ピリッと刺激的な麻婆豆腐は、暑い日に食べたくなるおかずのひとつ。ですが、唐辛子の辛さが苦手な筆者には、辛すぎて手が出ません。
そこで、穏やかな味わいの麻婆系おかずを探してみると…。YouTubeの料理系チャンネル『くまの限界食堂』で、夏に最高のおかずだと紹介していた「麻婆ピーマン」に目が留まりました。大ぶりなピーマンがたっぷりと入り、白っぽいひき肉あん。麻婆豆腐や麻婆なすとは違う味わいになりそうなので、挑戦!

【火も鍋も不要】なのに「茄子とピーマンの焼き浸し」出来た!トースターで作れる革命レシピを試してみた

YouTube『くまの限界食堂』のX(旧Twitter)がこちら!

あっつい夏 これが旨いです。麻婆はピーマンが最高に合う。是非一度今季食べていただきたいhttps://t.co/37Nz6Efh6D pic.twitter.com/0eRQQOhymW— くまの限界食堂 (@genkaiguma) August 7, 2024

チャンネル登録者数145万人を有する、人気の料理系チャンネル『くまの限界食堂』。その公式X(旧Twitter)が、夏に最高のおかずだと「麻婆ピーマン」をポストしています。大ぶりにカットしたピーマンが目を引く仕上がりですね。

レシピ考案者は、食べるのも作るのも好きだという料理家のKUMAさん。『くまの限界食堂』のレシピはどれも簡単に作れて、おいしく、何度でも作りたくなるものばかりでした。

今回作る「麻婆ピーマン」は炒めるだけの簡単レシピ。ひき肉にしっかりと味を付けてからスープで煮込む作り方でした。


夏はピーマンが旬。新鮮でお安く売られているので、今晩のおかずにしてみます。

ピーマンを4つ切りにするのがポイント!「麻婆ピーマン」を作ってみた!

【猛暑は緑】「ピーマン麻婆」作ろう!キノコ入り白餡は辛さ控えめであっさり♪ピーマンですくって食べよう


【材料】(2~3人分)
ピーマン…5個
舞茸…1袋 ※他のきのこでも可
長ねぎ…1/2本
豚ひき肉…約200g
にんにく…1かけ ※チューブ入りにんにくでも可
しょうが…1かけ ※チューブ入りしょうがでも可
豆板醤…小さじ1 ※みそで代用可。みその塩分によって調整
しょうゆ…大さじ1
水…200ml
酒…大さじ1
鶏ガラスープの素(顆粒)…小さじ1
砂糖…小さじ1
水溶き片栗粉…水小さじ2+片栗粉小さじ2
ゴマ油…大さじ1

【作り方】
1. すりおろしたにんにく、すりおろしたしょうが、豆板醤、しょうゆを混ぜ合わせます。水、酒、鶏ガラスープの素、砂糖も混ぜ合わせておきます。

【猛暑は緑】「ピーマン麻婆」作ろう!キノコ入り白餡は辛さ控えめであっさり♪ピーマンですくって食べよう


豆板醤入りのたれは豚肉の味付けに、鶏ガラスープは全体の味付けに使います。

豆板醤が苦手な場合は、みそで代用可。ただし、みそを使う場合は塩味が強いので、味見して量を調整くださいね。

2. ピーマンは、4等分に切って種を取ります。舞茸は細かく裂き、長ねぎは粗みじん切りにします。

【猛暑は緑】「ピーマン麻婆」作ろう!キノコ入り白餡は辛さ控えめであっさり♪ピーマンですくって食べよう


ピーマンを4等分に切るのがポイント。くぼみが出来、肉みそが入るので、おいしくいただけるようですよ。


3. フライパンにゴマ油を引き、中火で熱します。豚肉と1のたれを入れて、豚肉の色が変わる程度に炒めます。

【猛暑は緑】「ピーマン麻婆」作ろう!キノコ入り白餡は辛さ控えめであっさり♪ピーマンですくって食べよう


たれを豚肉と一緒に炒めると、豆板醤の香りが立って豚肉にも味が入りますよ。

【猛暑は緑】「ピーマン麻婆」作ろう!キノコ入り白餡は辛さ控えめであっさり♪ピーマンですくって食べよう


3分ほど炒めるとおいしそうな香りが立ち、色も白っぽく変わりました。

4. 2の長ねぎを加えて軽く炒めてから舞茸も加え、炒めます。

【猛暑は緑】「ピーマン麻婆」作ろう!キノコ入り白餡は辛さ控えめであっさり♪ピーマンですくって食べよう


舞茸を最初から入れると油を吸うので、長ねぎを1分ほど炒めてから舞茸を加え、2分ほど炒めました。

5. 1のスープを加えて2~3分煮ます。

【猛暑は緑】「ピーマン麻婆」作ろう!キノコ入り白餡は辛さ控えめであっさり♪ピーマンですくって食べよう


鶏ガラスープを加え、3分ほど煮込んで豚肉と舞茸にしっかりと火を通しました。

ちなみに、くったりとしたピーマンがお好みの場合は、この段階で加えてくださいね。

6. 2のピーマンを加えて、30秒ほど加熱します。火を止めて水溶き片栗粉を入れ、中火に点火してとろみを付けます。

【猛暑は緑】「ピーマン麻婆」作ろう!キノコ入り白餡は辛さ控えめであっさり♪ピーマンですくって食べよう


ピーマンは、サッと火を通すくらいがおすすめとのこと。
30秒ほど加熱して、火を止めたら水溶き片栗粉を投入。水溶き片栗粉が少量なので、3分ほど煮込んでとろみを付けました。これで完成です♪

ピーマンが大ぶりで存在感あり!辛さ控えめであっさり塩系の麻婆

【猛暑は緑】「ピーマン麻婆」作ろう!キノコ入り白餡は辛さ控えめであっさり♪ピーマンですくって食べよう


YouTubeの料理系チャンネル『くまの限界食堂』で作っていた、「麻婆ピーマン」が完成♪料理名通り、大ぶりなピーマンが目を引くひと皿に仕上がりました。

ピーマンのくぼみにひき肉あんが入るので、ひと口で食べやすそう。噛むとピーマンがシャクッとしていて、鶏ガラスープの味わいと舞茸の旨味を含んだひき肉あんのおいしさが広がります。

豆板醤を加えましたが、ピリ辛さは控えめ。オイスターソースを加えていない青椒肉絲に似た味わいです。

豆腐やなすで作る麻婆とは、味わいがまったく違います。唐辛子の辛さが控えめなので、ピーマンの味わいがしっかりと感じられて、ヘルシーな印象。ピーマンの風味が活きる、あっさり麻婆として楽しめました。

ピーマンのくぼみを利用するアイデアが◎!ひき肉あんが入って食べやすい

【猛暑は緑】「ピーマン麻婆」作ろう!キノコ入り白餡は辛さ控えめであっさり♪ピーマンですくって食べよう


YouTubeの料理系チャンネル『くまの限界食堂』で見つけた、「麻婆ピーマン」。4等分に切ったピーマンをたっぷりと加える、ピーマンが主役のおかずでした。


ピーマンの形をうまく活かし、くぼみにひき肉あんが入るように考えられているところが、秀逸!

”麻婆”と名前にありますが、唐辛子の辛さはほとんどありません。塩系の麻婆風であっさりとした味わいだったので、夏でも軽やかに食べられるおかずです。

オイスターソースを加えない青椒肉絲を思わせる味わいだったので、唐辛子の辛味が苦手な方でも食べやすいと思います。炒めるだけで作れるので、旬のピーマンでお試しくださいね。
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