甘くて瑞々しい生の桃を楽しめるのは夏だけ。スイーツにもたっぷり使いたい!と簡単桃スイーツを探していたら、YouTube『やおずキッチン』で見つけたのが「夏の背徳の塔」こと「桃のパステル」です。
【シェフ三國の”桃尻にキュン♡”】てんさい糖で優しい甘さに♪煮るだけ「桃のコンポート」が美味し過ぎ~
YouTube『やおずキッチン』は総菜店の料理人発レシピチャンネル
夏が旬の桃を使ったスイーツを見つけたのは、YouTubeの料理系チャンネル『やおずキッチン』。チャンネル登録者数は3.33万人で、総菜店でレシピ開発やお弁当作りをしている方が運営しています。
毎年、全国から4万点以上が出品される「お弁当お惣菜大賞」で2020年度に優秀賞、2022年度に最優秀賞を受賞した経歴をお持ちのよう。
投稿されたレシピを見ると、アイデア満載の映える料理がたくさん!レシピ開発をお仕事にされている方だけあり、食材の形を変えてサプライズ感のある料理にするのがお得意だと感じました。
今回目に留まった「桃のパステル」は、レシピ考案者の方がブラジルで良く食べていたというストリートフード「パステル」がアイデアの元になっているとのこと。
「パステル」をX(旧Twitter)で検索してみると、投稿しているブラジルの方が、ブラジルの代表的な食べ物と紹介しています。
四角い生地にひき肉やチーズなど様々な具を詰め、揚げて作るパイのようなひと品なのだとか。具は特に決まりがないとのことで、夏が旬の桃を餃子の皮に詰めてスイーツにしていましたよ。
フレッシュな桃は夏にしか手に入らないので、挑戦してみます!
包んで揚げるだけ♪「桃のパステル」を作ってみた!
【材料】(5~7個分)
白桃…1個
塩…少々
ピザ用チーズ…約30g ※お好みの量で可
蜂蜜…大さじ1ほど
片栗粉…大さじ1/2~1
餃子の皮(大判)…10~14枚
揚げ油…鍋底から1.5~2cm
メープルシロップ…適量
バニラアイス…お好みで
【作り方】
1. 桃の皮を剥いて種を取り除き、塩を振って水分をしっかりと拭き取って1cm角に切ります。
少量の塩を振ることで桃の甘味が引き立ちますよ。餃子の皮に包んで揚げるので、油跳ねしないように余分な水分をしっかりと拭き取るのがポイントです。
1cm角くらいに切ると、桃の食感が残っておいしく仕上がるとのこと。種の周りの果肉は崩れてしまいましたが、くし切りのように切れた桃は1cm角に切りました。
2. 1、チーズ、蜂蜜、片栗粉を軽く混ぜ合わせます。
油跳ね防止のため、片栗粉で桃の水分を閉じ込めるのが秘訣。混ぜ過ぎると桃が崩れて水分が出るので、軽く混ぜ合わせました。蜂蜜は桃の甘さに応じて調整くださいね。
3. 餃子の皮に2を適量乗せ、縁に水(分量外)を塗ってから皮を被せ、指とフォークで縁をしっかりと閉じます。
縁に隙間があると揚げた時に桃が流れ出るので、しっかりと押さえて閉じます。指で密着させた後にフォークの背で押さえると、皮に表情が付きますよ。今回は8個作れました。
4. フライパンで油を170℃に熱し、3を入れて油をかけながら膨らませ、ひっくり返してサッと揚げます。
油が少ないと温度が上がり過ぎるので1.5~2cmの油を170℃に熱し、少量ずつ揚げていきます。今回は4個ずつ揚げることに。
油を表面にかけながら揚げると徐々に膨らみました。今回は油跳ねしませんでしたが、その可能性があるので膨らませずに揚げても問題ないとのこと。2分ほど揚げると皮の縁が茶色くなり、底面が揚がっている目安になりました。
ひっくり返すと底面がちょうど良い色に。ぷくっと膨らんだ面を揚げるので全面は油に浸らず、皮も潰れそうに感じたので1分ほど揚げて引き上げました。
油を切ったら完成。盛り付けは自由ですが、今回は4枚を重ねて塔のようにし、メープルシロップとミントの葉(分量外)を添え、残りの4枚はお皿に盛り付けました。
皮サクサク、中の桃がとろっ♡蜂蜜とメープルシロップでコクのある甘さ
YouTubeの料理系チャンネル『やおずキッチン』で作っていた、「桃のパステル」が完成♪動画で「パステルを重ねると背徳の塔が建つ」と紹介していた通り、4枚を重ねて盛り付けるとおいしそうな塔に♪
動画では一番上にバニラアイスを乗せ、メープルシロップをかけていましたが、バニラアイスを乗せるのは難易度が高く、今回はメープルシロップとミントの葉で仕上げました。
半分に切ってみると、上の皮が膨らんでいるので桃は下側に。
食べてみると、餃子の皮が薄くサクサクとした軽い食感。小さく切った桃がとろっとしていてピーチジャム入りのミニピーチパイのよう。片栗粉をまぶした効果で桃がジューシーで、蜂蜜とメープルシロップの風味でコクがある甘さです。
ピザ用チーズの味わいはほとんど分かりませんでしたが、塩っぽさやミルキーさが加わり、溶けたチーズでとろっとした舌触りにもなるのでしょうね。
残りの4枚はお皿に盛り付けただけですが、メープルシロップがかかっていないので手で気軽に食べられます。
メープルシロップ無しだとより桃の風味を感じられ、スナック感覚のカジュアルさ。「パステル」はブラジルのストリートフードとのことなので、本場ではこちらの食べ方の方が主流みたい。
シンプルに食べても、メープルシロップなどのトッピングを合わせても、とてもおいしい桃スイーツでした。
旬の桃の甘さにうっとり。餃子の皮を使えば気軽に作れる♪
YouTubeの料理系チャンネル『やおずキッチン』で見つけた、「桃のパステル」。旬の桃を小さく切って餃子の皮で包んで揚げる、スイーツ揚げ餃子のようなひと品でした。
今回は熟した桃を使いましたが、詰める前に水分をしっかりと吸い取り、片栗粉をまぶすことで油跳ねすることなく、油をかけながら揚げることで表面がぷくっと膨れておいしく作れました。
本場では小麦粉で作った薄い生地でパステルを作るようですが、餃子の皮を使えば気軽に作れますよ。桃は夏が旬なので、生の桃で作ってみてくださいね。
※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。
パステル 参照サイト
https://www.bras-de-chef.com/recipes/%E3%83%91%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A6/
パステルは、薄い生地に具材を詰めて揚げるブラジルの代表的な軽食。投稿者がブラジル滞在中に屋台でよく食べていた思い出の味を、桃を詰めてアレンジしていました。餃子の皮で作れるから手軽で簡単♪円盤型に仕上げる「桃のパステル」に挑戦してみます。
【シェフ三國の”桃尻にキュン♡”】てんさい糖で優しい甘さに♪煮るだけ「桃のコンポート」が美味し過ぎ~
YouTube『やおずキッチン』は総菜店の料理人発レシピチャンネル
夏が旬の桃を使ったスイーツを見つけたのは、YouTubeの料理系チャンネル『やおずキッチン』。チャンネル登録者数は3.33万人で、総菜店でレシピ開発やお弁当作りをしている方が運営しています。
毎年、全国から4万点以上が出品される「お弁当お惣菜大賞」で2020年度に優秀賞、2022年度に最優秀賞を受賞した経歴をお持ちのよう。
投稿されたレシピを見ると、アイデア満載の映える料理がたくさん!レシピ開発をお仕事にされている方だけあり、食材の形を変えてサプライズ感のある料理にするのがお得意だと感じました。
今回目に留まった「桃のパステル」は、レシピ考案者の方がブラジルで良く食べていたというストリートフード「パステル」がアイデアの元になっているとのこと。
「パステル」をX(旧Twitter)で検索してみると、投稿しているブラジルの方が、ブラジルの代表的な食べ物と紹介しています。
四角い生地にひき肉やチーズなど様々な具を詰め、揚げて作るパイのようなひと品なのだとか。具は特に決まりがないとのことで、夏が旬の桃を餃子の皮に詰めてスイーツにしていましたよ。
フレッシュな桃は夏にしか手に入らないので、挑戦してみます!
包んで揚げるだけ♪「桃のパステル」を作ってみた!

【材料】(5~7個分)
白桃…1個
塩…少々
ピザ用チーズ…約30g ※お好みの量で可
蜂蜜…大さじ1ほど
片栗粉…大さじ1/2~1
餃子の皮(大判)…10~14枚
揚げ油…鍋底から1.5~2cm
メープルシロップ…適量
バニラアイス…お好みで
【作り方】
1. 桃の皮を剥いて種を取り除き、塩を振って水分をしっかりと拭き取って1cm角に切ります。

少量の塩を振ることで桃の甘味が引き立ちますよ。餃子の皮に包んで揚げるので、油跳ねしないように余分な水分をしっかりと拭き取るのがポイントです。
1cm角くらいに切ると、桃の食感が残っておいしく仕上がるとのこと。種の周りの果肉は崩れてしまいましたが、くし切りのように切れた桃は1cm角に切りました。
2. 1、チーズ、蜂蜜、片栗粉を軽く混ぜ合わせます。

油跳ね防止のため、片栗粉で桃の水分を閉じ込めるのが秘訣。混ぜ過ぎると桃が崩れて水分が出るので、軽く混ぜ合わせました。蜂蜜は桃の甘さに応じて調整くださいね。
3. 餃子の皮に2を適量乗せ、縁に水(分量外)を塗ってから皮を被せ、指とフォークで縁をしっかりと閉じます。

縁に隙間があると揚げた時に桃が流れ出るので、しっかりと押さえて閉じます。指で密着させた後にフォークの背で押さえると、皮に表情が付きますよ。今回は8個作れました。
4. フライパンで油を170℃に熱し、3を入れて油をかけながら膨らませ、ひっくり返してサッと揚げます。

油が少ないと温度が上がり過ぎるので1.5~2cmの油を170℃に熱し、少量ずつ揚げていきます。今回は4個ずつ揚げることに。
油を表面にかけながら揚げると徐々に膨らみました。今回は油跳ねしませんでしたが、その可能性があるので膨らませずに揚げても問題ないとのこと。2分ほど揚げると皮の縁が茶色くなり、底面が揚がっている目安になりました。

ひっくり返すと底面がちょうど良い色に。ぷくっと膨らんだ面を揚げるので全面は油に浸らず、皮も潰れそうに感じたので1分ほど揚げて引き上げました。
油を切ったら完成。盛り付けは自由ですが、今回は4枚を重ねて塔のようにし、メープルシロップとミントの葉(分量外)を添え、残りの4枚はお皿に盛り付けました。
皮サクサク、中の桃がとろっ♡蜂蜜とメープルシロップでコクのある甘さ

YouTubeの料理系チャンネル『やおずキッチン』で作っていた、「桃のパステル」が完成♪動画で「パステルを重ねると背徳の塔が建つ」と紹介していた通り、4枚を重ねて盛り付けるとおいしそうな塔に♪
動画では一番上にバニラアイスを乗せ、メープルシロップをかけていましたが、バニラアイスを乗せるのは難易度が高く、今回はメープルシロップとミントの葉で仕上げました。

半分に切ってみると、上の皮が膨らんでいるので桃は下側に。
チーズが溶けているのが分かります。
食べてみると、餃子の皮が薄くサクサクとした軽い食感。小さく切った桃がとろっとしていてピーチジャム入りのミニピーチパイのよう。片栗粉をまぶした効果で桃がジューシーで、蜂蜜とメープルシロップの風味でコクがある甘さです。
ピザ用チーズの味わいはほとんど分かりませんでしたが、塩っぽさやミルキーさが加わり、溶けたチーズでとろっとした舌触りにもなるのでしょうね。

残りの4枚はお皿に盛り付けただけですが、メープルシロップがかかっていないので手で気軽に食べられます。
メープルシロップ無しだとより桃の風味を感じられ、スナック感覚のカジュアルさ。「パステル」はブラジルのストリートフードとのことなので、本場ではこちらの食べ方の方が主流みたい。
シンプルに食べても、メープルシロップなどのトッピングを合わせても、とてもおいしい桃スイーツでした。
旬の桃の甘さにうっとり。餃子の皮を使えば気軽に作れる♪

YouTubeの料理系チャンネル『やおずキッチン』で見つけた、「桃のパステル」。旬の桃を小さく切って餃子の皮で包んで揚げる、スイーツ揚げ餃子のようなひと品でした。
今回は熟した桃を使いましたが、詰める前に水分をしっかりと吸い取り、片栗粉をまぶすことで油跳ねすることなく、油をかけながら揚げることで表面がぷくっと膨れておいしく作れました。
本場では小麦粉で作った薄い生地でパステルを作るようですが、餃子の皮を使えば気軽に作れますよ。桃は夏が旬なので、生の桃で作ってみてくださいね。
※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。
パステル 参照サイト
https://www.bras-de-chef.com/recipes/%E3%83%91%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A6/
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