肌寒い季節になると恋しいお鍋。近頃は、市販の鍋つゆに頼りがちなわが家ですが…。
なんと、鍋つゆどころか出汁も不要だという鍋レシピを、愛媛県の農家から教わりました。それが「常夜鍋」です。「毎晩(常夜)でも食べ飽きないくらいおいしい鍋」というのが名前の由来なんですって。しかも、出汁の代わりに使うのは水・塩・酒、以上!これだけで本当に、ほうれん草が1束ペロリとイケちゃう絶品鍋が作れるのか…これは作って確かめよっと♪

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【ほうれん草1束ペロリ】出汁いらずの「常夜鍋」作ってみた!水・塩・酒だけでこの奥深~い味わいはチート級♡


【材料】(2人分)
ほうれん草…1束
豚肉(しゃぶしゃぶ用)…200g
しょうが…2かけ(約20g)
ポン酢じょうゆ・青ねぎなどの薬味…各適量

[A]
水…600ml
酒…200ml
塩…大さじ1/2

【作り方】
1. ほうれん草はよく洗い、根元を切り、2~3等分の長さに切る。
しょうがは薄切りにする。

【ほうれん草1束ペロリ】出汁いらずの「常夜鍋」作ってみた!水・塩・酒だけでこの奥深~い味わいはチート級♡


2.  鍋に1のしょうがと[A]を入れ、煮立たせる。

【ほうれん草1束ペロリ】出汁いらずの「常夜鍋」作ってみた!水・塩・酒だけでこの奥深~い味わいはチート級♡


3. 豚肉、ほうれん草を適量ずつ加える。

【ほうれん草1束ペロリ】出汁いらずの「常夜鍋」作ってみた!水・塩・酒だけでこの奥深~い味わいはチート級♡


【ほうれん草1束ペロリ】出汁いらずの「常夜鍋」作ってみた!水・塩・酒だけでこの奥深~い味わいはチート級♡


4. アクが出てきたら取る。

【ほうれん草1束ペロリ】出汁いらずの「常夜鍋」作ってみた!水・塩・酒だけでこの奥深~い味わいはチート級♡


5. 煮えた具材から、汁ごとすくって器によそう。

【ほうれん草1束ペロリ】出汁いらずの「常夜鍋」作ってみた!水・塩・酒だけでこの奥深~い味わいはチート級♡


まずは、ポン酢じょうゆや薬味などを入れずに、このままいただきます!

【ほうれん草1束ペロリ】出汁いらずの「常夜鍋」作ってみた!水・塩・酒だけでこの奥深~い味わいはチート級♡


口に入れると、しっとりやわらかな豚肉の旨味に、ほうれん草のほろ苦さが相性抜群!
塩がほどよく効いて、しょうがの風味と香りはしっかり感じられて、後味さっぱり。

夫は「豚肉とほうれん草のだしは出てると思うけど、水と酒と塩だけで、こんなに深みのある味になるの?」とびっくり。

でも9歳の娘には、ちょっとしょうがの刺激が強いかな~…と思いきや、満足そうな様子で何度もおかわりしてくれました♪

次は、ポン酢じょうゆをかけて、薬味にねぎとゆずの皮をパラパラ。


【ほうれん草1束ペロリ】出汁いらずの「常夜鍋」作ってみた!水・塩・酒だけでこの奥深~い味わいはチート級♡


いただきま~す!

【ほうれん草1束ペロリ】出汁いらずの「常夜鍋」作ってみた!水・塩・酒だけでこの奥深~い味わいはチート級♡


うん、ポン酢じょうゆの酸味が加わることで味がぐっと締まり、豚肉とほうれん草の甘味が引き立ちます。

わたしはポン酢じょうゆナシが好みですが、夫と娘はさらに食欲倍増(笑)。
豚肉もほうれん草も、あっという間になくなりました!

そして最後にはもちろん、シメのご飯(分量外・適量)を投入~。

【ほうれん草1束ペロリ】出汁いらずの「常夜鍋」作ってみた!水・塩・酒だけでこの奥深~い味わいはチート級♡


しょうがの薄切りと青ねぎがほどよいアクセント♪

【ほうれん草1束ペロリ】出汁いらずの「常夜鍋」作ってみた!水・塩・酒だけでこの奥深~い味わいはチート級♡


いただきます!

【ほうれん草1束ペロリ】出汁いらずの「常夜鍋」作ってみた!水・塩・酒だけでこの奥深~い味わいはチート級♡


家族でハフハフ。
凝縮された旨味たっぷりのスープの中でご飯がふっくら…これ、最高のシメです。
食べ終わるころには、しょうがの効果もあり、家族みんなぽっかぽか♡

これからの寒い時期にぴったりな、やさしい味わいの常夜鍋。
最後のひと口まで楽しめて、その名のとおり”毎晩食べても飽きない”大満足な鍋でした。
みなさんもぜひ作ってみてくださいね。

★今回のレシピは、JA愛媛たいきからの提供でした。こちらもご覧ください。
https://x.gd/7fOMmn
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