クリームチーズをわざわざ買わなくても、チーズケーキが作れるってご存じですか?その秘密は、北海道でおなじみの「牛乳豆腐」にあり。牛乳に酢を加えて凝固させた、いわゆるカッテージチーズです。
【北海道の酪農家発】「牛乳豆腐」ってご存じ?牛乳にアレを加えると、まんまカッテージチーズに⁉【実証実験】
「牛乳豆腐か・ら・の~さっぱりチーズケーキ」の材料はこちら
レシピは、北海道の酪農家に教わったもの。
牛乳豆腐を作ったら、材料をすべて混ぜ合わせて焼くだけという、超お手軽レシピです。たくさん牛乳を使うので、大きめの鍋をご準備ください。
材料(直径21㎝のケーキ型1個分)
<牛乳豆腐300g分>
牛乳(成分調整していないもの)...2000ml
酢...200ml
<チーズケーキ>
生クリーム...100ml
卵...2個
レモン汁...大さじ1
砂糖...70g
小麦粉...大さじ2
まずは、牛乳豆腐を作ります
1.牛乳を大きな鍋に入れ、かき混ぜながら弱火で熱し、沸騰する直前に火を止めます。
縁に小さな泡が立ってきたら、火を止める合図です。
2.1に酢を加えて混ぜます。
酢を加えて混ぜると、こんな風に分離してきます。
3.水分と分離したら、ボウルの上にキッチンペーパーを敷いたざるを置き、こします。
30分ほどおいて、水分をよく切ります。
ざるの固形物(左)が牛乳豆腐、ボウルの水分(右)がホエー(乳清)です。
あとは、牛乳豆腐と材料を混ぜて焼くだけ!
1.牛乳豆腐と残りの材料をミキサーにかけます。
わたしはミキサーを持っていないので、材料をすべてボウルに入れ、泡だて器でよく混ぜ合わせましたが、簡単に混ざりました!
2.ケーキ型にクッキングシートを写真のように底と側面に敷きます。
3.1を2に流し入れます。
4.170℃に予熱したオーブンで40分焼きます。
気になるお味は?
お~、まさにチーズケーキ!
酢の風味をほのかに感じますが、酢が入っていると言われなければ、分からないと思います。甘味と酸味のバランスも、ちょうどいい感じ!
濃厚というよりも、さっぱりとした味わいなので、いくらでも食べられそう。
5歳の娘はチーズが少し苦手なのですが、「おいしい!」と言いながらモグモグ。
夫も、「クセがなくて、うまいね」と言っていました!
一晩おくと、しっとり!
作ったその日に食べたときは、ホワッとした食感で、口当たりが微妙だなと感じました。
でも、一晩冷蔵庫においてから食べると、生地が落ち着いて、ものすごくしっとり。味もなじんで、明らかにおいしくなっていました!
ただし一晩おくときは、傷むといけないので、必ず冷蔵庫に入れてくださいね!
ホエーも余すことなく活用!
このケーキを作ると、ホエーがかなりたくさんできます。ホエーには、たんぱく質やミネラル、ビタミンなどの栄養が含まれているそう。
ぜひ、余すところなくいただきたいですよね!
そのまま飲んでもOKということなので、試したところ、うす~いヨーグルトに酢を混ぜたような、ぼんやりした味でした。飲めないことはないですが、正直あまりおいしいとは言えないかもです。
そこで、ホエーをおいしくいただける活用法を調べてみました!
ホエーはあまり日持ちしないので、冷蔵庫で保存し、2~3日で使い切るようにしましょう。
活用法1:ドリンクにアレンジ!
ホエーをグラスに注ぎ、レモン汁と蜂蜜各大さじ1程度を加えてみました。レモンの風味が加わることで、爽やかな味わいに。また、蜂蜜の甘味でとてもおいしくなりました!
蜂蜜や砂糖を加えて甘くするだけでも、少し飲みやすくなりますが、わたしはレモン汁も加えたほうが、ぼんやりした味が引き締まって、おいしいと感じました。
※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。
活用法2:ドレッシングなどの水分として!
ホエーには酸味があるので、オリーブオイル、塩、こしょうなどを加えれば、ドレッシングにもなります。お好みで、レモン汁や酢を加えてもよさそうです。また、めんつゆを加えると和風にもなりますよ!
このほか、カレーやスープの水分として使うと酸味やコクが加わって、おいしく仕上がるそう。
さらに、パンケーキや焼き菓子を作る際に入れる水や牛乳の代わりとしても活用できるそうです。
活用法3:お肉を漬ける
お肉をホエーに漬けこんでから調理すると、やわらかく、しっとり仕上がるそうです。パサつきやすい鶏むね肉で、サラダチキンなどを作るときにもおすすめです。
チーズケーキだけでなく、ホエーも楽しめるこのレシピ。牛乳豆腐を作る工程は、科学実験のようでもあり、ワクワクしました。
皆さんも、一度お試しを!
参考レシピ:JA新はこだて「うちのごはん 牛乳トーフでつくるチーズケーキ」
https://www.ja-shinhakodate.jp/recipe/3042/
チーズから手作りって、大変そう...と思いきや、意外と簡単に作れるんですって!しかも、調理の過程でできる「ホエー」は、いろいろな料理に重宝するとか。あれこれ気になりますが、まずは作っちゃいましょ!
【北海道の酪農家発】「牛乳豆腐」ってご存じ?牛乳にアレを加えると、まんまカッテージチーズに⁉【実証実験】
「牛乳豆腐か・ら・の~さっぱりチーズケーキ」の材料はこちら
レシピは、北海道の酪農家に教わったもの。
牛乳豆腐を作ったら、材料をすべて混ぜ合わせて焼くだけという、超お手軽レシピです。たくさん牛乳を使うので、大きめの鍋をご準備ください。

材料(直径21㎝のケーキ型1個分)
<牛乳豆腐300g分>
牛乳(成分調整していないもの)...2000ml
酢...200ml
<チーズケーキ>
生クリーム...100ml
卵...2個
レモン汁...大さじ1
砂糖...70g
小麦粉...大さじ2
まずは、牛乳豆腐を作ります
1.牛乳を大きな鍋に入れ、かき混ぜながら弱火で熱し、沸騰する直前に火を止めます。


縁に小さな泡が立ってきたら、火を止める合図です。
2.1に酢を加えて混ぜます。

酢を加えて混ぜると、こんな風に分離してきます。
3.水分と分離したら、ボウルの上にキッチンペーパーを敷いたざるを置き、こします。

30分ほどおいて、水分をよく切ります。

ざるの固形物(左)が牛乳豆腐、ボウルの水分(右)がホエー(乳清)です。

あとは、牛乳豆腐と材料を混ぜて焼くだけ!
1.牛乳豆腐と残りの材料をミキサーにかけます。
わたしはミキサーを持っていないので、材料をすべてボウルに入れ、泡だて器でよく混ぜ合わせましたが、簡単に混ざりました!

2.ケーキ型にクッキングシートを写真のように底と側面に敷きます。

3.1を2に流し入れます。

4.170℃に予熱したオーブンで40分焼きます。

気になるお味は?


お~、まさにチーズケーキ!
酢の風味をほのかに感じますが、酢が入っていると言われなければ、分からないと思います。甘味と酸味のバランスも、ちょうどいい感じ!
濃厚というよりも、さっぱりとした味わいなので、いくらでも食べられそう。
5歳の娘はチーズが少し苦手なのですが、「おいしい!」と言いながらモグモグ。
夫も、「クセがなくて、うまいね」と言っていました!
一晩おくと、しっとり!

作ったその日に食べたときは、ホワッとした食感で、口当たりが微妙だなと感じました。
でも、一晩冷蔵庫においてから食べると、生地が落ち着いて、ものすごくしっとり。味もなじんで、明らかにおいしくなっていました!
ただし一晩おくときは、傷むといけないので、必ず冷蔵庫に入れてくださいね!
ホエーも余すことなく活用!

このケーキを作ると、ホエーがかなりたくさんできます。ホエーには、たんぱく質やミネラル、ビタミンなどの栄養が含まれているそう。
ぜひ、余すところなくいただきたいですよね!
そのまま飲んでもOKということなので、試したところ、うす~いヨーグルトに酢を混ぜたような、ぼんやりした味でした。飲めないことはないですが、正直あまりおいしいとは言えないかもです。
そこで、ホエーをおいしくいただける活用法を調べてみました!
ホエーはあまり日持ちしないので、冷蔵庫で保存し、2~3日で使い切るようにしましょう。
活用法1:ドリンクにアレンジ!

ホエーをグラスに注ぎ、レモン汁と蜂蜜各大さじ1程度を加えてみました。レモンの風味が加わることで、爽やかな味わいに。また、蜂蜜の甘味でとてもおいしくなりました!
蜂蜜や砂糖を加えて甘くするだけでも、少し飲みやすくなりますが、わたしはレモン汁も加えたほうが、ぼんやりした味が引き締まって、おいしいと感じました。
※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。
活用法2:ドレッシングなどの水分として!

ホエーには酸味があるので、オリーブオイル、塩、こしょうなどを加えれば、ドレッシングにもなります。お好みで、レモン汁や酢を加えてもよさそうです。また、めんつゆを加えると和風にもなりますよ!
このほか、カレーやスープの水分として使うと酸味やコクが加わって、おいしく仕上がるそう。
さらに、パンケーキや焼き菓子を作る際に入れる水や牛乳の代わりとしても活用できるそうです。
活用法3:お肉を漬ける
お肉をホエーに漬けこんでから調理すると、やわらかく、しっとり仕上がるそうです。パサつきやすい鶏むね肉で、サラダチキンなどを作るときにもおすすめです。
チーズケーキだけでなく、ホエーも楽しめるこのレシピ。牛乳豆腐を作る工程は、科学実験のようでもあり、ワクワクしました。
皆さんも、一度お試しを!
参考レシピ:JA新はこだて「うちのごはん 牛乳トーフでつくるチーズケーキ」
https://www.ja-shinhakodate.jp/recipe/3042/
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