【管理栄養士直伝の養生レシピ】10分で完成♪冷えと疲れは「牛肉とパプリカの中華炒め」でおいしく撃退しない？

暖房のきいた部屋にいても、なぜか手足の先だけは冷えたまま、なんてありませんか？必要以上にもこもこの靴下を履いてなんとか凌いでいたのですが、やっぱり食生活から改善しなきゃな…。そんなことを思っていたとき、料理研究家・牧野直子さん考案の「牛肉とパプリカの中華炒め」を発見！ご飯がモリモリ進みそうだし、ビタミンEと鉄が含まれた食材で温活にもピッタリのもよう。寒い台所でもパパッと作れそうです♪

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家庭雑誌『家の光』の元気もりもり養生レシピ♪

農家向けの月刊誌『家の光』は、「食と農」「暮らし」「協同」「家族」を柱に、暮らしに役立つ情報を紹介しているJAグループのファミリー・マガジンです。創刊はなんと、大正14年（1925年）。100年の歴史があるんです！

本日は、『家の光』2021年1月号の別冊付録「カラダにおいしい 症状別 養生レシピ」の中で、料理研究家・管理栄養士・ダイエットコーディネーターの牧野直子さんが紹介していた、「牛肉とパプリカの中華炒め」を作ります。

パプリカやナッツに含まれるビタミンEには、毛細血管の血流を改善する効果があるんですって。また牛肉に多く含まれる鉄は、ヘモグロビンを作るのに欠かせない栄養素。ヘモグロビンが不足すると体に酸素が行き渡らなくなり、疲れやすくなったり、体温調節機能が低下したりするようですよ。今回はビタミンEと鉄の力を借りて、手足の先まで血の巡りを促進しようというわけです♪

さっそく、作ってみましょう。

ビタミンEと鉄で血の巡りを促進！「牛肉とパプリカの中華炒め」の材料と作り方



【材料】2人分
牛もも薄切り肉…150g
赤パプリカ（5mm幅の斜め切り）…1/2個 (50g)　※ピーマンでもOK
長ねぎ（斜め薄切り）…1/2本 (50g)
くるみ…大さじ1

[A]
オイスターソース…小さじ1
酒…小さじ1
しょうゆ…小さじ1
にんにく（すりおろし）…お好みで

今回は、赤パプリカとピーマンを各25g使うことに。彩りもきれいになりそうです。

【作り方】
1. 牛肉は4cmほどの長さに切り、塩とこしょう（各分量外）をお好みで振ります。

2. くるみは粗く砕いて耐熱皿に広げ、ラップをせずに電子レンジ（600W）で1分加熱して、から煎りします。

3. フライパンにサラダ油大さじ1（分量外）と長ねぎを入れて弱火で炒め、牛肉を加えて色が変わるまで炒めます。





パプリカ、くるみを加えてさっと炒めます。



[A]を加え、全体に味がなじむまで炒め合わせます。



4. 3をお皿に盛り付けて出来上がり。今回は、仕上げにくるみを少々（分量外）のせてみました。



調理時間は10分。難しい工程はなく、簡単でした。にんにくと長ねぎの香ばしい香りが食欲をそそります。



では、いただきます。



おいしい。

こってりしていない牛肉炒めです。

使った調味料は、オイスターソース、酒、しょうゆ各小さじ1、と少量ですが、今回、牛肉に塩とこしょうを少し多めに振ったので、味のバランスもいい感じに。

時々やってくる、くるみのカリッ＆コリッとした食感が楽しいです。

にんにくの香りも食欲を刺激し、ご飯がモリモリ進んで、パワーがつきそうです。



ということで、今回は「牛肉とパプリカの中華炒め」を作りました。がっつり系ではあるものの、味付けが濃くなく、上品さのある牛肉炒めなので、中年女子のわたしには食べやすかったです（笑）。それに、10分で作れるお手軽さも◎。くるみを入れることで、おいしさも栄養価もワンランクUPしますよ♪

冷えが気になるときは、血の巡りをよくする栄養素を含む食材をとりいれたいですね！

牧野直子さん プロフィール管理栄養士、料理研究家、ダイエットコーディネーター。女子栄養大学卒業。大学在学中から栄養指導や教育に携わる。体にやさしく元気になるレシピや、健康的なダイエット方法などを提案し、テレビ、ラジオ、雑誌、書籍、ウェブサイトや料理教室、講演などで幅広く活躍。 「スタジオ食」代表。著書に 『眠れなくなるほど面白い 図解 栄養素の話』（日本文芸社）、『冷凍・冷蔵がよくわかる 食材保存の大事典』（池田書店）、『子どもがダイエットに一生悩まなくなる食事法』 (KADOKAWA)などがある。