暑い夏。すこぶるやる気がない日でも、めちゃめちゃ簡単に作れる冷やし中華を、”虚無レシピ”の巨匠、料理研究家のリュウジさんが考案してくれました。
冷やし中華というと、きゅうりやハムを切ったり、薄焼き卵を焼いたり、何かと面倒くさいですが、リュウジさんのレシピは、なんと具なし。麺と超簡単ダレだけで、冷やし中華の”ギリギリ”を攻めるそうです。タレにはリュウジさんの代名詞、「味の素」が必須とのこと♪

【リュウジの”コシがない安い素麺”革命】1食40円!超絶旨い「無限そうめん」作ろう!サラスパっぽい♡

1.9万いいね!料理研究家リュウジさんの”ギリギリ”を攻めた冷やし中華

「虚無冷やし中華」を紹介しているリュウジさんのポストはこちら。

もう市販の冷やし中華かわなくなるかもしれない虚無冷やし中華作ったよ

冷やし中華のタレって実はこんなに簡単に作れるってのを全国民に伝えたい

ちなみに先に言っとくけど味の素の代わりはねえ、大体の中華屋さんでも入ってるから大人しく買ってくれhttps://t.co/wpm1HkPD3U pic.twitter.com/mbcwm2ZGv9— リュウジ@料理のおじさんバズレシピ (@ore825) July 11, 2022

ポストには、実際に作った人から「自分が作ったと思えない!美味美味でした!」「今、作りました。あ、おいしい」「甘めなタレ、おいしかったです」「お店の冷やし中華よりおいしいです!!」といったコメントが寄せられ、評判も◎。

では、わたしも作ってみよう!

5つの調味料で冷やし中華のタレが完成!「虚無冷やし中華」の材料と作り方

リュウジ『冷やし中華の“ギリギリ”を攻めてみた』 え、具ナシ!?麺と超簡単ダレで「虚無冷やし中華」作ろう
材料


【材料】1人分
中華麺…1袋

◆冷やし中華のタレ
しょうゆ…大さじ1
酢…大さじ1
砂糖…小さじ2
ゴマ油…小さじ2
「味の素®」…5振り

リュウジさん曰く、「味の素、絶対入れてください」とのこと。ただし、味の素以外のうま味調味料、ハイミー、フレーブ、ミック、いの一番、グルエースでも代用可能だそう。

…っていうか、うま味調味料っていろいろあるんですね。

【作り方】
1. 器にしょうゆ、酢、砂糖、ゴマ油、味の素を入れ、よく混ぜます。砂糖と味の素が溶けるまで、しっかり混ぜましょう。

リュウジ『冷やし中華の“ギリギリ”を攻めてみた』 え、具ナシ!?麺と超簡単ダレで「虚無冷やし中華」作ろう
タレ


時短するため、冷凍庫で冷やします。

2. 鍋にお湯(分量外)を沸騰させ、麺を茹でます。
その際、表示時間より1分長く茹でます。

3. 茹で上がった麺を流水で洗い、氷水(分量外)で冷やします。

リュウジ『冷やし中華の“ギリギリ”を攻めてみた』 え、具ナシ!?麺と超簡単ダレで「虚無冷やし中華」作ろう


ギュッと麺を握って、水気を絞ります。

4. タレと麺を混ぜ、お好みで、ラー油をかけ、マヨネーズ(各分量外)を添えて出来上がり。

リュウジ『冷やし中華の“ギリギリ”を攻めてみた』 え、具ナシ!?麺と超簡単ダレで「虚無冷やし中華」作ろう


ラー油をかけてしまうと、タレの味が変わってしまうので、後ほど、味変でかけることに。

調理時間は3分。タレから作って、冷やし中華がわずか3分で出来上がりました!史上最強、空前絶後の冷やし中華です。

タレをボウルではなく器で作れば、麺を混ぜて、そのまま食卓に出せます。洗い物も最少。

見た目も虚無中の虚無(笑)。

リュウジ『冷やし中華の“ギリギリ”を攻めてみた』 え、具ナシ!?麺と超簡単ダレで「虚無冷やし中華」作ろう


では、いただきます!

まずは、マヨネーズをつけず、そのまま。

リュウジ『冷やし中華の“ギリギリ”を攻めてみた』 え、具ナシ!?麺と超簡単ダレで「虚無冷やし中華」作ろう


おいしっ!

”ギリギリ”冷やし中華ではなく、これは、正真正銘の冷やし中華です。


わずか5つの身近な調味料で、お店で食べるレベルのおいしい冷やし中華のタレが出来るとはびっくり。

砂糖の甘味とコクがあり、酢の酸味もまろやか。

今回、麺を氷水でしめたので、よりおいしく感じます。

リュウジ『冷やし中華の“ギリギリ”を攻めてみた』 え、具ナシ!?麺と超簡単ダレで「虚無冷やし中華」作ろう


マヨネーズをつけると、これまた美味。

タレとマヨネーズが混ざることで、ゴマダレ風の味わいになり、ナイス味変。

さらに、ラー油を加えると、辛味という刺激がプラスされ、また違った味わいに。

そのまま食べるもよし、マヨネーズもよし、ラー油もよし。具がない分、調味料で味に変化をつけながら食べることで、食べ飽きません。

…と、最初は思ったのですが、半分くらい食べると麺と調味料だけでは、食感の変化がなくて、飽きてしまいました(笑)。

そこで、きゅうりの浅漬けがあったので、のせて食べると、これが大正解。

ポリポリした食感のアクセントと、きゅうりの爽やかな味で、口がリセットされ、あっという間に完食。

冷やし中華って、具がきゅうりだけでも十分アリなんだなと気づきました(笑)。


ということで今回は、料理研究家リュウジさん考案の「虚無冷やし中華」を作りました。身近な5つの調味料で、お店レベルの冷やし中華のタレが作れるという、超画期的なレシピでした。見た目は、ザ・虚無ですが、食べると、冷やし中華以外の何物でもないことがわかります。みなさんも作ってみてはいかがでしょう。
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