管理栄養士のともゆみです。初夏の風物詩として知られている川魚・鮎は、6月に鮎釣りの解禁日を迎え、旬がやってきます。
【フライパンで焼き魚 基本のき】アジの干物をふっくら焼き上げる方法とは!?え、焼き上がりは目を見ろ!?
YouTube『鮎釣りHACK(ハック)・ワカサギ釣りHACK・渓流釣りHACK』は、鮎釣りの技法のひとつである「友釣り」に関する情報を発信しているWebマガジン「鮎釣りHACK」のチャンネルです。料理専門チャンネルではありませんが、鮎のきれいな食べ方を紹介していて、骨がするすると取れる様子が面白かったので、試してみたくなりました。
それではやってみたいと思います。
鮎を手に入れました。
まずは鮎の塩焼きを作ります。焼き方は、こちら↓の記事を参考にしました。
鮎の塩焼きのきれいな食べ方動画。グリルで上手に焼く方法も解説!
https://ayutsurihack.com/entry/ayu-sioyaki/
「鮎の塩焼き」の作り方
【作り方】
1. 鮎を流水でさっと洗ってぬめりを取り、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
2. 全体に塩を適量まぶします。
3. コンロ下のグリルに入れて、中火で10~15分焼きます。わが家のグリルは片面焼きなので、中火で最初に8分、裏返して5分焼いたところ、ちょうどよい焼き色になりました。
鮎の塩焼きの骨をきれいに取る方法をやってみた!
【取り方】
1. 鮎の側面をまんべんなく箸で押していきます。
2. 反対側の側面も同様に押します。
3. 鮎を立てて背中側を箸で押し、尾びれをねじって取ります。
4. 頭に切り込みを入れます。中骨を切らないように注意しつつ、頭部をぐるっと一周ちぎります。
5. 頭を持って引き抜きます。するすると骨が取り除けます。
6. 頭と骨の部分(画像上側)と身(画像下側)に分けられました。
食べやすい!
さっそく食べてみます。鮎の身はふっくらやわらかく、皮はパリッとしていて、とてもおいしいです。しかも、ちゃんと骨が取れています。少しも骨が残っていません。すごい…!
ガブッと食べられてとても食べやすいです。
動画では内臓も一緒にくっついて取るとのことでしたが、頭を一周ちぎったときに内臓まで切ってしまったのか、今回は内臓までは取れませんでした。内臓も食べましたが、臭みはなく、ほどよい苦味があっておいしかったです。
鮎の成分
鮎(養殖)1尾あたり70g、正味35gでエネルギーは48kcal、たんぱく質5.1g、カルシウム88mg。高たんぱくで低脂質、カルシウムの多い魚です。カルシウムは骨や歯の材料となるほか、神経興奮の抑制などにも関わり抗ストレス対策にも役立ちます。日本人の食事摂取基準(2025年版)によると、カルシウムの1日の推奨量は30~49歳の男性750mg、女性650mgとなっています。
焼いた鮎を箸で押して、頭をぐるっと切ると骨がする~と取れて食べやすくなりました。これから脂がのって鮎がおいしくなる季節を迎えます。鮎を食べる機会がありましたら思い出してやってみてくださいね。
参考文献:
からだのための食材大全 監修者 池上文雄 他 NHK出版
八訂 食品成分表 2025 監修 香川明夫 女子栄養大学出版部
きれいな川にしか生息しないことから「清流の女王」とも呼ばれています。そして鮎料理といえば、やっぱり塩焼きですよね。実は、その塩焼き、骨が"するん"と気持ちよく取れる方法があるのをご存じですか?YouTubeチャンネル『鮎釣りHACK(ハック)・ワカサギ釣りHACK・渓流釣りHACK』で紹介していたので、実際にやってみることにしました。
【フライパンで焼き魚 基本のき】アジの干物をふっくら焼き上げる方法とは!?え、焼き上がりは目を見ろ!?
YouTube『鮎釣りHACK(ハック)・ワカサギ釣りHACK・渓流釣りHACK』は、鮎釣りの技法のひとつである「友釣り」に関する情報を発信しているWebマガジン「鮎釣りHACK」のチャンネルです。料理専門チャンネルではありませんが、鮎のきれいな食べ方を紹介していて、骨がするすると取れる様子が面白かったので、試してみたくなりました。
それではやってみたいと思います。
鮎を手に入れました。

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まずは鮎の塩焼きを作ります。焼き方は、こちら↓の記事を参考にしました。
鮎の塩焼きのきれいな食べ方動画。グリルで上手に焼く方法も解説!
https://ayutsurihack.com/entry/ayu-sioyaki/
「鮎の塩焼き」の作り方
【作り方】
1. 鮎を流水でさっと洗ってぬめりを取り、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。

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2. 全体に塩を適量まぶします。
尾びれ、背びれ、腹びれには、特に念入りにまぶします。尾びれは焦げやすいので、塩をまぶした後アルミホイルで包みました。

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3. コンロ下のグリルに入れて、中火で10~15分焼きます。わが家のグリルは片面焼きなので、中火で最初に8分、裏返して5分焼いたところ、ちょうどよい焼き色になりました。

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鮎の塩焼きの骨をきれいに取る方法をやってみた!
【取り方】
1. 鮎の側面をまんべんなく箸で押していきます。

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2. 反対側の側面も同様に押します。

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3. 鮎を立てて背中側を箸で押し、尾びれをねじって取ります。

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4. 頭に切り込みを入れます。中骨を切らないように注意しつつ、頭部をぐるっと一周ちぎります。

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5. 頭を持って引き抜きます。するすると骨が取り除けます。

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6. 頭と骨の部分(画像上側)と身(画像下側)に分けられました。
食べる際に背びれや腹びれが気になる場合は、取り除いてください。

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食べやすい!

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さっそく食べてみます。鮎の身はふっくらやわらかく、皮はパリッとしていて、とてもおいしいです。しかも、ちゃんと骨が取れています。少しも骨が残っていません。すごい…!
ガブッと食べられてとても食べやすいです。
動画では内臓も一緒にくっついて取るとのことでしたが、頭を一周ちぎったときに内臓まで切ってしまったのか、今回は内臓までは取れませんでした。内臓も食べましたが、臭みはなく、ほどよい苦味があっておいしかったです。
鮎の成分
鮎(養殖)1尾あたり70g、正味35gでエネルギーは48kcal、たんぱく質5.1g、カルシウム88mg。高たんぱくで低脂質、カルシウムの多い魚です。カルシウムは骨や歯の材料となるほか、神経興奮の抑制などにも関わり抗ストレス対策にも役立ちます。日本人の食事摂取基準(2025年版)によると、カルシウムの1日の推奨量は30~49歳の男性750mg、女性650mgとなっています。
カルシウムはそのほか牛乳や乳製品、大豆製品、小魚などにも多く含まれています。
焼いた鮎を箸で押して、頭をぐるっと切ると骨がする~と取れて食べやすくなりました。これから脂がのって鮎がおいしくなる季節を迎えます。鮎を食べる機会がありましたら思い出してやってみてくださいね。
参考文献:
からだのための食材大全 監修者 池上文雄 他 NHK出版
八訂 食品成分表 2025 監修 香川明夫 女子栄養大学出版部
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