フランスの郷土料理として有名なガレット。日本でもすっかりおなじみですが、かつて流行っていた当時は「クレープと何が違うの?」と話題になったものです。
千切りしたら敷き詰めて焼き付けろ!シェフ三國流「さつまいものガレット」は塩味がバチッと効いてるぞ!
三國清三シェフは長年日本のフランス料理界を牽引してきた一流シェフ。数々のフランスの有名レストランで働いたのちに帰国して、1985年「オテル・ドゥ・ミクニ」を開店。2022年に閉店してからは、YouTube「オテル・ドゥ・ミクニ」で動画をたくさん配信しています。SNSで「chef_mikuni」としてもショート動画でレシピ等を配信しています。
三國シェフの「じゃがいものガレット(Galette de pomme de terre)」の材料と作り方
【材料】※4~6人分
じゃがいも(メークイン)...3個
塩...適量
こしょう...適量
無塩バター...20g
ブルーチーズ...20g
生クリーム...大さじ2
じゃがいもは千切りにしておきます(スライサーで可。アク抜きはしません)。
【作り方】※調理時間:20分
1. ボウルにじゃがいもを入れ、塩とこしょうを振って混ぜます。
2. フライパンにバター10gを入れて熱し、1のじゃがいもを入れてほぐしながら広げて押しながら焼きます。
3. 何度かひっくり返しながら、焼き色をつけてじっくり中まで火を通します。
4. 焼いている間に別のボウルにブルーチーズを入れてつぶし、生クリームを混ぜておきます。
5. フライパンの縁から残りのバター10gを加えて、じっくりと焼きます。
6. 皿に乗せ、ソースを塗って出来上がりです。
焼き立てのガレットにソースをかけると、温められたブルーチーズの香りがふわっと立ち上りました。一切れ切って口に運ぶと、カリッと香ばしい表面のすぐ下に、ホクホクとやわらかなじゃがいもが待っています。じゃがいも本来の甘みとほんのり効いた塩味だけでも十分おいしいのですが、ブルーチーズのソースをたっぷり絡めると、一気におしゃれなフランス料理の味に変身。ブルーチーズが苦手な方は控えめにするか、別のチーズで代用してもOKですが、この塩気とコクはブルーチーズならでは。思わず赤ワインが欲しくなる、間違いなしの一品です。
ガレットはフランス北西部・ブルターニュ地方の郷土料理で、小麦の栽培に向かない土地で育てられたそば粉を使うのが本来の形です。日本では一時期「そば粉のガレット」として流行しましたが、もともとがそば粉料理ということもあり、日本人にもなじみやすかったのでしょう。見た目や食べ方がクレープに似ていますが、クレープは小麦粉が原料。フランスでは甘いソースやチーズをのせて食べることも多く、ワッフルのような楽しみ方にも近いかもしれません。
このレシピでは、じゃがいもを切っても水にさらさず、そのまま使います。つなぎを加えず、じゃがいも自身の粘りを生かすことで、ほくほく感としっかりした味わいを引き出し、表面はカリッと香ばしく仕上がります。粉っぽさもなく、食感のコントラストが際立つのも魅力。大きなフライパンで作ると見栄えは抜群ですが、返すときは崩れやすいので慎重に。
じゃがいもの素朴なおいしさと、ブルーチーズの塩気とコクが重なり合う、ワインにもよく合う一品です。
ぜひお試しください。
そんなガレットを、フレンチの三國シェフがじゃがいもで作るレシピをYouTubeで紹介していました。外はカリッと、中はほくほくのじゃがいもに、濃厚なブルーチーズソースをかけると、一気にレストランの味に変わるというではありませんか。画面越しでも香りが伝わってきそうで「これは絶対作りたい!」と心が動き、さっそく挑戦してみました。
千切りしたら敷き詰めて焼き付けろ!シェフ三國流「さつまいものガレット」は塩味がバチッと効いてるぞ!
三國清三シェフは長年日本のフランス料理界を牽引してきた一流シェフ。数々のフランスの有名レストランで働いたのちに帰国して、1985年「オテル・ドゥ・ミクニ」を開店。2022年に閉店してからは、YouTube「オテル・ドゥ・ミクニ」で動画をたくさん配信しています。SNSで「chef_mikuni」としてもショート動画でレシピ等を配信しています。
三國シェフの「じゃがいものガレット(Galette de pomme de terre)」の材料と作り方
【材料】※4~6人分
じゃがいも(メークイン)...3個
塩...適量
こしょう...適量
無塩バター...20g
ブルーチーズ...20g
生クリーム...大さじ2

じゃがいもは千切りにしておきます(スライサーで可。アク抜きはしません)。
【作り方】※調理時間:20分
1. ボウルにじゃがいもを入れ、塩とこしょうを振って混ぜます。

2. フライパンにバター10gを入れて熱し、1のじゃがいもを入れてほぐしながら広げて押しながら焼きます。

3. 何度かひっくり返しながら、焼き色をつけてじっくり中まで火を通します。

4. 焼いている間に別のボウルにブルーチーズを入れてつぶし、生クリームを混ぜておきます。

5. フライパンの縁から残りのバター10gを加えて、じっくりと焼きます。

6. 皿に乗せ、ソースを塗って出来上がりです。

焼き立てのガレットにソースをかけると、温められたブルーチーズの香りがふわっと立ち上りました。一切れ切って口に運ぶと、カリッと香ばしい表面のすぐ下に、ホクホクとやわらかなじゃがいもが待っています。じゃがいも本来の甘みとほんのり効いた塩味だけでも十分おいしいのですが、ブルーチーズのソースをたっぷり絡めると、一気におしゃれなフランス料理の味に変身。ブルーチーズが苦手な方は控えめにするか、別のチーズで代用してもOKですが、この塩気とコクはブルーチーズならでは。思わず赤ワインが欲しくなる、間違いなしの一品です。

ガレットはフランス北西部・ブルターニュ地方の郷土料理で、小麦の栽培に向かない土地で育てられたそば粉を使うのが本来の形です。日本では一時期「そば粉のガレット」として流行しましたが、もともとがそば粉料理ということもあり、日本人にもなじみやすかったのでしょう。見た目や食べ方がクレープに似ていますが、クレープは小麦粉が原料。フランスでは甘いソースやチーズをのせて食べることも多く、ワッフルのような楽しみ方にも近いかもしれません。
このレシピでは、じゃがいもを切っても水にさらさず、そのまま使います。つなぎを加えず、じゃがいも自身の粘りを生かすことで、ほくほく感としっかりした味わいを引き出し、表面はカリッと香ばしく仕上がります。粉っぽさもなく、食感のコントラストが際立つのも魅力。大きなフライパンで作ると見栄えは抜群ですが、返すときは崩れやすいので慎重に。
じゃがいもの素朴なおいしさと、ブルーチーズの塩気とコクが重なり合う、ワインにもよく合う一品です。
ぜひお試しください。
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