夏ってなんでこんなにカレーが食べたくなるんでしょう(笑)。そこで本日は、料理研究家リュウジさんが紹介している「至高のスパイスチキンカレー」を作ります。
【カレーの裏ワザ】こんなに時短で市販のルウで⁉前代未聞の「極カレーライス」に挑戦♪秘密は玉ねぎ⁉
4種類のスパイスで作る本格派!「至高のスパイスチキンカレー」材料と作り方
【材料】2~3人分
鶏もも肉…350g
玉ねぎ…200g
にんにく…20g
しょうが…25g
サラダ油…大さじ4
トマトの水煮缶(ホール)…200g
クミン…小さじ1
ターメリック…小さじ1
コリアンダー…小さじ1
チリペッパー…小さじ1
水…400ml
うま味調味料…5振り
塩…小さじ1と1/3
蜂蜜…小さじ2
ご飯…適量
◆仕上げのスパイス
クミン…小さじ1
ターメリック…小さじ1/2
コリアンダー…小さじ1/2
余ったトマト缶はキッチンパックなどに入れ、空気を抜いて冷凍保存しておくといいそう。冷蔵保存ではカビが生えやすいので冷凍保存がおすすめとのこと。解凍するときは電子レンジ(600w)で2分くらい加熱すればいいんですって。
さらに今回、「至高のスパイスチキンカレー」には、インドカレーに欠かせないピクルス「アチャール」を添えるとのこと。
アチャールの材料はこちらです。
【アチャールの材料】2~3人分
玉ねぎ…220g
塩…小さじ1
レモン汁…小さじ2
チリペッパー…小さじ2/3
【作り方】
1. まず、スパイスカレーに添える「アチャール」を作ります。
玉ねぎを半分に切り薄くスライスします。リュウジさんは包丁で切っていましたが、わたしは楽をしてスライサーを使いました。
玉ねぎをボウルに入れ、塩を加えて揉み込んだら、10分ほど置きます。
10分置いたら、玉ねぎの水気を絞ります。
こんなに水分が出ました。
水気を絞った玉ねぎにチリペッパー、レモン汁を加えます。
軽く混ぜれば、アチャールの出来上がり。
2. 続いて、スパイスカレーを作ります。
にんにく、しょうがをみじん切りにします。しょうがは皮付きのまま使用。
玉ねぎもみじん切りにします。
リュウジさんはチョッパーでみじん切りにしていましたが、包丁でみじん切りにしてもフードプロセッサーを使ってもいいとのこと。わたしはフードプロセッサーでみじん切りにしました。
3. 鶏もも肉は皮もスジも取らずに、一口大の大きさに削ぎ切りします。気になる方は取り除いてもいいそうです。
わたしもリュウジさん同様、取らないことに。
4. フライパンにサラダ油を引き、みじん切りしたにんにくを炒めます。
にんにくを焦がさないように炒めるのがポイント。目安はキツネ色になるまで。
3分ほど炒めたらキツネ色になったのでこれでOK。
5. 4に玉ねぎを入れ、”色づく”まで炒めます。飴色までは炒めないとのこと。火加減は強めの中火。
こまめに混ぜず、フライパンに玉ねぎを広げて水分を飛ばし、たまに混ぜるくらいの方が早く色づくそうです。
玉ねぎ全体が薄っすら茶色に色づくのが目安。
6分ほど炒めたらうっすら茶色に色づいてきました。少々色づき具合が足りないかもしれませんが、これでOKとします。
※ちなみに、作った後に気づいたのですが、飴色になるまでは炒めなくても、ここでもう少し茶色になるまで炒めた方が玉ねぎの甘みを引き出せたんじゃないかなと思いました。
6. 5にしょうがを入れて、さらに炒めます。
玉ねぎの水分がほぼ飛んだら、トマト缶を入れます。
7. トマトの水気が半分くらい飛んだら、クミン、ターメリック、コリアンダー、チリペッパーを入れ、トマトの水分がほぼ飛ぶまでさらに炒めます。
3分ほど炒めたら、トマトの水分がけっこう飛んだので、これでOKとします。
8. 7に鶏もも肉を入れて炒めます。火加減は強めの中火のまま。
9. 肉の色が変わったら、水、塩、蜂蜜、うま味調味料を入れて混ぜ、5~10分煮込みます。
ここでポイント!煮込む際は絶対に強火とのこと。強火で煮込むことで鶏肉の脂が乳化し、おいしく仕上がるそう。弱火だと脂とカレーが分離しておいしくないそうです。
今回は6分煮込みました。
仕上げにクミン(小さじ1)、ターメリック(小さじ1/2)、コリアンダー(小さじ1/2)を加えて、よく混ぜます。
10. お皿にご飯を盛り付け9をかけ、アチャールを添えれば出来上がり。スパイシーなとってもいい香り♪ 香りは完全にインド料理店のカレーです(笑)。
調理時間は25分。材料を一度に入れて煮込むのではなく、にんにく、玉ねぎ、しょうが、トマト缶、スパイス、鶏肉…と火の通り具合をみながら次々に炒めていくので、ずっと付きっきり。ちょっと大変です。どのタイミングで次の材料を入れるのか、どれくらい炒めればいいのかなど、何回か実際に作ってみないとわからない部分もあるかなと思います。
では、いただきます!
おおおっ!暑い夏にぴったりな辛くてサラッとしたカレーです。おいしい!鶏肉とトマトの味が凝縮しています。蜂蜜の甘さがまず先に来て、スパイスの辛さがジュワッと口に広がり、後味に玉ねぎの甘味が広がります。味の3層構造とでもいうのかしら。
家庭で作ったにしては十分本格的でおいしいですが、欲を言えば、もう少しコクが欲しい。
鶏肉もやわらかくておいしいです。ですが、筋を取らなかったので、それがちょっと気になります。取ればよかったな。反省点もいろいろあります(苦笑)。
では、アチャールをひと口。
しょっぱ!塩が多かったみたいで、ちょっと塩辛いです。塩の量は減らしたほうがいいかも。チリペッパーの辛味はありますが、生の玉ねぎ特有の辛味は、ほぼ感じず。玉ねぎの旨味が出ています。塩の量さえ減らせば、とってもおいしいと思います。
アチャールとともにカレーを食べると、カレーに瑞々しさが加わって美味。味に変化がついて、まさに”味変”になります。
市販のカレールウは使わず、4種類のスパイスだけで本格的なスパイスカレーに仕上げる、リュウジさんの「至高のスパイスチキンカレー」。ぜひ暑い日に作ってみてはいかがでしょう。汗はかきますが、心地よい辛さですよ。
※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。
市販のカレールウを使わず、クミン、ターメリック、コリアンダー、チリペッパー、このわずか4種類のスパイスでルウを作るんですって。家庭でも簡単に作れるのに本格的な味わいとは、さすがリュウジさん!スパイスの効いた辛いカレーで汗をぶわっとかいて、暑い夏を乗り切るぞ!
【カレーの裏ワザ】こんなに時短で市販のルウで⁉前代未聞の「極カレーライス」に挑戦♪秘密は玉ねぎ⁉
4種類のスパイスで作る本格派!「至高のスパイスチキンカレー」材料と作り方

材料
【材料】2~3人分
鶏もも肉…350g
玉ねぎ…200g
にんにく…20g
しょうが…25g
サラダ油…大さじ4
トマトの水煮缶(ホール)…200g
クミン…小さじ1
ターメリック…小さじ1
コリアンダー…小さじ1
チリペッパー…小さじ1
水…400ml
うま味調味料…5振り
塩…小さじ1と1/3
蜂蜜…小さじ2
ご飯…適量
◆仕上げのスパイス
クミン…小さじ1
ターメリック…小さじ1/2
コリアンダー…小さじ1/2
余ったトマト缶はキッチンパックなどに入れ、空気を抜いて冷凍保存しておくといいそう。冷蔵保存ではカビが生えやすいので冷凍保存がおすすめとのこと。解凍するときは電子レンジ(600w)で2分くらい加熱すればいいんですって。
さらに今回、「至高のスパイスチキンカレー」には、インドカレーに欠かせないピクルス「アチャール」を添えるとのこと。
アチャールの材料はこちらです。
【アチャールの材料】2~3人分

「アチャール」
玉ねぎ…220g
塩…小さじ1
レモン汁…小さじ2
チリペッパー…小さじ2/3
【作り方】
1. まず、スパイスカレーに添える「アチャール」を作ります。
玉ねぎを半分に切り薄くスライスします。リュウジさんは包丁で切っていましたが、わたしは楽をしてスライサーを使いました。
玉ねぎをボウルに入れ、塩を加えて揉み込んだら、10分ほど置きます。

玉ねぎ
10分置いたら、玉ねぎの水気を絞ります。

玉ねぎ
こんなに水分が出ました。

玉ねぎ
水気を絞った玉ねぎにチリペッパー、レモン汁を加えます。

玉ねぎ
軽く混ぜれば、アチャールの出来上がり。

アチャール
2. 続いて、スパイスカレーを作ります。
にんにく、しょうがをみじん切りにします。しょうがは皮付きのまま使用。

しょうが
玉ねぎもみじん切りにします。

玉ねぎ
リュウジさんはチョッパーでみじん切りにしていましたが、包丁でみじん切りにしてもフードプロセッサーを使ってもいいとのこと。わたしはフードプロセッサーでみじん切りにしました。
3. 鶏もも肉は皮もスジも取らずに、一口大の大きさに削ぎ切りします。気になる方は取り除いてもいいそうです。
わたしもリュウジさん同様、取らないことに。

鶏肉
4. フライパンにサラダ油を引き、みじん切りしたにんにくを炒めます。
火加減は弱めの中火。

にんにく
にんにくを焦がさないように炒めるのがポイント。目安はキツネ色になるまで。
3分ほど炒めたらキツネ色になったのでこれでOK。

にんにく
5. 4に玉ねぎを入れ、”色づく”まで炒めます。飴色までは炒めないとのこと。火加減は強めの中火。

玉ねぎ
こまめに混ぜず、フライパンに玉ねぎを広げて水分を飛ばし、たまに混ぜるくらいの方が早く色づくそうです。
玉ねぎ全体が薄っすら茶色に色づくのが目安。
6分ほど炒めたらうっすら茶色に色づいてきました。少々色づき具合が足りないかもしれませんが、これでOKとします。
※ちなみに、作った後に気づいたのですが、飴色になるまでは炒めなくても、ここでもう少し茶色になるまで炒めた方が玉ねぎの甘みを引き出せたんじゃないかなと思いました。

玉ねぎ
6. 5にしょうがを入れて、さらに炒めます。

玉ねぎ
玉ねぎの水分がほぼ飛んだら、トマト缶を入れます。

トマト

トマト
7. トマトの水気が半分くらい飛んだら、クミン、ターメリック、コリアンダー、チリペッパーを入れ、トマトの水分がほぼ飛ぶまでさらに炒めます。

ターメリック
3分ほど炒めたら、トマトの水分がけっこう飛んだので、これでOKとします。

カレー
8. 7に鶏もも肉を入れて炒めます。火加減は強めの中火のまま。

鶏肉

カレー
9. 肉の色が変わったら、水、塩、蜂蜜、うま味調味料を入れて混ぜ、5~10分煮込みます。
ここでポイント!煮込む際は絶対に強火とのこと。強火で煮込むことで鶏肉の脂が乳化し、おいしく仕上がるそう。弱火だと脂とカレーが分離しておいしくないそうです。

カレー
今回は6分煮込みました。

カレー
仕上げにクミン(小さじ1)、ターメリック(小さじ1/2)、コリアンダー(小さじ1/2)を加えて、よく混ぜます。
スパイスを仕上げに入れることで粘度が増し、香りもつくそうです。
10. お皿にご飯を盛り付け9をかけ、アチャールを添えれば出来上がり。スパイシーなとってもいい香り♪ 香りは完全にインド料理店のカレーです(笑)。

カレー
調理時間は25分。材料を一度に入れて煮込むのではなく、にんにく、玉ねぎ、しょうが、トマト缶、スパイス、鶏肉…と火の通り具合をみながら次々に炒めていくので、ずっと付きっきり。ちょっと大変です。どのタイミングで次の材料を入れるのか、どれくらい炒めればいいのかなど、何回か実際に作ってみないとわからない部分もあるかなと思います。

カレー
では、いただきます!
おおおっ!暑い夏にぴったりな辛くてサラッとしたカレーです。おいしい!鶏肉とトマトの味が凝縮しています。蜂蜜の甘さがまず先に来て、スパイスの辛さがジュワッと口に広がり、後味に玉ねぎの甘味が広がります。味の3層構造とでもいうのかしら。

カレー
家庭で作ったにしては十分本格的でおいしいですが、欲を言えば、もう少しコクが欲しい。
玉ねぎの炒め具合が足りなかったかなと思います。飴色にしないまでも、もう少し茶色になるまで炒めた方がよかったかなと思います。
鶏肉もやわらかくておいしいです。ですが、筋を取らなかったので、それがちょっと気になります。取ればよかったな。反省点もいろいろあります(苦笑)。

カレー
では、アチャールをひと口。

アチャール
しょっぱ!塩が多かったみたいで、ちょっと塩辛いです。塩の量は減らしたほうがいいかも。チリペッパーの辛味はありますが、生の玉ねぎ特有の辛味は、ほぼ感じず。玉ねぎの旨味が出ています。塩の量さえ減らせば、とってもおいしいと思います。
アチャールとともにカレーを食べると、カレーに瑞々しさが加わって美味。味に変化がついて、まさに”味変”になります。
市販のカレールウは使わず、4種類のスパイスだけで本格的なスパイスカレーに仕上げる、リュウジさんの「至高のスパイスチキンカレー」。ぜひ暑い日に作ってみてはいかがでしょう。汗はかきますが、心地よい辛さですよ。
※1歳未満の乳児には、ぜったいに蜂蜜を与えないでください。腸内環境が未熟なため、「乳児ボツリヌス症」を発症する危険性があります。
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