お肉の中でもリーズナブルな鶏肉。チキン料理をおいしく作りたい!と、特にお安い鶏むね肉を使ったごちそうレシピを探していたら…YouTubeの料理チャンネル『Aos トラットリア』で、ボリューム感のあるチキンステーキを焼いていました。
【家事ヤロウ!!!】皮パリパリでサクサク~♪「究極のパリパリチキン」作ってみた!未体験な食感に衝撃~!
レシピ考案者はイタリアで料理修業をした青池さん
「鶏むね肉のレモンバターステーキ」を見つけたのは、YouTubeの料理チャンネル『Aosトラットリア』。運営者は青池隆明さんで、イタリア・トスカーナ州の小さな街・ルッカのレストランで料理修業をし、後にソムリエの資格を取ったという方です。
『Aosトラットリア』のチャンネル登録者数は、23万人。日本の旬の食材を使って、多少アバウトに作ってもおいしくなるというイタリア料理を紹介していますよ。
「鶏むね肉のレモンバターステーキ」は、鶏むね肉を焼いたら、レモンバターソースをかけて仕上げるシンプルな料理。分厚い鶏むね肉を薄く開かずにそのまま焼くので、ボリューム感が出て、メイン料理になるごちそうレシピです。
パサつきやすい鶏むね肉は、火入れが重要!動画をまねて作ってみます。
ダブルの火入れがポイント!「鶏むね肉のレモンバターステーキ」に挑戦!
動画では鶏もも肉2枚を焼いていましたが、今回は1枚で作ってみます。
【材料】(1人分)
鶏むね肉…1枚 ※今回は300g使用
国産レモン…1/2個 ※半分に切っておく
無塩バター…50g ※小さく切っておく
塩…鶏むね肉の重さの1% ※今回は3g使用
薄力粉…適量 ※今回は5g使用
オリーブオイル…大さじ1
黒こしょう…適量
1. 鶏むね肉の両面に塩を振ってしっかりと揉み込み、半量のレモンを両面に絞ってラップをかけ、30分寝かせます。
下味用の塩は鶏むね肉の重量の1%。今回は3gの塩を両面に振ってから揉み込むようにして味を付け、レモン(この場合は1/4個分です)も両面に絞って、味をなじませました。
ラップをかけて30分置きます。涼しかったので常温で味をなじませましたが、暑い時期に作る場合は、冷蔵庫に入れた方がよさそうです。
2. キッチンペーパーで余分な水分を拭き取り、両面に薄く薄力粉をまぶします。
キッチンペーパーで余分な水分を拭いてから、薄力粉を両面にまぶしました。鶏むね肉は厚い部分と薄い部分がありますが、今回は開いたり叩いたりせずに、そのままの形で焼きます。
3. フライパンにオリーブオイルを引いて、弱めの中火に点火。フライパンが温まったら、鶏肉を皮目から入れ、皮がこんがりとするまで7分程度焼きます。
「鶏むね肉のレモンバターステーキ」は終始、弱めの中火でじっくりと焼くのがポイント。チキンステーキは皮目をパリッとさせるためにフライ返しで少し押さえながら焼くことがありますが、今回は終始触らず、フタもせずに7分焼きました。
4. ひっくり返して身側も弱めの中火で7分焼きます。
7分経ってひっくり返すと、皮目に薄い焼き色が付きました。
分厚い部分の火の通りは、ご覧の通り。
7分経ってひっくり返し、身側の焼き色を確認してみると、こんがり焼けていました。
気になる分厚い部分の焼き具合はこちら。身側からも火が入り、中心部分は少し色が薄めですが、8割程度は火が通っているようです。両面が焼けたので、一旦お皿に取り出しました。
5. キッチンペーパーでフライパンの油を拭き取り、弱めの中火でバターを溶かしてから、4の鶏むね肉を、皮目を上にしてフライパンに戻します。溶かしバターをスプーンで掛けながら、5分ほど火入れします。
溶かしバターを掛けながら焼いていきます。この焼き方は、フレンチの「アロゼ」という手法。熱い油分を掛けることで下からも上からも火入れすることが出来るそう。フライパンを少し傾けながらスプーンで溶かしバターをすくうと、「アロゼ」しやすいですよ。
6. 5分経ったら鶏むね肉に竹串を刺し、透明な肉汁が出るかを確認します。
分厚い部分に竹串を刺して確認すると、透明な肉汁が出てきました。赤い肉汁が出てくるようならアロゼする時間を延ばしてくださいね。
7. 残りのレモンを絞り、レモンバターソースを数回鶏むね肉に掛けたら完成です。
レモンを絞ってレモンバターソースにしてから、1分ほど「アロゼ」して仕上げました。お皿に盛り付け、黒こしょうを掛けたら完成です♪
レモンの酸味でソースが爽やか♪分厚いお肉は鶏ハムのようにしっとり!
青池さん考案の「鶏むね肉のレモンバターステーキ」が完成しました!分厚い鶏むね肉をそのまま焼いたので、火の通りが心配でしたが…。切ってみたら、しっとりと均一に火が入っていました♪レシピでは、鶏むね肉1枚で1人分と紹介されていましたが、かなりのボリューム感なので2人で分けてもよさそうです。
食べてみると、鶏むね肉は鶏ハムのようにしっとり♡弱めの中火で焼いたことで、パサつかずにやわらかく仕上がっています。その分、皮はパリッ!とは焼けていませんが、香ばしい風味が付く程度に焼けていて、皮もおいしいです。
また、ソースにバターを50gも使ったのでこってりしているかと思いきや、レモンの酸味がかなり効いているのでさっぱりとした味わい。バターのまろやかさが程よく合わさっています。
ボリューム感のある鶏むね肉に、酸味の効いたまろやかなバターソース。
弱めの中火と「アロゼ」で分厚いお肉もしっとり&弾力のある焼き上がり!
YouTubeの料理チャンネル『Aosトラットリア』で見つけた「鶏むね肉のレモンバターステーキ」は、弱めの中火と溶かしバターを掛けながら焼く「アロゼ」。この2つの火入れがポイントでした。
鶏むね肉をチキンステーキにする場合、分厚い部分を観音開きにして厚みを均一にすることが多いのですが、そうするとボリューム感がダウンしがち。けれど、「鶏むね肉のレモンバターステーキ」は分厚いまま焼くので、一番厚い部分は丸鶏のグリルのようなボリューム感が出ましたよ!
今回は100g74円という特価の鶏むね肉を使ったので、1枚222円。他の材料を合わせても1皿400円以内で作れたと思います♪
火入れの仕方を覚えれば、リーズナブルな鶏むね肉がごちそうに大変身しますよ!レモンバターソースも酸味が効いていて、お肉のボリュームがあっても、さっぱり食べられました。映え感のある「鶏むね肉のレモンバターステーキ」なので、クリスマスのメイン料理にもおすすめです!
パサつきがちな鶏むね肉も、火入れを工夫すればおいしく仕上がるとのこと。お肉を焼いてレモンバターで仕上げるというシンプルな作り方もうれしい!100g74円と特価の鶏むね肉で作ってみます!
【家事ヤロウ!!!】皮パリパリでサクサク~♪「究極のパリパリチキン」作ってみた!未体験な食感に衝撃~!
レシピ考案者はイタリアで料理修業をした青池さん
「鶏むね肉のレモンバターステーキ」を見つけたのは、YouTubeの料理チャンネル『Aosトラットリア』。運営者は青池隆明さんで、イタリア・トスカーナ州の小さな街・ルッカのレストランで料理修業をし、後にソムリエの資格を取ったという方です。
『Aosトラットリア』のチャンネル登録者数は、23万人。日本の旬の食材を使って、多少アバウトに作ってもおいしくなるというイタリア料理を紹介していますよ。
「鶏むね肉のレモンバターステーキ」は、鶏むね肉を焼いたら、レモンバターソースをかけて仕上げるシンプルな料理。分厚い鶏むね肉を薄く開かずにそのまま焼くので、ボリューム感が出て、メイン料理になるごちそうレシピです。
パサつきやすい鶏むね肉は、火入れが重要!動画をまねて作ってみます。
ダブルの火入れがポイント!「鶏むね肉のレモンバターステーキ」に挑戦!
動画では鶏もも肉2枚を焼いていましたが、今回は1枚で作ってみます。

【材料】(1人分)
鶏むね肉…1枚 ※今回は300g使用
国産レモン…1/2個 ※半分に切っておく
無塩バター…50g ※小さく切っておく
塩…鶏むね肉の重さの1% ※今回は3g使用
薄力粉…適量 ※今回は5g使用
オリーブオイル…大さじ1
黒こしょう…適量
1. 鶏むね肉の両面に塩を振ってしっかりと揉み込み、半量のレモンを両面に絞ってラップをかけ、30分寝かせます。

下味用の塩は鶏むね肉の重量の1%。今回は3gの塩を両面に振ってから揉み込むようにして味を付け、レモン(この場合は1/4個分です)も両面に絞って、味をなじませました。

ラップをかけて30分置きます。涼しかったので常温で味をなじませましたが、暑い時期に作る場合は、冷蔵庫に入れた方がよさそうです。
2. キッチンペーパーで余分な水分を拭き取り、両面に薄く薄力粉をまぶします。

キッチンペーパーで余分な水分を拭いてから、薄力粉を両面にまぶしました。鶏むね肉は厚い部分と薄い部分がありますが、今回は開いたり叩いたりせずに、そのままの形で焼きます。
3. フライパンにオリーブオイルを引いて、弱めの中火に点火。フライパンが温まったら、鶏肉を皮目から入れ、皮がこんがりとするまで7分程度焼きます。

「鶏むね肉のレモンバターステーキ」は終始、弱めの中火でじっくりと焼くのがポイント。チキンステーキは皮目をパリッとさせるためにフライ返しで少し押さえながら焼くことがありますが、今回は終始触らず、フタもせずに7分焼きました。
4. ひっくり返して身側も弱めの中火で7分焼きます。

7分経ってひっくり返すと、皮目に薄い焼き色が付きました。

分厚い部分の火の通りは、ご覧の通り。
一番厚い部分で4cmくらいの厚みがありますが、弱めの中火で焼いても皮目から1.5cmくらいは色が白く変わっていました。身側も弱火の中火で7分焼きます。

7分経ってひっくり返し、身側の焼き色を確認してみると、こんがり焼けていました。

気になる分厚い部分の焼き具合はこちら。身側からも火が入り、中心部分は少し色が薄めですが、8割程度は火が通っているようです。両面が焼けたので、一旦お皿に取り出しました。
5. キッチンペーパーでフライパンの油を拭き取り、弱めの中火でバターを溶かしてから、4の鶏むね肉を、皮目を上にしてフライパンに戻します。溶かしバターをスプーンで掛けながら、5分ほど火入れします。

溶かしバターを掛けながら焼いていきます。この焼き方は、フレンチの「アロゼ」という手法。熱い油分を掛けることで下からも上からも火入れすることが出来るそう。フライパンを少し傾けながらスプーンで溶かしバターをすくうと、「アロゼ」しやすいですよ。
6. 5分経ったら鶏むね肉に竹串を刺し、透明な肉汁が出るかを確認します。

分厚い部分に竹串を刺して確認すると、透明な肉汁が出てきました。赤い肉汁が出てくるようならアロゼする時間を延ばしてくださいね。
7. 残りのレモンを絞り、レモンバターソースを数回鶏むね肉に掛けたら完成です。

レモンを絞ってレモンバターソースにしてから、1分ほど「アロゼ」して仕上げました。お皿に盛り付け、黒こしょうを掛けたら完成です♪
レモンの酸味でソースが爽やか♪分厚いお肉は鶏ハムのようにしっとり!

青池さん考案の「鶏むね肉のレモンバターステーキ」が完成しました!分厚い鶏むね肉をそのまま焼いたので、火の通りが心配でしたが…。切ってみたら、しっとりと均一に火が入っていました♪レシピでは、鶏むね肉1枚で1人分と紹介されていましたが、かなりのボリューム感なので2人で分けてもよさそうです。
食べてみると、鶏むね肉は鶏ハムのようにしっとり♡弱めの中火で焼いたことで、パサつかずにやわらかく仕上がっています。その分、皮はパリッ!とは焼けていませんが、香ばしい風味が付く程度に焼けていて、皮もおいしいです。
また、ソースにバターを50gも使ったのでこってりしているかと思いきや、レモンの酸味がかなり効いているのでさっぱりとした味わい。バターのまろやかさが程よく合わさっています。
ボリューム感のある鶏むね肉に、酸味の効いたまろやかなバターソース。
シンプルな見た目のチキンステーキですが、なめらかで弾力のある肉質とおいしいソースの組み合わせで、リーズナブルな鶏むね肉でも主役級の料理になりました♪
弱めの中火と「アロゼ」で分厚いお肉もしっとり&弾力のある焼き上がり!

YouTubeの料理チャンネル『Aosトラットリア』で見つけた「鶏むね肉のレモンバターステーキ」は、弱めの中火と溶かしバターを掛けながら焼く「アロゼ」。この2つの火入れがポイントでした。
鶏むね肉をチキンステーキにする場合、分厚い部分を観音開きにして厚みを均一にすることが多いのですが、そうするとボリューム感がダウンしがち。けれど、「鶏むね肉のレモンバターステーキ」は分厚いまま焼くので、一番厚い部分は丸鶏のグリルのようなボリューム感が出ましたよ!
今回は100g74円という特価の鶏むね肉を使ったので、1枚222円。他の材料を合わせても1皿400円以内で作れたと思います♪
火入れの仕方を覚えれば、リーズナブルな鶏むね肉がごちそうに大変身しますよ!レモンバターソースも酸味が効いていて、お肉のボリュームがあっても、さっぱり食べられました。映え感のある「鶏むね肉のレモンバターステーキ」なので、クリスマスのメイン料理にもおすすめです!
編集部おすすめ