大人も子どもも、みんな大好き「唐揚げ」♪わたしの暮らしている地域は鶏肉文化なので、おいしい唐揚げ店がたくさんありますが…やっぱり一番おいしいのは、おうちで作る「揚げたて」の唐揚げです。いろんなレシピを探すのが楽しみなんですが、なんと!唐揚げなのに「揚げない」レシピを見つけちゃいました。
しかもカリカリの衣は「えのきたけ」なんですって!いったいどうやって作るの⁉もう興味津々すぎる~(笑)。というわけで、さっそく作ってみましたよ。

【馬場ごはん】沼るきのこレシピ♪1人前75円の「エリンギフライ」がマックのポテト級にカリッカリで旨い話

今回のレシピは、フードコーディネーター「ふじたかな」さんが運営しているYouTubeチャンネル「ふじたかなのワールドクッキング Kanas kitchen」から!

調理師であり、フードコーディネーターとして活躍されている「ふじたかな」さん。
冷蔵庫にあるもので作れるアイデア料理や、ワンパン(フライパン1つ)で簡単に作れるレシピなどを多数紹介しています。

今回は、安くて手軽に購入できる「えのき」を活用した「揚げない唐揚げ」に挑戦します!
おうちで揚げ物するのって結構大変なイメージがありますが、今回のレシピでは「揚げない」そうなので、どんな感じに仕上がるのかが本当に楽しみです。

簡単なのにおいしくて大満足!えのきたけの衣で「揚げない唐揚げ」作ってみた♪

【揚げない唐揚げの材料】唐揚げ約15~16個分です

鶏もも肉…1枚と1/2枚⁣(合計で約350g~450gくらい)

【カリカリな衣…実は“えのき”だって!?】刻んだえのきまみれの鶏肉を焼く!「揚げない唐揚げ」作ろう!


えのきたけ…150g⁣
白だし…小さじ3
片栗粉…大さじ2と1/2
おろしにんにく(チューブ入りのもの)…チューブ2cm⁣くらい
こしょう…少々⁣
サラダ油…大さじ1⁣

【カリカリな衣…実は“えのき”だって!?】刻んだえのきまみれの鶏肉を焼く!「揚げない唐揚げ」作ろう!


【揚げない唐揚げの作り方】調理時間は約20~30分です

1. えのきたけの下処理をします。

えのきたけは、石突の部分を切り落としてから、包丁やキッチンばさみなどで細かく刻み(わたしはキッチンばさみを使用)、ポリ袋に入れます。

【カリカリな衣…実は“えのき”だって!?】刻んだえのきまみれの鶏肉を焼く!「揚げない唐揚げ」作ろう!


えのきたけの入った袋の中に、おろしにんにくと片栗粉大さじ1と1/2を入れて(大さじ1分は残しておく)、全体にまぶしておきます。

【カリカリな衣…実は“えのき”だって!?】刻んだえのきまみれの鶏肉を焼く!「揚げない唐揚げ」作ろう!


袋の外からもむようにして片栗粉を全体にまぶすと、中のえのきたけは下の画像のような状態になります。

【カリカリな衣…実は“えのき”だって!?】刻んだえのきまみれの鶏肉を焼く!「揚げない唐揚げ」作ろう!


⁣2. 鶏肉に下味を付けます。

鶏肉を食べやすい大きさ(だいたい1口大)に切り分けてからフライパンに入れ、 白だしとこしょうをふりかけて、よくもみ込みます。

【カリカリな衣…実は“えのき”だって!?】刻んだえのきまみれの鶏肉を焼く!「揚げない唐揚げ」作ろう!


1で残しておいた片栗粉大さじ1をまぶし、

【カリカリな衣…実は“えのき”だって!?】刻んだえのきまみれの鶏肉を焼く!「揚げない唐揚げ」作ろう!


⁣サラダ油を加えてフライパンの底全体になじませたら、⁣下の画像のように鶏肉の皮目を下にして並べます。


【カリカリな衣…実は“えのき”だって!?】刻んだえのきまみれの鶏肉を焼く!「揚げない唐揚げ」作ろう!


3. 鶏肉を揚げ焼きにします。

2の鶏肉の上に、1のえのきたけを広げて乗せます。

【カリカリな衣…実は“えのき”だって!?】刻んだえのきまみれの鶏肉を焼く!「揚げない唐揚げ」作ろう!


フタをしたら弱めの中火(IHクッキングヒーターだと160℃前後)で5~6分焼きます。 ⁣ ⁣

【カリカリな衣…実は“えのき”だって!?】刻んだえのきまみれの鶏肉を焼く!「揚げない唐揚げ」作ろう!


皮がパリッときつね色に焼けたら、⁣フタを開けて鶏肉を裏返し、さらに5~6分焼きます。

【カリカリな衣…実は“えのき”だって!?】刻んだえのきまみれの鶏肉を焼く!「揚げない唐揚げ」作ろう!


最後に強めの火(IHクッキングヒーターだと180℃くらい)にして、⁣表と裏を返しながらこんがり焼けたら完成です!


⁣カリカリジューシーでとってもおいしい!

完成した「えのきたけの衣の揚げない唐揚げ」がこちらです!

【カリカリな衣…実は“えのき”だって!?】刻んだえのきまみれの鶏肉を焼く!「揚げない唐揚げ」作ろう!


見た目は、なんとなく「唐揚げ」っぽい仕上がりに。
漂ってくる香りも、馴染みのある「唐揚げ」の香りですが…味はどうなんでしょうか?

【カリカリな衣…実は“えのき”だって!?】刻んだえのきまみれの鶏肉を焼く!「揚げない唐揚げ」作ろう!


揚げたて?いや、焼きたての「唐揚げ」をさっそくひとつパクリ♪

まあ!おいしいじゃないですか!
鶏肉はとってもジューシーな仕上がりで、外側の衣の部分はカリっとしています。
衣に付けたにんにくの風味も、鶏肉ととてもマッチしていますし、普通のおいしい「唐揚げ」の味わいです。

動画内では「スパイス塩やチリソース」などを合わせてもおいしいと紹介していましたが、わたしとしては下味がしっかり付いていると感じたので、このままでもおいしく食べられました。
冷めてもおいしい「唐揚げ」だったので、お弁当のおかずなどにも重宝しそうですね。

ただ、この「揚げない唐揚げ」を作るのは、ちょっとコツが要るのかな~と思います。
まず、動画で紹介していたように、調味料で白だしが無い時には焦げないように、普通の塩で下味を付けるようにすすめていました。
だししょうゆや砂糖を加えると焦げやすくなるためだとか。

わたしの感覚としては、白だしを使っていても、火加減に注意しなければ焦がしてしまうかもしれないと感じました。
「焦げ」と「カリカリ」の焼き加減の見極めは大切ですね。

また、作っている過程で一番難しいと感じたのは、えのきたけの衣が剥がれないように焼く作業!
どうしても上手くくっついてくれずに、なかなか苦労しました。
ただし、上手に仕上がったものは本当にカリカリジューシーで、とってもおいしかったです。

ちょっとコツはいりますが、上手に作れたら本当にカリカリジューシーでおいしい!

えのきたけの衣で作る「揚げない唐揚げ」、みなさんも挑戦してみてくださいね♪
編集部おすすめ