1982年に放送が始まり、41年も続いた深夜バラエティ番組『タモリ倶楽部』が、3月31日に最終回を迎えました。最終回では、「巷の皆さん間違ってますよ!タモリ流〇〇レシピを訂正しよう」というテーマが設けられ、タモリさんが「ピーマンの醤油煮」の正しい作り方を紹介。
【真のタモリレシピ】巷に氾濫する「タモリ流生姜焼き」をタモさんの訂正版レシピで正しく作ってみた♪
ピーマンを焦がすのがポイント!「タモリ流ピーマンの醤油煮」を作ってみた!
タモリさんは、ピーマンの醤油煮には少し上等なゴマ油が必須だと、語っていました。ということで筆者は一般的なゴマ油よりも色が薄く、まろやかな味と軽い香りに仕上げたタイプのゴマ油を用意しましたよ。
【材料】(3人分)
ピーマン…4個
お湯…100ml
いりこだし(顆粒)…小さじ1/2
かつおだし(顆粒)…小さじ1/2
昆布だし(顆粒)…小さじ1/3
しょうゆ…大さじ4
みりん…大さじ2
ゴマ油…大さじ3
1. お湯に顆粒だし3種類を溶かし、だし60mlにしょうゆとみりんを加えます。
合わせただしは100ml出来ますが、そのうち60mlだけを使い、そこへしょうゆとみりんを加えます。
というのも…。
タモリさんはいつも目分量で料理を作っているそう。今回は番組の意図で、慣れない調味料を量る作業を強いられた結果、合わせだしが多すぎたようなんです。タモリさんは、残った40mlのだしは他の料理に使ってくださいとコメントしていましたよ。
2. ピーマンの種を取って1cm幅の細切りにします。
チンジャオロースーを作るときのように、ピーマンを細切りにします。
3. ゴマ油を引いたフライパンを強火で温め、ピーマンの皮目を下にして焦げ目が付くまで焼きます。
実は「ゴマ油がない場合は作らないで」と、タモリさんがコメントしたほど、この料理で重要なのがゴマ油!出来るだけいいゴマ油を使うのがおいしく作る秘訣です。
また、焦げ目がしっかりと付くまで、ピーマンを触らずに焼くのもポイントだとか。強火で5分焼くとピーマンがなすの皮のような色に。
心配になるくらいの焦げ目ですが、これくらいにしっかりと炒めるのが「タモリ流ピーマンの醤油煮」の正しい作り方なのです。
4. 焦げ目が付いたら、合わせ調味料を加えて煮詰めます。
ピーマンがくたくたになったら完成とのこと。調味料を加えたら弱めの中火にして、2分ほど煮詰めました。
5. 粗熱を取ってから保存容器に入れ、冷蔵庫でひと晩味をなじませます。
かなり黒い仕上がりですが、これがタモリさんが正解とする「タモリ流ピーマンの醤油煮」です。
味をなじませるため、冷蔵庫でひと晩寝かせたら完成です。
なすの皮のごとく黒く仕上げるのが正解!佃煮感覚でご飯が進む♪
冷蔵庫でひと晩味をなじませた「タモリ流ピーマンの醤油煮」が完成しました。
そして温かいご飯に乗せて食べるのが正しい食べ方とのこと。これは佃煮感覚の料理なのですね。このことを理解して作らないと、同じ材料を使っても同じ味にならないとタモリさんは言ってました。だから味がぼやけるんだと。
食べてみると、思いのほかしょうゆ辛くはなく、ピーマンの焦げも感じませんよ。”醤油煮”という名前の通り、だしの味が効いたしょうゆ味でご飯によく合います♪
そしてピーマン特有の苦みや風味が抜けているうえ、くたくたの食感になっているので、ピーマンらしさもありません。これはピーマンが苦手な方も食べやすいと思いますよ。
ちなみにレシピは3人分ですが、ピーマンがくたくたに仕上がるので量はそれほど多くありません。ご飯にとても合うので、あっという間になくなりそうな量ですよ。
残った合わせ調味料を「そばつゆ」にアレンジしてみた!
合わせ調味料を入れてピーマンを煮詰めましたが、ピーマンは煮汁をそれほど吸わないので、合わせ調味料がフライパンにたくさん残りました。
いりこ、かつお、昆布の合わせだしにしょうゆ、みりん、上等なゴマ油、そしてピーマンのエキスが加わった調味料を味見してみると…。
そこで、1で合わせだしを作ったときに残った40mlのだしも加え、好みの濃さになるよう適量のお湯で薄めてから、そばつゆにアレンジ。
筆者は1人前のそばを茹でて、温かいそばに仕立てました。
ピーマンを炒めたときのゴマ油が入っているので、そばつゆにコクがありますよ。そしてピーマンの味も溶け込んでいて、とてもおいしい!「ピーマンの醤油煮」ではピーマンの風味をそれほど感じなかったのですが、調味料のほうに旨味が染み出していたようです。
残った合わせ調味料のそばつゆへのアレンジ。なんだか食通のタモリさんも作っていそうなくらいに、ピタッとマッチ!そばにピーマンの風味、結構イケますよ。
『タモリ倶楽部』最終回でタモリさんがどうしても伝えたかったという、「タモリ流ピーマンの醤油煮」は、炒め物ではなく佃煮のように仕上げるピーマン料理でした。
ピーマンをなすの皮のように真っ黒に焼くのには躊躇しましたが、思いのほか苦みはなし。それにだしの味が効いたしょうゆ味が染み込んでいるので、温かいご飯にとてもよく合いました。
ピーマンはシャキッとした歯ごたえを残したほうがおいしいと思っていましたが、くたくたになったピーマンも引けを取らないおいしさで驚きました。かなり黒く仕上がるのでドキッとしますが、見た目を裏切るおいしさですよ。
巷に出回っている「ピーマンの醤油煮」は中途半端な料理だとタモリさんは少しご立腹(!?)の様子でしたよ。ということで、正しいレシピで作ってみることに。
【真のタモリレシピ】巷に氾濫する「タモリ流生姜焼き」をタモさんの訂正版レシピで正しく作ってみた♪
ピーマンを焦がすのがポイント!「タモリ流ピーマンの醤油煮」を作ってみた!
タモリさんは、ピーマンの醤油煮には少し上等なゴマ油が必須だと、語っていました。ということで筆者は一般的なゴマ油よりも色が薄く、まろやかな味と軽い香りに仕上げたタイプのゴマ油を用意しましたよ。

【材料】(3人分)
ピーマン…4個
お湯…100ml
いりこだし(顆粒)…小さじ1/2
かつおだし(顆粒)…小さじ1/2
昆布だし(顆粒)…小さじ1/3
しょうゆ…大さじ4
みりん…大さじ2
ゴマ油…大さじ3
1. お湯に顆粒だし3種類を溶かし、だし60mlにしょうゆとみりんを加えます。

合わせただしは100ml出来ますが、そのうち60mlだけを使い、そこへしょうゆとみりんを加えます。
というのも…。
タモリさんはいつも目分量で料理を作っているそう。今回は番組の意図で、慣れない調味料を量る作業を強いられた結果、合わせだしが多すぎたようなんです。タモリさんは、残った40mlのだしは他の料理に使ってくださいとコメントしていましたよ。
2. ピーマンの種を取って1cm幅の細切りにします。

チンジャオロースーを作るときのように、ピーマンを細切りにします。
3. ゴマ油を引いたフライパンを強火で温め、ピーマンの皮目を下にして焦げ目が付くまで焼きます。

実は「ゴマ油がない場合は作らないで」と、タモリさんがコメントしたほど、この料理で重要なのがゴマ油!出来るだけいいゴマ油を使うのがおいしく作る秘訣です。

また、焦げ目がしっかりと付くまで、ピーマンを触らずに焼くのもポイントだとか。強火で5分焼くとピーマンがなすの皮のような色に。
心配になるくらいの焦げ目ですが、これくらいにしっかりと炒めるのが「タモリ流ピーマンの醤油煮」の正しい作り方なのです。
4. 焦げ目が付いたら、合わせ調味料を加えて煮詰めます。

ピーマンがくたくたになったら完成とのこと。調味料を加えたら弱めの中火にして、2分ほど煮詰めました。
5. 粗熱を取ってから保存容器に入れ、冷蔵庫でひと晩味をなじませます。

かなり黒い仕上がりですが、これがタモリさんが正解とする「タモリ流ピーマンの醤油煮」です。

味をなじませるため、冷蔵庫でひと晩寝かせたら完成です。
なすの皮のごとく黒く仕上げるのが正解!佃煮感覚でご飯が進む♪

冷蔵庫でひと晩味をなじませた「タモリ流ピーマンの醤油煮」が完成しました。
ピーマンらしからぬ黒い色にドキッとしますが、タモリさん曰く、これが正しい「ピーマンの醤油煮」とのこと。

そして温かいご飯に乗せて食べるのが正しい食べ方とのこと。これは佃煮感覚の料理なのですね。このことを理解して作らないと、同じ材料を使っても同じ味にならないとタモリさんは言ってました。だから味がぼやけるんだと。
食べてみると、思いのほかしょうゆ辛くはなく、ピーマンの焦げも感じませんよ。”醤油煮”という名前の通り、だしの味が効いたしょうゆ味でご飯によく合います♪
そしてピーマン特有の苦みや風味が抜けているうえ、くたくたの食感になっているので、ピーマンらしさもありません。これはピーマンが苦手な方も食べやすいと思いますよ。
ちなみにレシピは3人分ですが、ピーマンがくたくたに仕上がるので量はそれほど多くありません。ご飯にとても合うので、あっという間になくなりそうな量ですよ。
残った合わせ調味料を「そばつゆ」にアレンジしてみた!

合わせ調味料を入れてピーマンを煮詰めましたが、ピーマンは煮汁をそれほど吸わないので、合わせ調味料がフライパンにたくさん残りました。
いりこ、かつお、昆布の合わせだしにしょうゆ、みりん、上等なゴマ油、そしてピーマンのエキスが加わった調味料を味見してみると…。
なんだかそばつゆになりそうな味わい。
そこで、1で合わせだしを作ったときに残った40mlのだしも加え、好みの濃さになるよう適量のお湯で薄めてから、そばつゆにアレンジ。

筆者は1人前のそばを茹でて、温かいそばに仕立てました。

ピーマンを炒めたときのゴマ油が入っているので、そばつゆにコクがありますよ。そしてピーマンの味も溶け込んでいて、とてもおいしい!「ピーマンの醤油煮」ではピーマンの風味をそれほど感じなかったのですが、調味料のほうに旨味が染み出していたようです。
残った合わせ調味料のそばつゆへのアレンジ。なんだか食通のタモリさんも作っていそうなくらいに、ピタッとマッチ!そばにピーマンの風味、結構イケますよ。

『タモリ倶楽部』最終回でタモリさんがどうしても伝えたかったという、「タモリ流ピーマンの醤油煮」は、炒め物ではなく佃煮のように仕上げるピーマン料理でした。
ピーマンをなすの皮のように真っ黒に焼くのには躊躇しましたが、思いのほか苦みはなし。それにだしの味が効いたしょうゆ味が染み込んでいるので、温かいご飯にとてもよく合いました。
ピーマンはシャキッとした歯ごたえを残したほうがおいしいと思っていましたが、くたくたになったピーマンも引けを取らないおいしさで驚きました。かなり黒く仕上がるのでドキッとしますが、見た目を裏切るおいしさですよ。
ご飯のお供にぜひ作ってみてくださいね。
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