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ゾンビの大量発生にも安心安全!?防ゾンビハウスとは?
ネット界隈で”防ゾンビハウス”と話題になっている、強靭なディフェンス力を誇る家が、こちら。

画像出典:Robert Konieczny KWK Promes

画像出典:Robert Konieczny KWK Promes

画像出典:Robert Konieczny KWK Promes
ガラス張りの明るく開放的な、プール付きの大豪邸。
さりげなく壁に寄りかかっても絵になります。

画像出典:Robert Konieczny KWK Promes
…って、ゾンビ、余裕で侵入出来るじゃん!とみなさん、思いますよね。
いえいえ、この状態は、日常仕様の無防備モード。
「ゾンビが来たー!!!」となると、この家、すごいことになるんです。
この寄りかかっている壁にご注目。分厚いですよね。しかも、蝶番らしきものもついていますよね。

画像出典:Robert Konieczny KWK Promes
ボタンを押して、要塞モードにすると…。

画像出典:Robert Konieczny KWK Promes

画像出典:Robert Konieczny KWK Promes

画像出典:Robert Konieczny KWK Promes
シャッターが閉まり、巨大なコンクリートの壁が動いて、窓を塞ぎます。
反対側も、この通り。

画像出典:Robert Konieczny KWK Promes

画像出典:Robert Konieczny KWK Promes

画像出典:Robert Konieczny KWK Promes
コンクリートの塊となって、建物は完全に外界から隔絶されます。
門周辺も。

画像出典:Robert Konieczny KWK Promes

画像出典:Robert Konieczny KWK Promes

画像出典:Robert Konieczny KWK Promes
アリからゾンビまで侵入出来ないレベルの、超要塞モード。すごいですよね。
設計したのは、ポーランドの建築家ロベルト・コニエチュニーさんで、この要塞は、ポーランドの首都・ワルシャワ郊外にあるのだとか。
建物の名前は”防ゾンビハウス”ではなく「セーフハウス」といい、「最大限の安心感を」というクライアントからの要望に応えて、設計したそうです。
クライアントがどんな人なのかはわかりませんが、かなりのお金持ちで、かなり警戒心が強く、用心深い人であることは想像出来ますよね。
さて、この「セーフハウス」以外にも、世界を見渡すと、ゾンビから身を守り、安全を確保出来そうな家がいろいろあったので、ここで、”世界お宅探訪”といきましょう。
ゾンビからも身を守れそうな”世界お宅探訪”
まずは、ニューヨーク州北部のアディロンダック地域にあるお宅。

画像出典:不思議と謎の大冒険『カラパイア』
ゾンビにたやすく破壊されそうな、木造の家ですが…。
軍用だっただけに、地下の防御力は◎。

画像出典:不思議と謎の大冒険『カラパイア』
地下の住居スペースに行くには、頑丈な扉を抜けないといけないそうです。

画像出典:不思議と謎の大冒険『カラパイア』
扉を開けると、こんな感じ。

画像出典:不思議と謎の大冒険『カラパイア』
中央の巨大な柱が邪魔ですが、身を守るためには仕方ない。
また、地上には自家用飛行機の滑走路もあるので、ゾンビが襲ってきたら、空へ逃げることも可能。ちなみに、この物件、2011年に約2億円で売りに出されていたとか。その後、買い手が現れたかはわかりません(笑)。
続いては、アイスランドの「世界で最も孤独な家」と呼ばれる、究極の”ポツンと一軒家”。

画像出典:『Guide to Iceland』
アイスランドの南岸沖に浮かぶ、エリデイ島(Elliðaey)にあります。
ボートや船なしで島に行くことは、不可能。

画像出典:『Guide to Iceland』
たとえ辿り着いたとしても、この断崖絶壁。いくらゾンビでも登れないでしょう。…たぶん。

画像出典:『Guide to Iceland』
この物件は、建物ではなく、立地のディフェンス力が高いといえますね。
ちなみに、この島は無人島で、ポツンと一軒家には、誰も住んでいないそうです。
巷では、「アイスランド出身の世界的ミュージシャン、ビョークに政府がプレゼントしたもの」とか「宗教団体の極秘施設」などなど、いろいろなうわさがあるよう。実際は、地元のハンター協会がツノメドリの狩猟時期に使う施設だそうです。
…ということは、ハンターのみなさんがあの建物に辿りつく道があるということなので、その道をゾンビに見つけられたら、アウト。孤島なだけに逃げ道もなく、ゾンビに襲われるのを待つだけ。恐怖。
”ゾンビから身を守るため”というのは、現実的ではないかもしれませんが、戦争や自然災害の危険にさらされる現代では、戦争による爆撃や核攻撃、竜巻などの自然災害から身を守るため、地下シェルターの需要が高まっているみたいです。
そこで、『ワクワク賃貸®』というサイトで紹介していた、地下シェルターについてちょっと見てみることに。
外部からの脅威をシャットアウト!一家に一台地下シェルター?
アメリカ・テキサス州ダラス郊外に拠点を置く、アトラス・サバイバル・シェルターズ社では、アメリカだけでなく世界30か国以上にシェルターを出荷。2017年に北朝鮮がミサイルの発射を繰り返したときには、日本からの問い合わせが急増したらしいです。
こちらの会社で人気のシェルターのひとつが、円筒形のシェルター。

画像出典:『ワクワク賃貸®』

画像出典:『ワクワク賃貸®』
直径約3mで、内部の床はフローリング、床面の下は収納スペースになっています。

画像出典:『ワクワク賃貸®』
最低でも30日間の備蓄が可能とのこと。
TVをカウチで楽しむ居間のようなスペースや、けっこう広めのキッチンまであるそうです。

画像出典:『ワクワク賃貸®』
放射性物質を遮断するシステムは、空気ろ過技術の先進国、スイスとイスラエルの専門業者に委託しているとのこと。ちなみに、イスラエルには国民の3分の2以上、スイスには国民全員を収容出来るだけの核シェルターが用意されているんですって。日本は…どうなんでしょうね?
シェルターを埋める深さに関しては、放射性物質や爆撃の影響を受けないためには、約90cm~約1.8mの深さが必要に。アトラス・サバイバル・シェルターズ社のシェルターは、約3m程度の深さに埋めるそうです。

画像出典:『ワクワク賃貸®』
シェルターを設置するには、広い土地も必要になりますね。
気になるお値段は、家庭用の小さいシェルターは5万ドル弱、日本円で700万円くらい。
まっ、アパート住まいのわが家には関係ないか。シェルターを埋める場所もないし、お金もない(笑)。
あらゆる脅威から身を守るには、やっぱりお金がかかります。
ということで今回は、世界に目を向け、ゾンビが大量発生しても、身を守れそうな家を紹介しました。
個人的には、ポーランドの建築家ロベルト・コニエチュニーさんが手がけた家が、ダントツですごかったです。映画『アベンジャーズ』のトニー・スタークが住んでいそうな現実離れしたお宅で、ボタン一つで分厚いコンクリートの壁が動いて家中を覆い、ガラス張りのおしゃれな家が、要塞に変貌するんですから。
でもまぁ、こんな仰々しい家を建てなくても、”外部からの脅威”に怯える必要のない社会に住むのが一番ですけどね。…って、そんな社会はないか、この地球には。
せちがらい世の中ですよね(苦笑)。

画像出典:Robert Konieczny KWK Promes
<参考文献>
WEB
『dezeen~Safe House by Robert Konieczny~』
https://www.dezeen.com/2011/06/08/safe-house-by-robert-konieczny/
『Robert Konieczny KWK Promes~safe house~』
https://www.kwkpromes.pl/en/safe-house/2248
『カラパイア不思議と謎の大冒険~終末に生き残りをかける人の為のミサイルサイロ付地下施設が絶賛売出し中(アメリカ)~』
https://karapaia.com/archives/52053466.html
『Guide to Iceland~Ellidaey Island Travel Guide』
https://guidetoiceland.is/travel-iceland/drive/ellidaey-island
『ワクワク賃貸®~土の中のベッドルーム~テキサス州サルファ・スプリングス(アメリカ)~』
https://www.wakuwakuchintai.com/world/vol-007/