、どうすればよいのでしょう?(笑)
また、全農広報部公式Xのポストには、ユーザーの方々から”意外”な反応もあったんです。その反応とは…。
「膜、好き♡」「膜うまし」「実はあの膜がちょっと好きです」「あの膜が案外好きだったりする(笑)」「膜がおいしいんですよ♪」「むしろ膜が出来る温め方を教えて頂きたい」「膜が大好きな人は、どうすれば膜が出来やすくなりますか…」「膜がないホットミルクなど、ホットミルクではない」などなど。
牛乳に出来る”白い膜”を支持する”膜好き”な方が、かなり多いようです。しかも、”膜ができない”ではなく、”膜のできる”温め方を知りたいと、真逆の要望まで!人の好みって面白いですよね。
そこで、”膜なし&砂糖なし”ホットミルクを飲みたい方や、むしろ膜を作りたい方が、それぞれどうやって温めればいいのか、調べてみることに。
まずは、牛乳を温めると白い膜が出来る理由を確認しておきましょう。
なぜ牛乳を温めると”白い膜”が出来るの?
牛乳を温めたときに出来る”白い膜”は、牛乳に含まれるたんぱく質、脂肪、乳糖、ミネラルなどが固まったものだそうです。なので、もちろん、食べても問題なし。
たんぱく質は熱を加えると固まる性質があり、まわりの脂肪分なども一緒に包み込んで、膜を作るそうです。これを「ラムスデン現象」といい、牛乳を温める温度が高く、時間が長いほど膜は厚くなるとのこと。
「ラムスデン現象」は、牛乳を40℃以上に温めたときに起こるそう。なので、膜を作りたくなければ、40℃を超えない範囲で温める。また、膜を作りたければ、40℃以上に温めればよいというわけ。さらに、”厚め”の膜にしたければ、高い温度で長い時間温めるということのようです。
でも…。
膜を作りたくなければ、”40℃を超えない範囲で温める”とのことですが、ホットミルクで40℃って、ぬるくないですか?これも好みですが、少なくとも、わたしにはぬるい。
ちなみに、先ほどの砂糖を入れて温めた牛乳の温度は、約60℃でした。砂糖を加えることで、40℃以上になっても、膜を作らなかったわけです。あらためて、すばらしいライフハックといえますね。
では、砂糖を入れず、40℃以上の温かいホットミルクを作るにはどうしたらよいのでしょう?
砂糖なしで”白い膜”を作らずにホットミルクを作る方法は?
調べてみると、それは、とっても簡単な方法でした。
ずばり、「混ぜながら温める」!
膜は、牛乳の表面が空気に触れたまま静かに温められることで出来るので、加熱中にスプーンなどで軽く混ぜ続けるだけで、膜が出来にくくなるそうです。
ただ、鍋で温める場合は混ぜ続けられますが、電子レンジだったら、どうすればよいのでしょう?
それも、簡単。
電子レンジで温める場合は、途中で一度取り出して軽く混ぜてから、再度温めるとよいそうです。
そこで、実際にやってみることに。具体的な加熱時間などの説明はなかったので、我流で。
マグカップに入れた牛乳150mlを電子レンジ(500W)で45秒温めて、いったん取り出し、混ぜ混ぜします。再び、電子レンジ(500W)で45秒温めます。これで完了。
さて、どうかしら?
おっ、白い膜が出来ていません。温度を測ると約60℃。”ぬるくない”おいしいホットミルクです。すばらしい。
ただ、使用する電子レンジや、加熱前の牛乳の温度によっても、出来上がりの状態や温度は変わってくると思うので、ご参考までに。
ということで今回は、全農広報部公式X(旧Twitter)の「白い膜を作らない牛乳の温め方」を試してみました。
また、砂糖を入れず、40℃以上のホットミルクにしたい場合は、混ぜながら加熱するのがいいようです。試してみてはいかがでしょう。
<参考文献>
WEB
『牛乳にできる「膜」は捨てるべき?プロの料理人が『正体』と『防ぎ方』を解説!』
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/5295b472393bd7a6cab54227ab491f5185f8269c
言い換えれば、牛乳の栄養のカタマリ!なので、食べても問題ないそうです。といっても、食感がねぇ…という方のために、全農広報部の公式Xで「膜ができない牛乳の温め方」を紹介していたので、試してみることに!
【卵はパックごと冷蔵庫へ】が令和の常識だが…「開封するとパカパカする」問題をどうする!?こうする!
全農広報部公式X(旧Twitter)の牛乳ライフハック♪
「白い膜を作らない牛乳の温め方」を紹介しているポストは、こちら。
牛乳を温めようとしているあなたへ
お砂糖を入れて混ぜ混ぜしてからレンチンすると膜ができにくいです。
これまで人生ウン十年にわたる膜との格闘の歴史はなんだったのかと呆然としている私より pic.twitter.com/CxCMVgADzE— 全農広報部【公式】日本の食を味わう (@zennoh_food) December 16, 2020
”白い膜”が出来ないようにするには、「砂糖を入れて混ぜてから温める」。たったそれだけ!手軽に試せるライフハックですよね。
では、本当に膜は出来ないのか、さっそく試してみましょう。
「白い膜を作らない牛乳の温め方」を試してみた!

牛乳
【やり方】
1. マグカップに牛乳と砂糖を入れて、混ぜ混ぜします。

牛乳
砂糖の量は特に言っていなかったので、牛乳150mlに小さじ1/2の砂糖を入れました。
2. 1を電子レンジで温めます。加熱時間などの指示はなかったので、500Wで1分30秒温めることに。ラップはせず。
さて、どうかしら?
お~、膜がまったく出来ていません。
すばらしい。

牛乳
ただぁ~!
甘くないホットミルクを飲みたいときは、どうすればよいのでしょう?(笑)
また、全農広報部公式Xのポストには、ユーザーの方々から”意外”な反応もあったんです。その反応とは…。
「膜、好き♡」「膜うまし」「実はあの膜がちょっと好きです」「あの膜が案外好きだったりする(笑)」「膜がおいしいんですよ♪」「むしろ膜が出来る温め方を教えて頂きたい」「膜が大好きな人は、どうすれば膜が出来やすくなりますか…」「膜がないホットミルクなど、ホットミルクではない」などなど。
牛乳に出来る”白い膜”を支持する”膜好き”な方が、かなり多いようです。しかも、”膜ができない”ではなく、”膜のできる”温め方を知りたいと、真逆の要望まで!人の好みって面白いですよね。
そこで、”膜なし&砂糖なし”ホットミルクを飲みたい方や、むしろ膜を作りたい方が、それぞれどうやって温めればいいのか、調べてみることに。
まずは、牛乳を温めると白い膜が出来る理由を確認しておきましょう。
なぜ牛乳を温めると”白い膜”が出来るの?

牛乳
牛乳を温めたときに出来る”白い膜”は、牛乳に含まれるたんぱく質、脂肪、乳糖、ミネラルなどが固まったものだそうです。なので、もちろん、食べても問題なし。

膜
たんぱく質は熱を加えると固まる性質があり、まわりの脂肪分なども一緒に包み込んで、膜を作るそうです。これを「ラムスデン現象」といい、牛乳を温める温度が高く、時間が長いほど膜は厚くなるとのこと。
「ラムスデン現象」は、牛乳を40℃以上に温めたときに起こるそう。なので、膜を作りたくなければ、40℃を超えない範囲で温める。また、膜を作りたければ、40℃以上に温めればよいというわけ。さらに、”厚め”の膜にしたければ、高い温度で長い時間温めるということのようです。
でも…。
膜を作りたくなければ、”40℃を超えない範囲で温める”とのことですが、ホットミルクで40℃って、ぬるくないですか?これも好みですが、少なくとも、わたしにはぬるい。
ちなみに、先ほどの砂糖を入れて温めた牛乳の温度は、約60℃でした。砂糖を加えることで、40℃以上になっても、膜を作らなかったわけです。あらためて、すばらしいライフハックといえますね。
では、砂糖を入れず、40℃以上の温かいホットミルクを作るにはどうしたらよいのでしょう?
砂糖なしで”白い膜”を作らずにホットミルクを作る方法は?
調べてみると、それは、とっても簡単な方法でした。
ずばり、「混ぜながら温める」!
膜は、牛乳の表面が空気に触れたまま静かに温められることで出来るので、加熱中にスプーンなどで軽く混ぜ続けるだけで、膜が出来にくくなるそうです。
ただ、鍋で温める場合は混ぜ続けられますが、電子レンジだったら、どうすればよいのでしょう?
それも、簡単。
電子レンジで温める場合は、途中で一度取り出して軽く混ぜてから、再度温めるとよいそうです。
そこで、実際にやってみることに。具体的な加熱時間などの説明はなかったので、我流で。
マグカップに入れた牛乳150mlを電子レンジ(500W)で45秒温めて、いったん取り出し、混ぜ混ぜします。再び、電子レンジ(500W)で45秒温めます。これで完了。
さて、どうかしら?

牛乳
おっ、白い膜が出来ていません。温度を測ると約60℃。”ぬるくない”おいしいホットミルクです。すばらしい。
ただ、使用する電子レンジや、加熱前の牛乳の温度によっても、出来上がりの状態や温度は変わってくると思うので、ご参考までに。
ということで今回は、全農広報部公式X(旧Twitter)の「白い膜を作らない牛乳の温め方」を試してみました。
白い膜を作らないためには、砂糖を入れて温める。もしくは、40℃以上に温めないことが有効みたいですよ。
また、砂糖を入れず、40℃以上のホットミルクにしたい場合は、混ぜながら加熱するのがいいようです。試してみてはいかがでしょう。
<参考文献>
WEB
『牛乳にできる「膜」は捨てるべき?プロの料理人が『正体』と『防ぎ方』を解説!』
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/5295b472393bd7a6cab54227ab491f5185f8269c
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