ジューシーは沖縄の有名な郷土飯で、いわゆる炊き込みご飯。でも、具体的にはどうやって作るのか、ふだん私たちが作る炊き込みご飯と何が違うのか、そういえばよく知らないことに気づきました。
【志麻さんの沖縄料理】野菜は何でもOK!山盛りにして「タコライス」作ろう!決め手は味付け挽き肉なの
ワタナベマキさんは雑誌や書籍、イベントなどで幅広く活躍している料理家です。グラフィックデザイナーを経て料理家の道へ進みました。「ご飯作りの最大のストレスは献立や段取りを考えること」と語り、3日分の〈ゆるい献立プラン〉や、ほったらかしで作れる調理法などを日々の食事づくりに取り入れています。毎日の食事を丁寧においしく作ることを念頭に、数々の著書を出版されています。
ワタナベマキさんの「ジューシー」の材料と作り方
【材料】※4人分
米…2合
豚バラ肉(薄切り)…200g
干ししいたけ…3枚(10g目安)
水…400ml
芽ひじき(乾燥)…5g
にんじん…1/2本(80g目安)
しょうが…1かけ
酒…大さじ1
みりん…大さじ1
しょうゆ…大さじ1
塩…小さじ1
ゴマ油…小さじ2
干ししいたけは水400mlに一晩つけて戻し、軸を落として薄切りにしておきます。戻し汁は取っておきます。
芽ひじきはさっと洗ってかぶるくらいの水に10分つけて戻し、水気を切っておきます。
にんじんは2cm長さの細切りにしておきます。
しょうがは2cm長さの千切りにしておきます。
豚肉は4cmの長さに切っておきます。
【作り方】※調理時間:20分+炊飯時間
1. フライパンにゴマ油としょうがを入れて強火にかけます。
2. 香りが立ったら豚肉を加え、色が変わるまで炒めます。
3. しいたけ、芽ひじき、にんじんを加えて炒めます。
4. にんじんがしんなりとしたら酒、みりん、しょうゆを加え、汁気がなくなるまで炒めて粗熱を取ります。
5. 米は洗って水気を切り、炊飯器に入れます。
6. しいたけの戻し汁をこして加え、2合の目盛りまで水を足し、塩を加えて混ぜます。
7. 4の具を乗せて炊飯します。
8. 炊き上がったらさっくりと混ぜ、器に盛りつけて、出来上がりです。
炊き上がったジューシーをさっそく食べてみると、思っていたよりもさっぱりとしていて上品な味に仕上がっていて驚きました。
材料を見る限りはもっと田舎っぽい味を予想していましたが、干ししいたけのだしが効いていて、しょうゆの味よりも旨味の強い炊き込みご飯になっていました。ホクホクなのはもちろんですが、それぞれの素材の味がちゃんと感じられ、豚肉の旨味もしっかりご飯に閉じ込められていましたよ。
こんなに簡単にジューシーが出来るとは思っていませんでしたので、びっくりです。
沖縄の言葉は独特ですが、ジューシーは炊き込みご飯のことを指します。沖縄の有名な郷土料理で普段の食事でも食べられますが、お祝い事や法事、お盆などに食卓に出ることが多いそうです。沖縄のお盆は旧盆と呼ばれていますが、家族総出でご先祖様をお迎えするとても賑やかな行事です。そこで用意する料理の一つが、ジューシーです。
本場沖縄のジューシーには豚肉の茹で汁やラードが入りますので、今回のレシピよりも豚肉感が強くて甘味のある仕上がりになります。郷土料理ですので家庭によっても味は変わりますが、豚肉文化の強い、沖縄らしい炊き込みご飯と言えます。
炊き込みご飯にはいろいろな種類がありますが、混ぜご飯と違って、米を具と一緒に炊き込むことで、素材の持つ味を米の中に浸み込ませることが出来る利点があります。また炊飯と同時に素材にも火を入れることが出来るため、時短料理のひとつとも言われ、コスパのいい料理としても見直されてきています。わたしもよく炊飯器ひとつでカオマンガイを作りますので、洗い物や調理器具は少ない方がいいという人にも炊き込みご飯はおススメです。
とても上品な味のおいしいジューシーが出来ますので、ぜひ作ってみてください!
で、ほどなく、たまたま視聴していたテレビ番組『キユーピー3分クッキング』でジューシーを取り上げていたんです。料理家のワタナベマキさんがその作り方を丁寧に紹介していたので、勉強がてら作ってみることに。いったいどんな仕上がりになるのか、楽しみです。
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ワタナベマキさんは雑誌や書籍、イベントなどで幅広く活躍している料理家です。グラフィックデザイナーを経て料理家の道へ進みました。「ご飯作りの最大のストレスは献立や段取りを考えること」と語り、3日分の〈ゆるい献立プラン〉や、ほったらかしで作れる調理法などを日々の食事づくりに取り入れています。毎日の食事を丁寧においしく作ることを念頭に、数々の著書を出版されています。
ワタナベマキさんの「ジューシー」の材料と作り方
【材料】※4人分
米…2合
豚バラ肉(薄切り)…200g
干ししいたけ…3枚(10g目安)
水…400ml
芽ひじき(乾燥)…5g
にんじん…1/2本(80g目安)
しょうが…1かけ
酒…大さじ1
みりん…大さじ1
しょうゆ…大さじ1
塩…小さじ1
ゴマ油…小さじ2

干ししいたけは水400mlに一晩つけて戻し、軸を落として薄切りにしておきます。戻し汁は取っておきます。
芽ひじきはさっと洗ってかぶるくらいの水に10分つけて戻し、水気を切っておきます。
にんじんは2cm長さの細切りにしておきます。
しょうがは2cm長さの千切りにしておきます。
豚肉は4cmの長さに切っておきます。
【作り方】※調理時間:20分+炊飯時間
1. フライパンにゴマ油としょうがを入れて強火にかけます。

2. 香りが立ったら豚肉を加え、色が変わるまで炒めます。

3. しいたけ、芽ひじき、にんじんを加えて炒めます。

4. にんじんがしんなりとしたら酒、みりん、しょうゆを加え、汁気がなくなるまで炒めて粗熱を取ります。

5. 米は洗って水気を切り、炊飯器に入れます。

6. しいたけの戻し汁をこして加え、2合の目盛りまで水を足し、塩を加えて混ぜます。

7. 4の具を乗せて炊飯します。

8. 炊き上がったらさっくりと混ぜ、器に盛りつけて、出来上がりです。

炊き上がったジューシーをさっそく食べてみると、思っていたよりもさっぱりとしていて上品な味に仕上がっていて驚きました。
材料を見る限りはもっと田舎っぽい味を予想していましたが、干ししいたけのだしが効いていて、しょうゆの味よりも旨味の強い炊き込みご飯になっていました。ホクホクなのはもちろんですが、それぞれの素材の味がちゃんと感じられ、豚肉の旨味もしっかりご飯に閉じ込められていましたよ。
こんなに簡単にジューシーが出来るとは思っていませんでしたので、びっくりです。
沖縄の言葉は独特ですが、ジューシーは炊き込みご飯のことを指します。沖縄の有名な郷土料理で普段の食事でも食べられますが、お祝い事や法事、お盆などに食卓に出ることが多いそうです。沖縄のお盆は旧盆と呼ばれていますが、家族総出でご先祖様をお迎えするとても賑やかな行事です。そこで用意する料理の一つが、ジューシーです。
本場沖縄のジューシーには豚肉の茹で汁やラードが入りますので、今回のレシピよりも豚肉感が強くて甘味のある仕上がりになります。郷土料理ですので家庭によっても味は変わりますが、豚肉文化の強い、沖縄らしい炊き込みご飯と言えます。
炊き込みご飯にはいろいろな種類がありますが、混ぜご飯と違って、米を具と一緒に炊き込むことで、素材の持つ味を米の中に浸み込ませることが出来る利点があります。また炊飯と同時に素材にも火を入れることが出来るため、時短料理のひとつとも言われ、コスパのいい料理としても見直されてきています。わたしもよく炊飯器ひとつでカオマンガイを作りますので、洗い物や調理器具は少ない方がいいという人にも炊き込みご飯はおススメです。
とても上品な味のおいしいジューシーが出来ますので、ぜひ作ってみてください!

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