酒に飲まれながら料理をする料理研究家リュウジさんが愛用しているという、なんとご本人監修の肝機能ケア生薬「良朝丸」。”良朝丸”と書いて「よいちょまる」…初見ではなかなか読めませんが、同じく大酒飲みのわたしとしては、その効果を見逃すわけにはいきません。
ということで、さっそく入手して、大酒をあおったあとに試してみました!

【リュウジの”絶対二日酔い治すスープ”】に挑戦!どろどろで虚無な朝にバチッと効く!しじみ汁より凄い

登録者500万人越えのYouTube「料理研究家リュウジのバズレシピ」の主宰で、料理研究家として有名なのがリュウジさんです。2000本以上の動画を投稿している他、テレビ出演や書籍、グッズ販売もしていますが、大好きな酒を飲みながら料理をしたり、視聴者からのコメントに返信して炎上したりと何かと話題の尽きない方です。

リュウジさん監修の肝機能ケア生薬「良朝丸」、試してみた!

リュウジさんのYouTubeを見ると、毎回料理を作る前に酒を用意する場面が出てきます。しかも飲みながら料理を作るので、さすがにそんなに飲んで大丈夫なの?と思う人も少なからずいると思います。実はリュウジさん、二日酔いに効くという薬の監修を手がけていたんです。ご存じでしたか?

【毎日痛飲するリュウジが手放せない】生薬の「良朝丸」って何!?肝機能をケアして二日酔いに速攻効く!


良朝丸と書いて「よいちょまる」と読むのですが、わたしも最初は読めませんでした。商品の右上には「二日酔い」という大きな字と共に、ちゃっかりとリュウジさんの写真まで貼られています。

【毎日痛飲するリュウジが手放せない】生薬の「良朝丸」って何!?肝機能をケアして二日酔いに速攻効く!


確かに、あれだけ飲む人が監修しているなら間違いないと思うかもしれませんね。

【毎日痛飲するリュウジが手放せない】生薬の「良朝丸」って何!?肝機能をケアして二日酔いに速攻効く!


商品の裏側を見てみると、
「効能・効果」食べ過ぎ又は飲み過ぎによる胃部不快感及びはきけ(むかつき、胃のむかつき、二日酔・悪酔いのむかつき、嘔気、悪心)
「用法・用量」成人(15歳以上)...1回3錠、1日3回食後に服用する、15歳未満...服用させないこと、45錠入り
とあります。

明らかに二日酔いの人向けの商品ですね。

ちなみに近所のドラッグストアで探しても見つかりませんでしたので、ネット通販で1490円(送料無料)で購入しました。

わたしも長年酒を呑んでいると、だいたいどのくらいで酔うのか自分では分かっているつもりでいますが、飲む酒、場所、体調、環境によっても酔い方は変わります。
元々酒は強い方だと自負していますが、日本酒四合瓶1本くらいでは酔うわけはないので、たくさん呑む機会を探していましたら、ありました。

だいたい月に一度、休日にバンドの練習で友人と集まるのですが、昼頃から練習に入り、練習後に居酒屋へ直行してそこから4~5時間、他愛もない話をしながら延々と食べて呑んでの宴を繰り広げます。どのくらい呑むのかちゃんと確認したことはないのですが、いつもすごく長いレシートをもらって帰りますので、相当食べて呑んでいることは間違いありません。

それほど呑んでもちゃんと電車に乗って家には帰りつきますので泥酔には至っていないと思うのですが、翌朝には毎回「今日は吞まなくていいや」と思いますので、体はきっと何かしらのダメージを被っているに違いありません。前日は普段よりも多めに呑みましたので、起きたときには「今日はもう呑まずにおこう」と思いました。元々その日は初めから良朝丸を試すつもりでいましたので、起きてすぐ目に付くところに置いておき、「食後に服用」とありましたので、軽い食事の後にさっそく3錠取り出して飲んでみました。

【毎日痛飲するリュウジが手放せない】生薬の「良朝丸」って何!?肝機能をケアして二日酔いに速攻効く!


普段あまり薬は飲まないのですが、何となく普通の市販薬よりちょっと粒が大きい気がします。色も茶色寄りの黄色ですのできっとウコンの色だなと思いながら口に放り込み、せっかくですので少し舌の上で溶かしてみました。すぐに溶けるかと思いきやなかなか溶けず、思っていたほど苦みも感じないのでそのまま水で流し込みました。

そこからは良朝丸を飲んだことも忘れて普通に休日を過ごしていましたが、昼近くになってお腹が空いてきたことで良朝丸の存在を思い出しました。効き目のない薬を飲んだのに効き目が現れるというプラシーボ効果が働いているのかいないのか、なんとなく調子がいいように思います。そもそも飲んだことを忘れていたこと自体が良朝丸が効いていたことの証なのかもしれないのですが、いつもの呑んだ翌日のように酒がまだ残っていて体がだるくて重い感じもなく、今胃に何か入れてはダメだという感じもしませんでしたので、「これはきっと良朝丸が効いたからだ」と判断しました。


さて、では一体良朝丸の何が体をサポートしてくれたのか、という話ですので、さっそく袋の裏の成分表を確認です。

【毎日痛飲するリュウジが手放せない】生薬の「良朝丸」って何!?肝機能をケアして二日酔いに速攻効く!


袋の裏の成分表には以下のように書かれていました。
ウコン末1,710mg
ショウキョウ末 90mg
ウルソデオキシコール酸 60mg
センブリ末 45mg
ニンジン末 120mg

一番多く含まれている「ウコン末」は、胃液の分泌を助けたり、肝機能をサポートしたりすると言われています。テレビCMなどでよく見かける「二日酔いに効く」とされる製品にも、ウコン由来の成分が使われていることが多いようです。カレーに使われるターメリックもウコンの一種ですが、正確には「秋ウコン」と呼ばれる品種がターメリックに該当します。そのため、すべてのウコン=ターメリックというわけではありません。

「ショウキョウ末」には、吐き気を和らげたり消化を促す働きがあるとされます。カタカナで書くと耳慣れないかもしれませんが、漢字では「生姜」。つまり、ふだん料理などで使うあの”しょうが”のことです。

そのほか「センブリ末」は胃液の分泌を促すとされ、「ニンジン末(朝鮮人参)」には消化や吸収を助ける作用があるとも言われています。どれも、昔から胃腸をいたわるために使われてきた生薬です。ちなみに成分名の後にある「末」は、それらの生薬を粉末状にしたものであることを示しています。


また、「ウルソデオキシコール酸」という聞き慣れない成分も含まれていますが、これは胆汁の流れを良くし、消化を助ける働きがあるとされており、胃腸薬などに使われることもあります。この成分は第3類医薬品として分類されていて、薬剤師の説明なしでもドラッグストアで購入できる製品に含まれている場合があります。

なお、「良朝丸」はAmazonや楽天などの通販サイトでも購入できます。成分の特性や効果については、体質や体調によって感じ方が異なることもありますので、気になる方は体調に合わせて検討してみてください。

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ここで注目したいのが「胆汁」の働きです。
体内で胆汁がどんな役割を果たしているのか、少し見てみましょう。

「美味しいものは脂肪と糖でできている」という印象的なCMがありますが、脂肪を含む食事をとると、食べ物は口から食道を通って胃に送られます。この段階で、唾液や胃液によって炭水化物やたんぱく質の分解はある程度進むものの、脂肪についてはほとんど分解されないまま、十二指腸まで到達するようです。

すると、十二指腸は消化管ホルモンを分泌して、小腸で脂肪の消化吸収を促そうとします。ところがこのホルモン、同時に胃の動きを抑えてしまう性質があるそうです。脂肪が小腸にとどまっている間はそのホルモンの分泌も続くため、胃の働きがなかなか再開せず、「なんとなく胃が重い」という不快感につながる場合があるようです。

ここで登場するのが胆汁です。


胆汁は肝臓でつくられ、いったん胆のうに蓄えられたのち、食べ物が十二指腸に届くタイミングで分泌されます。胆汁の働きの1つに「乳化作用」があり、これは脂肪を水に溶けやすい状態に変える働きだと言われています。洗剤のCMなどでよく耳にする「界面活性剤」と同じようなイメージです。これによって脂肪が分解されやすくなり、消化管ホルモンの分泌もおさまって、胃の働きが再開される流れにつながると考えられています。

なお、肝臓は「沈黙の臓器」とも言われ、自覚症状が出にくいことで知られていますが、胆汁はこの肝臓で作られるため、肝機能が低下すると胆汁の分泌量も減ってしまう可能性があるそうです。胆汁自体は十二指腸で働いたあと再吸収されて再利用される仕組みがありますが、それでも肝機能が弱ると全体的な量は減少し、機能も弱まることがあるようです。加齢や生活習慣、特に暴飲暴食が影響すると言われています。

さて、良朝丸に含まれている「ウルソデオキシコール酸」は、こうした胆汁の分泌をサポートするとされる成分です。脂肪の分解を助けることで、結果的に胃の不快感の軽減にもつながるかもしれません。

リュウジさんがいつも楽しそうに飲みながら料理している姿も、もしかしたらこのサポートのおかげ…なのかもしれませんね。

もちろん、感じ方には個人差がありますが、「ちょっと食べすぎたな」「飲みすぎたかも…」というタイミングで思い出しておくと、心強い存在になってくれるかもしれません。

気になる方は、ぜひ試してみてください。


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