【リュウジの中華風つまみ】中華料理店レベルな「無心きゅうり」作ろう！塩でなく砂糖を揉みこむのが肝！

無心で食べてしまうくらいのおいしさだという「無心きゅうり」をYouTube『料理研究家リュウジのバズレシピ』で発見！おつまみレシピということで、きゅうりにおつまみの定番・ピーナッツを合わせていました。しょうゆ、オイスターソース、酢、砂糖、みじん切りにんにくで味付けするのですが、叩ききゅうりに砂糖を揉み込む下処理がポイントのよう。時短で味が染み込むとのことなので、作ってみよう♪

【192万回再生】暑い日にポリポリ食べたい♪簡単なのに旨すぎる「きゅうりの1本漬けの作り方」に挑戦！

炒りピーナッツがポイント！「無心きゅうり」を作ってみた！



【材料】（作りやすい分量）
きゅうり…約300g
砂糖…大さじ1と1/2　※きゅうり用
ピーナッツ…40g　※今回は市販のバターピーナッツを使用
にんにく…2かけ
サラダ油…大さじ1

（たれ）
しょうゆ…大さじ1と2/3
酢…小さじ2と1/2
オイスターソース…小さじ2
砂糖…小さじ1/2
うま味調味料…7振り
輪切り唐辛子…適量

【作り方】
1. きゅうりの両端を少し切り落とし、麺棒などで叩いて斜めに切ります。



きゅうりを麺棒などで叩くのがポイントです。断面を凸凹にすることでたれが絡みやすくなり、短時間でおいしく作れるそうです。



切ったきゅうりが大きい場合は、食べやすい大きさに手で割ってくださいね。

2. ビニール袋に1と砂糖（大さじ1と1/2）を入れて袋の上からしっかりと揉み、空気を抜いて袋の口を閉じ、冷蔵庫で15分漬けます。



砂糖を揉み込むことできゅうりの水分が抜け、同時に下味を付けることが出来ますよ。



袋の上から揉むと、きゅうりの断面が多いのでとてもやわらかい手触り。砂糖で揉んでも、塩揉みした時と同じようにきゅうりの水分が出てきました。



冷蔵庫で15分漬けます。

3. にんにくをみじん切りにします。



にんにくは生のまま加えるので、芽を取り除いて出来るだけ細かく切りました。

4. サラダ油を引いたフライパンを弱めの中火で熱し、ピーナッツが軽く色付く程度に炒めます。



ピーナッツを炒ると香ばしくなり、油にもピーナッツの香りが移って「無心きゅうり」の調味料として使えるとのこと。7分ほど炒めるとうっすらと焼き色が付きました。

炒め終わったら油ごとお皿に取り出して、粗熱を取っておきます。

5. 2を袋の上から絞って余分な水分を出し、しょうゆ、酢、オイスターソース、砂糖（小さじ1/2）、うま味調味料、3、4、輪切り唐辛子を入れて袋の上から良く揉みます。



動画ではビニール袋の口から水分を取り除いていましたが、しっかりと水気を切るため、今回はビニール袋の角を少し切り、手で絞って水分を取り除きました。

別の袋に水分を絞ったきゅうり、しょうゆ、酢、オイスターソース、砂糖、にんにく、うま味調味料、にんにく、輪切り唐辛子、油ごとの炒りピーナッツを入れました。



きゅうりの水分が抜けているので、袋の上から軽く揉んでたれが全体になじんだら完成。



器に盛り付けて、お好みで輪切り唐辛子を乗せます。

オイスターしょうゆが絡んだきゅうりが旨い！炒りピーナッツでコク増し♪



リュウジさん考案の「無心きゅうり」が完成しました。きゅうりの和え物にピーナッツが入っているのは珍しく、目を引く仕上がりになりました。



きゅうりを麺棒で叩き割ったので、断面がほろっと崩れたようになっていて、きゅうりの形も様々。

食べてみると、皮はポリッとしていますが、果肉部分はほろっとしていて食感がやわらかめ♪オイスターしょうゆだれがうっすらと絡んでいて、漬け込んでいないので思ったよりもあっさりめ。

オイスターしょうゆだれは塩味が強めですが、砂糖揉みしたきゅうりにほんのり甘味が付いているので、ちょうど良い味付けになっています。

ピーナッツを食べてみると、香ばしさと濃厚さがあり、ナッツ好きにはたまらない具♪生のにんにくも加えていますが、細かくみじん切りにしたのでほんのりと効いていて、無心で食べてしまいます。

きゅうりの程よい瑞々しさとほろっとした食感、炒りピーナッツの香ばしい風味とカリッとした食感が絶妙で、どんどんお箸が進むきゅうりの和え物でした。

砂糖揉みきゅうりにたれを絡めるだけ♡叩ききゅうりなら味染みが速い！



リュウジさん考案の「無心きゅうり」は水分の多いきゅうりでも、短時間で味が絡むように工夫された作り方でした。

きゅうりの水分は塩揉みして抜くことが多いのですが、砂糖で揉んでも水分が抜け、きゅうりにうっすらと甘味も付いて、漬け物や和え物の下ごしらえとして理に叶っていました。

また、きゅうりを叩いて断面に凹凸を付けることで表面積が増え、輪切りきゅうりで作るよりも味染みが速かったように思います。

炒りピーナッツを加えることでコクや旨味が付き、中華料理のカシューナッツ炒めのような雰囲気も感じられました。

身近な材料で作れるきゅうりの和え物ですが、炒りピーナッツのおいしさで、ランクアップしたようなおいしさになりますよ！

簡単に、スピーディーに作れるので、ぜひお試しくださいね。