本日は、フジテレビ系列『ノンストップ!』の「笠原将弘のおかず道場」で紹介していた「アジの南蛮酢かけ」を作ることに。脂がのった旬のアジをカリッと焼き上げ、野菜たっぷりの南蛮酢と合わせる一品です。
ポイントは”漬け”ではなく”かけ”。漬け込まず、南蛮酢を”かける”だけなので、すぐ食べられるんです。さらに、マヨネーズで焼いてコクを出したり、塩昆布をだし代わりに使ったりと、笠原テクニックも炸裂♪

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ノンストップ!「笠原将弘のおかず道場」の旬のアジレシピ♪

フジテレビ系列『ノンストップ!』の人気コーナー、「笠原将弘のおかず道場」。和食料理人の笠原将弘さんが、家庭でも簡単に出来る、和のおかずを教えてくれるコーナーです。

本日は、5月6日の放送で紹介していた、今が旬のアジを使った「アジの南蛮酢かけ」を作ることに。ポイントは、南蛮酢で”漬ける”のではなく、南蛮酢を”かける”こと。カリッと焼き上げたアジに南蛮酢を”かける”だけなので、簡単に作れて、すぐ食べられるんですって。

では、作ってみましょう。

旬のアジで「南蛮酢かけ」を作ろう!

材料と作り方は、こちら。

【笠原将弘は南蛮“漬け”でなく“かけ”で時短なの】旬のアジをカリッと揚げ焼きして「南蛮酢…かけ」作ろう
材料


【材料】4人分
アジ(三枚におろしたもの)…4尾
パプリカ(赤、黄)…各1個
玉ねぎ…1個
塩昆布…15g

◆アジを焼くとき用
マヨネーズ…大さじ2
サラダ油…大さじ1

◆南蛮酢
水…320ml
酢…80ml
薄口しょうゆ…50ml ※濃口しょうゆでもOK
みりん…40ml
砂糖…20g
一味唐辛子…お好みで

今回は、分量を半分にして作ります。玉ねぎは大きいサイズのものだったので、1/4個使用。

マヨネーズでアジを焼くことで、魚の臭み消しにもなり、かつ、コクも出るそうです。
また、塩昆布はだし代わりに使うとのこと。

【作り方】
1. パプリカは種とヘタを取り除き、4cm長さくらいの薄切りにします。

玉ねぎも薄切りにし、さっと洗って水気を切ります。

野菜はこのほか、にんじんやきのこ類、アスパラ、ニラ、ピーマンなど、冷蔵庫に残っているものを入れてもOK。ただ、緑色の野菜は酢によって色が悪くなるそうです。でも、味は問題なしとのこと。

2. アジは塩を振って下味をつけ、薄力粉(各分量外)をまぶします。薄力粉は、多めにまぶすのがおいしいとのこと。

【笠原将弘は南蛮“漬け”でなく“かけ”で時短なの】旬のアジをカリッと揚げ焼きして「南蛮酢…かけ」作ろう
アジ


3. フライパンにマヨネーズとサラダ油を入れて、中火にかけます。マヨネーズが溶けたら、アジの皮目を下にして焼きます。

【笠原将弘は南蛮“漬け”でなく“かけ”で時短なの】旬のアジをカリッと揚げ焼きして「南蛮酢…かけ」作ろう
アジ


皮目が焼けたら、ひっくり返します。

【笠原将弘は南蛮“漬け”でなく“かけ”で時短なの】旬のアジをカリッと揚げ焼きして「南蛮酢…かけ」作ろう
アジ


皮目はしっかり焼き、身の方はさっと加熱する程度。
魚は焼きすぎると硬くなるため、”もうちょっと焼いた方がいいかな”ぐらいで止めるのが、失敗しないコツとのことです。

アジが焼けたら、一旦取り出します。ちなみに今回は小ぶりなアジだったこともあり、皮目を3分、ひっくり返して1分焼きました。

4. フライパンをキッチンペーパーできれいに拭き、水、酢、薄口しょうゆ、みりん、砂糖、一味唐辛子を入れ、中火にかけます。

調味料が軽く混ざったら、パプリカ、玉ねぎを入れます。

【笠原将弘は南蛮“漬け”でなく“かけ”で時短なの】旬のアジをカリッと揚げ焼きして「南蛮酢…かけ」作ろう
南蛮酢


煮立ったら塩昆布を加え、1分ほど煮ます。

【笠原将弘は南蛮“漬け”でなく“かけ”で時短なの】旬のアジをカリッと揚げ焼きして「南蛮酢…かけ」作ろう
南蛮酢


今回、玉ねぎもパプリカも薄く切れず、厚かったので、少ししんなりするまで煮ました。

5. 皿にアジを盛り付けて南蛮酢をかけ、仕上げに白いりゴマ(分量外)をパラリと振って、出来上がり。

【笠原将弘は南蛮“漬け”でなく“かけ”で時短なの】旬のアジをカリッと揚げ焼きして「南蛮酢…かけ」作ろう
アジ


調理時間は10分。めちゃめちゃ簡単でした。今回は分量を半分にしたものの、出来上がった南蛮酢はけっこうたっぷり。まだ、半分ほど鍋に残っているので、1/4の分量にして作ってもよかったかなと思います。
ご参考までに。

では、いただきます!

【笠原将弘は南蛮“漬け”でなく“かけ”で時短なの】旬のアジをカリッと揚げ焼きして「南蛮酢…かけ」作ろう
アジ


ワオ。おいしっ♪

旬のアジ、最高。

薄力粉をまぶして焼いたので、表面がカリッとしているかなと思いましたが、わたしの焼き方が悪いのか、カリッとした食感はゼロ。けれども臭みはなく、ふっくらして、めちゃめちゃ美味。口の中で、溶けてなくなるくらいのやわらかさです。

【笠原将弘は南蛮“漬け”でなく“かけ”で時短なの】旬のアジをカリッと揚げ焼きして「南蛮酢…かけ」作ろう
アジ


マヨネーズをたっぷり使って焼きますが、コクはあるもののマヨネーズの風味は感じません。

そして、アジと南蛮酢との相性も最高。南蛮酢を味見したとき、ちょっと薄味?と思いましたが、いえいえ!マヨネーズでコク旨に焼き上げたアジと一緒に食べると、見事に味がまとまります。ほどよい甘さとほのかな酸味のある南蛮酢が出しゃばりすぎず、アジのおいしさを引き立ててくれるのです。

【笠原将弘は南蛮“漬け”でなく“かけ”で時短なの】旬のアジをカリッと揚げ焼きして「南蛮酢…かけ」作ろう
アジ


だしの代わりに入れた塩昆布も、しっかり旨味を出しています。一味唐辛子のピリッとした辛味、そして、玉ねぎとパプリカの甘味とシャキシャキした食感もいいアクセントに。
アジの南蛮漬けに負けず劣らずのおいしさです。さすが、笠原さん。

三枚におろしたアジを買ってくれば、とっても手軽に作れるし、漬け込まないのでお手軽です。ぜひ、お試しあれ。

【笠原将弘は南蛮“漬け”でなく“かけ”で時短なの】旬のアジをカリッと揚げ焼きして「南蛮酢…かけ」作ろう
アジ
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