カレー粉の定番と言えば、エスビー食品の赤缶カレー粉。エスビー食品創業者が考案した商品で、今年で100年目を迎えるそうです。
え、オムレツの中身…丼⁉まんまな丼ぶりに挑戦♪ケチャップ味のひき肉に夢中♡味変でドライカレー風も
「赤缶カレー粉」は日本のカレーのスタンダード的な存在
エスビー食品「S&B 赤缶カレー粉37g」340円(税込)
「赤缶カレー粉」の元祖になる純国産カレー粉が誕生したのは、1923年。当時は外国製のカレー粉が主流だったそうで、エスビー食品の創業者・山崎峯次郎さんがスパイスを独自にブレンドして、日本初の純国産カレー粉を作り出しました。
その後、時代の流れとともにスパイスのブレンドなどを変えながら、1950年に「赤缶カレー粉」が誕生。ターメリック、コリアンダー、クミン、フェネグリーク、こしょう、赤唐辛子、ちんぴなど30数種類ものスパイスを配合しているそうです。
筆者は「赤缶カレー粉」を定番の調味料として常備。カレーを作る時はもちろん、少量使うだけで風味や香りをアップ出来るので、他の料理にも重宝しています♪
今回はこの赤缶カレー粉を使って、エスビー食品公式レシピ「基本の赤缶カレー」を作ってみようかと。同社のレシピ監修を担当しているスパイスカレー系YouTuber・浅香隆幸さんが自身のチャンネル『のんびりスパイスカレー調理室』で作っていたので、動画を参考に挑戦してみます♪
「基本の赤缶カレー」指南者はスパイスカレー系YouTuberの浅香隆幸さん
S&B SPICE&HERB TV
最新の『カレバラ!』はご覧になりましたか?
今回はスパイスカレー初心者必見!「のんびりスパイスカレー調理室」の浅香隆幸さんに、スパイスカレーを作る際に失敗しがちなポイントを徹底解説頂きました!
視聴はこちらhttps://t.co/fxeZqvAXzJ#スパイスハーブTV pic.twitter.com/ez72JBqYI8— エスビー食品株式会社 (@sbfoods_jp) June 21, 2023
エスビー食品公式X(旧Twitter)に、カレー指南者の浅香隆幸さんがポストされていますよ。
浅香さんはエスビー食品のレシピ監修をしたり、公式YouTubeチャンネル『S&B SPICE&HERB TV カレバラ!』に出演したりしています。
浅香さん自身も登録者数6.22万人のYouTubeチャンネル『のんびりスパイスカレー調理室』を運営。インド、パキスタン、バングラデシュ、ネパールなど本場のカレーを食べ歩いた経験から、さまざまなスパイスカレーレシピを投稿していますよ。
それでは、浅香さんの動画をお手本に「基本の赤缶カレー」を作ってみます。
赤缶カレー粉でルウを手作り!「基本の赤缶カレー」にトライ!
下記材料以外に、温かいご飯もご用意くださいね。またカレールウを作る時に濡れ布巾が必要になるので、布巾も用意しましょう。
【材料】(5人分)
豚薄切り肉…200g
玉ねぎ…300g ※今回は玉ねぎ1個半使用
じゃがいも…200g
にんじん…100g
サラダ油…大さじ2と1/2
水…700ml
コンソメ(固形)…1個
塩…小さじ1
砂糖…大さじ1
(ルウ)
サラダ油…大さじ2と1/2
薄力粉…大さじ4
赤缶カレー粉…大さじ2
1. 玉ねぎ半分(100g)をみじん切りに、玉ねぎ1個(200g)をくし切りにします。じゃがいもは食べやすい大きさ、にんじんは乱切りに。豚肉が大きければ、食べやすい大きさに切ります。
みじん切りの玉ねぎは炒め玉ねぎに、くし切りの玉ねぎは具に使います。豚肉は適当な大きさに切ってくださいね。
2. サラダ油を引いたフライパンを強めの中火で熱し、みじん切りの玉ねぎに塩ひとつまみ(分量外)を加えて、しんなりするまで炒め、90秒ほど触らずに焼き色を付けます。
しんなりとした玉ねぎを、触らずに90秒ほどおいておくと、すばやく焼き色が付きますよ。
3. 水(分量外)を少量加え、水分を蒸発させながら炒めます。それを数回繰り返し、玉ねぎがきつね色になるまで炒めます。
公式レシピでは玉ねぎを弱火で20分ほど炒めると書かれていますが、浅香さんは水を少量加えて玉ねぎを炒めていました。
水を蒸発させながら炒めることで、玉ねぎを焦がさず、きつね色になるよう炒められるそうです。
今回は大さじ1杯程度の水を3回加えて炒めると、5分くらいできつね色になりました♪公式レシピよりもかなり早い!
弱火で炒めるとかなり時間がかかりますが、このやり方だと玉ねぎを早く炒められますよ。
4. 中火にして豚肉を加え、色が変わるまで炒めます。
豚肉は薄切り肉なので、3分くらいで色が変わりました。
5. くし切りの玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを加えて10分ほど炒めます。
くし切りの玉ねぎがやわらかくなるのを目安に、炒めてくださいね。
6. 水とコンソメを加えて強火にし、沸騰させます。あくを取ってから弱火にし、フタを少しずらして20分煮込みます。
浅香さんは、あくは取っても取らなくてもいいと語っていましたが、筆者は公式レシピ通りにあくを取っておきました。フタを少しずらして、弱火で20分煮込みます。
7. 別の鍋にルウ用のサラダ油と薄力粉を入れ、弱火できつね色になるまで炒めます。
弱火で7分くらい炒めると、薄力粉にうっすらと色が付き始め、ほんのりと香ばしい香りが広がりました。色が変わったら焦げやすいので、注意しながら10分くらい炒めました。
8. 鍋を濡れ布巾の上に置き、赤缶カレー粉を加えてよく混ぜます。
濡れ布巾に置くことで鍋の温度が下がり、赤缶カレー粉本来の香りを損なわずにルウを作ることが出来るそうです。混ぜ合わせると、一気にカレーらしい香りが広がりました。
9. 6の煮汁をお玉1杯ずつ加えて混ぜ合わせ、お玉3杯分の煮汁でルウを溶き伸ばします。
煮込んだ具材と混ざりやすくするため、煮汁でルウを溶きのばします。
10. 火を止めた6の鍋に、溶きのばしたルウを加えます。
加えたルウは煮汁でしっかりと溶かしてくださいね。
11. 強火で一旦沸騰させてから弱火で5分煮込み、火を止めて塩と砂糖を加えたら、よく混ぜて溶かします。
カレールウを加えたら香りが飛ばないように弱火で5分煮込み、最後に塩と砂糖を加えて混ぜ合わせます。味見をしてお好みで塩や砂糖を足し、味を調えてくださいね。
ルウがとろっとなめらか~!やさしい口当たりの後にピリッと刺激が
エスビー食品公式レシピ「基本の赤缶カレー」が完成しました!市販のカレールウで作るカレーよりも、かなり黄色いカレーに仕上がりました。いわゆる昭和のカレー的な色合いで、筆者はとても新鮮に感じます!
すくってみると、ルウはとろみがしっかりと付いていて、ご飯によく絡みます。ではひと口。
食べた瞬間はルウのとろ~っとした舌触りがやさしく、黄色い色と相まってマイルドなカレーかと思いきや…すぐにピリッ!刺激的な辛さが広がります。見た目を裏切るシャープな辛さ。
辛さに弱い筆者には中辛以上に感じますが、激辛という訳ではなく、配合されているスパイスが辛さや香りを放っているという印象。
見た目は市販のルウを使ったようなとろみのある仕上がりですが、「基本の赤缶カレー」は、スパイスカレーと言っても過言ではないカレーだと思います。
30数種類のスパイスを配合した赤缶カレー粉で手軽にスパイスカレーを♪
スパイスカレー系YouTuberで、エスビー食品のレシピ監修もしている浅香隆幸さんの指南通りに作った「基本の赤缶カレー」は、ピリッ!とスパイスの風味が活きるカレーでした。
カレーには、香味野菜であるにんにくとしょうがは欠かせない!と思っていましたが、「基本の赤缶カレー」には使われていません。ストレートに赤缶カレー粉の味わいを堪能出来ました。
また「基本の赤缶カレー」が黄色い色のルウに仕上がったことから、昨今のレトロブームに乗って人気を呼んでいる昭和のカレーには、赤缶カレーが欠かせなかったのだろうと推測出来ました。
市販のカレールウを使った手軽なカレーに慣れている筆者には、「基本の赤缶カレー」が新鮮な味わいに感じました。
赤缶カレー粉を使えば、スパイスを数種類用意しなくて済み、手軽にスパイスカレーを作れますよ。スパイスカレーの入門編としてトライしやすいレシピなので、ぜひ作ってみてくださいね。
※記事内で紹介した商品は掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合がございます。
そんな超ロングセラーの赤缶カレー粉を使った「基本の赤缶カレー」がエスビー食品公式サイトと、同社のレシピ監修者でもあるスパイスカレー系YouTuber、浅香隆幸さんのチャンネル『のんびりスパイスカレー調理室』で紹介されています。浅香さんは作り方を動画で紹介しているので、お手本にして手順通りに作ってみましょう。
え、オムレツの中身…丼⁉まんまな丼ぶりに挑戦♪ケチャップ味のひき肉に夢中♡味変でドライカレー風も
「赤缶カレー粉」は日本のカレーのスタンダード的な存在

エスビー食品「S&B 赤缶カレー粉37g」340円(税込)
「赤缶カレー粉」の元祖になる純国産カレー粉が誕生したのは、1923年。当時は外国製のカレー粉が主流だったそうで、エスビー食品の創業者・山崎峯次郎さんがスパイスを独自にブレンドして、日本初の純国産カレー粉を作り出しました。
その後、時代の流れとともにスパイスのブレンドなどを変えながら、1950年に「赤缶カレー粉」が誕生。ターメリック、コリアンダー、クミン、フェネグリーク、こしょう、赤唐辛子、ちんぴなど30数種類ものスパイスを配合しているそうです。
筆者は「赤缶カレー粉」を定番の調味料として常備。カレーを作る時はもちろん、少量使うだけで風味や香りをアップ出来るので、他の料理にも重宝しています♪
今回はこの赤缶カレー粉を使って、エスビー食品公式レシピ「基本の赤缶カレー」を作ってみようかと。同社のレシピ監修を担当しているスパイスカレー系YouTuber・浅香隆幸さんが自身のチャンネル『のんびりスパイスカレー調理室』で作っていたので、動画を参考に挑戦してみます♪
「基本の赤缶カレー」指南者はスパイスカレー系YouTuberの浅香隆幸さん
S&B SPICE&HERB TV
最新の『カレバラ!』はご覧になりましたか?
今回はスパイスカレー初心者必見!「のんびりスパイスカレー調理室」の浅香隆幸さんに、スパイスカレーを作る際に失敗しがちなポイントを徹底解説頂きました!
視聴はこちらhttps://t.co/fxeZqvAXzJ#スパイスハーブTV pic.twitter.com/ez72JBqYI8— エスビー食品株式会社 (@sbfoods_jp) June 21, 2023
エスビー食品公式X(旧Twitter)に、カレー指南者の浅香隆幸さんがポストされていますよ。
浅香さんはエスビー食品のレシピ監修をしたり、公式YouTubeチャンネル『S&B SPICE&HERB TV カレバラ!』に出演したりしています。
浅香さん自身も登録者数6.22万人のYouTubeチャンネル『のんびりスパイスカレー調理室』を運営。インド、パキスタン、バングラデシュ、ネパールなど本場のカレーを食べ歩いた経験から、さまざまなスパイスカレーレシピを投稿していますよ。
それでは、浅香さんの動画をお手本に「基本の赤缶カレー」を作ってみます。
赤缶カレー粉でルウを手作り!「基本の赤缶カレー」にトライ!
下記材料以外に、温かいご飯もご用意くださいね。またカレールウを作る時に濡れ布巾が必要になるので、布巾も用意しましょう。

【材料】(5人分)
豚薄切り肉…200g
玉ねぎ…300g ※今回は玉ねぎ1個半使用
じゃがいも…200g
にんじん…100g
サラダ油…大さじ2と1/2
水…700ml
コンソメ(固形)…1個
塩…小さじ1
砂糖…大さじ1
(ルウ)
サラダ油…大さじ2と1/2
薄力粉…大さじ4
赤缶カレー粉…大さじ2
1. 玉ねぎ半分(100g)をみじん切りに、玉ねぎ1個(200g)をくし切りにします。じゃがいもは食べやすい大きさ、にんじんは乱切りに。豚肉が大きければ、食べやすい大きさに切ります。

みじん切りの玉ねぎは炒め玉ねぎに、くし切りの玉ねぎは具に使います。豚肉は適当な大きさに切ってくださいね。
2. サラダ油を引いたフライパンを強めの中火で熱し、みじん切りの玉ねぎに塩ひとつまみ(分量外)を加えて、しんなりするまで炒め、90秒ほど触らずに焼き色を付けます。

しんなりとした玉ねぎを、触らずに90秒ほどおいておくと、すばやく焼き色が付きますよ。
3. 水(分量外)を少量加え、水分を蒸発させながら炒めます。それを数回繰り返し、玉ねぎがきつね色になるまで炒めます。

公式レシピでは玉ねぎを弱火で20分ほど炒めると書かれていますが、浅香さんは水を少量加えて玉ねぎを炒めていました。
水を蒸発させながら炒めることで、玉ねぎを焦がさず、きつね色になるよう炒められるそうです。

今回は大さじ1杯程度の水を3回加えて炒めると、5分くらいできつね色になりました♪公式レシピよりもかなり早い!
弱火で炒めるとかなり時間がかかりますが、このやり方だと玉ねぎを早く炒められますよ。
4. 中火にして豚肉を加え、色が変わるまで炒めます。

豚肉は薄切り肉なので、3分くらいで色が変わりました。
5. くし切りの玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを加えて10分ほど炒めます。

くし切りの玉ねぎがやわらかくなるのを目安に、炒めてくださいね。
6. 水とコンソメを加えて強火にし、沸騰させます。あくを取ってから弱火にし、フタを少しずらして20分煮込みます。

浅香さんは、あくは取っても取らなくてもいいと語っていましたが、筆者は公式レシピ通りにあくを取っておきました。フタを少しずらして、弱火で20分煮込みます。
7. 別の鍋にルウ用のサラダ油と薄力粉を入れ、弱火できつね色になるまで炒めます。

弱火で7分くらい炒めると、薄力粉にうっすらと色が付き始め、ほんのりと香ばしい香りが広がりました。色が変わったら焦げやすいので、注意しながら10分くらい炒めました。
8. 鍋を濡れ布巾の上に置き、赤缶カレー粉を加えてよく混ぜます。

濡れ布巾に置くことで鍋の温度が下がり、赤缶カレー粉本来の香りを損なわずにルウを作ることが出来るそうです。混ぜ合わせると、一気にカレーらしい香りが広がりました。
9. 6の煮汁をお玉1杯ずつ加えて混ぜ合わせ、お玉3杯分の煮汁でルウを溶き伸ばします。

煮込んだ具材と混ざりやすくするため、煮汁でルウを溶きのばします。
10. 火を止めた6の鍋に、溶きのばしたルウを加えます。

加えたルウは煮汁でしっかりと溶かしてくださいね。
11. 強火で一旦沸騰させてから弱火で5分煮込み、火を止めて塩と砂糖を加えたら、よく混ぜて溶かします。

カレールウを加えたら香りが飛ばないように弱火で5分煮込み、最後に塩と砂糖を加えて混ぜ合わせます。味見をしてお好みで塩や砂糖を足し、味を調えてくださいね。
ルウがとろっとなめらか~!やさしい口当たりの後にピリッと刺激が

エスビー食品公式レシピ「基本の赤缶カレー」が完成しました!市販のカレールウで作るカレーよりも、かなり黄色いカレーに仕上がりました。いわゆる昭和のカレー的な色合いで、筆者はとても新鮮に感じます!

すくってみると、ルウはとろみがしっかりと付いていて、ご飯によく絡みます。ではひと口。
食べた瞬間はルウのとろ~っとした舌触りがやさしく、黄色い色と相まってマイルドなカレーかと思いきや…すぐにピリッ!刺激的な辛さが広がります。見た目を裏切るシャープな辛さ。
辛さに弱い筆者には中辛以上に感じますが、激辛という訳ではなく、配合されているスパイスが辛さや香りを放っているという印象。
見た目は市販のルウを使ったようなとろみのある仕上がりですが、「基本の赤缶カレー」は、スパイスカレーと言っても過言ではないカレーだと思います。
30数種類のスパイスを配合した赤缶カレー粉で手軽にスパイスカレーを♪

スパイスカレー系YouTuberで、エスビー食品のレシピ監修もしている浅香隆幸さんの指南通りに作った「基本の赤缶カレー」は、ピリッ!とスパイスの風味が活きるカレーでした。
カレーには、香味野菜であるにんにくとしょうがは欠かせない!と思っていましたが、「基本の赤缶カレー」には使われていません。ストレートに赤缶カレー粉の味わいを堪能出来ました。
また「基本の赤缶カレー」が黄色い色のルウに仕上がったことから、昨今のレトロブームに乗って人気を呼んでいる昭和のカレーには、赤缶カレーが欠かせなかったのだろうと推測出来ました。
市販のカレールウを使った手軽なカレーに慣れている筆者には、「基本の赤缶カレー」が新鮮な味わいに感じました。
カレーは奥深い料理ですが、また一歩、違う世界のカレーに出会った気分♪
赤缶カレー粉を使えば、スパイスを数種類用意しなくて済み、手軽にスパイスカレーを作れますよ。スパイスカレーの入門編としてトライしやすいレシピなので、ぜひ作ってみてくださいね。
※記事内で紹介した商品は掲載当時の情報であるため、在庫状況、価格などが異なる場合がございます。
編集部おすすめ