里芋ってやさしい甘さでとってもおいしい根菜ですが、汁物や煮物にするしか思いつかず、だいたいがねっとり食感になりますよね。まあ、そこがおいしいんですけど。
そんなときに、神奈川県の農家さんに教わったのが、「ふわふわサトイモつくねの挟み焼き」。マッシュした里芋をつくねに入れるんですって。レシピ名にある通りふわっふわになるのかな?里芋がどう変身するのか興味津々です。さっそく試してみようっと。

和風クリームコロッケな「里芋バーグ」作ってみた!天ぷら粉INでトロトロふんわり食感に!? 【農家直伝】

里芋は皮ごとレンチンで手軽に♪「ふわふわサトイモつくねの挟み焼き」

材料(4人分)
里芋…中6個
玉ねぎ…1/2個
鶏ももひき肉…200g
青じそ…16枚
のり…全型2枚
みそ…小さじ2
白すりゴマ…大さじ1
片栗粉…20g
サラダ油…適量

ねっとりだけじゃない!里芋がフワッフワなハンバーグに転職する「つくねの挟み焼き」作ってみた♪【農家直伝】


作り方
1.里芋は皮を剥いて茹でる。竹串がすっと通るまでやわらかくなったら、ボウルに入れてつぶす。

今回、わたしは電子レンジでチンしました♪
耐熱皿に、皮を付けたままの里芋をのせラップをしてチン。

ねっとりだけじゃない!里芋がフワッフワなハンバーグに転職する「つくねの挟み焼き」作ってみた♪【農家直伝】


600W5分で竹串がすっと通るぐらいになりました。最初4分で様子を見たら、若干硬かったので延長しました。里芋の大きさなどにより加熱時間は調整してくださいね。

ねっとりだけじゃない!里芋がフワッフワなハンバーグに転職する「つくねの挟み焼き」作ってみた♪【農家直伝】


つぶし方はお好みで♪わたしはけっこうしっかりめにつぶしましたが、後で成形できる程度なら塊を残しても大丈夫かと思います。

ねっとりだけじゃない!里芋がフワッフワなハンバーグに転職する「つくねの挟み焼き」作ってみた♪【農家直伝】


2.玉ねぎをみじん切りする。


ねっとりだけじゃない!里芋がフワッフワなハンバーグに転職する「つくねの挟み焼き」作ってみた♪【農家直伝】


3.中火で熱したフライパンに鶏ひき肉と2を入れ、火が通るまで炒める。

鶏ひき肉は、里芋がさっぱりしているので、わたしは胸肉ではなく、脂身の多いもも肉を使いました。

ねっとりだけじゃない!里芋がフワッフワなハンバーグに転職する「つくねの挟み焼き」作ってみた♪【農家直伝】


4.1の里芋に、3、みそ、すりゴマ、片栗粉を入れて混ぜる。

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5.4の半量を8等分にし、2枚の青じそでそれぞれ挟む。

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手のひらに青じそを乗せ、その上にスプーンを使ってつくねを1cmほどの厚さに広げ、さらにその上に青じそを乗せて挟みます。

6.残りの半量はのりで挟む。8等分にした全型のりで、5と同じように挟む。

ねっとりだけじゃない!里芋がフワッフワなハンバーグに転職する「つくねの挟み焼き」作ってみた♪【農家直伝】


7.中火で熱したフライパンにサラダ油を薄く引き、5と6を両面焼く。

ねっとりだけじゃない!里芋がフワッフワなハンバーグに転職する「つくねの挟み焼き」作ってみた♪【農家直伝】


つくねには既に火が通っていて、あとは焼き色を付ける程度でOKなので、あっという間に出来上がりました♡
青じそとのりと2種類あると、なんだかうれしくなりますね~。

ねっとりだけじゃない!里芋がフワッフワなハンバーグに転職する「つくねの挟み焼き」作ってみた♪【農家直伝】


ではでは、さっそくいただきます!

ねっとりだけじゃない!里芋がフワッフワなハンバーグに転職する「つくねの挟み焼き」作ってみた♪【農家直伝】


本当にふわっとしてる!ひき肉だけのつくねより、やわらかい~。パッと食べるだけだと、里芋とわからない感じ。ねっとり食感だけだと思っていたのに、こんな側面を見せてくれるなんて…里芋やるな(笑)。

具にみそやすりゴマを入れているので、ソースなどを付けなくてもコクが出てます♡青じそやのりの風味も相まって食がすすみますね。

ねっとりだけじゃない!里芋がフワッフワなハンバーグに転職する「つくねの挟み焼き」作ってみた♪【農家直伝】


農家さんによると、お好みでおろしポン酢じょうゆやゆずこしょうを付けてもおいしいとのこと。試しにおろしポン酢じょうゆを付けてみたら、これまたとっても合います。里芋、みそ、ゴマ等いろいろな風味が合わさっているので、おろしポン酢じょうゆが、いつもお魚などに普通に付ける味と違って感じられて滋味深い…

里芋はつぶすと食感が豆腐に⁉あらたな魅力再発見♡

ねっとりだけじゃない!里芋がフワッフワなハンバーグに転職する「つくねの挟み焼き」作ってみた♪【農家直伝】


のり好きの小1の娘は、案の定のりバージョンのつくねに手がのびる、のびる(笑)。
おろしポン酢じょうゆは付けませんでしたが、そのままで一口食べると、すぐに「豆腐ハンバーグみたい~♡」というコメント。さらに続けて感想を聞くと、「もっちりしている~わたしの好み♪」だそうです。たしかに、子どもが好きな食感ですね。

ねっとりだけじゃない!里芋がフワッフワなハンバーグに転職する「つくねの挟み焼き」作ってみた♪【農家直伝】


食べる前に里芋のおかずだよと伝えていたときは、娘もそっか里芋か~みたいな低めのテンションだったのに、一口食べた後の反応が違うこと(笑)。

ふわふわより歯ごたえ派の夫は、もっと歯ごたえが欲しいかなとのことでしたが、これはまさに今回のつくねがふわふわの証拠ですね♡硬さが欲しい方は、里芋の加熱時間を短くしたり、粗くつぶすなどして調整してくださいね。

ねっとりだけじゃない!里芋がフワッフワなハンバーグに転職する「つくねの挟み焼き」作ってみた♪【農家直伝】


おろしポン酢じょうゆのほかにも、ソース、しょうゆ、ケチャップも試してみましたが、すべて◎。元がシンプルな味なので何を付けても合いそうですね。
里芋がたくさん手に入った時に、ぜひ作ってみてください。


★今回のレシピは、JAはだの「毎日おいしく地産地消ごはん!はだのレシピ」からのご提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://ja-hadano.or.jp/jahadano/seinenbu_joseibu/recipe/001682_20220203.html
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