二の腕があらわになる本格的な夏を前に、なんとかわたしの体についた、ブルンブルンの脂肪を燃焼させたい!そこで目を付けたのが、料理研究家・だれウマさん考案の「脂肪燃焼おかず味噌汁」。”脂肪燃焼”の秘密は、サバ缶を使うこと。
サバ缶に含まれるオメガ3脂肪酸には、中性脂肪を減らし、脂肪の合成を抑える効果や代謝を上げる効果が期待出来るとか。さらに、野菜やきのこをたっぷり入れるので、栄養的にも申し分なし!

ゴマ油で肉や野菜を炒めて鍋へ!湯気のご馳走「卵と豚肉のおかず味噌汁」は奥深~い旨味出まくり♡

料理研究家だれウマさんの燃焼系おかずみそ汁!

174万人が登録する、人気YouTubeチャンネル『だれウマ【料理研究家】』。料理と筋トレが大好きな料理研究家のだれウマさんが、運営しているチャンネルです。”だれ”でも”上手(うま)く”、そして”美味(うま)く”作れるレシピを、たくさん紹介しています。

本日はその中から、ネーミングがとっても魅力的な「脂肪燃焼おかず味噌汁」を作ります。脂肪を燃やしつつ、高たんぱくで、ダイエット中に不足しがちな食物繊維もバッチリ摂ることが出来る、おみそ汁だそうです。

このレシピは、サバ缶を入れるのがポイント。サバ缶に含まれる「オメガ3脂肪酸(DHA、EPA)」は、中性脂肪を減らし、脂肪の合成を抑え、代謝を上げる効果が期待出来るとか。

そのほかの具は、お好みの野菜でOKとのこと。ですが、ダイエット&脂肪燃焼効果を期待する方は、えのき・舞茸・ごぼうが必須だそう。

えのきに含まれる「エノキタケリノール酸」は脂肪燃焼を促進させ、舞茸に含まれる「MXフラクション」は体内にある中性脂肪や悪玉コレステロールの分解を促進させる効果が期待出来るそうです。また、えのきと舞茸に含まれる「キノコキトサン」は、脂肪が腸内に吸収されるのを妨げる働きがあるとのこと。


さらに、ごぼうに含まれる「アルギニン」は、代謝を上げてくれるそう。脂肪が燃えやすい体になり、また、水溶性食物繊維「イヌリン」と不溶性食物繊維「セルロース」と「リグニン」には、血糖値の急上昇を抑え、かつ、腸内環境を整える効果が期待出来るんですって。

だれウマさんの食品に関する豊富な知識が、炸裂(笑)。ちなみに、だれウマさんはこのおみそ汁がお気に入りで、ダイエット中、毎日食べているそうですよ。

脂肪を燃やそう!「脂肪燃焼おかず味噌汁」の材料と作り方

【マッチョな料理人の痩せる味噌汁】ダイエット中は毎日食べる「脂肪燃やして栄養満点」な味噌汁作ろう
材料


【マッチョな料理人の痩せる味噌汁】ダイエット中は毎日食べる「脂肪燃やして栄養満点」な味噌汁作ろう
材料


【材料】4~5杯分
みそ…大さじ3
料理酒…大さじ2
みりん…大さじ1
しょうゆ…大さじ1/2
和風だしの素(顆粒)…小さじ1
おろししょうが(チューブ)…8cm ※生のしょうがでもOK
ゴマ油…大さじ1/2 ※オリーブオイルでもOK
長ねぎ(斜め切り)…1本
ごぼう(皮付きのまま、ささがき)…80g~100g
舞茸(手でちぎる)…1パック
えのきたけ(1cm幅に切る)…1袋
塩…ひとつまみ
水…700ml
サバ缶(水煮)…2缶
卵…食べる人数分

今回は、分量を半分にして作ります。サバ缶はメーカーによって、たんぱく質・脂質の量がかなり異なるため、ダイエット中の食事として食べる場合は、たんぱく質量が多く、脂質量が低いものを選ぶのがおすすめとのこと。

しょうがは生のものをおろして使用。

なお、ポリフェノールが豊富に含まれるごぼうの皮は、強い抗酸化作用を持ち、老化を抑制しアンチエイジングが期待出来るので、皮付きのまま使うそうです。

【作り方】
1. 器にみそ、しょうゆ、料理酒、みりん、和風だしの素を入れて、よく混ぜます。

【マッチョな料理人の痩せる味噌汁】ダイエット中は毎日食べる「脂肪燃やして栄養満点」な味噌汁作ろう
調味料


2. 鍋にゴマ油を引き、長ねぎ、ごぼう、舞茸、えのき、塩を入れて中火で炒めます。

【マッチョな料理人の痩せる味噌汁】ダイエット中は毎日食べる「脂肪燃やして栄養満点」な味噌汁作ろう


野菜の水分を飛ばし、旨味を引き出すようにしっかり炒めます。

【マッチョな料理人の痩せる味噌汁】ダイエット中は毎日食べる「脂肪燃やして栄養満点」な味噌汁作ろう


3. 野菜に火が通り、しんなりしたら、水とサバ缶(汁ごと)を加えます。


【マッチョな料理人の痩せる味噌汁】ダイエット中は毎日食べる「脂肪燃やして栄養満点」な味噌汁作ろう


アクを取り除きながら、中火で沸かします。

【マッチョな料理人の痩せる味噌汁】ダイエット中は毎日食べる「脂肪燃やして栄養満点」な味噌汁作ろう
アク


4. 火を止め、1を加えてよく混ぜます。

【マッチョな料理人の痩せる味噌汁】ダイエット中は毎日食べる「脂肪燃やして栄養満点」な味噌汁作ろう
みそ汁


仕上げにしょうがを加えて、おみそ汁の完成。

具だくさん♪

【マッチョな料理人の痩せる味噌汁】ダイエット中は毎日食べる「脂肪燃やして栄養満点」な味噌汁作ろう
みそ汁


ちなみに、料理酒とみりんが入っているものの、動画では煮立たせてはいませんでした。ちょっと心配だったので、今回は、煮立たせました。

5. 食べる直前に温泉卵を作ります。

小さめの耐熱容器に、卵1個を割り入れます。黄身に2か所ほど穴を開け、卵が被るくらいの水大さじ2~3(分量外)を加え、ラップをせずに、電子レンジ(600W)で40秒加熱します。

お湯を捨てれば、温泉卵の完成。

【マッチョな料理人の痩せる味噌汁】ダイエット中は毎日食べる「脂肪燃やして栄養満点」な味噌汁作ろう


6. お椀におみそ汁をよそい、5の温泉卵をのせます。お好みで七味唐辛子(分量外)を振りかけて、出来上がり。

【マッチョな料理人の痩せる味噌汁】ダイエット中は毎日食べる「脂肪燃やして栄養満点」な味噌汁作ろう
おみそ汁


調理時間は15分。
煮込み時間や炒める時間は長くないので、あっという間に作れます。

では、いただきます。

おお~、いいだしが出ています。

サバ、長ねぎ、えのき、舞茸、ごぼうそれぞれの旨味が、ギュッと凝縮しています。いかにも、”栄養満点”という味。

【マッチョな料理人の痩せる味噌汁】ダイエット中は毎日食べる「脂肪燃やして栄養満点」な味噌汁作ろう
おみそ汁


具だくさんで、食べ応えもバッチリ。サバには、豚汁でいう豚肉のような”旨味とコクの存在感”があるので、野菜だけのおみそ汁とはひと味違います。

ゴマ油と仕上げに入れたしょうがにより、サバの臭みは感じません。ただ、サバが苦手な人にはどうだろう?

サバが苦手な夫は、鍋に入ったこのおみそ汁を見て「サバ臭い!」とひとこと。続けて、「僕は食べないよ」だって。

…でしょうね。そんなことだと思ったので、「はなから、あなたの分はありませんよ」と、言ってやりました(笑)。
わたしは毎日食べて、脂肪を燃やし、健康になりますよ。

ちなみに、保存する際は粗熱を取ってから、鍋ごと冷蔵保存してくださいとのこと。そして、食べる際は1食分を耐熱容器に注ぎ入れ、完全に温まるまで電子レンジで加熱してくださいとのことです。

ということで今回は、料理研究家だれウマさんの「脂肪燃焼おかず味噌汁」を作りました。栄養たっぷりで食べ応えもあるうえ、脂肪まで燃やせるという、とってもありがたいおみそ汁でしたよ。

ただし、だれウマさん曰く「このおみそ汁を食べたとて、他に油っぽい食事や甘いお菓子をたくさん食べたら、痩せませんよ」とのこと。そりゃ、そうですよね(笑)。

【マッチョな料理人の痩せる味噌汁】ダイエット中は毎日食べる「脂肪燃やして栄養満点」な味噌汁作ろう
おみそ汁
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