キャベツは冬が旬なので温かいロールキャベツを作ろうかと思いましたが、キャベツの葉で肉だねをきれいに巻くのが意外と難しい。もっと簡単に作る方法はないかと調べたら…さすがYouTubeの海外チャンネル!アイデアキャベツ料理をルーマニア発の『Appetizing-Meat Recipes』で見つけました。
【馬場ちゃんレシピ】煮込まず15分でOK!「なんちゃってロールキャベツ」に挑戦♪中身はウインナー⁉
2層仕立てのシン・ロールキャベツ!考案者はルーマニアのお料理好きさん
このレシピを見つけたのは、ルーマニア発のYouTubeチャンネル『Appetizing-Meat Recipes』。登録者数は33万人で、さまざまなお肉料理を紹介している様子。
概要欄に何も書かれていないので、ルーマニアの方が運営していることしかわからないのですが、チャンネル内でお肉料理をたくさん見ることが出来ますよ。
今回挑戦するレシピは、輪切りキャベツに肉だねをのせて、オーブンで焼くというもの。日本では見かけない作り方でした。
キャベツをロールのままで使い、食べたら口の中でロールキャベツが完成。これ、シン・ロールキャベツと呼んでもいいのでは?(笑)
ということで、この料理を「2層仕立てのシン・ロールキャベツ」と名付けてみました♪
ちなみに、ルーマニアには日本とそっくりな形のロールキャベツがあるんですよ。
「サルマーレ」はルーマニアで親しまれている酸っぱいロールキャベツ
Sarmale is literally Gods gift to humanity pic.twitter.com/STELroKMu3— Mikhail J Clive || Steampunk Author (@Tyras_Mikhail) November 14, 2023
ルーマニア は、東欧にある農業国。ルーマニア料理は素材を活かしたものが多く、隣国のセルビアやハンガリー、近隣のオーストリア、ギリシャ、ロシアなどの料理の影響を受けているそうです。
「サルマーレ」は酢漬けのキャベツやぶどうの葉でみじん切りの玉ねぎを混ぜた肉だねを包み、サワークリームで煮込んだ肉料理だとか。酸っぱい味が特徴のよう。
『Appetizing-Meat Recipes』で見つけた「2層仕立てのシン・ロールキャベツ」は「サルマーレ」をアレンジしているのかも!ちなみに、動画再生回数は約161万回と、たくさんの方が参考にされているようですね。
さっそく挑戦してみます!
驚きのアレンジ!「2層仕立てのシン・ロールキャベツ」を作ってみた!
動画では6個作っていましたが、肉だねを半量にして4個分で作ってみます。ソースにディルが使われていますが、入手出来なかったためバジルで代用。また、スパイス類は計量しづらいため、筆者が適量だと思う分量で作りました。
【材料】(4個分)
キャベツ…1/2個 ※実際に使う量は1/4個程度。
塩…適量
黒こしょう…適量
(肉だね)
合いびき肉…300g
玉ねぎ…1/2個
にんにく…1と1/2かけ
塩…小さじ1/2
黒こしょう…適量
乾燥ハーブミックス…適量 ※パセリ、バジル、オレガノなどお好きなハーブで代用可。
ナツメグ…適量
パプリカ…適量
(ソース)
ヨーグルト(無糖)…100g
トマトペースト…10g
青ねぎ(小口切り)…3g
ディル…3g ※今回はバジルで代用。パセリなどお好きなハーブで代用可。
1.キャベツを1.5cm幅程度に2枚切ってから、それぞれを半分にカットします。クッキングシートを敷いた天板に並べて、塩とこしょうで下味を付けます。
動画ではキャベツ1個を4方向から薄切りにしたのか丸い形になっていましたが、今回はキャベツ1/2個の断面から2枚薄切りにして、それぞれを半分に切って使うことにしました。薄切りキャベツの大きさを揃えるために1/2個のキャベツを使ったので、半分くらいは残りました。
キャベツの大きさや形にこだわらなければ、1/4個キャベツでもいいと思います。キャベツには塩と黒こしょうを軽く振って、下味を付けておきました。
2.玉ねぎとにんにくをみじん切りにします。
玉ねぎとにんにくは肉だねに入れるので、出来るだけ細かく切りました。
3.ボウルに合いびき肉、玉ねぎ、にんにく、塩、黒こしょう、ハーブ、ナツメグ、パプリカを入れ、粘り気が出るまで手で捏ねます。
肉だねはハンバーグに似ていますが、様々なスパイスを使うところに外国のレシピらしさを感じます。今回使ったミックスハーブにはバジル、オレガノ、パセリ、タイムが混ざっています。ミックスハーブは20振り、ナツメグとパプリカは10振りずつ加えました。
ハンバーグに似ていますが、卵や牛乳が入っていないので、ハンバーグに比べると硬い感触。2分くらい捏ねると粘り気が出てきましたよ。
4.肉だねを4等分にして薄めに肉だねを成形し、キャベツの上に乗せます。
ハンバーグを作る要領で肉だねを丸め、両手で挟んで薄くしてからキャベツの上にのせました。
5.ヨーグルトにトマトペースト、青ねぎ、みじん切りにしたバジルを加えて混ぜ、肉だねの上にのせます。
ヨーグルト、トマトペースト、青ねぎ、バジルの組み合わせは日本では見かけませんね。ルーマニアのロールキャベツ「サルマーレ」はサワークリームで煮込むそうなので、代わりにヨーグルトベースのソースを、のせているのかもしれませんね。
ソースを肉だねの上にのせます。面白いビジュアルの「2層仕立てのシン・ロールキャベツ」。日本では見かけない作り方なのでどんな仕上がりになるのか楽しみです!180℃に予熱したオーブンで45分焼けば完成です!
ハーブが香るハンバーグとくったりキャベツ♪口に入れると…ロールキャベツ♡
ルーマニア発のYouTubeチャンネル『Appetizing-Meat Recipes』で見つけた「2層仕立てのシン・ロールキャベツ」が完成しました♪
オーブンで焼いたので肉だねがふっくらと焼け、キャベツの一部にこんがり焼き色も付きましたよ。
半分に切ってみると、キャベツはくったりとやわらかく、ほぼ肉だねという割合です♪
食べてみると、肉だねにミックスハーブを加えたのでバジルやタイムの香りが立ち、肉感たっぷり。卵や牛乳などのつなぎを入れていないので、ひき肉の旨味を強く感じます。
そして、肉だねからあふれた肉汁を受け止めるキャベツの、なんともジューシーなこと!上に肉だねをのせることで、蒸し焼きのような効果もあるように思います。
ヨーグルトベースのソースは、酸味がほとんどなく、青ねぎとバジルが混ざったオーロラソースといった感じ。肉だねとキャベツを一緒に食べると…お見事!口の中でロールキャベツが完成しました。
手が込んでいるように見えてオーブンにお任せのラクさもうれしい♡
ルーマニアのロールキャベツ「サルマーレ」をアレンジしたような、「2層仕立てのシン・ロールキャベツ」。ハーブが香るハンバーグと蒸し焼きにしたような甘いキャベツのコンビが絶妙な、アイデアアレンジレシピでした。
実際に「サルマーレ」を食べたことがないため、どこまで本家に近いかはわかりませんが…。生のキャベツを使っているので酸っぱさはまったくなく、肉だね部分にハーブの味を感じるというおいしさでしたよ。
肉だねをキャベツで包むのが面倒だと思う方は、この作り方なら簡単!オーブンに入れてしまえば、後はほったらかしでいいので、スープで煮込むロールキャベツよりも気軽に作れておすすめです。
肉だね部分に卵などのつなぎを入れると、ふんわりした食感になると思うので、こちらの作り方を参考に少しアレンジを加えてみてもいいと思います。ぜひ挑戦してみてくださいね。
<参考文献>
『ルーマニア観光・商務局~ルーマニア料理~』
https://www.romaniatabi.jp/general/romania_food.php
『いちまる厨房・世界の地方料理~サルマーレ~』
https://www.bras-de-chef.com/recipes/サルマーレ【ルーマニア】/
『mariのオハヨーツーリズム~ルーマニアの人気グルメ~』
https://ohayotourism.com/romania-food/#Sarmale
輪切りキャベツに肉だねをのせ、ソースを塗ってオーブンで焼けば完成という作り方。これは、食べたら口の中でロールキャベツに仕上がるはず♪
【馬場ちゃんレシピ】煮込まず15分でOK!「なんちゃってロールキャベツ」に挑戦♪中身はウインナー⁉
2層仕立てのシン・ロールキャベツ!考案者はルーマニアのお料理好きさん
このレシピを見つけたのは、ルーマニア発のYouTubeチャンネル『Appetizing-Meat Recipes』。登録者数は33万人で、さまざまなお肉料理を紹介している様子。
概要欄に何も書かれていないので、ルーマニアの方が運営していることしかわからないのですが、チャンネル内でお肉料理をたくさん見ることが出来ますよ。
今回挑戦するレシピは、輪切りキャベツに肉だねをのせて、オーブンで焼くというもの。日本では見かけない作り方でした。
キャベツをロールのままで使い、食べたら口の中でロールキャベツが完成。これ、シン・ロールキャベツと呼んでもいいのでは?(笑)
ということで、この料理を「2層仕立てのシン・ロールキャベツ」と名付けてみました♪
ちなみに、ルーマニアには日本とそっくりな形のロールキャベツがあるんですよ。
「サルマーレ」はルーマニアで親しまれている酸っぱいロールキャベツ
Sarmale is literally Gods gift to humanity pic.twitter.com/STELroKMu3— Mikhail J Clive || Steampunk Author (@Tyras_Mikhail) November 14, 2023
ルーマニア は、東欧にある農業国。ルーマニア料理は素材を活かしたものが多く、隣国のセルビアやハンガリー、近隣のオーストリア、ギリシャ、ロシアなどの料理の影響を受けているそうです。
「サルマーレ」は酢漬けのキャベツやぶどうの葉でみじん切りの玉ねぎを混ぜた肉だねを包み、サワークリームで煮込んだ肉料理だとか。酸っぱい味が特徴のよう。
『Appetizing-Meat Recipes』で見つけた「2層仕立てのシン・ロールキャベツ」は「サルマーレ」をアレンジしているのかも!ちなみに、動画再生回数は約161万回と、たくさんの方が参考にされているようですね。
さっそく挑戦してみます!
驚きのアレンジ!「2層仕立てのシン・ロールキャベツ」を作ってみた!
動画では6個作っていましたが、肉だねを半量にして4個分で作ってみます。ソースにディルが使われていますが、入手出来なかったためバジルで代用。また、スパイス類は計量しづらいため、筆者が適量だと思う分量で作りました。

【材料】(4個分)
キャベツ…1/2個 ※実際に使う量は1/4個程度。
塩…適量
黒こしょう…適量
(肉だね)
合いびき肉…300g
玉ねぎ…1/2個
にんにく…1と1/2かけ
塩…小さじ1/2
黒こしょう…適量
乾燥ハーブミックス…適量 ※パセリ、バジル、オレガノなどお好きなハーブで代用可。
ナツメグ…適量
パプリカ…適量
(ソース)
ヨーグルト(無糖)…100g
トマトペースト…10g
青ねぎ(小口切り)…3g
ディル…3g ※今回はバジルで代用。パセリなどお好きなハーブで代用可。
1.キャベツを1.5cm幅程度に2枚切ってから、それぞれを半分にカットします。クッキングシートを敷いた天板に並べて、塩とこしょうで下味を付けます。

動画ではキャベツ1個を4方向から薄切りにしたのか丸い形になっていましたが、今回はキャベツ1/2個の断面から2枚薄切りにして、それぞれを半分に切って使うことにしました。薄切りキャベツの大きさを揃えるために1/2個のキャベツを使ったので、半分くらいは残りました。
キャベツの大きさや形にこだわらなければ、1/4個キャベツでもいいと思います。キャベツには塩と黒こしょうを軽く振って、下味を付けておきました。
2.玉ねぎとにんにくをみじん切りにします。

玉ねぎとにんにくは肉だねに入れるので、出来るだけ細かく切りました。
3.ボウルに合いびき肉、玉ねぎ、にんにく、塩、黒こしょう、ハーブ、ナツメグ、パプリカを入れ、粘り気が出るまで手で捏ねます。

肉だねはハンバーグに似ていますが、様々なスパイスを使うところに外国のレシピらしさを感じます。今回使ったミックスハーブにはバジル、オレガノ、パセリ、タイムが混ざっています。ミックスハーブは20振り、ナツメグとパプリカは10振りずつ加えました。

ハンバーグに似ていますが、卵や牛乳が入っていないので、ハンバーグに比べると硬い感触。2分くらい捏ねると粘り気が出てきましたよ。
4.肉だねを4等分にして薄めに肉だねを成形し、キャベツの上に乗せます。

ハンバーグを作る要領で肉だねを丸め、両手で挟んで薄くしてからキャベツの上にのせました。
肉だねの上にソースをのせるので、中央を少しくぼませておきました。
5.ヨーグルトにトマトペースト、青ねぎ、みじん切りにしたバジルを加えて混ぜ、肉だねの上にのせます。

ヨーグルト、トマトペースト、青ねぎ、バジルの組み合わせは日本では見かけませんね。ルーマニアのロールキャベツ「サルマーレ」はサワークリームで煮込むそうなので、代わりにヨーグルトベースのソースを、のせているのかもしれませんね。

ソースを肉だねの上にのせます。面白いビジュアルの「2層仕立てのシン・ロールキャベツ」。日本では見かけない作り方なのでどんな仕上がりになるのか楽しみです!180℃に予熱したオーブンで45分焼けば完成です!
ハーブが香るハンバーグとくったりキャベツ♪口に入れると…ロールキャベツ♡

ルーマニア発のYouTubeチャンネル『Appetizing-Meat Recipes』で見つけた「2層仕立てのシン・ロールキャベツ」が完成しました♪
オーブンで焼いたので肉だねがふっくらと焼け、キャベツの一部にこんがり焼き色も付きましたよ。

半分に切ってみると、キャベツはくったりとやわらかく、ほぼ肉だねという割合です♪
食べてみると、肉だねにミックスハーブを加えたのでバジルやタイムの香りが立ち、肉感たっぷり。卵や牛乳などのつなぎを入れていないので、ひき肉の旨味を強く感じます。
そして、肉だねからあふれた肉汁を受け止めるキャベツの、なんともジューシーなこと!上に肉だねをのせることで、蒸し焼きのような効果もあるように思います。
ヨーグルトベースのソースは、酸味がほとんどなく、青ねぎとバジルが混ざったオーロラソースといった感じ。肉だねとキャベツを一緒に食べると…お見事!口の中でロールキャベツが完成しました。
手が込んでいるように見えてオーブンにお任せのラクさもうれしい♡

ルーマニアのロールキャベツ「サルマーレ」をアレンジしたような、「2層仕立てのシン・ロールキャベツ」。ハーブが香るハンバーグと蒸し焼きにしたような甘いキャベツのコンビが絶妙な、アイデアアレンジレシピでした。
実際に「サルマーレ」を食べたことがないため、どこまで本家に近いかはわかりませんが…。生のキャベツを使っているので酸っぱさはまったくなく、肉だね部分にハーブの味を感じるというおいしさでしたよ。
肉だねをキャベツで包むのが面倒だと思う方は、この作り方なら簡単!オーブンに入れてしまえば、後はほったらかしでいいので、スープで煮込むロールキャベツよりも気軽に作れておすすめです。
肉だね部分に卵などのつなぎを入れると、ふんわりした食感になると思うので、こちらの作り方を参考に少しアレンジを加えてみてもいいと思います。ぜひ挑戦してみてくださいね。
<参考文献>
『ルーマニア観光・商務局~ルーマニア料理~』
https://www.romaniatabi.jp/general/romania_food.php
『いちまる厨房・世界の地方料理~サルマーレ~』
https://www.bras-de-chef.com/recipes/サルマーレ【ルーマニア】/
『mariのオハヨーツーリズム~ルーマニアの人気グルメ~』
https://ohayotourism.com/romania-food/#Sarmale
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