納豆といえば、日本の朝ごはんに欠かせない定番のおかず。大好きな人にとっては、毎日でも食べたいうれしい一品ですよね。
そんな納豆が、いまやアメリカやフランス、中国など世界各国で”健康食”として注目されているのをご存じでしょうか?先日放送されたNHKの番組「所さん!事件ですよ」では、なんとカナダ人が納豆にメープルシロップをかけて食べているという衝撃の事実が紹介されていました。まさか…と思いつつ、気になってさっそく試してみることに!

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カナダ人の「納豆の食べ方」の材料と作り方

【材料】※1人分
納豆...1パック(付属のタレやからしは使いません)
メープルシロップ...適量(特に分量の指定はありませんでしたので、今回は大さじ2にしてみました)

所ジョージが興奮しまくりの「カナダ流 納豆の食べ方」をお試し!カナダ流!?まさかのメープルシロップ!?


【作り方】※調理時間:3分弱
1. 器に納豆を入れます。

所ジョージが興奮しまくりの「カナダ流 納豆の食べ方」をお試し!カナダ流!?まさかのメープルシロップ!?


2. 箸でよくかき回し、メープルシロップをかけます。

所ジョージが興奮しまくりの「カナダ流 納豆の食べ方」をお試し!カナダ流!?まさかのメープルシロップ!?


3. よく混ぜて出来上がりです。

所ジョージが興奮しまくりの「カナダ流 納豆の食べ方」をお試し!カナダ流!?まさかのメープルシロップ!?


納豆は、子どもの頃からわたしの朝食の定番でした。実家では、付属のタレやからしに加えて、生卵と刻んだ長ねぎ、そしてしょうゆをかけるのが”わが家流”。そんなふうに、納豆には家庭ごとに食べ方の作法があると知ったのは、大人になってからのことです。その頃にはすでに、納豆ラーメンや納豆を使った洋風麺料理など、さまざまなアレンジも経験済み。納豆は「変幻自在な食材」だと認識していました。

それなのに、今回はさすがに驚きました。なんと「メープルシロップをかける」というアレンジ!「カナダではいったい何が起きているの!?」と、思わずツッコミたくなる組み合わせです。とはいえ、百聞は一見に如かず。
さっそく作って一口食べてみました。

納豆の食感はいつも通りなのに、口の中に広がるのはまさかのメープルの甘さ。メープルシロップといえば、カナダを代表する甘味で、パンケーキなどにかけて楽しむものという認識だったので、そのミスマッチに目が丸くなりました。

所ジョージが興奮しまくりの「カナダ流 納豆の食べ方」をお試し!カナダ流!?まさかのメープルシロップ!?


ところが、納豆が砕けてメープルシロップと混ざり始めると…あれ?なんだか知っている味のような気がしてきたんです。そうだ、これは「甘納豆」の味だ!

よく考えてみれば、東北地方には納豆に砂糖をかけて食べる文化もありますし、番組では「みたらし団子」や「おはぎ」、「キャラメルポップコーン」に似ているという意見もありました。とはいえ、普段わたしたちは納豆にタレやしょうゆをかけて食べているので、しょっぱい味が”納豆の味”として記憶されているんだと思います。

ちなみに、ゲストで登場していたカナダ人落語家の桂三輝(かつら・さんしゃいん)さんは、「ご飯にかけてもおいしい」と言っていました。でも、わたしはご飯に甘いものを合わせるのがどうにも苦手…。なので、ご飯にはかけずにそのまま食べ進めることにしました。

所ジョージが興奮しまくりの「カナダ流 納豆の食べ方」をお試し!カナダ流!?まさかのメープルシロップ!?


不思議なことに、混ぜれば混ぜるほど納豆の粘りが強くなっていき、箸で持ち上げたときには糸がまるで紐のような太さに!

味も不思議ですが、この現象自体もかなり不思議です。番組MCの所ジョージさんも「コレはいけるね」と興奮気味にコメントしていましたが、たしかにこれは”スイーツ”として成立している気がします。

最近では、カナダ以外の国でも納豆ブームが起きているそうです。
きっかけは、グラミー賞で最優秀レコード賞を受賞した歌手・リゾさんが納豆にハマり、SNSで紹介したことで注目が集まったとか。今では、アメリカのスーパーで日本のご当地納豆が売られていたり、アメリカ国内で納豆が生産されていたりと、ちょっとした納豆ブームが広がっているようです。

さらに、フランスでは納豆をバターソテーにしたり、ベシャメルソースと合わせてトーストに塗ったりと、独自のアレンジも楽しまれているそう。世界にここまで広がるとは、驚きですね。

きっと最初は「えっ?」と思うかもしれませんが、これは”スイーツ”だと思って、ぜひ試してみてください!
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