オムライスにかかっている玉子は、しっかり火が通っているものだと長年思っていたところ、いつ頃からかトロトロの半熟状態のオムライスが流行ってきましたよね。トロトロはもちろんおいしいのですが、難しいのはその火加減。
昔懐かし♡笠原流の【昭和オムライス】作ってみた!王道のチキンライス、スプーンをはじく卵の硬さ…!
中華のアイアンシェフとして一躍有名になった脇屋シェフ。東京ヒルトンホテル、キャピトル東急ホテル、リーセントパークホテル総料理長、トゥーランドット游仙境などを経て、現在は「Wakiya一笑美茶樓」のオーナーシェフです。中国料理にフランス料理の要素を取り入れた「ヌーベルシノワ」の先駆者として知られています。
脇屋シェフの「とろとろオムライス」の材料と作り方
【材料】※1人分
卵…4個
玉ねぎ…60~70g
鶏もも肉…60g
ご飯…250g
ミニトマト…100g
トマトジュース(無塩)…70ml
バター…20g
太白胡麻油…大さじ1/2+適量
塩…小さじ1/2+ 小さじ1/2
こしょう…少々
ケチャップ…大さじ1~2+適量
玉ねぎは粗みじん切りにしておきます。
鶏肉は一口大に切っておきます。
ミニトマトは半分に切っておきます(食感をよくしたい場合は湯むきしてください)。
【作り方】※調理時間:20分
1. フライパンにバターと太白胡麻油大さじ1/2を入れて中火で熱し、玉ねぎを炒めます。
2. 玉ねぎが薄茶色になってきたら鶏肉を入れ、白っぽくなるまで炒めます。
3. 塩小さじ1/2とこしょうを加えます。
4. 鶏の脂が出てきたらご飯を入れ、具とご飯がなじむまで炒め合わせます。
5. ケチャップを加えてさらに炒め、味を見て足りない場合はケチャップを足します。
6. ケチャップの香ばしい香りが立つまで炒め、皿に盛りつけます。
7. ボウルに卵を割入れて溶きほぐし、塩小さじ1/2を加えます。
8. フライパンは洗わずに軽くキッチンペーパーで拭き取り、太白胡麻油を適量入れてミニトマトを加え中火で炒めます。
9. ミニトマトに油が回ったらトマトジュースを加え、ミニトマトが少し溶けるくらいまで炒めます。
10. 太白胡麻油を適量加えてから溶いた卵を一気に加え、全体を混ぜながら半熟になってきたところで火から外します。
11. 6のご飯の上にのせ、ケチャップを上からかけたら出来上がりです。
バターで玉ねぎを炒めている時点で、すでにおいしいチキンライスの予感がしていましたが、鶏肉とご飯が入って全体にバターの香りが行きわたり、さらにケチャップが全体を包み込んだところで、もう食べてしまいたくなりました。
ぐっと我慢して器に盛り付け、そこに半熟の卵とトマトをのせてからようやく口へ運んでみると、トマトの旨味と柔らかい卵がケチャップとバターと混ざり合って、とんでもなくおいしくてトロトロなオムライスです。
旨味だらけのオムライスですが、時間が経つにつれて卵に火が入っていきますので、できるだけ急いで食べました。
それでも食べ終わる時点でまだ卵は柔らかく楽しめましたので、トマトジュースがいい仕事をしたのだと思います。
デミグラスソースやホワイトソースがかかったオムライスも、最近ではすっかり普通になりましたが、どれほどおいしいソースが出てこようとも、ケチャップほど相性のいいものは無いように思います。
子どもの頃からの刷り込みなのかもしれませんが、黄色い楕円形のオムライスに、文字通り真っ赤なケチャップがのっていると、それだけで究極の完成形のような気がします。食べると、なじみのある幸せを感じます。
チキンライスに入れて炒めると酸味が飛んで味が丸くなりますが、上にかけたケチャップは酸味が残ったままなので、二通りのケチャップが楽しめるのも魅力の一つなのかもしれません。
何年かに一度ですが、ホテルに泊まった際に朝食のビュッフェを利用することがあります。
いろいろなニーズに応えられるように和洋中の料理が用意されていますが、必ず食べるのが、目の前で焼いてもらうオムレツです。
1人前用の小さなフライパンにバターをひいて卵液を入れ、慣れた手さばきでオムレツが出来ていくのを見るのは、まるで小さなショーを最前列で見ているかのような楽しさがあります。
調理済みで並んでいる料理と違って、「今、自分のために作ってくれている」オムレツは、一層おいしく感じられるから不思議です。
そして卵は、ちょっと火を通しすぎただけでかたくなってしまうのに、毎回ちゃんとトロトロでフワフワに仕上げてくれる、その腕にほれぼれします。
トロトロでおいしいオムライスが味わえますので、ぜひ作ってみてください!
ちょっと油断すると、すぐに火が入りすぎてしまいます。でも、あのフワトロに仕上がった卵がチキンライスにのっているだけで、なんだかワクワクしますし、断然おいしそうに見えます。そんな”理想のトロトロ卵”が作れる方法を、脇屋シェフがYouTubeで紹介していたので、さっそく作ってみました!
昔懐かし♡笠原流の【昭和オムライス】作ってみた!王道のチキンライス、スプーンをはじく卵の硬さ…!
中華のアイアンシェフとして一躍有名になった脇屋シェフ。東京ヒルトンホテル、キャピトル東急ホテル、リーセントパークホテル総料理長、トゥーランドット游仙境などを経て、現在は「Wakiya一笑美茶樓」のオーナーシェフです。中国料理にフランス料理の要素を取り入れた「ヌーベルシノワ」の先駆者として知られています。
脇屋シェフの「とろとろオムライス」の材料と作り方
【材料】※1人分
卵…4個
玉ねぎ…60~70g
鶏もも肉…60g
ご飯…250g
ミニトマト…100g
トマトジュース(無塩)…70ml
バター…20g
太白胡麻油…大さじ1/2+適量
塩…小さじ1/2+ 小さじ1/2
こしょう…少々
ケチャップ…大さじ1~2+適量

玉ねぎは粗みじん切りにしておきます。
鶏肉は一口大に切っておきます。
ミニトマトは半分に切っておきます(食感をよくしたい場合は湯むきしてください)。
【作り方】※調理時間:20分
1. フライパンにバターと太白胡麻油大さじ1/2を入れて中火で熱し、玉ねぎを炒めます。

2. 玉ねぎが薄茶色になってきたら鶏肉を入れ、白っぽくなるまで炒めます。

3. 塩小さじ1/2とこしょうを加えます。

4. 鶏の脂が出てきたらご飯を入れ、具とご飯がなじむまで炒め合わせます。

5. ケチャップを加えてさらに炒め、味を見て足りない場合はケチャップを足します。

6. ケチャップの香ばしい香りが立つまで炒め、皿に盛りつけます。

7. ボウルに卵を割入れて溶きほぐし、塩小さじ1/2を加えます。

8. フライパンは洗わずに軽くキッチンペーパーで拭き取り、太白胡麻油を適量入れてミニトマトを加え中火で炒めます。

9. ミニトマトに油が回ったらトマトジュースを加え、ミニトマトが少し溶けるくらいまで炒めます。

10. 太白胡麻油を適量加えてから溶いた卵を一気に加え、全体を混ぜながら半熟になってきたところで火から外します。

11. 6のご飯の上にのせ、ケチャップを上からかけたら出来上がりです。

バターで玉ねぎを炒めている時点で、すでにおいしいチキンライスの予感がしていましたが、鶏肉とご飯が入って全体にバターの香りが行きわたり、さらにケチャップが全体を包み込んだところで、もう食べてしまいたくなりました。
ぐっと我慢して器に盛り付け、そこに半熟の卵とトマトをのせてからようやく口へ運んでみると、トマトの旨味と柔らかい卵がケチャップとバターと混ざり合って、とんでもなくおいしくてトロトロなオムライスです。
旨味だらけのオムライスですが、時間が経つにつれて卵に火が入っていきますので、できるだけ急いで食べました。
それでも食べ終わる時点でまだ卵は柔らかく楽しめましたので、トマトジュースがいい仕事をしたのだと思います。

デミグラスソースやホワイトソースがかかったオムライスも、最近ではすっかり普通になりましたが、どれほどおいしいソースが出てこようとも、ケチャップほど相性のいいものは無いように思います。
子どもの頃からの刷り込みなのかもしれませんが、黄色い楕円形のオムライスに、文字通り真っ赤なケチャップがのっていると、それだけで究極の完成形のような気がします。食べると、なじみのある幸せを感じます。
チキンライスに入れて炒めると酸味が飛んで味が丸くなりますが、上にかけたケチャップは酸味が残ったままなので、二通りのケチャップが楽しめるのも魅力の一つなのかもしれません。
何年かに一度ですが、ホテルに泊まった際に朝食のビュッフェを利用することがあります。
いろいろなニーズに応えられるように和洋中の料理が用意されていますが、必ず食べるのが、目の前で焼いてもらうオムレツです。
1人前用の小さなフライパンにバターをひいて卵液を入れ、慣れた手さばきでオムレツが出来ていくのを見るのは、まるで小さなショーを最前列で見ているかのような楽しさがあります。
調理済みで並んでいる料理と違って、「今、自分のために作ってくれている」オムレツは、一層おいしく感じられるから不思議です。
そして卵は、ちょっと火を通しすぎただけでかたくなってしまうのに、毎回ちゃんとトロトロでフワフワに仕上げてくれる、その腕にほれぼれします。
トロトロでおいしいオムライスが味わえますので、ぜひ作ってみてください!
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